連休中ということもあって、TUTAYAで面白い映画作品を借りて鑑賞した。その映画は、ティム・バートン監督作品の『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(2016年アメリカ制作)である。この作品は、ティム・バートン監督らしく、奇妙にして、ファンタジなーな映像が非常に楽しいのである。
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(ミス・ペレグリンときみょうなこどもたち、英: Miss Peregrine's Home for Peculiar Children)は2016年にアメリカ合衆国で製作されたダーク・ファンタジー映画。2011年にランサム・リグズが出版した同名小説を原作に、ティム・バートン監督、ジェーン・ゴールドマン脚本で製作された。出演はエヴァ・グリーン、エイサ・バターフィールド、クリス・オダウド、アリソン・ジャニー、ルパート・エヴェレット、テレンス・スタンプ、エラ・パーネル、ジュディ・デンチ、サミュエル・L・ジャクソンほか。
フロリダ州に住むエイブ・ポートマン(演・テレンス・スタンプ)は、子供の頃にはモンスターと戦い、第二次世界大戦の間中ウェールズにある「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」が暮らす家で過ごしていたことを、孫のジェイク(演・エイサ・バターフィールド)に何年間も話し続けていた。その家の女主人であるアルマ・ペルグリン(演・エヴァ・グリーン)は「奇妙なこどもたち」を養っていたが、こどもたちはそれぞれが特殊な能力を持っていたという。その後、16歳となったジェイクは、祖父のエイブから電話を受け、バイト先の薬局の管理者であるシェリー(演・オーラン・ジョーンズ)とともに祖父の家に向かうが、そこで両目が失くなった状態のエイブを発見する。エイブは「ケインホルム島へ行き、1943年9月3日のループへ行け。そうすれば鳥が全てを教えてくれる」とジェイクに言い残し、不可解にも亡くなってしまう。シェリーが銃を持ってジェイクに加わると、祖父の話に出てきたモンスターが彼女の後ろに出現する。ジェイクはシェリーに対して後ろを撃つように伝えるが、彼女にはそのモンスターは見えず、そのままモンスターは消えてしまう。精神科医のゴラン(演・アリソン・ジャニー)からの後押しや、ミス・ペレグリンからエイブの誕生日に送られた手紙の発見で、ジェイクと彼の父であるフランク(演・クリス・オダウド)はケインホルム島へ向かうことにする。しかし2人は、こどもたちの家が1943年9月3日にドイツ空軍の空襲を受けて破壊されていたことを知る。ジェイクは失望して父親とともに泊まっていたパブに戻るが、翌日もう1度行ってみると、森の奥に古めかしい屋敷を発見し、「奇妙な子どもたち」に迎えられるのであった。