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中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 定慧寺と双塔

2022-12-15 00:12:15 | <蘇州>生活

古い蘇州(老蘇州)の雰囲気がまだ残っている定慧寺巷。

ここには、通りの名前の由来となっている定慧寺(ていえじ)と双塔があります。

 

 

定慧寺巷の西の端が鳳凰街、東側には数年前に改修されて綺麗になった双塔野菜市場もあります。

この通りの雰囲気が好きで、時々散歩に出かけます。

 

 

通りからでも塔の先端が少し見えてはいるのですが、

全貌が見たいならお金を払って中に入る必要があります。

 

 

数年ぶりに中に入ってみました。入園料は8元です。

初めてここに来た10年以上前からこの値段は変わっていないと思います。

 

 

双塔は宋代に建てられた7層の塔です。

2つの塔の見た目は、ほぼ同じように見えますが高さは微妙に違います。

東の塔は33.3m、西の塔が少しだけ高くて33.7mあります。

 

 

蘇州の双塔は羅漢院双塔とも呼ばれています。

ただし、お寺の建物は現存せず、塔の北側に本堂の跡と16本の石柱だけが残っています。

 

 

お寺の跡地の後ろには小さな庭園があります。

ちゃんと手入れされていて、季節ごとに花が植え替えられています。

 

 

庭の壁や、双塔を囲む回廊には、羅漢院で使われた石刻や、

宋代に造られた石刻などが、数多く展示されています。

 

 

双塔、寺院跡、庭園など全てを含めても敷地面積は小さいです。

歴史的にも文化的にも価値のある場所なのでしょうが、

多くの人で賑わっているのは今まで見たことがありません。

 

 

双塔のすぐそばにあるのが定慧寺です。

1982年に蘇州市の文化財に指定されています。

 

 

地元の人だけがお参りにくるような雰囲気の小さなお寺ですが、

調べてみると元代にはもう建立されていた古い歴史を持つお寺のようです。

 

 

昔はもっと大きいお寺だったのかもしれませんが、火災などによって建物は何度も失われています。

現在は、清代に再建され、後に修復された山門と天王殿、大殿だけが残っています。

 

 

でも大殿の前にある大銀杏の樹齢は200年以上あるそうです。

いつもタイミングが悪く、この銀杏が綺麗に色付いているのをこの目で見たことがありません。

 

 

定慧寺巷は平江路のように観光地化されている場所ではなく、地元の人達の生活道路です。

並んでいるお店の多くは昔から変わっていません。

定慧寺も双塔もたまにフラッと立ち寄る程度なのですが、こちらも変化はありません。

このまま何も変わらないであってほしいなと思えるの場所のひとつです。

 

 


蘇州 2022年秋の振り返り

2022-12-08 00:12:08 | <蘇州>生活

今年の秋は寒くなったり暖かくなったりを繰り返した後、一気に冬になりました。

紅葉が見頃になるのも少し遅かった気がします。(あまり大差はないかもですが)

 

 

秋になると園林の多くで菊の花が飾られます。

今年は虎丘の菊を見に行きました。

 

 

直前に雨が降ったのでちょっと見栄えが悪かったです。

秋になると空気も悪いのか、空が霞んでいる日がほとんど。。

 

 

11月中旬頃の虎丘の銀杏は所々で色付いていました。

去年はこの辺りに鏡状の板が置かれていて人気の撮影スポットになっていました。

 

 

最近まで全然気が付かなかったのですが、

虎丘の北側に小さなカフェができていました。

 

 

さすがにもう12月ともなると寒くて外でコーヒーと言う気分にはならないかと思いますが、

秋はとても居心地の良い場所でした。

 

 

蘇州市街の銀杏並木で一番人気と言えば道前街。

11月末でも少し見に行くタイミングが早かった感じです。

 

 

落ち葉をわざと掃除しないのでそれなりには積もっています。

今年の道前街はちょっとした飾りつけもされていました。

 

 

若い人、親子連れ、ご老人と、年齢層を問わず、

皆さんSNSや動画サイトにアップする写真を撮っています。

 

 

園林の紅葉を見るなら拙政園と留園が良いのは分かっていますが、

今年はスルーして獅子林へ。

 

 

獅子林の紅葉は少し色付いていました。

ちなみに拙政園はもっと早いタイミングで色付いています。

 

 

怡園にも行ってみました。

ここには大きな銀杏の木があります。

 

 

と、その前に怡園の北側にある同得興へ、ここに来るのは何年振りでしょう。

同得興は日本のテレビでも紹介されたこともある有名な蘇州麺屋さんです。

以前はそんなに綺麗な店ではなかったのですが、すっかり変わっていました。

店員さんがお茶を持ってきてくれたのも驚きです。

 

 

味は昔のまま(だと思います)、値段は倍近く上がりました。

私が好きなのは白湯スープに、白焖肉(men lou)の組み合わせ。

焖肉を日本語に訳すと、とろ火でゆっくり煮込んだ肉のことです。

麺に乗せる時はトロトロチャーシューと言えばよいのでしょうか。

暑いスープに浸ると本当にトロトロになります。

お好みでスープも焖肉も醤油味の紅湯、紅焖肉が選べます。

 

 

11月の怡園の入園はコロナ患者が増えているせいで、

48時間以内のPCR陰性証明、健康コード、行程コードに、場所登録とフルチェックでしたが、

いつも通り園内の茶店は地元のお年寄りたちで賑わっていました。

 

 

こちらの小さな紅葉の木は11月末ではまだまだ緑色のままでした。

ちょうど今頃は真っ赤になっているかと思います。

 

 

ここの猫たちは、愛想がよいわけではありませんが、人が触っても逃げたりしません。

怡園の紹介やSNSなどにもよく登場する人気物です。

 

 

最近の1ヶ月ほどで、中国国内のコロナ感染者がかなり増えました。

おそらく去年なら街ごとロックダウンレベルでも、今年は様子が違います。

蘇州でも封鎖は行いますが、団地の中の建物1棟だけだったり、

単元と呼ばれる建物の中の縦一列だけだったりと規模が大幅に縮小されています。

今週からは、公共交通の乗車に健康コード、PCR陰性証明も不要になりました。

ただし、感染者が確実に増えているのでいつ巻き込まれてもおかしくはない状況です。

 

 


蘇州 中国花弁植物園の向日葵

2022-11-10 00:11:10 | <蘇州>生活

先月下旬の話なのですが、蘇州の中国花弁植物園に向日葵の花がたくさんある、

と言う話を聞いて、半信半疑で見に行ってきました。

 

 

なぜ、半信半疑だったかと言うと。。

過去に何度も行っていますが、花弁植物園なのに花がたくさん咲いているのを見たことがないから。

 

 

ナビを使うとずっと北側の入り口に案内されていたのに、今回は初めて南側の門に案内されました。

今まで北側からしか入ったことがなく南側から来る人を見かけることもなかったので、

ずっと南からは入れないものだと思い込んでいました。

 

 

いつの間にか南側の入り口にはきれいな建物ができていました。

休憩できるスペースや売店などもあります。

 

 

駐車場はあるにはあるのですが、舗装されたものではなく、

空き地に適当に停める感じで、入り口に近い所が埋まると、奥にある林の中に誘導されます。

(2時間ほど停めましたが料金は無料でした)

 

 

余談ですが、下の写真はちょうど10年前にこの近くで撮ったものです。

今ではこの道が8車線の道になり、道の上には6車線の高架道路が通っています。

中国花弁植物園ができたのが2008年なので、この写真の頃にはもうあったはずなのですが、

その存在にすら気付いていませんでした。

 

 

園内のあちこちに花がたくさん植えられているわけではなく、広場に大きな花畑が作られています。

向日葵、菊の種類のような感じの花、ミューレンベルギアと、中国の方々に人気のある花がいっぱい。

 

 

みなさん思い思いの場所で写真撮影を楽しんでいます。

広場にはいくつか売店なども出ているようでした。

 

 

今まで中国花弁植物園に行って、こんなに大勢の人も見たことがありません。

出会うのは数人、もしくは誰にも会わなかったです。

 

 

北側の入り口もまだ健在のようで、北側から来る人も見かけました。

南から初めて入ったせいもありますが、以前とはずいぶん雰囲気が変わってます。

 

 

元々あった施設は立ち入りができないように柵がしてあったり、

木道は朽ち果てて通行禁止になっていたりと、別の公園になった感じです。

 

 

ここは確か、開いているのを見たことがなかった喫茶店のある場所。

行ってみると3軒ほど営業していました。

 

 

ちゃんとすればそれなりに人は来る。。

今までは全くやる気が感じられない場所だったのに何がきっかけで変わったのでしょう。

 

 

このまま、花があって綺麗な公園を維持できるのなら、

来年はここに蓮の花を見に行こうかと思います。

 

 

蓮の花は中国花弁植物園の対面にある荷塘月色湿地公園が有名ですが、

日影がとても少ないので真夏に行くとちょっときついのです。

こちらだと木陰もたくさんありますし、入園せずに車を池の畔に車を停めて蓮の花を眺めることもできます。

来年はどうなっているのか楽しみです。

 

 


蘇州 東方之門

2022-09-22 00:09:22 | <蘇州>生活

東方之門は蘇州の工業園区にある超高層ビルのひとつです。

高さ301.8mのツインタワーは上部で繋がっていて、名前の通り門の形になっています。

 

 

東方之門が竣工したのは2015年、もうできてから7年も経ったのか。。

隣にあるショッピングモールの蘇州中心が完成したのが2017年です。

 

 

見た目から股引とかズボンビルと揶揄される東方之門。

蘇州中心にはよく行くのですが、今まで東方之門の中に入ったことはありませんでした。

 

 

東方之門と蘇州中心は地下でも繋がっています。

地下から行ってみて最初に驚いたのは、全く人がいない。。

地下の店は全部と言ってよいほど閉店しています。

 

 

1階まで行ってみると、営業している店が少しだけありましたが人はいません。

全面改装中?なのか、それともテナントが入っていないだけのかは分かりません。

 

 

2階と3階も改装中のようでほとんど店はありません。

6階に行ってみるとビルの中に街を作っていました。

 

 

天井には空が描かれていて、広場や橋もあります。

完成してテナントが入れば結構賑やかな場所になりそうな気がします。

 

 

見るからに高級そうな、フランス風ベトナム料理店(看板にそう書いてありました)

だけが唯一営業していました。

 

 

外から見ると建物は全部繋がっているように見えるのですが、

東方之門の上層階へ行く部分へはここから直接行くことはできず、一旦外へ出る必要があります。

 

 

今回、北側の棟に入ったのですがセキュリティらしきものもなく、

おそらくどのフロアへも出入り自由なのかもしれません。(健康コードチェックのみ)

最上階まで行くのもバツが悪い感じがして、何となく53階で降りてみました。

 

 

窓のない小さな扉が廊下にたくさん並んでいてオフィス感はありません。

その中に写真屋さんやジム、耳かき屋さん、喫茶店などの小さなお店がありました。

要は超高層雑居ビルだったのですね。

 

 

53階にある、淡気球という喫茶店に入ってみました。

壁に鏡が貼ってあるので広そうに見えますが、席数は多くないです。

 

 

窓ガラスがあまり綺麗ではないのがちょっと残念、でもさすがに眺めはいいです。

窓側の席はなかなか空かないですが、空いたら移動していいですよと店員さんが言ってました。

 

 

ちょっとお茶だけ飲んですぐ帰るという人はいないので、店の回転はとても悪いです。

飲み物、食べ物共に単価は高いのですが儲かっているのでしょうか。

 

 

店に入った時でもほとんどのテーブルで飲食は終わっている感じでしたが、

私より先に店を出たのは1組(3名)だけでした。

きっと夜の食事やお酒で稼いでいるのでしょうね。

 

 

今回、何も知らずに東方之門に行って、たまたま降りたフロアに喫茶店があったという感じです。

1階のエレベーターホールにテナント案内もないので、

目的地を決めずに来た人はいったいどこに行けばいいのかさっぱり分かりません。

たぶん次に行くとすれば改装中と思われる下のフロアが完成してからですかね。

 

 


蘇州 滄浪亭と顔文梁記念館

2022-08-25 00:08:25 | <蘇州>生活

今日はやっと気温が下がりましたが、今年の蘇州の夏は暑い日が続きました。

涼を求めて、久しぶりに滄浪亭とその隣にある顔文梁(顔文樑)記念館へ行ってきました。

 

 

北宋時代に造られた滄浪亭は、蘇州四大名園の中では最も古い庭園のひとつです。

風が吹くと木陰や竹林では、少しだけ涼しさを感じます。

 

 

とは言え、暑いのは暑いので、早々にエアコンの効いている顔文梁記念館へ移動。。

以前は滄浪亭と顔文梁記念館は繋がっていたのですが、今は塞がれています。

 

 

顔文梁記念館へ行くには外に出てから、解放軍100医院の前を通ってぐるっと回らなければなりません。

顔文梁記念館へはいつぶりに行ったのか思い起こしてみると、もう6年ぐらい前でした。

 

過去記事

蘇州 滄浪亭

蘇州 滄浪亭の木蓮

 

 

入り口(正門)にたどり着くためには路地の中へ入っていきますが、

近くには案内表示も出ているので迷うことはないかと思います。

 

 

中に入るには、健康コードや行程コードと、一般的に使われているや場所登録ではなく、

君到蘇州というアプリからの登録が必要で少々面倒くさいです。

入館は無料です。

 

 

顔文梁(1893—1988)は、蘇州生まれの著名な油絵画家、美術教育者です。

若い頃には日本へ留学していたこともあるそうです。

たぶん大金持ちの家系なのでしょうね。

 

 

1922年に友人の胡粋中、朱士傑らと設立した中国初の美術学校が、

後の蘇州美術学院となりました。

 

 

その後パリへも留学、1928年には出展した作品が中国人として初めて大賞を受賞するなどし、

帰国後は自身の芸術活動の他にも蘇州美術学院の校長をはじめ、

様々な団体で芸術指導や育成に取り組んでこられた方のようです。

 

 

蘇州美術学院の跡地にある、現在の顔文梁記念館は2013年から一般公開されました。

 

 

主に現代中国の芸術家の作品や、蘇州で活動している芸術家の作品を展示しています。

 

 

蘇州美術学院と滄浪亭の絵画もありました。

 

 

この絵の感じだと、すこし構図はズレていますがこの辺りのどこかから描いたのでしょうか。

今は後ろに大きな木がありますが、この絵の頃にはまだ小さかったようです。

 

 

館内の写真撮影に制限はありません。

勉強のために来る人も、SNSに投稿する写真を撮り来る人もいます。

でも混雑するほど人が集まる場所ではありませんので、ゆっくり見て回れます。

 

 

以前、滄浪亭と顔文梁記念館を繋いでいた門を塞ぐように小さなカフェができていました。

コーヒーの値段を見ると結構な価格でしたので、きっと美味しいコーヒーが飲めるのかと。

(高すぎて飲みませんでしたけど。。)

 

 

滄浪亭の周囲には顔文梁記念館他にも園林の可園と、

人民路を挟んだ向かい側には蘇州碑刻博物館や骨董品市場もありますので、

この辺りで殆ど移動せずに半日ぐらい遊べます。

 

 

今年の夏は立秋を過ぎてからも40度(体感45度以上)の日が続きましたが、

ようやくこの異常な暑さも終わりそうです。

来月は中秋節の3連休、10月には国慶節の連休もありますので、

そろそろどこか少し遠くへ出かけたいものです。