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全ウルトラマン大投票の結果

2022年09月11日 10時44分36秒 | Weblog

 昨日、NHK・BSプレミアムの番組で「全ウルトラマン大投票」の結果が示された。全国の幅広い年齢層での投票が行われ、実に35万5563票もの投票があり、結果が示されたのである。

 私にとっての「ウルトラマン」は、人生の一部と言っても過言ではないくらいの思い入れのある、「空想特撮シリーズ」なのである。地球に攻め入ってくる宇宙人や宇宙怪獣等をM78星雲の光の国からやって来た正義のヒーローであるウルトラマンによって守られるという、勧善懲悪型の特撮ドラマなのであるが、正義とは何か?、生きる上での大事なことは何か?といった、実に重いテーマも特撮ドラマの中で考えさせてくれたりもした。当時小学生だった私にとって、これらの事を考えることは実に重い不可思議テーマでもあったので、ものすごく違和感を感じたドラマ内容もあった。

 宇宙飛行士として宇宙に飛び立ったアメリカ人が、宇宙事故に遭い、多量の放射線を浴びて怪獣化し、復讐のために地球に戻ってくるドラマ第23話「故郷は地球」の回では、地球防衛隊のお偉いさんが、ジャミラを始末するように科学特捜隊に指示する場面があるのだが、心が張り裂けそうな思いがした。何で自国の人間だった人を始末するように指令を出すのか!と憤りを感じた。ウルトラマンは、ジャミラの弱点である水を放射し、ジャミラを死滅させるのであるが、本当にこれが正義なのかと大きく動揺し悩んだりもした。「ウルトラマン、止めてくれーーー!」とTVの前で叫んでいたことを思い出す。とめどもなく涙が出たのであった。子供心に、非常に悲痛に駆られたのである。
 第35話「怪獣墓場」では、宇宙から帰ってくるロケットに、怪獣墓場にいた骸骨怪獣シーボーズが引っかかり、地球にロケットの帰還と共に来てしまう内容がある。ウルトラマンは、シーボーズを倒そうとするが、全く交戦しようとしないシーボーズの様子に感じ、ロケットに括りつっけ怪獣墓場に返そうとする。怪獣だからすべてが悪いというわけではなく、それぞれで異なった対応をする必要が有ることが、素晴らしいものだと感銘した。

 こんなウルトラマン・シリーズの中で最も人気のあるものは、どのウルトラマンかの投票があったのである。私の推薦した初代ウルトラマンは第5位、ウルトラセブンが第2位、そして、第1位に輝いたのがウルトラマンティガ。V6の主題歌と共に主役であったマドカ・ダイゴをV6メンバーの長野博が演じた作品。(すみません。私はこの作品を全く見ていません)

 あれ??って感じです。空想科学特撮シリーズの始まりは「ウルトラマン」だったのに!!私の好きな「ウルトラマン」は、第5位となり、その後継作品である「ウルトラセブン」が第2位、そして平成ウルトラマンである「ウルトラマンティガ」が第1位とは・・・。私のウルトラマンは、何だったのか??昭和のウルトラマンは、最高峰ではなかったのか?残念至極である。

しかし、番組で解説されていたように、「ウルトラマンティガ」の作品内容は、大変素晴らしいとの評価がなされたので、やむなく譲るか!と思う。でも、私の心の中では、初代ウルトラマンが最高峰なのである!!

 

<記事>

NHKの投票企画「全〇〇大投票」シリーズで特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズを取り上げる「全ウルトラマン大投票」の結果が、9月10日放送の特番「発表!全ウルトラマン大投票」(NHK・BSプレミアム)で発表された。ウルトラヒーロー部門では、「ウルトラマンティガ」のウルトラマンティガが1位に選ばれた。2位は「ウルトラセブン」のウルトラセブン、3位は「ウルトラマンZ」のウルトラマンゼットで、昭和、平成、令和のウルトラヒーローがトップ3に顔をそろえた。ウルトラ怪獣部門の1位は、「ウルトラマン」第39話「さらばウルトラマン」などに登場したゼットン(別名:宇宙恐竜)、ウルトラメカ部門の1位は「ウルトラマンZ」などに登場した特空機1号 セブンガーだった。

 ウルトラヒーロー部門の4位は「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」のウルトラマンゼロ、5位は「ウルトラマン」のウルトラマン、6位は「ウルトラマンメビウス」のウルトラマンメビウス、7位は「ウルトラマンオーブ」のウルトラマンオーブ、8位は「ウルトラマンネクサス」のウルトラマンネクサス、9位は「ウルトラマンタロウ」のウルトラマンタロウ、10位は「ウルトラマンコスモス」のウルトラマンコスモスだった。庵野秀明さんが企画・脚本を担当した映画「シン・ウルトラマン」で話題になったゾフィーは、18位にランクインした。

 ウルトラ怪獣部門の2位はジャグラス ジャグラー(無幻魔人)で、バルタン星人(宇宙忍者)が3位、ゴモラ(古代怪獣)が4位、キングジョー(宇宙ロボット)が5位、ウルトラマンベリアルが6位、メトロン星人(幻覚宇宙人)が7位、エレキング(宇宙怪獣)が8位、ガタノゾーア(邪神)が9位、ジャミラ(棲星怪獣)が10位となった。

 ウルトラメカ部門は、「ウルトラセブン」などに登場したウルトラホーク 1号が2位、「ウルトラセブン」のポインターが3位、「ウルトラマンティガ」などに登場したガッツウイング 1号が4位、「ウルトラマンZ」などに登場した特空機3号 キングジョー ストレイジカスタムが5位となった。6位は「ウルトラマン」などに登場したジェットビートル、7位は「ウルトラマンメビウス」のガン フェニックストライカー、8位は「ウルトラマンダイナ」などに登場したガッツイーグル、9位は「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」などに登場したナースデッセイ号、10位は「帰ってきたウルトラマン」のマットアロー 1号だった。

 「全ウルトラマン大投票」は、特設サイトで7月15日~8月21日に投票を受け付けた。「ウルトラマン」シリーズの50以上のウルトラヒーロー、1500以上のウルトラ怪獣、約150のウルトラメカのトップを決める企画で、得票総数は35万5563票となった。全投票数の割合は、男女比では男性78%、女性18.5%、その他3.5%。年代別では19歳以下が21.6%、20代が32.6%、30代が16.9%、40代が8.2%、50代が15.3%、60代以上が5.3%だった。

 「全〇〇大投票」では、これまで「ガンダム」「マクロス」「プリキュア」「ファイナルファンタジー」、高橋留美子さんの作品、「エヴァンゲリオン」「美少女戦士セーラームーン」「仮面ライダー」などの投票企画を実施したことも話題になった。

 ◇ウルトラヒーロートップ20

 1位:ウルトラマンティガ▽2位:ウルトラセブン▽3位:ウルトラマンゼット▽4位:ウルトラマンゼロ▽5位:ウルトラマン▽6位:ウルトラマンメビウス▽7位:ウルトラマンオーブ▽8位:ウルトラマンネクサス▽9位:ウルトラマンタロウ▽10位:ウルトラマンコスモス▽11位:ウルトラマンA(エース)▽12位:ウルトラマンガイア▽13位:ウルトラマンレオ▽14位:ウルトラマンジャック▽15位:ウルトラマンジード▽16位:ウルトラマンダイナ▽17位:ウルトラマンエックス▽18位:ゾフィー▽19位:ウルトラマンアグル▽20位:ウルトラマントリガー

 

ウルトラマンvsゼットン

 

ウルトラマンOP



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