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私の命を救った「人の縁」による奇蹟

2010-05-25 15:50:50 | 健康と美容

 「ほぼ絶望的」と診断された私の末期癌を治してくれるたった一人の医師(前山氏)に、ついに昨日(5月24日)お会いでき、しかもその場で的確な治療を2時間以上して下さいました。

 妻と私は前山医師に何度もお礼を言い、お互いに“これで命が助かりそうな光が見えてきた”と喜び合いました。

 昨日(5月24日)のこの出来事は、まさに「奇蹟が起こった」としか考えられません。

陶板浴に通い始めて紹介された貴重な医師

 「人の縁」の奇蹟は、病院で癌治療中の私に陶板浴を熱心に奨めたある社長の連絡メールから始まりました。

 ようやく退院した私は、妻が調べてくれた近くの陶板浴治療所に通い始めました。すると最初の日に陶板浴経営者の柴田さんが、“癌を治す素晴らしい医師に通っている人がいます”と話し、“良ければ紹介してもらいませんか”と奨められました。

 “ぜひに”とお願いすると翌日、3日目(5月24日)の11:00に、「○○から紹介された」と前山医師に電話するようにとの連絡を受けました。そのつもりで3日目に陶板浴に行くと、何と、紹介して下さる○○さんが私たちに合わせて来院し、しかも、ご自分で前山医師に電話して下さいました。本当に、何と親切な方でしょうか。

 そのケータイを受けて私が電話に出ると、前山医師は“今日は休診日だから、今日なら治療できますよ”と言います。「ぜひに」とお願いして、午後5時にお訪ねしました。急にお願いしても、簡単には予約が取れないクリニックのようです。

 前山医師は休日に一人で仕事をしておられて、私の状況を聞くとその場で、日本でただ一つの癌治療をして下さいました。

 私の悩みの抗癌剤副作用除去にも、水素の注射をして下さり、まだ残っている私の癌の在り処を探し当て、その場で退治して下さいました。ただ、一度に全部は取れないので、しばらくはこの治療を続けることになりました。

 これほどまでにとんとん拍子に治療して頂けるとは、今でも信じられない奇蹟的な出来事です。まさに、「人様の貴重なご縁」による奇蹟としか思えません。

難病治療に限界のある病院

 私は病院に戻れば、そこには、再び抗癌剤治療の提案が待っています。しかし私は、抗癌剤治療は二度と受けません。抗癌剤を入れ続ければ、苦しんで死んでいくだけだと分かったからです。

 抗癌剤の発祥は、何と毒ガスです。病院の看護婦さんが教えてくれました。そして、「抗癌剤が体から全部抜けるには2年かかる」と、前山医師から聞きました。

 だから、前山医師を紹介して下さった方も、病院で初めから抗癌剤治療を一切拒否し、自分で西洋医学以外の治療方法を探し歩き試して、ようやく、陶板浴と前山医師(前山医師もドイツの西洋医学ですが)にたどり着いたのだそうです。

 彼はとても元気で、忙しく精力的に、銀座や青山にある5つのレストランの経営に当たっています。

 今日・5月25日、見舞いの電話を掛けてきたホームセンター経営者の大先輩は、4年前に入院したけれども病名も原因も分からず、「分からないから退院してくれと」言われ、治らないまま自宅にいたそうです。

 すると、心配した中国からの留学生(大先輩が財団で面倒みている)が、中国から漢方の処方を取り寄せてくれて、これで治ったそうです。“やはり、近代医学には限界があると思いますね”とおっしゃっていました。

 奇跡的に第一段階の生還を果たしたいま私は、特に難病に罹った人は、病院には限界があることをよく認識し、その限界を埋める代替医療を慎重に探すことが、自分の生死を左右するとても重要なことだと痛感しています。

病院でも「人の縁」で助かった私

 私の胃癌は進行性となり、リンパ管を通じて全身に転移していましたから、手術もできず、抗癌剤治療しかなかったと言います。しかも主治医は、“治る可能性は殆どありません”、つまり「殆ど絶望」と宣告しました。

 私はしかし、入院する前から自宅に来て頂いて治療をしていた三井式温熱治療の効果を信じていました。これは、13年半前に直腸癌を手術した後に、妻がいろいろ調べた治療法の一つで、その後もお付き合いをしていました。

 私が発症して苦しみ始めた時、三井式温熱治療を退社して独立の準備をしていた山内さんに電話をすると、翌日から、ご自分の業務を振り捨てて治療に来て下さいました。

 さらには、入院した際にもこの三井式温熱治療を続けることを主治医に話し、“否定はしません”との同意を得て、毎日のように病室に来て頂いて温熱治療をしてもらいました。

 これが大きな効果を発揮し、あれほど痛くて苦しんだ骨の癌(背中と腰)が消え、主治医たちもびっくりしながにら、「やはり抗癌剤が効いたんだ」とつぶやいていました。

 山内さんに「毎日のように」病室に来て頂けたのも、妻と私には奇蹟のように感じました。というのも、入院した4月23日からはたまたまゴールデンウイークで、休日が続きました。山内さんも当然に休みが続くので、私を心配する彼ら夫妻は、毎日のように来院することができたのです。

 強い抗癌剤を服用する3週間(この間に8日目にはさらに強い抗癌剤を点滴)が過ぎ、CTスキャンやレントゲン、MR検査、血液検査を受けると、主治医がこの結果を見て“驚くほど良くなっています”と言いました。

 私は、山内さんの懸命な温熱治療のお陰だと思っています。

 温熱治療は免疫細胞を活性化して、抗癌剤の副作用を少し克服するとともに、体の表面に近い骨やリンパ管の癌退治に大きな貢献をしたのです。

「ご縁」を賜わった方々に心から感謝します

 約1ヶ月の地獄の治療を受けた病院では、三井式温熱治療の山内さんの献身によって、奇跡的な生還を果たすことができました。

 退院直前に陶板浴を強く奨めるメールを下さった勉強仲間の社長が、次の奇蹟の発端となりました。

 妻が探してくれた、自宅から近い陶板浴「柿の木坂ひかりの泉」の柴田さんは、早速に、前山医師の治療を受けて元気な○○さんの存在を教えて下さいました。

 柴田さんから、私への紹介を依頼された○○さんは、前山医師に電話をする日のその時刻に、わざわざ陶板浴に来て、私のために自らのケータイで電話をして下さいました。

 そして、その場で電話を受けたばかりにもかかわらず、前山医師は快く私を受け入れ、その日(休診日)の夕方にすぐに治療を開始して下さいました。それだけに私の末期癌は、“猶予がならない(前山医師)”状態だったのだそうです。

 こうして私は本当に奇跡的に、九死に一生を得たところです。貴重な「ご縁」を下さった方々に、心から感謝いたします。

 


陶板浴に通い始めました

2010-05-23 16:28:29 | 健康と美容

 知人が、「陶板浴で癌を克服した人を何人も知っているから、ぜひ試してください」と強く奨めるので、妻が自宅に近い治療所を探してくれて、昨日から通い始めました。2日目の今日は、体が少しすっきりして、歩くのが少ししっかりしてきたように感じます。

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 通い始めたのは、東京・目黒区の「柿の木坂ひかりの泉」で、柴田さんの大きご自宅の地階を、4年前に亡くなられたご主人が自分のために陶板浴治療所に改造したそうです。

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 地下1階、地上2階のご自宅の左手に周り、そこから地階への階段を下ります。

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 地階の入口ドアから入ると、柴田さんがにこやかに迎えて、こまごまと面倒を見てくれます。ご主人は4年前に肺がんを発病し、手術室に入ってから手術のできない線癌であることが判明、「余命半年」と宣告されたものの、茨城県の陶板浴を知って通い、2年間の余命を保たれたそうです。

 その際に、「毎日、片道2時間もかけるのは大変だ」と、ご夫妻で北海道まで陶板浴設備建築の研修に行って、4年前(平成18年)にこの設備を完成。近隣の人々や知人にも提供してご主人は陶板浴治療を続けました。しかし最後は、腹水が出てきて入院し、病院で感染症に罹って亡くなられたそうです。

 ご主人の意思を継ぎ、奥様ご自身も辛い体験をしたことから「人のお役に立てたい」と強く思われ、お一人で5床の陶板浴を経営なさっています。

 “私には息子たちもいますけれども、一人で住んでいるので、こうして皆さんと接してお話して孤独を感じずにいられます”と、奥様はおっしゃいます。

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  陶板浴に入るには、まず着ている物を全部脱いで、パジャマ等に着替えます。このためのロッカールームがコンパクトに、とても上手に作られています。

 その左隣が浴室で、一度に5人までが入浴できます。入浴と言っても陶板(床)に寝るだけで、暖かくてとても気持ちがいいです。

 癌の私は少しずつ入るようにして、20分で出て休憩し、また20分入り、合計40分から始めています。

 また、癌の人はできるだけ頻繁に入った方が良いとのことで、特別に割引して頂いて(通常は50分以内3,000円)、私は毎日通うつもりでおります。

 何よりもいまの私には、体内の抗がん剤を早く除去して、副作用(吐き気・むかむか感など)をなくすことが課題です。陶板浴は「体内に蓄積された化学物質(抗がん剤)や老廃物を体外に排出」してくれるので、当面はできるだけ毎日通うつもりです。

 私の自宅からクルマで25分ら30分ぐらいの柿の木坂に、亡くなられたご主人が作られたすばらしい陶板浴治療所があって、その恩恵に浴することに心から感謝しております。

 また、ここに至るには、私の回復を強く願う知人たちの貴重な情報網がモノを言いました。このようにして、私のいまの命は保たれ、しかもとても順調に快方に向かっています。「ご縁」の貴重さを、改めて強く感じております。

陶板浴へのアクセスはインターネットで

 私が通い始めた「柿の木坂ひかりの泉」の住所は、東京都目黒区柿の木坂2-11-2

  電話は、03-5729-0482です。

 アクセス方法は、インターネットで「柿の木坂ひかりの泉」を検索して確認することをお勧めします。

 


退院して食べた「ざるそば」のうまかったこと!!

2010-05-19 20:12:25 | 健康と美容

5月19日・午後6:40、退院して懐かしの我が家に帰りました。

 約1ヶ月間の闘病期間中は吐き気との戦いで、「空腹」とは、前世での淡い記憶のようにさえ感じていました。

 ところが自宅に戻ったらこの「空腹」を感じて、夫婦で大喜び。近くの「なか卯」で食べたざるそばの、何とおいしかったことか。私の人生で感じた、初めての、スゴイ、何とも言えない、最高の美味しさでした。

 「ほぼ絶望」と宣告された私の進行性胃がん・癌性リンパ管症は、第一段階の奇跡の生還を果たしました。しかし、第二、第三段の治療が待っています。5月末からは、通院で抗がん剤の点滴を受けます。

 あらゆる闘病手段を講じて、たとえ完治はしなくとも、余命をあと何ヶ月、あるいは何年かへと延ばすのが、私のこれからの人生の最大課題になりました。

 「日本人の2人に1人は癌で死んでいる」と、テレビ等で繰り返し告知されています。

 皆様が決して癌にやられないように、がん検診を怠らないことを強くお勧めしたいです。癌には、決して罹るものではありません。

 私はいずれは死ぬにはしても(私だけでなく誰でも死にます)、「癌では死にたくない」と強く思っておりまして、「天命が来て眠るがごとく死ねる」ように、一日一日の精一杯の努力をしようと誓っているところです。

 

 

 

 


病気が「食べること」への情感を深めた

2010-05-10 09:20:20 | 健康と美容

 私はいま病床で、「普通に食べること」の素晴らしさとありがたさを、
生まれて始めて深く感じています。

 それは進行性胃がんの治療で約1ヶ月間、むかむか感が強くて食欲がなく、
人間にとってごく当たり前の「食べたい」状態になれないからです。
 私は生まれて初めて、「普通に食べること」の幸せさを、体の奥深くから感じ取りました。
 そして、「食べること」はすなわち「命・生きること」そのものです。私はいま、
「命」の掛け替えのなさに深く感じ入っています。

医療スタッフの献身から受ける感動
 医師を初めとする医療スタッフの献身には、心から胸を打たれます。

 主治医以下3人の医師は、週末も早朝・深夜もなく治療に献身しています。特に若
い医師には休日がないようであり、「いつ休むのだろうか?」と心配になります。
 病院とは別の温熱治療を引き受けた私の知人は、自分の業務を犠牲にして殆ど毎日
来院してくれます。
 これらの医療スタッフの献身に、十分な見返りはありません。それでも献身するの
は、「命・生きること」への強い使命感があるからだとしか思えません。

 私は大病に罹り、「食べること」、「命・生きること」の素晴らしさと、「命を救
う使命感の強さ」を、深い情感を以って受け止めました。(以下、後日掲載します)