ニューヨークのメトロポリタンオペラ(MET)で上演したオペラをスクリーン化したのがMETライブビューイング。そのアンコール上映「トゥーランドット」を最終日の今日、東劇で観てきました。
生ライブではないけれど、幕の間にはインタビューも挟んでメトロポリタンで聞いてるエセ感じがちょっぴりしたりで、東京で3.000円で楽しめるのですから大したものです。
トゥーランドットは北京の冷酷な姫を主役にしたお話なので、ニューヨークで白人が演じる?には姿かたちにかなりの違和感がありますが、唄を聞くのが主なのですから、それはそれで、、。
イタリアの確かルッカ出身のプッチーニ、他にも日本を舞台にした蝶々夫人を作るなど東洋ネタが多いのは何故なのでしょうね?
芸術三昧とは程遠いけれど、ニューヨークにオペラを観に行ったつもりで楽しんだ3時間半。それにしても同年代と思しき女性の一人客が、半分近くも、、。 アメリカでは女性一人でオペラには行けないので、たとえスクリーンででも一人で楽しめる東京、何と有難いことでしようか!
本物をMETで観賞できるニューヨーク行きツアーも1/31.2/19.3/25出発で、JTBが企画してますが、、、。
この11月5日からは東劇他全国の映画館で、このMETライブビューイング第二弾がスタートする予定と。演目は、少し上級者向け?のようで、「神々の黄昏」「ドン・ジョバンニ」「ジークフリート」「マノン」「椿姫」等々です。
今までナマのオペラを海外で観たのは、ヴェルディの「ナブッコ」を偶々運よくシドニーで公演日に出会ったのと、ウィーンで言葉ばかりなのでさっぱり分からなかったオペレッタだけ。よほど事前に周到に調べていかなければ難しく。
それにしても、来日公演の切符がもう少し安ければ!