あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

「エクサドン」!佐渡市の認知症予防 新潟視察2日目(9日)

2017-08-11 12:29:36 | Weblog






新潟視察2日目(8月9日)は佐渡市へ!
無事にジェットフォイルも運航!
佐渡市へ向かいました。



佐渡市視察のテーマは「エクサドン」
佐渡市の高齢化率は40.5%(男性35.7%、女性45.0%)。
佐渡市の人口は57255人。羽村市と同じ人口規模。
高齢化率は羽村市よりはるかに高いことがわかりました。
認知症の方の人数は推計で3457人、
軽度認知障害の人数は推計で2966人。
認知症予防、介護予防は重要な課題、施策だということが
わかります。

エクサドンは佐渡市民にとり、身近な和太鼓と伝統といて受け継がれて
きた佐渡芸能を、介護予防、認知症予防に活かした取り組みで、
推進するコアメンバーといて医療(森本医師。テレビでも同じみですね)
と太鼓専門集団(鼓動)と行政が連携、支援し
進めてきた事業です。

プログラム内容は、基本的な太鼓をたたく動作が全身運動につながり、
同時にファシリテーターの打ち方動作をまねる
「やまびこゲーム」や、次々に同じ動作を隣に伝えていく
「回覧板ゲーム」等。脳を刺激し、デュアルタスクが体験できる
内容となっていました。

市役所で事業立ちあげから携わっていらいた
濱田保健師。





詳しいお話しをうかがったあと、
活動を行っている場所に連れて行っていただき、
実際に私も「エクサドン」を体験しました!





太鼓をたたく、ということが
ストレス発散になりますし、ゲームになると
緊張します!
「次は私?」「次はなに?」と
かなり頭を使う・・・
運動量もけっこうなもので、汗をかきました。
そして、印象的なのは、参加なさっている皆さんが
活き活きとなさって笑顔がとても素敵!
初めて会う私にもとてもやさしく
「一緒にやれば大丈夫!」
「次はあなたよ!」と
ニコニコ笑顔で教えてくださいました。

佐渡市ではエクサドンの活動をサポートする
サポーター養成、育成講座を行い、サポーターの活動支援を
行っています。
現在53名のサポーターがいらして
活動を展開しています。
サポーターが行うエクサドン活動は年齢制限はありません。

市が主催するエクサドン太鼓教室(これは介護予防事業なので
65歳以上の方が対象。10回がワンクール)の卒業生が
サポーターになる
場合も多いとこのこと。

サポーターによる地域でのエクサドン活動、
市が開催する教室ともに男性の参加率が高いことが
「男性の引きこもり予防にはよいこと!」と濱田保健師。
私が参加させていただいたときも、男性の姿が目立ちました。

課題となっていることは
「開催できる場所の確保」と「太鼓」
確かに、太鼓の音がかなり大きいので、防音設備のあるところが
必要。太鼓も市で25台用意しているそうなのですが、
「活動拠点に置いておきたいのですよね」
用意できない時には小さい太鼓を使って行っているそうです。

羽村市でも太鼓や神楽が盛ん。
和太鼓と羽村の芸能を組み合わせて、認知症予防、介護予防が
できないか?

帰りのジェットフォイルの中で考えました。

お忙しい中、対応してくださった佐渡市高齢福祉課には
心から御礼申し上げます。
そして、議会全員協議会が開催中にもかかわらず
お付き合いいただいた事務局の池田さん、
本当にありがとうございました。

ちなみに佐渡市議会は毎月、議会が開催されている
そうです!びっくりしました。

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