保険会社の電話番号もすぐ出るように
何十年もクルマを運転していて、初めてパンクに遭遇しました。高速道路走行中に、ハンドルが急にガタガタし始めました。私は何のことか分からずに、「料金所がすぐそこだから」と思って料金所のゲートを出た所でクルマを停めました。
クルマを見て驚きました。何と、後の右タイヤがパンクしてフラットになっています。
妻がすぐにケータイで、保険会社に電話しました。保険会社から「アシスト」とかいう修理サービス会社に連絡して、折り返し場所の再確認の電話が来ました。
この間30分ぐらい。心強いサービス車が到着して、すぐに予備タイヤに交換してくれました。これが終了して、サービスマンに何度もお礼を言って再発進するまでが1時間足らず。お蔭様で、無事に帰ってきました。
しかし、運転する以外には何事にも不精な私が一人だったら、こんなわけには行かなかったと思います。まず私は、ケータイを持たずに外出します。次に、クルマの保険会社もろくに覚えていません。
つくづくと、ケータイと保険会社の電話番号の大事さを痛感しました。以後は、ケータイをできるだけ所持することにしました。私の場合、ケータイを使うことは滅多にないのですが、イザという時には命綱のように大事な物だと悟りました。
パンクは宝くじに当たるほどの確率だが
私は、異常を感じてすぐにクルマを寄せてチェックしなかったので、パンクしたタイヤは使い物にならず、新品と交換しなければなりませんでした。駆けつけてくれたサービスマンも、後で修理に行ったディーラーのメカニックもともに、「異常を感じたらすぐにクルマを寄せれば、パンクしたタイヤは修理して使えた」と言いました。
私は、狭い路肩に緊急停車するのが怖くて、すぐ先の料金所まで低速走行したのでした。路肩に停車していて、後続車に衝突されて死亡した人の事件を、テレビ報道で聞いていたので怖かったのです。
だから、タイヤ1本の交換代金15,800円も、「もしかして死ぬよりはましだった」と思うことにしました。
しかしできることなら、すぐに停車した方が良いとは思います。
それから、ディーラーのメカニックは、“無事で良かったですね。これが前輪だと、ハンドルを取られるから危ないです”と言いました。ホンダのクルマは後輪駆動だと思うので、前輪はフラフラするのでしょうか。
私は何十年もの間、日本とアメリカ、ヨーロッパ各国で運転してきて、パンクに遭遇したことはありません。だから今回は、宝くじに当たるほどの確率で、パンクに遭遇したと思います。
そして事故にならずに、何事もなく帰って来られたことも、幸運だったのかも知れません。何事もなかったことに感謝しています。
それから、乗用車(ホンダ・アコード)の予備タイヤは、後ろの荷台(トランク)の床下に収納されています。私はケータイ通話中に保険会社の人から「予備タイヤはありますか?」と聞かれて、トランクを開けましたが最初は見つからず、「ありません」と答えてしまいました。
それから、折り返しの電話を待つ間にもう一度荷台を調べたら、床下にタイヤがあるのが分かりました。こんなことも当然に、知っていなといけませんね。
クルマ保険でパンク処理は無料
AIU保険会社は迅速に対応してくれて、処理に来たサービス会社も迅速かつとても親切でした。本当に助かりました。そして今回のパンク処理は、保険を掛けているので無料だということでした。
日本の保険会社やサービス会社は親切で、しかも処理がとても早くて、本当にありがたいことだと痛感しました。
このような事故には二度と遭遇したくありませんが、サービス水準の良い日本で良かったと思います。