錦渓鎮は、昆山の南にある古鎮です。
あまり有名じゃないですが、江南地方特有の水郷の風景が残っています。
ざっくりとした位置関係で言うと、
東に朱家角、西に同里、南に周庄、北に甪直などの水郷があって、
その中心ぐらいの場所にあります。
大昔から人が暮らしていた場所のようで、
5000年前の遺跡からは、石器や陶器などが出土しているそうです。
宋の時代に王妃がここで病死し、南宋の皇帝によって、
湖に陳妃水家、蓮池禅院が建てられました。
その後800年の間、錦渓は陳墓という地名で呼ばれていました。
錦渓という名前に戻したのは最近のことらしいです。
蘇州市内から、公共交通ではちょっと行きにくい場所です。
百度先生に聞いてみると、高鉄の昆山南駅から133路を使うか、
昆山南バスターミナルから、昆山游1路を使うのがよさげです。
地下鉄2号線の終点、桑田島から公共バスを乗り継ぐこともできなくはなさそうですが。。
もしかすると蘇州のバスターミナルから直通のバスがあるかもしれません。
古鎮の入園料は50元ですが、
20元ぐらい渡せば、近所のおばあちゃんたちが、
お金を払わずに入るルートを手引してくれます。。
生活道路を通り、細い路地を抜けたら無料で入れます。
道さえ覚えれば、おばあちゃんに頼らなくても自由に行けます。
誰も文句も言いません。
ここには、様々な形の古い橋が現役で残っています。
普慶橋は、1733年に架けられたそうです。
川沿いは、観光客でいっぱいですが、
他の水郷と同じように、ちょっと路地を入れば生活空間がそのまま残ってます。
観光用の小舟は、一人10元か20元ぐらいで乗れると思います。
100元出せば一艘貸切にできます。6人~8人ぐらいは乗れそうです。
船から眺める橋や景色もいい感じです。
船頭のおばちゃんにチップを渡せば、歌を歌ってくれます。
いくら払えばいいか直接聞いて大丈夫です。
私の乗った船は15元と言ってました。
湖や運河に囲まれた錦渓では、天気が良い日に、
湖や古鎮に沈む綺麗な夕日や夕焼けが見れそうです。
ちなみにここはかなり田舎だからか、
15時半ぐらいになると、入場券をチェックする人も帰っちゃいます。
裏口に手引してもらわなくても、夕方なら無料で入れます。
朱家角は参りました
とても情緒が在りました
今日のアップも好きな所です
特に抜け道???いいですね?
やはりかなりの田舎が好きな私です(^_-)-☆
江南の水郷は情緒があって好きです。
きっと、まだ観光地化されていない場所もあるんじゃないかと思います。
また田舎の景色がよい場所を探しに行ってきます。