昨日は、会社の課の決起大会と言うことで21名もの人数で、浜松町にある「辰金」の屋形船で宴会を行った。このような屋形船に乗るのは数十年振りである。もちろん多くの纏まった人間が集まらねば、屋形船の貸切とはならないのであるから、そうそう催すことも難しいのではある。昨日は非常に蒸し暑い天候でもあったので、東京湾を回遊する屋形船は、非常に心地良いものであった。
18:30に浜松町の乗船場で屋形船に乗り込み、いざ出航。この「第三辰金丸」と言う屋形船は、実に綺麗な内装である。しっかり太い柱で館が組まれており、しかも総ヒノキ造り。外には提灯がぶら下げられていた。しかも座敷でありながら掘りごたつであり、気持ちよく座って飲食ができる。室内はエアコンが効き、非常に涼しい。すでに用意されている刺身の盛り合わせ、お新香の盛り合わせ等が豪華。また、料理場では、キス、アナゴ、海老、シイタケ、ししとう、ナス、イカ等の海産物や野菜が実においしく揚げられ、アツアツで提供される。生ビールや日本酒も飲み放題。カラオケセットもある。豪華で、素晴らしい極楽の世界に堪能してしまった。
また、この船は屋上がデッキになっており、飲食禁止ではあるが屋上に出て夕涼みができる。お台場あたりでエンジンは切られ、しばらく海上を遊覧。フジテレビの球形展望台やお台場の施設が明りで輝いている。東京タワーもカラフルに電飾されていた。昨日は、日本サッカー代表の負けられないギリシャ戦での同点引き分けという結果もあって、電通タワーには「次こそ勝利を」とビル壁面にオフィスの明かりで文字が浮かび上がっていた。次の最終戦コロンビアには、何としても勝ってほしい。決勝トーナメントに行こう!!
このお台場の海域は、多くの屋形船がひしめき合っていた。ネオンで豪華に装飾された屋形船も何隻か走っていた。実に心が洗われる風景、夜景である。豪華な客船でのクルーズもいいが、江戸時代のように和装の屋形船での東京湾周遊も実に味があるものなのである。