赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

狂気の集団を見て、人は己の正しさを知る コラム(446)

2022-07-18 10:41:51 | 政治見解


コラム(446): 
狂気の集団を見て、人は己の正しさを知る


『人間は、本当に落ちるところまで落ちると、もはや他人の不幸を喜ぶ以外、何の楽しみも持たなくなる』(ゲーテ)


狂気の集団、朝日新聞とその仲間たち


ゲーテのこの言葉、朝日新聞を筆頭とする反体制メディアやいわゆるアベガーの人たちの心境をそのまま物語っている言葉ではないかと思います。

16日の朝日新聞、『朝日川柳』(西木空人選)では、人の心を失った人の川柳が掲載されました。
・還らない命・幸せ無限大
・銃弾が全て闇へと葬るか
・死してなお税金使う野辺送り
・忖度はどこまで続くあの世まで

その隣の『かたえくぼ』には以下の掲載がありました。
・『国葬』 あれもこれも葬る場――新解釈辞典

いずれも「読者投稿」の形を借りていますが、社員の投稿なのかもしれません。

安倍元総理が狙撃されたときには「今は心より安倍氏の回復をお祈りしています」と建前発言していたお笑い芸人のラサール石井氏は、このヘイトスピーチにすぐ反応して「ユーモアも風刺も封殺する国は滅ぶ」と正当化しています。また、れいわ新選組の大石あきこ衆議院議員は「川柳キレッキレやな」と面白がって称賛しています。

これに、ドリフターズの仲本工事さんの「様々な意見がありますが、亡くなった人を悪く書く記事を見ると悲しいです。生身の人間同士ですから、意見を全て合わせられなくても、相手の気持ちになって、寄り添う優しい心を忘れずに日々を過ごす・・・」とを比べてみると、心境の差に大きな違いがあることがわかります。


安倍元総理の死は、狂気の集団さえも喪失感に導く

朝日新聞の安倍元総理への怨嗟は尋常ならざるものがあり、それを正しいことだと追随して発言するアベガーの人たちは、統一教会信者と同じカルトに見えます。

安倍元総理がと凶弾に倒れてからと言うもの、彼らも攻撃の対象を失って喪失感があったようですが、「統一教会」、「国葬」という言葉で再び息を吹き返したようです。それほど、安倍元総理の存在が憎しみの対象として、かれらは精神の均衡を保ち、無駄に人生を費やしてきたのではないかと思います。

しかし、人を呪って生きるだけでは魑魅魍魎となんの変わりもありません。「人を呪わば穴二つ」の格言通り。彼らの人生はますます暗く、つまらないものになるのではないかと思います。

いまは、統一教会を叩くようにみせかけて安倍元総理の暗殺を正当化しはじめていますが、「統一教会の関係者であれば殺しても良い」という論理は、犯人と同じで、異常な考えにほかなりません。

朝日新聞は35年前に起きた赤報隊による阪神支局襲撃事件をいまも取り上げ、銃撃された社員をまるで悲劇のヒーローの様に讃え、「暴力がいささかでも正当化されるようなことがあってはならない」と述べているにもかかわらず、安倍元首相の暗殺については一転して犯人を好意的にみています。これは、朝日新聞が社会の公器ではなく、テロリスト集団になっていることを意味します。

しかも、犯人は安倍元総理を「本来の敵ではない」としているいま、統一教会と一緒に安倍元総理を同一視させる論理構成は破綻していきそうです。したがって、騒げるのも今の内となりそうです。


いくら騒いでも中国包囲網を解体できなければ意味はない

しかも、彼らがいくら騒いでも、安倍元総理が心血を注いだ安保法制、日米同盟の強化、そしてQUADが解体されることはありません。朝日新聞やアベガーたちにとっては、それを打倒することが本来の仕事であるはずなのですが、その重大な指令を忘れて、安倍批判に狂奔しても仕事の成果を上げなければ何の意味もありません。どうも、智慧がまわらないのか、本来の仕事をしていないのです。

いくらアベガーとやっても成果を上げることができなければ、指令した者から切られます。指令者は厳格なリアリストですからまず援助金を断ってきます。今日、日本共産党が低迷し始めた直接の原因は安保法制を成立させてしまったことにより、指令者からの莫大な援助がなくなったことに尽きます。まぁ、指令者も金欠になったようですが・・・。

朝日新聞は不動産部門のおかげでどうにか糊口をしのいでいますが長いスパンで見れば苦しい経営状態に変わりはありません。その苦しさをアベガーで憂さを晴らしているといえますが、アンチだけでは長続きすることはありませんし、まして「国葬」が終われば攻撃はできなくなります。

しかも、アベガーたちが騒げば騒ぐほど実名とサイトが暴かれ、犯人教唆ありとして当局からマークされるのがオチで、まさに「人を呪わば穴二つ」状態になります。


朝日新聞やアベガーは、多くの国民にとって自分の考えが正常であるか否かを写し出す鏡でもあります。彼らの異常さを見て自分の人間性や正義の感情をみることができますから、ある面ではありがたいし、多くの国民がアベガーのようになってはいけないと歯止めをかける存在になっています。かれらは、不幸の代表として、今後も存在し続けるでしょう。



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