2018年7月29日(土)晴 34.4℃~25.8℃
「高齢者と子どもの熱中症」
今年は台風も変? 逆風台風 西日本横断。
台風12号は三重県伊勢市付近に二十九日午前一時頃上陸後、勢力を弱めながら東から西に逆走する異例のコースを進んだ。西日本豪雨被災地を含む広い範囲に激しい雨を降らせ、午後五時半ころに福岡県豊前市付に再上陸。負傷者は出たが、死者や行方不明者は確認させておらず、危険なところに近寄らないといった取り組みが実を結んだ可能性がある。台風の速度が落ち、東シナ海に抜けても九州の西に停滞する見通し。警戒はしなければならない。
三十日以降、天候が回復すると再び熱中症対策が必要になる。
夏休み前の校外学習で熱中症で亡くなった一年生の不幸な事件。夏休み中なのに学校のプールが使用禁止。水温が35℃以上、プールサイドは50℃以上で熱中発生の恐れがあるから・・・。
東京消防庁は二十三日、管内(稲城市と島嶼〈とうしょ〉部を除く東京都内)の二十二日の救急出動件数は3125件(速報値)で、一日あたりの件数としては救急業務を始めた1936年以降で最多だったと発表した。今月十七日以降、最多を更新するのは4回目。
熱中症の疑いで今年搬送された人も二十二日までに計3544人(同)となり、昨年一年間の計3454人を超えたと明らかにした。二十三日も、午後3時までに7~94歳の男女167人を搬送したという。
同庁によると、65歳以上の高齢者は住宅や道路で、10代は運動施設や学校で、それぞれ熱中症とみられる症状を訴えることが多いという。同庁は、こまめな水分補給や屋外での行動を控えることなどを呼びかけている。
「子どもは背が低く地面に近い分、暑さの影響を受けやすいとされる。14歳くらいまでは汗をだすなどの体温調整も未熟。また、乳幼児は腎臓が未発達で、せっかく水分を補給しても体にためられず尿として排出してしまいやすい。
高齢者が部屋で熱中症になるケースも後を絶たない。「年齢を重ねると温かさを感じる神経が減り鈍感になる」ことが要因だ。また、高齢者は食事が少ない分、水分やミネラルが不足しがち。水分とミネラルの多い夏野菜を積極的に取るなど食生活から見直したい。
会津は幸い豪雨や台風の被害が今のところないが、しばらく真夏日、猛暑が続くようだ。熱中症対策を十分とって無理しないで生活していかなければならない。
「高齢者と子どもの熱中症」
今年は台風も変? 逆風台風 西日本横断。
台風12号は三重県伊勢市付近に二十九日午前一時頃上陸後、勢力を弱めながら東から西に逆走する異例のコースを進んだ。西日本豪雨被災地を含む広い範囲に激しい雨を降らせ、午後五時半ころに福岡県豊前市付に再上陸。負傷者は出たが、死者や行方不明者は確認させておらず、危険なところに近寄らないといった取り組みが実を結んだ可能性がある。台風の速度が落ち、東シナ海に抜けても九州の西に停滞する見通し。警戒はしなければならない。
三十日以降、天候が回復すると再び熱中症対策が必要になる。
夏休み前の校外学習で熱中症で亡くなった一年生の不幸な事件。夏休み中なのに学校のプールが使用禁止。水温が35℃以上、プールサイドは50℃以上で熱中発生の恐れがあるから・・・。
東京消防庁は二十三日、管内(稲城市と島嶼〈とうしょ〉部を除く東京都内)の二十二日の救急出動件数は3125件(速報値)で、一日あたりの件数としては救急業務を始めた1936年以降で最多だったと発表した。今月十七日以降、最多を更新するのは4回目。
熱中症の疑いで今年搬送された人も二十二日までに計3544人(同)となり、昨年一年間の計3454人を超えたと明らかにした。二十三日も、午後3時までに7~94歳の男女167人を搬送したという。
同庁によると、65歳以上の高齢者は住宅や道路で、10代は運動施設や学校で、それぞれ熱中症とみられる症状を訴えることが多いという。同庁は、こまめな水分補給や屋外での行動を控えることなどを呼びかけている。
「子どもは背が低く地面に近い分、暑さの影響を受けやすいとされる。14歳くらいまでは汗をだすなどの体温調整も未熟。また、乳幼児は腎臓が未発達で、せっかく水分を補給しても体にためられず尿として排出してしまいやすい。
高齢者が部屋で熱中症になるケースも後を絶たない。「年齢を重ねると温かさを感じる神経が減り鈍感になる」ことが要因だ。また、高齢者は食事が少ない分、水分やミネラルが不足しがち。水分とミネラルの多い夏野菜を積極的に取るなど食生活から見直したい。
会津は幸い豪雨や台風の被害が今のところないが、しばらく真夏日、猛暑が続くようだ。熱中症対策を十分とって無理しないで生活していかなければならない。