アグリコ日記

岩手の山里で自給自足的な暮らしをしています。

迎春

2006-12-31 17:22:55 | アテンション!
お元気ですか?
まるで今までにない型破りの天気が続く師走でした。年末に暴風雨が来たりほとんど雪が積もっていない元旦なんて、短い私の人生でも初めてです。隣りのじっちゃんは「雪掻きしねくていいから助かるなぁ~」と喜んでいますが。

ところで私、またまた「Contemporary Unit」に投稿しました。
コンポラ新春企画~『雪が舞っていた』
(企画のイラストをクリックしてください。スクロールすれば全員分の作品が見れます。)
元旦に一斉に封切です。あぐりこの作品は「回遊魚」。今度もそれぞれのメンバーの力瘤の入った作品ばかり(と思います。実は私もまだ読んでない)。正月のおとそのおツマミに、ぜひ読んでみてください。
ではみなさん、よいお年を。



【写真は、玄関で新年を迎えて機嫌がよい地蔵アポロ。後ろはふて寝をするタインです。】


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2 コメント

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いかったっす (paco)
2007-01-04 08:45:31
『回遊魚』よかったです。一つ一つの文章がすごく練られており、隙がない感じです。とても好きな作品です。
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どうもありがとう。 (agrico)
2007-01-04 12:52:25
自分としては一歩踏み出せたかな、と思いました。
個人的なことなのですが、伝えたいことの性質上、自分で見てないものを見たふうに書くことに抵抗を覚えてしまうので、皆のように大胆で自由な発想ができないという嫌いがありました。それを今回自分以外の人格をひとり設定することによって、思い切って自分なりの型破りをしてみたのです。
でも一方どうしても、「自己」というものの赤裸々な叙述の中に、無条件に心に響く真実の力が存在する。これは自分の体験の生地を整形し、その上にたっぷりと盛り付けを行ったフィクションです。だから私としてはなんとか「伝えるもの」と「表現」とをバランスよく噛み合せることのできたラインだったかなと思っています。
でも思うのですが、これは自分なりの試行錯誤であって、やはり創作の世界は広く深いと。実際ぱこさんや他の方の物語にも胸を打たれるし、それを創り出す想像力に正直脱帽します。
またそれとは別に、今自分は言葉による表現というものにあらためてなんとも言えない心もとなさを感じています。実際体が言葉を拒否する部分があります。その正体を突き詰めるためにも、近くもう一度断食するつもりです。
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