アクティブ・シニアのお役立ちブログ

中高年が元気に過ごすためのお互いの体験・情報交流の場です。

「味噌汁を毎朝」も高血圧人には要注意

2007-11-27 16:44:19 | 健康と美容

 私は体重をこれ以上ふやさないために、味噌汁を毎朝飲んでいました。味噌汁だけでご飯(ライス)を食べず、あとは果物とヨーグルト、豆乳で済ませて、「これは健康に良い筈だ」と思っていました。

 ところが医師から、“味噌汁も注意してください”と言われました。塩分が多いからだとのこと。私は、「味噌汁でさえもダメなのか」と驚きました。

 妻が本を見つけてくれました。NHK生活ほっとモーニングの「血圧を下げる!レシピ」です。これを読んでまたビックリ。

 普通の人の朝食ですでに、塩分は4.9gもあります。「塩分は1日6gが目標」というのに、朝食の段階で残りは1.1gしかありません。これに、しょうゆラーメンとギョーザの昼食を取ると、塩分は9.3gにもあります。そして、あっさりした夕食でも塩分は4.3gで、1日の合計は18.5g。目標を12.5gもオーバーしてしまいます。

 本でこのように指摘されると、私の塩分摂取量はずいぶん多かったのだと納得しました。

 日本人の塩分摂取量は多いので、当面は1日10gに落として、「3ヶ月で1日6gにしよう!」と書いてあります。塩分を急激に減らすと、高齢者の場合は脳梗塞を起こす恐れがあるそうです。

食事を大きく変えてウォーキング時間を増やす

 妻はさっそく大量のタマネギを買って、これを煮込んだ具だくさんのスープを作ってくれました。これを暖めては、何回も食べようという作戦です。妻が本などを探し、料理を工夫してくれるので、本当に助かります。

 従来通りの食生活と運動不足を続ければ、いずれ私が脳梗塞で倒れるのは間違いないと実感しています。

 本を読むと、血圧が上がるのは塩分が原因で、摂りすぎた塩分は排泄が追いつかず、再び血管の中に水分と一緒に戻され、血液量が増えて血管壁を強く押しながら流れるのだそうです。

 だから塩分過多をなくして、血液が血管内をさらさらと流れるようにしないといけないのですね。

 こんな簡単な理屈も、私はまったく知りませんでした。今は健康維持に真剣になり、時々は血圧を測るようにしています。定期健康診断の医師やNHKの本では、上(収縮期血圧)が148で下(拡張期血圧)が78の私は、高血圧だとされます。

 先日、かかりつけの医師に測定してもらった際の、120と70ぐらいの状態にすることを目標にすべきかな、などと思っています。(会田玲二)

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奇蹟の全盲イラストレーター、エムナマエ氏

2007-11-23 06:32:06 | 自由サロン

 カーラジオを聞いていたら、全盲で絵(イラスト)を書く奇蹟の人が対談していました。エムナマエ氏で、その絵本は書店にたくさ並んでいて、有名な作家のようです。

 「全盲でどうして絵が画けるのか?」と不思議に思いましたが、ラジオは途中から聞いたので理由は聞けませんでした。そこで書店で調べてもらい、エムナマエの絵本を買いました。

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 絵も文もきちんとしていて、とても全盲の人の作品だとは思えません。「ナゼか?」とインターネットで検索しました。エムナマエの経歴によると、次のような経緯だったようです。

 子供の頃からの糖尿病で、1986年・38歳で失明。現在も、人工透析を受けながら奇跡的に生きている。以前には医師から「あと5年の命」と宣告されたが、それからすでに22年も生きている。

 失明後、2人目の妻から一方的に離婚を要求され、一人で生きた。1990年・42歳の時に現在の妻と出会って結婚。「妻のために」と全盲で画いた絵が皆に注目され、マスコミにも取り上げられた。

以後、妻の大きなサポートにより全盲のイラストレーターとして復活。現在59歳。失明の頃のある明け方、神(創造主)の啓示があった。どの宗教にも無関係だが神を信じており、宗教・宗派を超えて世界の人々が神を感じ、信じるような世の中になって欲しいと思っている。

以上のようなことが、ラジオとウェブサイトで分かりました。耳が聞こえなくなってから交響曲「第九」を作曲したベートーヴェンのような奇蹟の人だと思います。

“辛いこと(たとえば失明)があったら、諦めることです。諦めると、次に希望が湧いてきます”と、ラジオで説明していました。また、“どんな辛いことがあっても、自分は神に見守られていると思うので、何も心配しないで生きています”とも言われました。

あまりにも不思議な存在のエムナマエさんですが、「平凡な自分にも、そういう可能性があるのだ」と勇気づけられるように思います。(会田玲二)


忍び寄る脳梗塞の危険を頚動脈検査で発見した

2007-11-21 06:43:01 | 健康と美容

 オシム監督の突然の重篤入院に驚き皆が回復を祈りましたが、これが他人事でないことが分かりました。

 何と、妻の健康確認に付き合って私も診断を受けたら(いつも行く「林クリニック」で)、私の頚動脈の血流が前回診断よりも悪化していて、「このまま放置すると間違いなく脳梗塞になる」と診断されました。

 頚動脈の血流検査は、林クリニックが導入した最新の機械によるもので、最近になって「技術がここまで進んだ」のだそうです。

 この診断を受けなければ、脳梗塞の心配もせずにやがて突然倒れる方向へ向かうところでした。診断できたことを、心から感謝しております。

 30日分のクスリをもらいました。このクスリは青魚の何とか言う要素から造ったとかで、血栓(血の固まり)ができるのを抑えるそうです。また、コレステロールや中性脂肪も下げると書いてあります。

ウォーキング最優先の生活への転換を決意

 「血圧が高めだ」とか「体重が多い」と言われていただけでは、心底から真剣にはなりませんでした。しかし、「脳梗塞で倒れる」と言われればそれこそ必死にならざるを得ません。心を入れ替えて、自分の生活を大転換しようと決意しました。

私の血液をさらさらにするには、

 ①できれば毎日1時間、そして週に2回は半日(3~4時間)歩く必要があります。

 ②そして水を毎日2リットル飲むこと。

 ③それから根菜を食べること、と言われました。

 脳梗塞にはなりたくないので、さっそく昨日から歩きました。これからは、「歩くこと」を最優先の生活にしたいと思います。

 脳梗塞の原因にはいろいろあるようですが、「老齢」も大きいようです。わたしは約1ヶ月後に76歳になりますが、60代・70代の人は、そろそろ心配する方が良いと思います。

普通の定期健康診断では発見できないので、林クリニック(東京・新宿駅南口すぐ。住所は渋谷区代々木2-10-8、電話03-3370-5100)のような、最新設備を持つ病院で受信されることをお勧めします。(会田玲二)


九九を教えないアメリカの愚民政策

2007-11-13 17:24:53 | 自由サロン

 ロサンゼルス地区に住む娘の家族(親子3人)に会い、雑談しているうちに驚くことを聞きました。それは、アメリカの学校では九九を教えず、子供たちがますますバカになっていることです。

 これを話したのは、日本でいう中学校の副校長を務める義理の息子(娘の夫)ですから、信用してよい事実だと思います。

 彼は算数の時間も担当しているので、これは、彼自身の大きな問題(九九を教えたくても教えられない)でもあります。それは、彼の話を聞いた私の感想では、アメリカの支配者層による愚民政策によるものです。

 アメリカの所得格差は日本よりも大きく、日本がそれを真似している感じがしますが、アメリカの支配者層にとっては大衆がバカな方が、まことに都合がいいのだそうです。こうするために、学校で九九を教えず、大衆はますます計算ができなくなっています。

 「では、金持ちの子供たちにはどういう教育をしているのか?」というと、「彼らは公文に通わせているよ」と彼は答えました。確かに公文は、ずいぶん昔からアメリカはもちろん世界各国に進出していますね。

「コンセプト」という愚かな計算方法

 副校長である息子によると、九九の代わりに「コンセプト」と称して、紙や黒板に数を並べて書き、これを全部数えて答えを導くのだそうです。たとえば2×4ならば、○か◇を2個書き、これを4列書いてから、おもむろに全数を数えるのです。つまり、数字を目に見える「概念(コンセプト)」に置き換えて理解するというつもりなのでしょう。

 しかしこんなことでは、掛け算、割り算だけでなく引き算もできなくなってしまいます。

 実際に彼、副校長は生徒から、「9時56分から10時3分までは何分か」と質問されたそうです。その生徒は、こんな簡単な計算ができないのだそうです。本当に恐ろしいことです。

 実は私自身も暗算が不得意なのですが、小学生の時に九九を習ったお蔭で、どうにか、片方が一桁でもう片方が2桁なら掛け算の暗算ができるし、割り算もできます。

 これは「コンセプト」などという愚かな論理でなく、つまり24は8、35は15なのです。これを徹底して暗記しなければ、暗算力が付かないのは当然のことです。

 先日のNHKテレビで、秋田県が全国一の学力だと報道し、その原因は生徒に徹底して、まず自分で考えさせることだと説明していました。これはとても貴重な例だと思います。

 日本がこれから、アメリカの愚民政策?だけは真似しないことを、私は強く願いたいと思います。(会田玲二)


二番手・三番手の会社はサービスがいい

2007-11-02 11:35:35 | 旅行のヒント

 アメリカ旅行に先立ってその3日前に、スリフティ・レンタカーから「契約の確認」のeメールが届きました。

 カー・レンタルの内容を確認するもので、「これは、お知らせするだけなので、返信は不要です」と書いてありました。「親切なものだなあ」と感心しました。

 スリフティは、レンタカー会社では三番手ぐらいに当たるのでしょうか。それだけに、料金も安いし、懸命にサービスしているのが良く分かります。

 アメリカのレンタカーではハーツが一番手で、2位がエイビスだと思います。昔はエイビスからも車を借りましたが、私は、「頑張ります(We try harder)」というスローガンがとても気に入っていました。

 スリフティは、アメリカ在住の娘に奨められて借りるようになりました。妻は、「ヨーロッパでもスリフティから借りれば?」と言いますが、日本から予約する方法が分かりません。ローマやミラノの空港でも、スリフティのカウンターはとても小さくて、よく探さないと分かりません。アメリカではカウンターも大きく、スリフティはすぐ分かります。

 しかしやはり、三番手なのでしょうね。でもヨーロッパでも、できることなら、とても親切で安いスリフティから借りたいと思っています。妻と私は、今日・11月2日から10日まで、ラスベガスとロサンゼルスを旅行してきます。