今の20歳のこと。

昨日、知り合いに「デザイナー志望」の若い子を紹介されました。

ボクが頼んだ訳じゃなくて、向こうが会って欲しいとのことで、

まあいわゆる就職のための面接をした訳です。

ボク、まだそんな身分じゃないですけどね。（笑）

その彼は、な、な、なんと平成元年生まれの20歳！いやぁ～若いです。（笑）

地元の短大を卒業して、しばらく保育士をしてたらしいのですが、

以前から希望してたグラフィックデザインに転向したいとのことで、

ボクのところに来たって感じです。

高校は某工業高校のデザイン科卒でボクの後輩になります。

でも経験の無い素人さんです。ああ残念！（笑）

一応、紹介された手前すぐ断る訳にもいかず、とりあえず会うことになったんですよねぇ。

自分で作った作品を見ましたが…まぁ…絵は上手でしたね。（笑）

ただ、即戦力にはなりそうもありません。

話してて思ったのですが、さすがに平成生まれ、

ボクら世代とは随分違う環境で育ったようですよ。

一番驚いたのは、個性の束縛の話です。

ボクは逆に今の子は昔より自由に個性を出すことが許される環境だって

思っていたのですがどうも彼の場合逆だったようです。

あらゆることに対して束縛がきつく、羽目を外すことが許されない生活だったって…。

それまで良い子だった人が「突然キレる」のも分かるって言ってました。

どこにも「逃げ道が無い」って言ってましたね。

特に学校生活がそうだったようです。

あと、みんなオシャレには関心が強く、ステータスには関心がないことも聞きました。

その辺は「やはり！」って感じでしたね。

見た目は今どきの雰囲気ですが、真面目で良い子そうなんだけど、

今回の就職に関しては「申し訳ありません」ということで了承してもらいました。

直に若い子の話が聞けてボク的には良かったですね。