ミーコが生きていた頃、私が庭で仕事を始めると、彼女はいつもどこからか現れて、私のそばにやって来た。農家には、重いものを動かしたり刃物を振り回したりする仕事が多い。薪作りにしろ大工仕事にしろ、猫などにそばへ寄られては危なくて困るのである。しかし齢20を越え、世の中のすべてを知り尽くした彼女にとっては、それはいかほどのことでもないようだ。鉈を振り回していようが、丸鋸を走らせていようが意にも介さず、われ . . . 本文を読む
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