あかねの出来事

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今日はどういう一日だったでしょう?

実際に、みました!下水道管路

2012-06-06 08:56:39 | Weblog
今回、上下水道管路について、一般質問をします。
とくに「老朽化」。
管路の「老朽化」は問題となってくるだろうなあ・・・・と
常々考えていました。

そのほかにも耐震対策、浸水対策、あるわけですが。

機会あるごとに管路についてお話を伺っていて
「実際に見てみるとわかりますよ」と
お話をいただいていました。

そこで、一般質問をするからには、質問前に
見ておこう!ということで
担当課の皆さんにご案内いただき、
昨日、市内の下水道管路を、視察させていただきました。


        


マンホールを開けていただき、中を実際にみました。

マンホールも年代によってさまざま。
7つの種類があるのです。

これは我が家の近所のマンホール。
昭和51年に設置されたものです。
相当に深く、足がすくみます。  


 
汚水はさらさらと流れていました。


このマンホールは一中前にあるもの。
デザインされています。貴重。  


このマンホールが最新のものです。
スリップ防止のための施しがされています。

 蓋もロック式になっているのです。

ちなみにこれは東京都下水道局のもの。
流域下水道の管路が下を通っています。

      


拝見した管路はすでに、40年近く経過しているものも
あるのですが、正直「これで老朽化しているのかなあ・・・」と
思ってしまいました。
でも、着実に老朽化は進んでいるわけです。

これからの調査で管路更生法による延命か、
布設変えか、計画されていくことになるのですが、
まずは、古いマンホールからの取り替えに着手していく、という
説明を受けました。

場所によっては「わ、臭う!」という箇所もあり、
点検、掃除に入るときには細心の注意が
必要なんだなあ・・・と痛感。

視察後は市役所で、管路内の様子を写した写真を
見せていただきました。
カメラによって撮影された管路。
長寿命化の診断項目である
破損、菅のクラック、継ぎ手のずれ、浸入水、油脂の付着、
樹木根侵入、モルタル付着といったものは見受けられませんでした。

こういう調査を1スパンことに行うのも
大変な作業。

   


それにしても、これらの管路を長寿命化していくには
相当な財源がかかることが改めてわかりました。

布設替え、となったときには工事も大規模になるだろうし・・・
管路更生法によって延命しても、いずれは布設替えに
なるのだし・・・

大変、勉強になりました。
担当課の皆さま、お忙しい中、ありがとうございました。

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