アクティブ・シニアのお役立ちブログ

中高年が元気に過ごすためのお互いの体験・情報交流の場です。

オペラ「トゥーランドット」を映画で、

2011-09-23 18:59:22 | インポート

ニューヨークのメトロポリタンオペラ(MET)で上演したオペラをスクリーン化したのがMETライブビューイング。そのアンコール上映「トゥーランドット」を最終日の今日、東劇で観てきました。

生ライブではないけれど、幕の間にはインタビューも挟んでメトロポリタンで聞いてるエセ感じがちょっぴりしたりで、東京で3.000円で楽しめるのですから大したものです。

トゥーランドットは北京の冷酷な姫を主役にしたお話なので、ニューヨークで白人が演じる?には姿かたちにかなりの違和感がありますが、唄を聞くのが主なのですから、それはそれで、、。

イタリアの確かルッカ出身のプッチーニ、他にも日本を舞台にした蝶々夫人を作るなど東洋ネタが多いのは何故なのでしょうね?

芸術三昧とは程遠いけれど、ニューヨークにオペラを観に行ったつもりで楽しんだ3時間半。それにしても同年代と思しき女性の一人客が、半分近くも、、。 アメリカでは女性一人でオペラには行けないので、たとえスクリーンででも一人で楽しめる東京、何と有難いことでしようか!

本物をMETで観賞できるニューヨーク行きツアーも1/31.2/19.3/25出発で、JTBが企画してますが、、、。

この11月5日からは東劇他全国の映画館で、このMETライブビューイング第二弾がスタートする予定と。演目は、少し上級者向け?のようで、「神々の黄昏」「ドン・ジョバンニ」「ジークフリート」「マノン」「椿姫」等々です。

今までナマのオペラを海外で観たのは、ヴェルディの「ナブッコ」を偶々運よくシドニーで公演日に出会ったのと、ウィーンで言葉ばかりなのでさっぱり分からなかったオペレッタだけ。よほど事前に周到に調べていかなければ難しく。

それにしても、来日公演の切符がもう少し安ければ!


「老後は都会で」山崎武也著

2011-09-22 15:57:13 | 健康と美容

 副題の「刺激と変化の中でイキイキと生きよう」に惹かれて手に取った本ですが、著者山崎さんは1935年生まれの会田より4歳下の75歳、今年8月の刊行です。

タイトルどおり、老後(65歳~?)は、都会の中心に住むのがベストといろいろな事例を著者の経験から勧めてます。

都会が老後の生活に有利と著者が考えてる理由を最初の章から拾ってみると

 老後は「便利な環境」がいちばん大事になる時期

 「街のにぎわい」を失うと、人生はさびしい

 「過去の人」にはなりたくない、今を生きていたい

 人が大勢集まる場所には何かしらの「会話」がある

 近くに多様な「買い物天国」がある人生

 「芸術三昧」の日々は心も豊かになる

今は、どの言葉にも頷いてしまう心境ですが、惜しむらくは芸術三昧には手元不如意が心もとなく。

次の章の

 老後になると「広い住まい」を持て余す

 都会暮らしには、クルマは無用の長物

は、否応なしにそういう状況になった次第ですが。

そして時間の余裕がある老後だからこそと「人間ウオッチング」を勧めてます。

仕事の世界にいた時は、とにかく働くことで精一杯なので、当然ながら人間について深く考えたり、つぶさに観察してみたりする暇はなかったが、大都会のあちこちでは、日夜さまざまなドラマがあるので、人間学の勉強を実施している結果になってる。その余裕の時間が持てる老後、老後のひまをかこっている暇はないと。

都会の中に満ち溢れている「刺激」を自分のエネルギー源として活用し、積極的でありながら楽な毎日を楽しんでる著者を見習いたいと読後感です。

生活ルールが落ち着いたら私も「人間ウオッチング」にチャレンジを? コスト不要ですが、観察するの不得手なので、どうでしょう?

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健康寿命を延ばすために、歯周病対策を

2011-09-06 15:17:04 | 健康と美容

過日、聴講したライオンのセミナーで、健康に生活する寿命には歯の健康状態が大きく関与すると。 

ちなみに男性の平均寿命は79歳、健康寿命は73歳。

女性は86歳の平均寿命に対して健康に生活できるのは78歳まで。その差8年間は不便な生活をという意味に。 

そして、健康寿命は、歯の環境に大きく左右されると8020推進財団の調<wbr></wbr>査。

早速にお水で歯を磨く口腔洗浄器デントレックスをネットで捜し、<wbr></wbr>歯医者さんからはコンクールFとジェルコートFも分けて頂き。

78歳の今の健康寿命をいかに延ばすか<wbr></wbr>を目指して。Sn3g0249


「ロスチャイルドが世界政府の゛ビッグブラザーになる゛」菊川征司著

2011-09-05 18:23:14 | 自由サロン

アメリカの自由な雰囲気に魅了されて30年余りも在米生活をしていた著者。

ところが911テロ事件をきっかけに変化した重苦しい空気のアメリカ、その元をたどるべく調査しての矢継ぎ早に出版したうちの一冊で、一年半前の2010年3月徳間書房刊です。

かっての世界は、武力を使っての征服戦争だったが、今からの時代は金融を使っての世界支配へ、それを長い年月を掛けて仕掛けてきたロスチャイルド家の目論みを幾多の資料を元に展開を。

19世紀後半のイギリスの知識階級は、「世界一優秀な英国が世界を支配する」のは理の当然。その思想から、1884年にロンドン大学に属した形でファビアン協会を設立。設立から120年以上経った現在のファビアン思想は暴力革命を否定して、斬進的に社会を変革しようとの忍耐強いプランにと。

そして、その思想的流れは現在、トニー・ブレア、ゴードン・ブラウンなどのイギリス労働党の母体に。さらにジョン・F・ケネディはその思想を伝播する役目のロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの卒業生。しかも、米国の権力組織の頂点「外交問題評議会、 CFR」の元議長ロックフェラー、投資の神様ジョージ・ソロスCFR元理事、ロバート・ルービン(CFR現共同議長)、現連銀議長ベン・バーナンキ、現国家経済会議委員長ローレンス・サマーズ、元連銀議長ボール・ボルカーなど現在アメリカ中枢の中心人物が皆、同じ学校の卒業生!(現は、2010年当時)

欧州の5都市に根を張った国際金融資本家の中心ロスチャイルド家は、表には出るなという家訓を守って、アメリカでの代理人、モルガンやモルガンから融資させた資産家、当時アメリカの石油の90%を支配してたロックフェラー家に米国の中央銀行である連邦準備銀行を1913年に設立させた。

従って、アメリカの連邦準備銀行(FRB)は、全くの私的企業。名前からは国の機関と見まごってしまう存在の私立銀行に世界中がかき回されてる現実!

そして、手を組んだロックフェラーを前面に押し立てながら、イギリスに鎮座するロスチャイルドは世界統一政府を目指してまい進中。富を握れば次は権力を志向することは人間の性。権力者の目指すものは、権力の維持のための管理社会への移行。行き着く先であろう全体主義国家を想定した小説が、ジョージ・オーウェルが書いた「1984年」。危険な書物として発禁にした国もあるそうです。

この小説「1984年」は、プラトンの「国家論」の階級制度を原型に。その最下層は、知的教育はされず、ただ働くだけ。その愚民化政策とクレジットカードによる借金漬け政策をアメリカ政府が取り入れてきたので、911後にアメリカの建国の理念がくつがえされても抗議の声さえ出なくなったと。

そして、日本は古の昔から、民のことを考えた政策を行う施政者を多く排出した世界史における奇蹟のような国。

「日本という国は、非常に精神的レベルの高い国民。ただ長年、マスコミの言うことを鵜?みにして全員が同じ行動をするという悪い習性がある。すべては自分の考えを持たないがためなので、画一的なマスコミの報道に惑わされず、政治だけでなくいろいろなことに対して多くの人が自分なりの考えを持つようになれば、政治的にも経済面においても日本の前途はおのずと開けてくると著者は確信」と結んでます。

この結びの言葉を読んでほっとしました。誰の役にも立たない存在、でも自分の意見を持つことなら出来るので、、、。だれに遠慮もせずによい立場を、せめて生かせれば。