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無冠の帝王、ランディ・マモラ。

2011年01月14日 11時04分14秒 | Weblog
アメリカ出身のロードレース世界選手権(WGP)ライダーです。

デビューは1979年で当時19歳という若さでした。

初年度は250ccクラス(ヤマハ)と500ccクラス(スズキ)の

ダブルエントリーで何故かそれぞれ違うチームから参戦という

今では考えられないスタイルをとっていました。

2年目からは完全にスズキチームから500ccクラスで戦います。

ランディ・マモラはデビュー当時から常に速く、

優勝回数も沢山あり、いつも上位を走っていましたが、

ヤマハ、ケニーロバーツ、ホンダからはフレディースペンサーなど、

超スーパースターがいたため、

彼自身ワールドチャンピオンには1度もなっていません。

1984年にスズキからホンダにチーム移籍するのですが、

小柄な体系にホンダのマシンとが合わなかったのか、

コーナー中に外側のステップから足が離れてしまい

それを日本のファンからは「マモラ乗り」なんて言われていました。

それでもちゃんとマシンをグリップさせて、

速いコーナーワークを見せてたところはさすがと言えます。

現役中の成績としては総合で2位が4回、3位が3回と、

素晴らしくも残念な成績を残しています。

1988年にチームカジバに移籍して以降ぱっとした成績を残せず、

1992年に引退します。