「バンビオ2番館の空中歩道を歩くと恵文社さんだ
それはそうと・・・
国のおきてで年寄りを捨てるとは・・・
ひどいですよ ベイツガァーさん」
「SO~DS(そうです) アッくんSAN
ところが・・・」
年寄りを捨てる国に
父親が70歳になった大臣がいた
「ボクには ムリだ・・・」
大臣はどうしても捨てにいく気にならない
「でもボクは大臣 おきてを破るワケにはいかない・・・」
大臣は 心を鬼にして捨てにいった
「やっぱりムリだ 大臣をやめて
別の国に逃亡しよう でも・・・
それでいいのか?」
大臣は苦悩のすえ
父親を捨ててきたように見せかけて
こっそり家に連れかえり
家の下に穴を掘って部屋にし
そこに住まわせた
「ごめんモミじぃ(=アッくんの父親)
こうするよりほかないよ
せまいけど 辛抱してね」
「酒さえ あったら大丈夫やで ヒック!」
つづく