アクティブ・シニアのお役立ちブログ

中高年が元気に過ごすためのお互いの体験・情報交流の場です。

「長く生きる」とあきらめ覚悟する

2009-03-30 00:39:48 | 健康と美容

「長く生きること」は辛くても「生きること」に価値がある

 「喉の調子がよくないな」と思っているうちに、本格的に咳が出てきて風邪だと気がつきました。うっかりしていて、健康管理に失敗しました。きちんと治るまでには日数がかかりそうです。

つい最近まで(70歳代前半まで)はすぐに治ったのに、77歳になると、何にでも時間がかかるようになりました。

 体の具合が悪いとつい悲観的な心情になり、「経済は大不況だし、政治も出口が見つからないし」と、このまま長く生きるのが嫌になってきます。「こんなことなら、60歳代ぐらいに早く死んでしまいたかった」とさえ思います。

 そんな時、五木寛之氏の「人間の覚悟」(新潮新書)を読みました。

 五木氏は、「諦めて」、「覚悟」すべしと言います。そして、「まず生きること」だ、「どんなにみっともなくても、生き続け、存在すること」だと説きます。五木氏は、自殺してはいけないと言います。

 「それを覚悟のひとつとすれば、人間は、今こうして生きていることにこそ価値がある」と述べています。

 私は、「やっぱりそうか、寿命がある限りは諦めて、80歳、90歳まででも生きようと覚悟することなのか」と、自分なりに納得しました。

 そしてこれは会社も同じことで、会社の将来になかなか希望が見出せなくても、「こうして存続していることにこそ価値がある(社員の幸せを守るという価値)」と思うべきだと理解しました。

 今は、そう思わなければやっていけない時代ではないかと思います。

「諦める」とは現実をはっきりと見つめること

 五木氏の「諦める」は、私の「諦める」とは違っていました。私の「諦める」は、“ダメならやめればいいや”と投げ出す態度です。

 五木氏はそうではなくて、「明らかに究める」こと。「はっきりと現実を見すえる。期待感や不安などに目をくもらせることなく、事実を真正面から受け止めること」だと説きます。

 このことを五木氏はいろいろな例で説明していますが、その一つが「国は最後のところで私たちを守ってはくれないと諦める」と言い、これが、いま「覚悟」しなければならないことの一つだと言います。

このように説く五木氏は若い時に満州にいて、「国から二重に裏切られた」経験があります。一つは、「日本は必ず勝つと言われてそれを信じ」、もう一つは、敗戦後に「現地にとどまれと言われて脱出までの過酷な日々を甘受した」ことです。

 この体験も大きく影響しているのでしょうか、五木氏は、「国が私たちを最後まで守ってくれるとも思わない」と言います。

 パスポートを持って外国へ行けば感じることですが、私たちは国家によって保護されています。しかし、「そのことと国に頼ることとは別問題だ。国が最後まで私たちを守ってくれるなどとは思わないことだ」と、五木氏は言います。

 私たちは、「裸で濁世(じょくせ)の中へ放り出された存在にすぎない」のです。

大規模な価値の転換が起きている

 健康について五木氏は、「何か一つのことが体にいいという『一件落着主義』は、すべて嘘だと覚悟した方がいいと思います」と述べます。

 医療だけでなく、医学全体、経済、政治などあらゆる世界の全体で、価値判断の転換が見られます。「以前とは正反対の現象が出てきています。それぞれはバラバラに起きているように見えるけれども、世界全体で大規模な価値の転換が起きていて、常識が通用しなくなってきているようです」。

 そして、「常識というものを、根底から疑ってみる時期なのではないかと感じます」と言います。

 こういうわけだから、誰にでも分かりやすい近道などないし、完全な健康、百パーセントの安心・安全が何かによって保障されることなどあり得ないと「覚悟すべきでしょう」と五木氏は言います。

逃げずに真正面から見つめるしかない

 生きていることにこそ価値があると思い、自分自身が「覚悟」することはできるのではないか。

 「覚悟」とはもともと仏教用語で、「迷いを去り、道理を悟ること」。また、「危険や困難を予想して、その心構えをすること」、「あきらめること、観念すること」だそうです。

 そして「あきらめる」とは、五木氏の意見では、「明らかに究める」こと。物事をはっきりと究め、現実はこうなのだと覚悟することだそうです。

 「言いかえれば、世の中のあらゆることは流転する。人間は老いて死んでいく。そのことを、逃げずに真正面から見つめることです」と、五木氏は説明します。

 私はまたまた、百歳ぐらいまで現役で働いた銀座のママさんの言葉(テレビ出演で)を思い出します。

 “歳を取ると、生きていることがけっこう辛いことなのよ”と、彼女は言いました。77歳で元気に見える私ですが、この言葉がよく分かります。風邪を引いたりすると、特によく理解できます。

 しかし五木氏の言う通り、老化は現実の問題で避けることはできません。それであれば、無理をしないで元気に生きる方法を工夫することが肝腎だと思います。これは体だけでなく、心もです。

 そのためには、簡単に風邪など引かないように、喉に異常を感じたらすぐにうがいグスリぐらいは買ってくるべきでした。このことを反省しながら、老化や不況への「諦め」と「覚悟」を強めたいと思います。


店によって安い商品が違うので買い歩く

2009-03-27 14:46:35 | お店あれこれ

オートミールには箱に大小の違いがある

 割高の商品は買いたくないので、私はあちこちの店を見て回っては買い物します。

 そうすると、たまたま通りかかった小田原市(神奈川県)のスーパーマーケットで、1,000mlの豆乳が178円なので喜びました。この豆乳は、CGCグループの開発商品(PB)です。

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左がジャスコの198円の豆乳、右がCGCグループの178円の豆乳。いずれも1,000ml入り。

 いつも買っているジャスコ品川店では198円だから、CGCはこれよりさらに安いです。ついでに寄って見たイトーヨーカドーでは248円。この値段で売るスーパーは多いですね。しかし、198円よりも高い豆乳は、私は買うことありません。飲むたびに損をする感じがしますから。飲まずに我慢する方が増しです。

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 妻と私は朝食にオートミールを食べますが、これには箱の大小があることを始めて知りました。いつもは300g入りで356円ぐらいのオートミールを買うのですが、東急ストア南町田店(都内グランベリー内)で買ったのが500g入り588円です。

グラム当たりの値段を比べると、300g入りが1.216円、500g入りは1.176円だから、東急ストアの500g入りの方が安いです。一つ一つ比べて見ないと、本当に安いかどうかは分からないものだと感じました。

箱入りワインも店によって大きく違う

 新聞に、箱入りの大容量ワインが安く、開梱しても1ヶ月以上も持つ(腐らない)ようになったとありました。

 しかし探しても売っている店がないのですが、ライフ大森中店(都内大田区)で別なブランドの箱入り3㍑入りがあったので買いました。1,880円です。これでも、ビンにして4本分だから、1本当たり500円以下で安いと思いました。

 ところが、小田原市のスーパーに新聞記事と同じフランジアがあり、3㍑入りが1,480円です。これを買わない手はありません。ビン入り1本当たり、何と370円の安さです。

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 左がフランジアで3リットル入り1,480円。右のリバクレストは、飲み口を空けてあり、グラスを近づけて注げるようにした形です。

 店は、できるだけ見て回る方が得になると、つくづく思います。そして、安い店を知れば、それよりも高い店ではバカバカしくて買えなくなります。

これも、結果的には節約になるかも知れません。

フロアワイパー用のウェットシートも節約

 我が家(アパート)は昨年末に全面リフォームしてからは、床が総檜になり、毎日私がワイパーで掃除しています。掃除機は、ほとんど使わなくなりました。

 ワイパーもいろいろ見て歩いて、普通の短い柄のワイパーと、もう一つ長い柄のワイパーを買いました。こうしている間に、普通の紙のウェットシートではなく布製のシートを見つけました。

 布製のシートは、自分で濡らしてから固く絞って装着します。埃が溜まりすぎたら、手で埃とゴミを取って屑籠に入れ、また使います。掃除が終わったら、ゴミと埃を手で取ってから水で洗います。こうして、何回でも使うことができます。

 こうすれば、ウェットシートも買わずに済むので、これも節約になります。ただ、洗ったりするのが面倒な体調の日もあるので、やはりウェットシートも使っています。

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 左が、装着した薄手の布地ワイパーで、右が厚手のワイパー。真ん中の袋入りが、普通のウェットシート。

駐車料金のための追加買い物は「節約」にはならない

 東急ストア南町田店と、グランベリーモール全体を見に行きました。駐車場は「1時間は無料」なので、過ぎた時間分は買い物すれば良いと思っていました。

 妻から頼まれたオートミールなどの買い物をして精算すると、「2,000円以上の買い物でないと無料にはなりません」とのことです。仕方なく、飲んでみたかったフルボディ(味が重いワイン)を1本買い増ししました。これで駐車は無料になりましたが、「果たしてこれで節約なのだろうか?」と自問自答しましたが、どうも良く分かりません。

 いずれにしても、有料駐車場で「何千円以上買わないと有料」という制度は、私にはとても不便です。たとえば、買うつもりで来ても結局買う物がなかったら、買わずに出なければなりません。

 東京都内でも最近は無料または最初の1時間、2時間が無料の店が増えました。店やモールは、客が買わないかも知れないことを考えて、無料にする方法を研究して欲しいものだと思います。


「いちにいさん」は週末は汐留店が空いている

2009-03-22 10:52:42 | お店あれこれ

 銀座で安くておいしい店として私は、「いちにいさん」をいつも推奨します。昨日は、「いちにいさん汐留カレッタ店」で昼食を取りました。最近テレビで報道されたので混雑しているかと思ったら、意外に空いていました。先日、銀座インズ店は行列が長いので、諦めたのでした。

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  いちにいさん汐留カレッタ店。

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 私が食べた「豚しゃぶそばセット」950円は、サラダとご飯が付きます。そばには意外なほどたくさんの豚肉が入っていました。そばがおいしいのは、「いちにいさん」が元々は鹿児島の蕎麦屋だったからだと思います。

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 「黒豚のバラかつセット1,100円」、「黒豚丼850円」も、人気メニューのようです。

 テーブル係の人に聞くと、「週末に混むのは日比谷店、銀座インズ店ですが、汐留店は空いています。その代わり、電通などの会社があるので、平日の昼はとても混みます」とのことでした。

 では今後は、週末に来る時は汐留カレッタ店にしようと思います。逆に平日だったら、日比谷店か銀座インズ店へ行くことにしようと思います。

 私は昨日、豚シャブそばセット950円を食べましたが、やはり、とてもおいしくて満足でした。値段もリーズナブルですが、味が違うのですね。お奨めの店です。

 「いちにいさん」の店名は東京に3店あるからではなくて、鹿児島市から3、2、1号線を通って東京に進出し、東京から1、2、3号線を通って鹿児島へと行き来したからだと聞きました。

 鹿児島、東京の他にも、札幌や大阪などにも店があるようです。インターネットで、「いちにいさん」で検索できます。


銀座に500円のスパゲティ店

2009-03-22 10:14:29 | お店あれこれ

 銀座インズ3の1階に、人が並んでいる所がありました。それは、スパゲティが500円と550円の「スパゲテイ&カレーライス ジャポネ」の行列でした。

 いろいろなスパゲテイがあって、料金は500円と550円ですから、銀座ではと言うよりも、どこと比べても格安だと思います。だから、行列ができていたのですね。

 「ジャポネ」は、「銀座インズ3」の角のマクドナルドの、裏手にあります。平日は10:30~19:30、土曜日は10:30~15:30。日曜・祝日は休み。店は小さくて、カウンター席だけです。

 マクドナルドも人気で、「ジャポネ」へ行く方の裏にも大きな部屋があって、何十人も座れます。「マクドナルドに100円のソフトクリームがある」と妻に教えられて、私も食べてみました。こういう風に、安い店はいいですね。

 銀座インズの向かい側にも、ウェンディーズがあり、その隣ぐらいに

「北前そば高田屋」があります。せいろそばと、ざるそばが、それぞれ500円、カレー丼とそばのセットが750円、天丼とそばのセットが880円などですから、銀座では安い料金だと思います。

 ここから松屋デパートの方まで歩くと、松屋の向かいぐらいに吉野家があります。牛丼が390円ですから、吉野家は、銀座でいちばん安く食べられる店だと言っても間違いないと思います。

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  銀座インズ3の角のマクドナルド。この中の、マックの裏の方に「ジャポネ」があります。

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 マクドナルドの裏手の通路にある看板。

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 マクドナルドから道路を隔てて向かいにウェンディーズがあり、その裏隣に高田屋があります。その先へ歩くと、松屋デパートのある中央通りに出て、松屋の向かい辺りに吉野家があります。

 


嗜好品(ワイン)の人気ブランドは値上げされる

2009-03-18 11:15:24 | お店あれこれ

スパークリングワインは私には必需品なのだが

 ジャスコ品川シーサイド店(東京都品川区)へ買い物に行ったら、平日なのにクルマが多いです。店内に入って分かりました。「火曜市」で何でも安い日でした。

 食品が安くて嬉しく思いましたが、ワイン売場で、“cavaの980円のスパークリングワイン(サントリーとスペイン・ワインメーカーの共同開発品)が製造中止になります。私たちはぜひ続けたいのですが、残念です”と言われました。

 私が“おいしくて安いから、スペインのメーカーは強気なんだね”と言うと、“そのようですね”との返事。

 このメーカーは、スペインのフレシネコルトンネグロ・ブランドで、私も大好きだし、人気が高いようです。黒いビン(750ml)がベストセラーで、酒の「やまや」で1,080円だったのが、最近1,480円に値上げされたので買うのを止めました。

しばらくしてからやまやは1,280円に下げましたが、それよりは、cavaとサントリー共同の980円の方が安いです。これがジャスコにあるので、私はこれで満足していました。

ところが、これをまた値上げするということです。食品、日用品、衣料の必需品では値下げ競争が進んでいるのに、人気のある嗜好品は値上げされてしまいます。

どこかの店で、安くて(750mlが1,000円以下)おいしいスパークリングワインを売ってくれないかと、これから探し回ることになりそうです。 

飲むのを止めれば何の悩みもないのですが、やはり飲みたいので悩みは尽きません。


単三電池1本23円は安いと思ったら15円があった

2009-03-14 12:00:50 | お店あれこれ

 単三電池の予備を買っておこうと、低価格で有名なカインズホームで思い出しました。たくさんある電池の中から8本入りを探したら、900円台の8本入りパックがあり、さらに見ていくと600円台もあり、まだ安いのがありそうです。

 電池の陳列を丹念に端から端までを見ると、何と、8本入り190円のパックがありました。「どうしてこれほど値段が違うのだろうか?」と不思議に思うし、「190円の価格表示は間違いではないのだろうか?」と少し不安にも思いました。

 これを買ったあと別な日に、たまたまイケア新三郷(埼玉県)へ行ったら、何と何と! 「10ピース入りパック2個で300円。10ピース入り1個なら199円」の単三電池がありました。これを見て私は、カインズホームの低価格は印刷間違いではないと安心しました。

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 カインズホームの8個入り190円の単三電池パック。

 下はイケアの、10ピース入りパック2個で300円の陳列。

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 それにしても安い電池があるものです。単三1本当たりいくらかを計算すると、カインズホームで23.75円、イケアで15円です。大不況のいまは、各店の安い商品を覚えておいて、いちばん安いのを買わないと損だと思います。

トライアルの2㍑入り緑茶は89円

 テレビを観ていたら、トライアルの2㍑入り緑茶が89円だと知って驚きました。トライアルが緑茶工場を作り、国産茶葉を使って生産している開発商品だそうです。

 テレビに出た同社の幹部が、“お茶の売上げは当社が日本一です”と説明していました。

 私は牛乳が飲めない体質なので豆乳を飲みますが、いちばん安い店はジャスコやオーケー、ベイシア、ジャパンミートなどで、だいたい1,000mlが198円かそれ以下の値段です。

 多くのスーパーなどでは248円ぐらいが多く、中には280円ぐらいで売る非常識な店もありますが、私は買いません。198円以下でなければ仕方がないから買わずに、したがって飲まずにガマンします。

 ところが先日、イトーヨーカドーの新業態、ザ・プライス川口店(埼玉県)では、何と177円なので、驚きながら迷わずに買いました。

 イトーヨーカドーやヨークベニマルではいつも248円ぐらいなので、豆乳は諦めて買わないでいました。しかし低価格店に転換すれば、177円にまで値下げできるのですね。「やればできる!」。どの店も頑張って、少しでも安くして欲しいです。

 安い店よりも高ければ、私は買わずに過ごすことにします。