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感動のドラマ「死神くん」

2014年06月14日 10時16分37秒 | Weblog

 嵐のリーダー大野智主演のドラマ「死神くん」が面白くてたまらない。死神とは、肉体の死を迎えた魂を無事天界に届けるための使者であり、また、死にゆく人に「あと3日です」と余命を告げ、その間にやっておきたいことを探求させ手助けをするという存在なのである。この死神と言う存在が実に、ユーモラスに描かれている。本来、死と言うものは忌み嫌われているタブー的な事象。誰もがこの場面に直面するはずではあるが、このことにはあまり触れられていないのが現実。「余命3日」と告げられた人間にとって、死までの限られた時間に何が行えるのか、また、何をしなければいけないのかを、真剣に感じてしまうものなのである。
 大野智の死神くん役は、実にぴったりの役どころであろうと思う。ユーモアのセンスがあり、見ていて実に感じ入ってしまうのである。さすがに、ジャニーズではるが、桜井や松本とは違って、味わい深い演技をする俳優だと感じる。大野智は、この手の役どころをやった経験がある。ドラマ「怪物くん」である。藤子不二雄原作の漫画「怪物くん」の実写化であった。このドラマではふんだんにCGが使われていたが、今回はそれほどのものはなく、実に通常のドラマ仕立てになっている点が、演出を極力抑えた形になっていて、実態感がにじみ出ているのである。