あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

6月議会始まる

2012-06-09 09:19:09 | Weblog
7日から6月定例会が始まりました。

一般質問はまだ、継続中。月曜日に一般質問が終わり、
翌日からは議案審議、委員会開催・・・と
26日まで続きます。

私は7日の午後、登壇しました。

「上水道施設は大丈夫なのか?」
「民営化後の保育士はどこに配属されるのか」

上水道施設、とくに「管」が老朽化しつつあること、
すでに、寿命を迎えている管もあることをどれだけの
方が知っているだろう・・・って思います。

とくに西口区画整理事業地区ないには石綿セメント管が
1507メートル近く布設されているのです。
耐震性、耐圧性、耐酸性、全てにお取り、変形、破裂する危険性が
高い石綿セメント管。東京都全体で、5847メートル残存している
のですが、羽村市内に約25%もある、ということになり、
いかに古い管だということがわかります。
これでライフラインとして機能を保障できるのか?

しかし、この区域は西口区画整理事業地区なので、
地区計画のなかで上水道、下水道、布設替えされていくことに
なりますが(多々、地区計画にはご意見もありますが)
問題は、いまだ、地区構想が定められていない、地域の上下水道管。

上水道は法定耐用年数が40年、下水道は50年。
羽村市の上下水道管は昭和40年代、50年代に大量に布設されて
いるので、寿命を迎えつつあるのです。

こういった寿命を迎える管が布設されている地域は
今後、どのように整備されていくのか?

「土地利用状況や、関連施設を等を勘案し、一体的に整備する。
財政措置を含み具体的計画は長期総合計画、実施計画において地域の
実情を踏まえた取り組みを行っていく」

と、なんだかすうっきりしない答弁。
でも、上下水道管は一旦埋設されたら、動かすことはできないのだから、
地域住民の意見を伺いながら、道路整備も合わせて
一体的に進めていかなければならない、ということはわかります。

しかし、老朽化は確実に進んでいくのです。
上水道管は「施設整備計画(つまりは
耐震化」)、下水道管は「長寿命化計画」により、布設替え、もしくは
管路更生法による長寿命化対策がはかられ、ていくのですが、
すべての管路の更新をはかるには、約100年かかることになるのです。

年度によって、更新距離も異なるので、100年はかからないという
ことですが、それには「財源を確保しなければ」という
ことは、互いに意見の一致するところ。

それには、受益者負担の意味からも、利用者である私たち市民に
「管路」がいま、どういう状況になっているか、
これから市民生活を守る、重要な社会基盤である
「上下水道管」の更新にどれだけ費用がかかるかをしっかり
説明していく必要がある、と訴えさせていただきました。

目に見えない、上下水道管。
津々浦々の生活道路に埋設されている「上下水道管」。

とくに「下水道管」は大事です。

これからも、上下水道管の今後を注視していきたいと思います。


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