いやあ、ついに優勝したんです!M-1グランプリに9回出場の「笑い飯」が、今回の最終回にて優勝を勝ち取った。この5,000組近い漫才コンビの中で、9年も連続して決勝に進出し、しかも、最後の栄冠を勝ち取ったのである。(M-1グランプリは今回が最終回となっていた) この「笑い飯」の漫才の面白さは、大変なものである。その実力がありながら、決勝では辛酸を舐めていた過去を払拭したのである。
昨年の最終候補3組に残った時のネタは、イマイチだったが、その直前にやったネタ ゛鳥人(とりじん)゛は、抱腹絶倒の内容だった。昨年は、「笑い飯」が優勝するものと思っていたのであるが、最終ネタで、パンクブーブーに優勝を持っていかれた感があった。今年は、1回目が゛サンタウロス゛、2回目が゛小銭の神様゛で、似た様なパターンだったのが、どうかな?との思いもあったのであるが、審査員の4票を獲得し、2位のスリムクラブの独特の間、空間のある漫才を凌駕して、やっとのことで、優勝を勝ち取った。本当に良かった。この「笑い飯」の漫才は、ボケとツッコミを交互に入れ替える独特の漫才技法を持ち味としている。さすが、多くのファンを虜にして来た通りの実力が出た大会だった。
<記事>
漫才日本一を決める「M1グランプリ2010」が2010年12月26日に行われ、笑い飯が優勝、今回で最後となるM1で、悲願の王座獲得を達成した。全9組で争われた決勝1回戦では、笑い飯と、敗者復活戦から勝ち上がったパンクブーブーが668点で同点1位。初出場のスリムクラブとあわせて3組が「最終決戦」に臨んだ。7人の審査員による投票では、笑い飯がスリムクラブを退け、第10代王者となった。笑い飯は前回まで8回連続決勝に進みながら涙をのんできたが、最後に勝者となった。
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