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「今日はお元気ですか?」が共感できる年齢

2009-02-27 11:32:42 | 健康と美容

 「日本沈没」で有名なSF作家、小松左京氏(77歳。私と同年齢です)が新聞に、“いくらでも寝られる。ずいぶん眠るようになった”と書いていました。「なるほど私と同じで、高齢になれば眠ることが多くなるのだ」と納得しました。

 英語で「ハワーユー・ツデイ?」(今日はお元気ですか?)の問いかけが、ただの挨拶でなく、非常に大事な確認事項だと感じるようになりました。数年前ぐらいまでは、前日に多少疲れることがあっても、翌朝は普通に起きて普通に仕事をして、これがまったく当たり前でした。

 しかし今は、たとえば「今日はクルマで少し遠くへ出かけて店舗を見学しようかな」と思っていても、前日の深夜に原稿仕事をした結果眠気が取れない状態に気が付くと、妻に“今日はやっぱり止めておこう”と言うようになりました。

 眠気や疲れを我慢して外出すれば、もう我慢が効かない年齢なので「危険」が伴います。今は、「絶対に無理をしない」ことに徹しようとしているところです。

 それにしても、私が77歳になってもどうにか仕事ができるのは、事務所と自宅が至近距離(徒歩数分)であることが大きな要因です。だいたいは午前中は事務所で仕事をして、午後は自宅で机に向かっては休み、あるいは横になって眠り、自由にしています。

 これができなければ、高齢で働き続けるのはむずかしいと思います。

 かつて、百歳ぐらいまで働き続けて亡くなった銀座の有名なママさんがテレビで、“歳を取ると生きていること自体が大変なのよ”と話していました。77歳でも「眠い」とか「あれこれ」言うのですから、百歳近くになればさぞかし大変なことだろうと察します。

 「ハワーユー・ツデイ?」、「アイム・ベリー・ファイン、サンキュー」と言える体調で、仕事と生活を楽しみ続けたいと思います。


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