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お帰り!!サムライ・ジャパン

2010年07月01日 23時03分26秒 | Weblog

                 南アフリカから帰国し会見に臨むサッカー日本代表の駒野友一選手=大阪府泉佐野市で2010年7月1日午後6時54分、大西岳彦撮影
 W杯南アフリカ大会から、われらが「サムライ・ジャパン」の勇士たちが帰ってきた。「お帰り!!サムライ・ジャパン」。BEST16に残り、決勝トーナメント初回で、南米の強豪パラグアイと対戦。前・後半の90分の激闘も、互いに譲らず、0-0で、延長に突入。しかし、ここでも互いに得点は出来ず、延長前半・後半が終了し、30分が過ぎた。今大会初の、PK戦に突入。結果、駒野のけったボールは、ゴールバーに弾かれてしまう。このことで、日本は、パラグアイに敗退した。
 しかし、この大会を通じ、多くの感動を、「サムライ・ジャパンの勇士」たちに貰った気がする。W杯直前の試合では、4戦全敗。不甲斐ない日本代表に、マスコミや多くのサポーターが非難した。まさしくどん底からのスタートだった。しかし、グループ・リーグでは、強豪国を打ち負かし、オランダ戦には破れたものの、2勝1敗で、グループ2位で、決勝トーナメントに勝ち進んだ。2002年の日韓同時開催のW杯以来の決勝トーナメント進出だった。この戦いの中で、強豪国をも凌ぐ、数々の素晴らしい技も披露された。本田の無回転FK,遠藤のバナナシュート、川島GKの絶妙のディフェンディング、中沢、トゥーリオの果敢な守備。どれを取っても、これまでの日本代表の中では、最高の技術であり、ファイトだったと感嘆する。決勝トーナメントでは敗退し、念願のBEST8には進出できなかったが、予選でアルゼンチン、ブラジルを破り、予選リーグでは、強豪イタリアを撃破してきたパラグアイと120分互角の戦いをした「サムライ・ジャパン」の勇士たちなのである。歴代の中で、最高の戦士たちであろうと思う。
 また、以下の記事にも感動である。

 
 仲間の励ましの言葉で帰ってくることができた」−−。サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦でPKを外した駒野友一選手(28)=磐田。敗戦後は無言を通したが、1日、帰国して初めて報道陣に心境を語った。その表情は晴れやかだった。
 試合後、下を向き、うつむく駒野選手に声を掛けたのは同い年の仲間たちだ。ロッカーが隣だった阿部勇樹選手(浦和)には「上向いて行こうや」と励まされた。5人目以降にける予定だった田中マルクス闘莉王(名古屋)、松井大輔(グルノーブル)の両選手には「おれたちがけっても外していたよ」となぐさめられた。
 それでも、その夜は一睡もできなかった。脳裏にしみついて離れないのは、あの場面。ける前からコースは決めていた。自信のあるゴール左上を狙ったはずだったが、クロスバーを直撃。「外した瞬間、やってしまったという気持ちになった」。PKはオシム前日本代表監督時代にも任されたことがあり、練習でもほとんど外したことがないほど得意だった。「PKは不安なままけってはいけない。自分がけるつもりで準備していた」。大舞台でも迷いはなかった。
 「負けは負け。しっかり自分の心に刻みたい」。所属する磐田でも今後、PK戦に臨む場面が出てくるかもしれない。だが、逃げるつもりは一切ない。「もし同じような場面があれば、迷わずけりたい」。力を込めた。

 凄く感動する言葉である。失敗は失敗であるが、次の機会は、絶対に決める。今回の失敗をばねに、逃げることはしないと言う勇敢さ。この駒野の言葉に、非情な重みを感じる。失敗したことが、駒野という選手を、更に大きく成長させたと思う。4年後は、絶対にBEST4だ!!次回は、日本が世界を驚かせる番なのである!!