あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

「働き方の改革は改革になるのか・・・!?」討論

2014-09-30 16:34:28 | Weblog
今日、羽村市議会は閉会。

日程の一場は「労働者保護ルールの見直しに関する意見書に関する陳情」。
付託された総務委員会では「趣旨採択」
私は昨日の、連合西多摩議員懇談会で、働く皆さんの代表の方々の
お話しや、想いを「ひし!」と受け止め、今日、討論しました。

「趣旨採択」と結論づけた自民党系会派の意見に
「一方的な労働者の意見」。
唖然。。。とします。
政府が進めている「働き方の改革」は政府与党が発行している月刊誌にも
「働き方の改革になるのか?」と記されているのでs。

まして、市民のほとんどは「働く人」
働く人の、市民の生活の安心・安定を守ることを
「労働者の一方的な意見」と結論づけてよいのでしょうか?

しかし、採決の結果
賛成多数で「趣旨採択」。
本当にこれで良いのでしょうか?
市民の生活の安心・安定を守ることをどう考えているのでしょう。。

「採択」に賛成したのは私たち、民主党、共産党、無所属会派3人の
皆さんでした。

私が行った討論は以下の通りです。



26陳情第21号「労働者保護ルールの見直しに関する意見書の採択を求める陳情書」
について 採択すべきという立場からの討論を行います。

政府が6月24日に発表した「日本再興戦略(改訂2014)」には「働き方の改革」の
実現が盛り込まれています。
「改訂戦略では多様な正社員制度の普及・拡大やフレッスクタイム制度の見直しに加え、
健康確保や仕事と生活の調和を図りつつ、時間ではなく成果で評価される働き方を希望する
働き手のニーズにこたえる新たな労働時間制度を創設することにした」とあります。
政府は具体的施策として、
1、働きすぎ防止のための取り組みの強化
2、時間ではなく成果で評価される労働時間制度
3、裁量労働制度の新たな枠組みの構築
4、判決による金銭救済ができる仕組みの導入
5、職務等を限定した「多様な正社員」の普及拡大 を示しています。
しかし、これらの施策が果たして本当に「働き方の改革」になるのでしょうか。

陳情理由にも述べられていますが、
まず、時間ではなく成果で評価される労働時間制度、いわゆるホワイトカラー・イグゼンプションについて「一定の年収用件を満たした専門職」を対象とするとしていますが、労働時間に
関する基本的かつ 最低限のルールの保護が受けられなくなり、成果のみ求められれば、対象と
なる働く人について、更なる長時間労働を助長することになるのは明らかです。
また一定年収用件として1000万円以上を示していますが、田村憲久前厚生労働省大臣は
「私が大臣である限り1000万円から下げない」とおっしゃっていました。しかし、
厚生労働省大臣が変わられた今、対象1000万円以上という用件も危うくなりつつあるのではないでしょうか。毎年100名を超える過労死のうち、昨年は43名がホワイトカラー・イグゼンプションであることを政府は直視し、「残業代ゼロ」制度を創設するのではなく、「過労死ゼロ」を実現する施策を講ずるべきと考えます。

裁量労働制についても、現在、研究・開発といった業務に従事する一部の労働者に導入されて
いる制度と別に、本社等で働く幅広い層の労働者を対象に導入しようとしていますが、
仕事の進め方に真の裁量が認められる働く人を対象としなければ、裁量労働制の名のもとに
労働時間規制の網がかからなくなり、長時間労働・過重労働を生み出すことになります。

判決による金銭救済ができる仕組みについても政府は「透明で客観的な労働紛争解決システムを構築する」としています。つまり労働者が不当解雇の判決を勝ち得たとしても
会社が解決金を支払いさえすれば雇用終了として取扱い、労働者を職場復帰させなくても
問題がないということになるのです。
こういった制度が導入された場合、労働者は職場復帰を望んでもその道が閉ざされることに
なり、使用者側からは「金さえ払えば解雇できる」という風潮が広まりかねません。


また、政府は職務地域や仕事内容、労働時間を限定した「限定正社員」を増やそうと
しています。自分の希望にあった働き方が可能になる面もありますが、条件に変更が
あった場合には解雇されても、労働者は従わざるを得ないことになります。
2014年版労働白書にもこの制度について「給与が低い」「昇進・昇給の
見通しがない」「可能性を試す機会が与えられない」といった点が指摘されています。
限定正社員は名ばかりの正社員であり、「疑似正社員」ではないでしょうか。
また、この制度を導入した場合、雇用する側は突発的に発生する業務の対応を その部下には
求めてはいけないことにもなり、経営者側にもデメリットがあることも挙げられています。

さらに政府は陳情にもありますように、労働者派遣法のルールを全面的に見直し、派遣会社に
有期雇用されている派遣社員の受け入れ期間を3年に延長すると共に、無期雇用されている
派遣社員は無期限に受け入れていいものにしようとしています。つまり「派遣はずっと
派遣のままで働く」という仕組みを導入しようとしているのです。
生涯派遣のままで働くことが派遣労働者の保護では決してなく、正社員への転換を進めるためのルールこそが必要ではないでしょうか。同時に、派遣社員の均等待遇を見送ろうとし、
さらには、2012年に原則禁止となった「日雇い派遣」を解禁すべきという声すら
上がっているのです。

日本再興戦略2014は経済社会の立て直しという国民生活に直結する根本的な
テーマであるに関わらず、その検討は働く者の代表が参画できないなかで、政府よりの
一握りの人々を中心に行われ、閣議決定されました。
陳情にもありますように、雇用・労働政策に係る議論は、ILOの三者構成原則にのっとり、
労働政策審議会でおこなうべきです。
働く者が参画できないところで決められた「再興戦略2014」は縷々述べてきたような
問題点を多く孕んでいます。
事実、現在政府が進めている「働き方の改革」については政府与党が発行している
月刊誌にも「職場の労働実態を知らない人が書いたのではないか。働き方の改革は
本当に働き方の改革になるのか」という指摘
もされているのです。

わがくにが「雇用社会日本」と言われるゆえんは、
職業を持つ国民の90%が雇用関係の下で働く「労働者」であることにあります。
つまりは羽村市民の90%も「雇用関係の下」で働く「働く人」なのです。
国が働く人の雇用を守り、雇用が安定するから消費も拡大し、景気も回復してくるのでは
ないでしょうか。私たち市民の雇用を不安定化させる、私たち市民の生活の安定・安全を不安にさせる改革は真の成長戦略とは言えません。私たちの生活の安心・安定を守るためにも、「26陳情第21号労働者保護ルールの
見直しに関する意見書の採択を求める陳情書」は「趣旨採択」ではなく
「採択」すべきではないでしょうか。
再度、お考えいただくことを強くうったえ、採択すべきという立場の討論とさせていただきます。

福島から避難なさっている方との・・・・♪

2014-09-28 21:24:06 | Weblog
今日は「三春の桜」の話しで盛り上がりました。

福島県の三春町の「三春の桜」
羽村市にも植えてあることをご存知でしょうか??
水上公園近くにあり、毎年、見事に咲き誇ります。

福島県人会のみなさまが主催し、
「福島から避難している方々との交流会を開きたい」
会長から相談されたのは、数年前。

当時は、「あと一歩で開催できる!」というところまでこぎつけたのですが
多々あり(例えば個人情報などの問題)で、頓挫し、
会長はじめ、役員の方々は本当に悔しく、残念な気持ちを
味わったのでした。

私も当時の行政担当と話をしたのですが、ハードル高く。。。

その企画が今日、やっと実現!!

会員の皆様が心こめてつくった「芋煮」
いなりずし、芋茎の煮物、各種お漬物、果物、もろもろで
避難なさっている方々と、楽しいひと時。

私は三春町から避難している方と、先ほどの
「三春の桜」で盛り上がりました。

   

奥様はシルバー人材センターで、働いていらっしゃるとのこと。
先日の「ふれあい祭り」で私が「フランクを買ったこと、
覚えてますよ♪」と。。

これを機に、福島から避難なさっている皆さんが
羽村市を「いい街だな・・・」と思ってくださればありがたいことですし、
「こういう街だったら?」と意見してくださることも
期待します。

福島県人会のみなさま、今日は本当にお疲れ様でした。

運動会日より

2014-09-27 21:22:14 | Weblog


   
今日は爽やか・・・・な、というよりも「肌寒い」ほどに
空気がすっきりした一日。

市内では、中学校3校で、体育大会が開催。

そして、保育園もいくつか運動会を開催。

地元、そして母校である羽村一中の体育大会にまずは脚を運びました。

生徒たちの凛々しい姿に胸が熱くなります。
果たして、あの頃私はここまで「凛々しく」いただろうか・・・・と
振り返ってみたりしました。

その後はお招きいただいた
富士みのり保育園の運動会へ。

  
丁度、子供たちの体育発表に間に合いました!

一糸乱れぬ演技と、鍛えられた体幹に、驚愕。
私も体幹トレーニングは日々行っているのですが、あそこまで
しっかりした体幹を身に着けるまでにはまだまだ・・と。

入場門と退場門はバルーンアート!
毎年、工夫し、作成していらっしゃるとのこと。

 

そして、音楽もとっても、心地よく
柔らかく、身体を包み込む感じ。

園長先生から
ご説明いただき、納得!!スピーカーが某音楽大と同じ仕様なのです。
なるほど~!!

そして、各年代の演技の後に親子競技が必ずありました。

「小学校に行くと、親子演技がないので。。。」ということ。
子どもと保護者の輝く笑顔は、私に勇気を与えてくれました。
パワーチャージです。

最後まで拝見したかったのですが、後髪を引かれる思いで、
羽村三中へ。
ぎりぎりセーフで午前中最後の演技を応援できました。

そして、NPO法人こころの運動会へ。

富士みのり保育園とは異なる、魅力ある運動会。
モンテッソーリ教育に基づく、子どもたちの育ちを拝見できました。


「アナと雪の女王」の音楽にのり、子供たちが
かわいい踊りを披露!

午後はゆとろぎ市民講座へ。
ロコモティブシンドロームがテーマ。
とても、わかりやすく、そして、一人ひとりの質問にも丁寧に
応えてくださる講演内容でした。

ロコモチェックをしてみたら、私は2ステップ(大股で2歩歩き、その合計を
身長で割る)で
な~んと!!20歳以下の判定!!
ロコモ25は0点!!

問題は年相応の判定がでた「立ち上がり」でしょうか・・・
30センチの片足立ちで、ぎりぎりでした。

いつまでも、自分の脚で歩くことを目標にこれからも
日々、健康に気を付けて過ごしたいと思います。

子どもたちにパワーをいただき、生徒たちの凛々しさに感動し、
まだまだ私は「ダメダメ」だし、もっともっと
頑張ろう!と思った一日でした。

予算の流用は・・・

2014-09-26 19:43:22 | Weblog

   



昨日で「平成25年度決算審査特別委員会」は閉会。

全ての会計、「原案認定」となりました。

総括質疑で私は
「平成25年度は予算の流用が多かったと思います。
それも多額な予算の流用。自治法にのっとって行われているので
違反ではないけれど、議会は予算を議決しているのです。

流用によって予算の変更があった場合でも、決算書を見るまでは
わからない。

議決した議会に対し、変更した後の報告は求めたい。見解を伺いたいのです」と
質問しました。

けれど、
多々、質疑の後でも
「研究します」ということで・・・

溜息・・・


今回の「流用」については、とりあえず流用し、その後、
都補助を受けて、事業を進ませたものもたったのですが、
私たち、議員には「補正」で示されなければ
お金(私たち市民の税金)の流れがわからない。。。

そして、その後の特別会計での質疑の中で
野次られたり、「あらま・・・・」と馬耳東風なのですが、
昨日は、がっかりと喪失感満載の
「決算審査特別委員会」の終わりとなったのです。

今日は議会運営委員会の後、議長、濱中議員、私で
某部の流用について、担当課長→財政課長から詳細を聴き、
議長はかなり、厳しく意見。

「議会軽視するな」という意見を行政側に。

今回、私も多数の質問の中で
流用にこだわったのは「議会は行政のチェック機関」ということを
意識してのこと。

これからは私たち、議会も補正予算についても
きっちりと、審議し、本会議に臨む必要があると考えます。

午後、市民相談ついでに、立ち寄った多摩川土手の
曼珠沙華。
一般質問で「秋の観光の目玉に!」と訴えましたが、
今年も見事に咲いています。

決算審査特別委員会が始まりました!

2014-09-23 17:12:26 | Weblog

   
 
平成25年度決算審査特別委員会が昨日から始まりました。

資料を多々持ち込むので、今回もキャリーバックで登庁です。

歳入、総務費、民生費、全てにわたり
質問しました。

主な質問は
歳入の「有料広告」の件と職員研修での「男性の育児休業取得」
「学童クラブの滞納対策」。

男女共同参画推進の取り組みの一つとして
市職員の「男女共同参画社会に対する研修」があるのです。
全庁横断的に10名の職員が推進委員になっているというので
その構成を質問したら
「・・・」という微妙~な間。
「え?即答できない??」と誰もが思ったと思います。

研修内容(平成25年度は男性職員の育児休業取得促進)は
庁内LANで周知されているということですが
「本当に見ているの??」と思っています。
回数制限もあってそこまで聞けなかったのが残念。


広報はむら、有料ゴミ袋、公式サイトには有料で広告をだすことが
できます。
しかし、広報はむらへの掲載が伸び悩み。。どころか減少傾向。
なのに、予算はそのまま確保しているのですね。
「この額をめざして頑張ろう!」という気持ちだそうですが、
営業活動や、商工会への更なる依頼、協力など求めていくべきだと思います。
「頑張ろうという気持ちで・・・」って言われて
「なるほど!」って思えませんね。。。
今年度の「営業活動、PR」を期待します!

そして学童クラブの予算流用。
部内での流用なので、要綱違反ではないのですが、
額が額だけに・・・
そして「市立保育園」「児童館」からの流用だったので、さすがに
「どいうことですか?」と聞かざるをえませんでした。

配慮が必要な子どもが増えた、その為に人員が必要になった、ということだそうですが、
流用した市立保育園や児童館の事業運営に影響がなかったのか・・・・?
気になるところでした。

多々説明があり「影響はなかった」ということですが、
流用した予算で、それぞれの事業をもっと充実できたかもしれませんね。

担当部長は
「当初予算の甘さ、補正で本来、やるべきだったこと」と
謝罪なさりました。
おそらくその裏には多々事情があるな・・・・と
感じました。

明日は衛生費から。

市役所内では委員会の模様が映像で流されています
(昨日、市役所に行ったご近所から「あかねちゃんが質問をしていた」と
伺いました)
市役所にご用事があった際に、ご覧いただければと思います。