赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

国葬を境に安倍元総理の評価の潮目が変わる コラム(447)

2022-07-21 12:23:17 | 政治見解



コラム(447): 
国葬を境に安倍元総理の評価の潮目が変わる


9月27日に安倍元総理の国葬が営まれることになりました。7月11日時点で米中露をはじめローマ法王、アフガンのタリバン政権などを含む259か国・地域・機関等から、計1,700件以上の弔意メッセージがよせられていることから、国際的にも大変に注目される式典になると思います。

国際社会の安定化を図ってきた安倍元総理は世界中の国々から尊敬を集め、その一挙手一投足に注目を浴びていた方で、日本国内の評価よりも海外での評価がことのほか高かったといっても過言ではありません。

事実、ブラジルのボルソナーロ大統領は国として3日間喪に服すことを宣言、インドのモディ首相も政府庁舎に半旗を掲げ、1日間喪に服して弔意を示しました。カンボジアでは10日、全土でカラオケやディスコ、ビアガーデンなどの営業停止、レストランでのアルコール提供を禁止し、国を挙げて弔意を示しました。

この状況に対して、朝日新聞を筆頭とする反体制メディアや立憲民主党などの野党勢力は、今も名を安倍元総理に「死者を鞭うつ」ありさまで、人間以下の振る舞いを続け「国葬」反対を主張しています。同時代に生きた英傑としての安倍元総理の存在を認めようとしないどころか、まるで罪人扱いをすることでその存在すらなかったことにしたいようです。

なかでも、20日 の東京新聞社説では「安倍氏の葬儀を巡って、国民の分断がさらに深まらないか懸念する」と突き放しています。

しかし、よくよく考えてみれば、モリ・カケ・サクラそして今の統一教会の問題にしても、すべてが安倍元総理に原因があったかのように報じ、国民に疑心暗鬼を生じさせ国民の心を分断していったのは、それらを意図的に煽ったメディアではありませんか。自らの分断策動によって生じた結果をも、また安倍元総理や政府のせいにする論理は異常にしか思えません。性悪なメディアはどこまで行っても性悪です。

なぜ、今になってもメディアと野党は死者に鞭うち続けるのか。それは安倍氏の功績が国民に知れ渡れば知れ渡るほど、彼らの存在意義と生活基盤が崩壊するからです。己の生存目的のためには、何が何でも、嘘を並べ立てても自分の利益を守らねばならないのです。そのためには、国葬までの間、かまびすしく、しかもあらゆる手段を講じながら安倍批判を展開し続けるでしょう。

ただ、ツイッター、フェイスブック政治的動画で騒いでも、見ている人は少数です。テレビメディアを使っても高齢者しか視聴者はいません。彼らが思うほど効果が上がらないのは確かです。

多くの国民は、人を辱めてまでマウントを取ろうとする人たちに興味関心はないのです。彼らに共感するのは「落ちるところまで落ちて、もはや他人の不幸を喜ぶ以外、何の楽しみも持たなくなった」半島出身者と同じような心境の人たちだけです。


しかし、9月27日を境に潮目が確実に変わります。国葬に世界の首脳が集まることによって、安倍元総理がいかに世界的なレベルで活躍していた政治家であることが日本国民はもとより世界中の人々が知ることになります。それは、安倍元総理の功績をメディアが讃えなくても、通常の国の国葬レベルをはるかに超えた要人の出席ぶりで自ずとわかってしまいます。

それは、同じく凶弾に倒れたJFK並みの国葬となるのではないかと思います。

アメリカでは大統領経験者はニクソン元大統領を除いて国葬で営まれます。なかでも、現職の大統領で凶弾に倒れたJFKの国葬には、イギリスからエリザベス2世の王配フィリップ殿下、ヒューム首相夫妻、また、キューバ危機、第三次世界大戦の危機をつくったソビエト連邦からはミコヤン最高会議幹部会議長が参列しました。なお、日本からは池田勇人首相、大平正芳外相が出席しています。

今回の安倍元総理の国葬は国際政治の中心にいただけに。すでに世界中の要人からトランプ米前大統領をはじめ弔問を希望する連絡が寄せられ外務省が対応に追われているようです。このなかにはウクライナに侵略中のロシアや覇権国家中国も当然含まれており、G7やG20が開催できる規模の国葬となりそうです。弔問外交の場ともなるかもしれません。


そんな安倍元総理の功績を讃える場であってはならないと必死で国葬反対を訴え続けるメディアや野党にとって、国葬以降は意気消沈せざるをえなくなります。

16日の朝日新聞の『かたえくぼ』の「国葬―あれもこれも葬る場」(新解釈辞典)で皮肉った言葉が彼らの身にふりかかりそうです。つまり、安倍批判論者も国葬と一緒に葬られることになります。以降。安倍元総理の栄光と名誉は永遠に語り続けれられることになると思います。朝日新聞、さすがに先見の明がありますなぁ。


安倍批判論者がいくら騒ごうが、私たち国民は心穏やかに、安倍元総理の日本と国民を守り抜いた功績と、国際世界に秩序と公正のあるべき姿を説き続けた安倍外交のすごさに感謝しつつ、9月27日を迎えたいと思います。安倍元総理、本当にありがとうございました。



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