会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

ヒートショック

2016-01-14 17:43:04 | 健康
2016年1月14日(木)曇 4.2℃~ー0.7℃
「温度差に要注意」

 暖冬といっても寒気が大陸からやってくると気温は下がり雪が降る。1枚余計に着て防寒具も厚手の物をまとう。室内と戸外では寒暖の差が著しい。
室内でも暖房のある部屋と廊下、トイレ、風呂場などで温度差がある。このような場所でヒートショックは起きる。

 

 昨年12月に大戸公民館主催の「生きがい講座」の閉講式があった。その時、講師から「心身の冬支度」の話があり、高齢者はヒートショックに気を付けましょうと注意を受けた。
 床暖房でもオール電化でもない我が家は温度差が大きい。家を改修した時、障害者になっても車いすで動ける段差のない床、ゆとりある浴室にした。裏庭が良く見えるようにと南に広角の窓、風どうしが良いようにと東に狭角の窓を作った。夏は快適だったが、冬は寒い寒い浴室となってヒートショックが心配。浴室内に設置した洗濯乾燥器があり、暖房のスイッチを入れて浴室内を温める。脱衣所は電気ストーブで暖房。
今冬は室内、戸外の温度差に気を付けて生活していくつもりだ。皆さんもヒートショックに気を付けて生活しましょう。
 原油が安くなっています。ガソリン、軽油、灯油が昨年の半値くらい。(店頭価格) 電気代、灯油代より命が大事です。温度差のないように室内を温めましょう。最高のヒートショック対策ではありませんか。

 東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)はこれからの寒い季節に向けて、「寒い冬には入浴中の急死が増える。住居内の温度管理によりヒートショックを予防することが重要」との提言を発表した。



「ヒートショック」とは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することなどが原因となり起こる健康被害のこと。
 
 失神や心筋梗塞、不整脈、脳梗塞を起こすことがある。入浴時に急激な血圧低下により失神し、溺れて死亡するケースは、入浴時のヒートショックの典型的な例だという。
 同研究所調査によると、2011年には約1万7,000人もの人々がヒートショックに関連した入浴中急死をしたとみられ、その数は交通事故による死亡者数(4611人)を大きく上回る。特に外気温が低くなる12月から1月にかけて、入浴中に心肺機能停止となる人が、もっとも少ない8月のおよそ11倍に急増するという。
ヒートショックは体全体が露出する入浴時に多く発生する。住宅内で暖房をしていない脱衣室や浴室では、室温が10度以下になることが珍しくない。寒い脱衣室で衣服を脱ぐと、急激に体表面全体の温度が10度程度下がる。すると寒冷刺激によって血圧が急激に上がる。
この血圧の急上昇が、心筋梗塞、脳卒中を起こす原因のひとつとされている。さらに、一度急上昇した血圧は、浴槽の暖かい湯につかることによる血管の拡張で、反対に急激に低下する。この急激な血圧低下が失神を起こす原因となる。
ヒートショックの危険性が高い人として、高齢者や、高血圧、糖尿病、脂質異常症をもっている人を挙げている。

 ヒートショックへの対策として重要なのは、寒い季節、脱衣所や浴室を温かくすることだという。また、トイレも体を露出させる場所なので、温かく保つと効果的だ。
・脱衣所や浴室、トイレへの暖房器具設置や断熱改修
 冷え込みやすい脱衣所や浴室、トイレを暖房器具で温めることは、効果的なヒートショック対策となる。  加えて、窓まわりは熱が逃げやすいため、内窓を設置するなどの断熱改修で、外気温の影響を最小限に抑えることができる。浴室をユニットバスへ改修することでも断熱性は向上する。
・シャワーを活用したお湯はり
 シャワーを活用した浴槽へのお湯はりは効果的。高い位置に設置したシャワーから浴槽へお温をはることで、浴室全体を温めることができる。
・夕食前・日没前の入浴
 夕食を食べる前、日没前に入浴することも良い対策法です。日中は日没後に比べ、外気温が比較的高く、脱衣所や浴室がそれほど冷え込まないことに加え、人の生理機能が高いうちに入浴することで、温度差への適応がしやすくなる。
・食事直後・飲酒時の入浴を控える
 食後1時間以内や飲酒時は、血圧が下がりやすくなるため、入浴を控えた方がよい。
・湯温設定41℃以下
 お湯の温度を41℃以下にし、暖めすぎないようにすると、急激な血圧低下を防げる。
・ひとりでの入浴を控える
 可能な場合は、家族による適切な見守りや、公衆浴場、日帰り温泉等を活用し、ひとりでの入浴を控えるといった方法も有効。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿