アクティブ・シニアのお役立ちブログ

中高年が元気に過ごすためのお互いの体験・情報交流の場です。

海外のレンタカー旅行はお奨めだが難問もある

2009-09-29 11:39:51 | 旅行のヒント

時間制限なく夜まで見学やドライブができる

 私が欧米をドライブ旅行するのは、

 ①行きたい所(都市や店、観光地)を自由に選べることと、

 ②時間を自由に使えること(何時に出発して何時に帰るかが自由)が理由です。そして、

 ③グループ旅行では見られない物事に遭遇できるのも魅力です。

 GPSがなかった数年前までは、暗くなると地図が分からなくなるので明るい時間にホテルへ帰りましたが、GPSが普及した今では、たとえ夜遅くなってもホテルに戻ることができます。

しかし一定の運転技術と会話力は不可欠

 私に“左ハンドルの欧米でうまくできますか?”と聞く人がいますが、左右ハンドルの切り替えに自信のない人は、危険ですからやらないほうが良いと思います。

 現地の左右ハンドルと交通法規に対応するのは当たり前のことですが、私はイタリアで初めて運転した際に、「2車線とも一方通行」であることに気がつかず接触事故を起こしました。

 事故は当然のことながら自己責任なので、一定の運転技術のない人は、ムリして運転しないように強くお勧めします。

 初めての空港などで、レンタカー営業所(カウンター)へ行くことがむずかしい場合があります。

 今回(9月上旬)到着したニュワーク空港では、空港内を目で探しても、どういうわけか「car rental」の表示がありません。

 仕方なくインフォーメーション・カウンターで聞くと、「エア・トレイン行きのエレベーターに乗って3階で下りて、エア・トレインに乗ってP3駅で降車だ」と言います。恐る恐るその指示に従うと、その通りにハーツ・レンタカーがありました。

 このように、道筋等を自分で聞かなければならないことがあるので、一定の会話力(欧州でも空港等は英語でOKです)は不可欠です。

レンタカー営業所も場所によって事情が違う

 私はいまのところ、世界のどこでもハーツ・レンタカーから借りています。ところが同じハーツでも、空港によって事情が少し違うことがあります。

 今回のニュワーク空港では、私がハーツ#1ゴールド会員なのに、営業所の電光看板に私の名前と駐車位置の表示がありません。「変だな」と思って見ていると、中から女性が出てきて“How?(何か?)”と言うので“AIDA”と答えると、カウンターのPCですぐに検索して、“パーキングの82にあります”と答えました。

 これで分かりましたので、そのまま82へ行ってフォードのクルマに乗って出発しました。

 このように、同じ会社であっても各営業所でのやり取りが同じというわけにはいきません。それに対応できるだけの会話力は、どうしても不可欠だと思います。

予行演習などを慎重に実行すべし

 ラスベガス空港のレンタカーはとても分かりやすく便利になりましたが、それ以外では分からなくて困ってしまう空港もあります。だから私は、クルマを返す前日までに空港レンタカーまでの運転を練習します。

 今回は複雑怪奇なニューヨーク地区なので、マンハッタンのホテルからニュワーク空港までの経路を2回(2日)練習しました。やはり、練習しておいて良かったと思います。

 何回練習しても最後のビル内の経路が分かりにくいパリ・ドゴール空港では、当日になって分からなくなることが怖いので、帰国出発の前日までにクルマを返却しておきます。

 予行練習をしておくと、出発日に慌てて間違うこともありません。そしてまた、常に、時間の余裕を十分に取ることも大事です。

 私は今回、慌ててはいなかったのに、レンタカーを返した際に家のカギを付けたコイン入れを失くしたかと思いました。慌ててレンタカー営業所へ戻り、クルマの中を探させてもらいましたがありません。

 諦めて空港へ戻ったら、何と、手下げカバンの中にありました。クルマを下りる際に、急いで雑貨類を鷲づかみにしてカバンに入れたのでした。これも、慌てたことが原因の思い込みでした。

 幸い、十分すぎるほどの余裕時間があったので、慌てることなくレンタカーに戻ったりできましたが、私のやったことはやっぱり「慌てた行動」でした。

 レンタカー・ドライブや個人旅行を成功させるには、予行演習をすることと、十分な時間の余裕を持つことが、とても大事だと実感します。


ガーミン(GPS)は確かに便利だったが

2009-09-29 10:35:51 | 旅行のヒント

海外へは使い慣れてからの持参がベター

 作家の荒俣宏氏が使っていて著書で推奨しているガーミン(ポータブルGPS)は、確かに便利です。

 今回(9月上旬)ニューヨーク地区を旅行した際も、訪ねたい店の住所をたくさんガーミンに入れておいて、現地で朝、ガーミンの「お気に入り」を検索すると、これらの店が、

 ①方角(東西南北)と、

 ②距離で分類されて現われます。

 だから、「今日は北の方向へ行ってみようか」と、北の方向の距離ごとに店の順番を決めることができました。

 ところがこのガーミン、クルマのシガレット電源にうまく接続せず、しかも、ホテルの電源で充電しても1~2時間でオフになってしまいました。これはどうやら、バッテリーに欠陥があるようです。帰国してから、バッテリーを交換してもらいました。

 こんなことがあるので、とても便利なガーミンなのですが、海外に持参する際は、前もって日本で何回も使ってみて、「問題がない」という状態で持参することをお勧めします。

ハーツ・レンタカーのGPSにも使い方のコツが

 私はこれまでに、アメリカとイタリア、フランス、ドイツで何回も、ハーツ・レンタカーのGPS(ネバーロスト・カーナビゲーション)を使いました。

 しかしそれでも、これを使いこなす域には達していません。*欧州のレンタカー会社では、日本のように親切に教えてくれることはなく、車内に備えた「使い方説明書」を読むしかありません。

 だから使う度に妻と2人で、「ああでもないこうでもない」と試行錯誤しています。

 そして今回、少し変わった住所表示のマンハッタンのホテルについて、妻が「良い方法」を見つけました。

 それは、通常の住所設定では暗礁に乗り上げてしまう(先に進めない)ホテル住所について、「ジップコード:Zip Code(日本の郵便番号と同じ)から入ってみては?」というアイデアでした。

試しに、そのホテルのジップコードを入れて見ると、GPSの画面にようやく「ストリート番号」の表示がついて番地を入れることができ、設定が完了。これでようやく、あの複雑怪奇な(一方通行が多く、しかも大混雑する)マンハッタンの通りを、何とか無事にホテルまで運転できました。

 このように分かりにくい問題が出てくるので、ガーミンを日本で使いこなしておいて持参することは、とても大事なことだと思います。それでも私は何かの故障が怖いので、今後も、

①ガーミンと、

②レンタカーのGPSの、両方を使うことにしたいと思っています。


足首通は治ったので今後は毎日あるくように

2009-09-29 09:55:47 | 健康と美容

 映画を見た日(数日前)から2~3日して、足首の痛みはほとんどなくなり、やがて完治しました。

 この数日は痛みのために歩かずに過ごしたので、今度は体がなまった字様態で、久しぶりに東京・丸の内あたりに出かけたら、足腰がとても疲れてしまい早めに帰宅しました。

 歩くことでも、アップ・ダウンの差が大きくないように、気をつけるべしと感じました。ウォーキング等の運動にも、「エブリデイ・セイム・ペース:Everyday Same Pace」が大切だと実感しました。


上手に予約できたアメリカのホテル3箇所

2009-09-23 16:38:33 | 旅行のヒント

冷蔵庫と電子レンジ、テレビ付きでベッドはキングサイズ

 今回(9月2日~11日帰国)のニューヨーク地区の個人旅行では、BOOKING.COMで検索して3箇所のホテルを予約しましたが、全部が望み通りで成功でした。

 今はインターネットを通じて思うようにホテルを選ぶことができて、本等に便利な世の中になったと痛感します。

 妻と私の2人旅はレンタカーで動くので、まず何よりも駐車場があって、なるべく無料駐車であることが条件です。そして、クルマでスーパーマーケット(SM)などへ行って食品とワインを買い、部屋で夕食することが多いので、冷蔵庫と電子レンジが欲しいです。

 これが3箇所のホテルで満たされたので大成功、ネット予約に自信が付いてきました。

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安くて便利だったニュワーク空港近くのハワードジョンソン

 空港に到着した日は疲れていて、街へ出かけるのが面倒になります。それに妻と私は必ずワインを飲みたいので、クルマで食事に行くことができません。

 そこで、ニュワーク空港近くのハワードジョンソン・ホテルを予約しました。宿泊料は、2泊119.98ドルだから、1泊分が59.99ドル。これに駐車代が1泊15ドル加わるので、合計は1泊75ドル(1室2人分)と、ずいぶん安いです。

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 これだけ安いのに、ツインベッドでベッドの大きさはキングサイズ。大の字になっても手がベッドからはみ出ません。部屋とベッドの大きさは、3箇所とも同様でした。ただ、ハワードジョンソンの廊下などが古く、ロビーが狭いのが、他の2箇所との違いでした。

しかし駐車場は広く、ホテル前に悠々と駐車できました。

 部屋から外を見ると、ホテルの周りを駐車場が囲んでいて、かなりの台数のクルマが駐車していました。空港近くなので、特に駐車場の需要が多いのだろうと思います。1泊15ドルの駐車料が、ホテル収入の重要な部分を占めているのかも知れません。

 駐車料が有料のホテルはここだけで、後は2箇所とも無料でした。

「歓迎」のパネルを立てていたボルチモアのハンプトンイン

 ニュワークに2泊した後、次の3泊はボルチモア市の南西部の端にあるハンプトンイン&スイーツ・アルンデルミルズ。ロビーに着くと、何と、予約した妻の名前を書いた歓迎のパネルがカウンターに立っていました。

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 妻は、“3泊もする客はあまりいないから歓迎するのでは?”と言いましたが、カウンター係の女性が“ホテルのギフトショップで買い物したら出発時に5ドル返金します”と言って、そのための書類をくれました。

 とにかく、歓迎されていることは嬉しいことです。

 ハンプトンインの目の前には、巨大なアルンデルミルズというモールがあるので、後で見に行きました。すると、ハンプトンインとマリオットの3種類のホテルが、このモール内のテナントであるとの表示でした。

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 街中ではなくて広々とした郊外なので静かであり、目の前が巨大モールで、その周りにも様々な店が集積しているので、とても便利なホテルでした。

 ボルチモアは、30数年前に仲間の勉強会で訪ねたことがあり、その時のボルチモア海岸(港)が素晴らしかったので、妻がそれ以来「また行きたい」と憧れていしまた。

 長年の夢をようやく果たしたのですが、行って見ると往年の姿はなく、たくさんの人で賑わう観光地に変わっていました。だから楽しい場所ではありますが、憧れていた「夢」は消えてしまいました。

 その代わり、ボルチモアの南の美しい港、アナポリス(Annapolis)を見て、アナポリスとボルチモアの中間の西に位置するワシントンDCのホワイトハウスを見ることができました。

 ハンプトンイン&スイーツ・アルンデルミルズの料金は、3泊で357ドル。1泊分は119ドル(1室2人分)。それから、このホテルだけは朝食付きでした。

 このことももちろん、予約段階で分かっていました。妻と私は朝食が付かなくてもいいのですが、このホテルは付いているので、「それもいいだろう」と予約したのでした。

いちばん高かったマンハッタンのトラベルイン

 最後の3泊は、ニューヨーク市の中心部マンハッタンにあるトラベルインですが、ここは3泊で420ドルですから、1泊が140ドル(1室2人分)。さすがにマンハッタンなので、3つのホテルではいちばん高い料金です。

 しかし、タイムズスクエアから4ブロックほどしか離れていない中心部なのに、駐車料は無料。駐車場はホテル建物の2階と地下1階ですが、イタリアのような異常な狭さではなく、楽に駐車できる状態でした。

 ホテルそのものは小さく、全体に古い感じですが、部屋は前記のように他の2箇所と同様で、しかも中心部にあるのですから、このホテルは「掘り出し物」だったと思います。

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 着いた夜は部屋で夕食しましたが、残りの2晩はホテルの人に聞いて、近くの歩いて行ける中華料理店や和食店で夕食を取りました。

 ニューヨーク市は、ウォール街や国連、各国首脳が宿泊する高級ホテルなどと、マンハッタンの外の低所得層住宅地との格差がひどく、貧困層の地域では走行車を平気でさえぎって横断する黒人に3回も遭遇しました。恐ろしくて、こんな所では運転したくありません。

 だから、良い所だけを要領よく案内してくれる団体ツアーで来るのでなければ、ニューヨークには二度と行きたくありません。

 しかしトラベルインは安くて便利なホテルなので、個人旅行する人や、私のようにドライブ旅行する人にはお奨めのホテルです。ただし、カーナビ付きのクルマで旅行することが肝要。GPSなしではとても行けないのが、マンハッタンのホテルだと思います。


店を歩きすぎて足首痛に

2009-09-23 09:22:46 | 健康と美容

 朝起きて歩こうとしたら、足首が痛くて思うように歩けません。でも、その日は何とか歩いて生活ができました。歩き始めが痛いので、足首をかばって歩くと、その後は何とか普通に近い状態で歩けました。

 ところがその翌日は、終始一貫、足首が痛くて歩くのが難儀です。それでも映画なら観に行けると思い、妻と東京・日比谷の映画館へ行きました。ビッコ歩きなので遅くなります。「普通に歩けることはありがたいことだ」と、改めて健康のありがたさを感じました。

 映画を観て、その近くの鹿児島出身の「いちにいさん」(とてもおいしくてリーズナブル価格でお奨めです)で食事をして、あちこちで用を足す妻と別れて自宅へ向かいました。

 電車の乗り降りも「ようやく」の思いで何とか帰宅しましたが、「疲れた」とベッドに寝たら、そのまま夕方までぐっすり眠ってしまいました。やっぱり、9月2日から11日までのアメリカ・ドライブ旅行と、帰国後しばらくしてからの連日の買い物・お店見学での「歩きすぎ」で、疲労が溜まっていたようです。

 私は何年か前にも、同じように足首痛に見舞われました。それもやはり、歩きすぎだったようです。高齢(77歳)なので、歩行の限界を重視しないといけません。妻と私は、海外でもそうなのですが、店やショッピングセンターを次々に訪ねて、ほとんど一日中歩き続けることが少なくありません(もちろん、途中で食事したりクルマに乗ったりはします)。

 「何事もほどほどに」。これが、老齢の私には重要な戒めです。私は疲れると必ず眠くなり、好きなだけ眠ると疲れが取れます。そんなわけで、一日の中で何回も眠ることが多いです。

 ところが、アメリカ旅行中や、国内でも店舗見学・買い物の間は、疲れても眠ることは考えられず、稀に車中で15分ぐらい仮眠する程度です。これが「無理の重なり」を招き、遂に足首通になったのだと思います。

 足首通が治ったら「歩く時間の限界」を見究め、その代わり、歩く日の頻度を多くするように(特定の日に集中して歩くことを避けて)、工夫したいと思います。


カーナビもアメリカ製は不安定?

2009-09-22 09:42:24 | 旅行のヒント

 ポータブルのGPS:ガーミンを持って、9月2日から11日(帰国)まで、ニューヨーク地区をドライブ旅行してきました。

 しかしどういうわけか、せっかくのガーミンが運転開始後1~2時間でシャットダウン(電気切れ)してしまいます。仕方なく、レンタカーに備え付けのGPS(1週間のレンタル料金約80ドル)に誘導してもらいました。

 だから、行く先が分からなくて困ることにはならなかったのですが、もしも、「ガーミンだけがあれば大丈夫だ」と思ってレンタカーのカーナビ(GPS)を依頼しなかったら、とんでもない事態になっていたところでした。

 帰国後、ガーミンを購入した店に話して、結局、ガーミンのバッテリーを無償で取り替えてもらいました。

 その際に店長さんは、“借りたお車はアメ車ですか?”と聞きました。私は、“残念ながら日本車でなくフォードでした”と答えました。すると、“電源プラグが、シガレットライターの奥まで届かないことがあるのです”との説明。

 その可能性も多いにあります。

 しかしそれにしても、作家の荒俣宏氏が著書で、「手に持って街を歩いて利用しても5時間ぐらいは使える」と書いているのに対して、ホテルの部屋で充電して行って1~2時間しか持たないのは、やはり、バッテリーの欠陥だと思います。

 バッテリーを取り替えてもらってからは、クルマに取り付けてきちんと役に立っています。しかし、電源なしで5時間ぐらい持つのかどうか。試してみる必要があると思っています。

 「ガーミンはとても便利だ」と期待したのですが、故障や欠陥があるのでは何もなりません。

 アメリカだけでなくヨーロッパを旅行しても、空港や駅のエスカレーターが故障して動かなかったり、アメリカでは道路の穴だらけ状態と、修理の結果が凸凹でクルマがガタガタすることの多いことなど、物事がきちんと作動しないのが当たり前だと感じました。

 つくづくと、日本製品は性能もメンテナンスも素晴らしいし、駅や空港、道路、店などの環境整備も立派なものだと、改めて痛感しました。

 このような、日本国と日本人の良さは、欧米の「故障や欠陥は当たり前」を見習うことなく、失くさずに維持して欲しいと願います。