ベストセラーを何冊も出している本田健さんの最新作(大和書房)、本のタイトルからイメージした内容とはかなり違ってましたが。
アメリカをたまたま訪れてた時に抱えてた個人的問題、その解決の糸口を見出だすべくに出会ったメンターとの関わり、経験を書いてます。
生まれてきた目的、自分のライフワーク(命の仕事)を見つけるには、まずは自分と相手との関係を観察することからスタート。人生は全て感情(=エネルギー)によって動かされている。
その感情がいきがちな場所のチャートは、自立、依存、ポジテイブ、ネガティブの掛け合わせ。横に自立と依存を、縦軸はポジティブとネガティブを組み合わせた4つのマトリックスは、どんな人も全て持ってて、どれが良くてどれが悪いということではない。このマトリックスの輪から抜け出すには、相手に対して思いやりを持つか、自分の痛みに直面するかの2つしか方法がない。
そして相手のあり方によって、自分のどの部分が引き出されるかが決まる。相手の位置の対極に自分の立ち位置が決まってくるので、その中心に行くようにバランスを取ることでしか、この轍?ダンスから解き放たれられない。そのためには相手がどんな痛みを持っているかを想像し、同時に自分の痛みを見ることができれば、一瞬にして力学が変わると。
そして、未来と過去にかけるエネルギーのバランスをうまく取りながら、現在に集中するとライフワークが果たせる。世界で起きているひずみは全てバランスの取れてないところにバランスをもたらそうとして起きていることなので。
人がお互いに高め合うことでしか適わないライフワーク、まずは本音で言い合うことからと。まずは周りの人の痛みを観察することからはじめて、ライフワークを探していくのですね、、、。