アクティブ・シニアのお役立ちブログ

中高年が元気に過ごすためのお互いの体験・情報交流の場です。

3年間も売れなかった「星影のワルツ」

2007-12-26 00:46:06 | 自由サロン

 パソコンに向かう原稿執筆に疲れて何気なくテレビをつけたら、千昌夫が歌った遠藤実作曲の大ヒット曲「星影のワルツ」が、実は3年間も売れなかったという物語を放送していました。

 作曲家・遠藤実は素晴らしい作品をたくさん残しましたが、思うように行かない仕事も多かったようです。ミノルフォンというレコード会社は、遠藤実のミノルを取った自分の会社でしたが、赤字が続いて大変に苦労して、最後にはこの経営から手を引いて作曲に専念したそうです。

 「星影のワルツ」は、作詞を渡された遠藤実氏が“本当にすぐにすらすらと曲が出てきた”歌だと言います。それは奇蹟のような作曲だったようです。

 しかし、これがまったく売れなくて落胆。この間に、千昌夫が夜遊びばかりして遠藤実氏から勘当されて、バーで働いたりして3年間を過ごしたそうです。

 「星影のワルツ」が少しでも売れて欲しいと願う千昌夫は、バーのジュークボックス・リクェスト曲の合間合間に、「星影のワルツ」ばかり掛けていたそうです。するとそのうちに、「星影のワルツ」を何回も掛けては涙するホステスがいました。

 これを見た千昌夫は、「この曲は必ず売れる!」と確信したそうです。そして師匠の遠藤実も別な所で、「星影のワルツ」に涙する人を見て「これは売れる!」と確信。すぐに、千昌夫を呼び戻したのだそうです。

 あれほどの大ヒット曲が実は、3年間も売れずに苦労したとは、少しも知りませんでした。物事には、苦労や下積みの期間があるものなのですね。

 この苦労物語の中で、初めて紅白歌合戦に出場した千昌夫の「星影のワルツ」に、私は涙がにじんできました。物語を聞いたあとでは、それは実に胸にじーんと来る感動的な歌でした。

 世の中にはトントン拍子の事ばかりがあるのではないと、つくづく感じさせられました。(会田玲二)


ドライブ旅行・見学をしていれば疲れないのですが

2007-12-26 00:10:25 | 健康と美容

長時間の執筆・集中を避けたくなる老化現象

 自分でも不思議なのですが、車を運転して店などを見て回っていれば一日中疲れないのに、机に向かって原稿を書こうとすると長く続けるのが難しくなりました。これも老化現象だろうと思います。

 ドライブは国内でも海外でも同じで、「何時間でも平気」という感じです。そしてよほど眠くなったら、駐車場で15分か20分も眠れば頭も体もしゃきっとして、また運転が再開できます。

 ところが原稿執筆中は2時間もすると眠くなり、体も鉛のように重くなって、起きて居られなくなり横になります。これで午後には1時間ぐらい熟睡できれば、元に戻ってパソコンに向かえるのですが、宅配便や郵便局などで起こされて睡眠が中断されると、それからは頭が重くて執筆意欲が損なわれます。

 つい最近まで(75歳まで)はこれほどでもなかったのですが、07年12月30日で76歳という境目で、体が一段とわがままになった感じがします。夜も、夕食でワインを飲むのが唯一の楽しみで、夕食が終わるともうパソコンに向かう意欲はなく、寝てしまうことがほとんどになりました。

PPK(ピンピンコロリ)の人生を求めて

 昔に比べるとずいぶんわがままな体になりましたが、寝込んでしまうことなくピンピンして、ある日突然コロリと死ぬようにと、健康診断は積極的に受けています。

 定期健康診断のフォロー診断では、胃炎があるのでピロリ菌の有無を再検査することになりました。頚動脈の血流は、「1ヶ月前よりも少しだけ改善」という診断で、引き続きクスリを飲めば良いとのことで、あとは、①水を飲むことと、②毎日かなり歩くこと、③根菜を食べることが課題です。

 これ以外には、「肝臓も高血圧、糖尿その他も問題なし」とのことで安心しています。「歩くこと」、「水をたくさん飲むこと」などの課題がなかなか実行できずにいますが、何とか努力してPPK(ピンピンコロリ)をまっとうしたいと願っています。(会田玲二)


アメリカ土産に1,360gのクランベリー

2007-12-25 18:27:41 | お店あれこれ

 久しぶりに日本へ来るというLA在住の長女に、私は「クランベリーを買ってきて欲しい」と頼みました。

 お土産に買ってきてくれたのは何と、1,360gの巨大なクランベリーの袋入り。コストコで、10ドル強で買ったと言います。さすがに、大きいことと安いことに驚きました。

 日本ではクランベリーを売っている店は少なく、ようやく見つけたカルディコーヒーファームでは、100gが280円でした。これに比べてコストコの値段は、100g当たり約80円になると思います。日本の値段は、コストコの3.5倍ですね。

 日本ではクランベリーが生産されないのでしょうから、それだけの価格差があるのもやむを得ませんが、それだけに、アメリカからのお土産としては貴重で、もらって嬉しいです。

目に良くダイエットにもなるクランベリー

 私がクランベリーを欲しがるようになったのは、昨年11月に訪米した際に、初めて食べたピンクベリーのヨーグルトがおいしかったからです。そのトッピングに、様々な木の実やフルーツを選ぶのですが、クランベリーがおいしく感じました。そしてクランベリーは、老化した私の目にも良い木の実です。

 ホールフーズなどでクランベリーを買って食べると、適度においしくて空腹押さえにも効果があります。以後は、日本でも探して買い、おやつ代わりにも食べています。

 アイスクリームのようなヨーグルトにクランベリーをトッピングして食べたら、本当においしいと思いますが、それは、また渡米した際にピンクベリーで食べるのを楽しみにしています。(会田玲二)

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 1,360gのクランベリーの左は100gのクランベリーで、右は200gのドライフルーツミックス。


ベイシアにはさらに豊富な種類のエプロン・割烹着が

2007-12-25 17:30:53 | お店あれこれ

 ベイシアのスーパーいせさきモール(群馬県伊勢崎市)の店でエプロンを見たら、実にたくさんのエプロンと割烹着があるので驚きました。私はカインズホーム伊勢崎店にエプロンと割烹着がゴンドラ7本分も陳列してあるので感心したのですが、ベイシアにはその2倍も3倍もあるのです。

 ベイシアでは、特に割烹着の種類が多いと感じました。地方の家では、割烹着が普段着のようになっていて、そのまま出かける人の姿もよく見かけます。

 それから、法事など用の少し公式(おおやけ、フォーマル)な割烹着やエプロンも、パッケージされてあります。「なるほど、いろいろなTPOSに合う種類があるのだ」と知りました。

 これを見たら、人々がどのようにエプロンや割烹着を使っているのかに、興味が湧いてきました。(会田玲二)


ハンカチ兼ナプキンを携帯する

2007-12-22 07:48:56 | お店あれこれ

 私は、「ナプキンにも使えるようなハンカチがあるといいな」と考えていました。それは、紙ナプキンがない飲食店で食事をする際に、衣服にこぼしても汚れないようにしたいからです。

 すると偶然にも、ある会合で会った知人が“100円のナプキンですよ”と言って、ナチュラル・プレンティの横浜クイーンズイースト店で買った物をくれました。“これは、これは”と私は大喜び。さっそく携帯することにしました。

 私は、ずっと以前に一緒に食事した人がハンカチをナプキン代わりにお腹に掛けたのを見て、それ以来、その真似をしています。食事の際は、注意して食べれば衣服を汚すことはないのですが、ついうっかりした時に汚すことがあるものです。

 しかし、ハンカチでは小さすぎるし、あまりお洒落でないので、「少し小さくて薄手のナプキンなら携帯できるのでは」と考えていました。

 使ってみてから、「もう1枚欲しいな」と思い、東京・新宿へ出かけた機会に、同じナチュラル・プレンティの新宿ミロード店へ行ってみました。しかし残念ながら、もっとごわごわしたナプキンだけで、知人からもらったように柔らかくて軽いナプキンはありません。店が違うと、品揃えも違うのでしょうか。

 今度はいろいろな店で、携帯できそうなナプキンを探してみようと思います。

家庭ではエプロン掛けで食事する

 私は家では、エプロンを掛けて食事をします。ナプキン代わりにもなるし、食事のあとに食器を洗う際に役に立ちます。

 これが習慣になっているので、外食の際、そこがラーメン店か蕎麦屋であっても、ナプキンを掛けないと不安になります。実際に、ついうっかりして衣服を汚してしまうことがあるものです。

 先日訪ねたスーパーホームセンター・カインズホーム伊勢崎店で、私に合う黒いエプロン(780円)を買いました。「腰下ロング」というのだと知りました。

 同店(群馬県)にはエプロンが実に豊富に陳列してあって、分類表示や素材の丁寧な説明が付いています。

 これを見て、首に掛けるのは「H型エプロン・ロング」で、この短いのは「胸付ショート」、腰に巻くのには、「腰下ロング」と「腰下ショート」があるのだと知りました。

 料理(私は食器を洗う程度ですが)をするためにも、食事を楽しくするためにも、エプロンとナプキンを探し歩くのは面白いものです。(会田玲二)

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 「ナチュラル・プレンティで百円だった」という、柔らかくて軽く、ズボンのポケットにも入るナプキンをもらいました。


アメリカ高速道路の急行レーン違反金を取られた

2007-12-13 18:49:37 | 旅行のヒント

 11月上旬にロサンゼルス地区でレンタカーを運転した際の交通違反金の請求が、12月上旬になって、レンタカー会社から転送されてきました。

 これは、「91号線の会員制急行レーンに入った」違反で、違反金は21.9ドル。しかし文面が私には理解しにくいので、LA在住の娘に処理してもらいました。

すんなり入れる会員制急行レーンに要注意

 ずいぶん昔にアメリカツアーを実施した際、ガイドして頂いた現地通訳氏から、「91号フリーウェイには会員制の急行レーンがあって、非会員の車は入ってはならない」と聞いていました。

 しかし今回はうっかりして、このレーンに入ってしまったのでした。このレーンの入口にはゲートも何もなく、すんなりと入れてしまいますから、「あっ、しまった」と気が付いた時はすでに遅し。「困ったなあ」と言いながら走行しました。

 それが1ヶ月後に、レンタカー会社を通じて告知されてきたのでした。

 カリフォルニア州は大昔から、渋滞の多い州です。そこで、「2人以上乗っている車専用のカープール・レーン」が作られ、私は妻と2人なので、この急行レーンを大いに活用していました。

 最近は、環境保全に貢献するハイブリッド車は、一人で運転してもカープール・レーンが走行できるようになったそうです。私の娘はトヨタのプリウスなので、「一人でも早く走れるので助かっている」と言います。

 カープール・レーンまでは良いのですが、私は91号線を走っていて、ついうっかり会員制の急行レーンに入ってしまったという次第です。

その国の特殊事情を知らないと大変なことに

 うっかりすると誰でも入ってしまうレーンの作り方をしていて、違反をすると遠慮会釈なく罰金を取る。しかも、すぐに払わないと違反金額がどんどん上がるというやり方は、どうも納得いかないところがあります。

 しかし、一外国人の私は、規則通りに払うしかありません。

 こんな分かりにくい交通の仕組みと違反金制度は、フランス、イタリアにはなかったと思います。アメリカだけの問題だと思いますが、その国の事情を知らないと、とんでもない目に遭いかねませんね。

 イタリアでは私が最初に運転した際、田舎の街なのに片側2車線ともが一方通行で、これに気づかず対面交通だと思った私が接触事故を起こしました。

 あんな嫌なこと(事故)は、二度と経験したくないです。

 今回のアメリカの違反金問題は、書類を読んでも理解しにくいので、LA在住の娘に連絡したら、すぐに関係先に電話をして処理してくれました。お蔭様で本当に助かりました。

 LA地区の91号線を走る際はくれぐれも、「会員制急行レーン」に入らないよう、気をつけて運転することです。(会田玲二)

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 アメリカから郵送されてきた、高速道路91号のレーン違反通知書。


人気の独クリスマスーキはハナマサが安い

2007-12-10 13:00:28 | お店あれこれ

 ドイツのクリスマス市ではレープクーヘンと言っていたと思いますが、シュトーレンというケーキが、日本でもずいぶん人気を得ているようです。

 スーパーやパン店などに、ずいぶん並びました。しかし、クリスマスが近づくにつれてどんどん品薄になり、間もなく買えなくなりそうです。

 妻が、「お客様や仲間に、ドイツのクリスマスケーキを一切れずつ食べさせたい」と、あちこちの店を見て回りました。その中で、東京・銀座や宝町にあるハナマサがいちばん安かったそうです。

 しかしそれも、「ここにあるだけで終わりです」というような表示がしてありました。

 500gのバターシュトーレンが599円、クリストシュトーレンが499円でした。

 妻と私は昨年12月にドイツ・クリスマス市ツアーに参加して、ドイツでは12月1日からクリスマスイブまでの24日間、このシュトーレン(あるいはレープクーヘン)を毎日一切れずつ食べるのだと聞きました。

 寒いドイツでは12月の24日間、クリスマス市がどの市町村にも立って、暖めたワイン、グリューワインを飲んだり、クリスマス用の買物をしたり、毎日ケーキを食べたりして、特に子供たちにはとても楽しい期間なのだそうです。

 そう言えば今年、どこかの店でドイツのグリューワインを売っているのを見ました。ドイツのクリスマス市が懐かしく思い出されます。(会田玲二)

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 写真は、下がバターシュトーレン、上がクリストシュトーレン。これを毎日、薄く一切れずつ切って食べるのだそうです。


世界一流の絵が揃っているブリヂストン美術館

2007-12-09 18:19:17 | 自由サロン

 東京駅で降りて時間があったので、以前から行ってみたいと思っていたブリヂストン美術館へ向かいました。

 日曜日の夕方近いので「開いているかな?」と心配したのですが、“日曜日は6時までです”とのことで、まだ2時間も見学時間がありました。

 休館日は月曜日と、祝日の翌日で、平日は午後8時まで開館しています。

ピカソの「普通の絵」が懐かしい

 今年、フランスの観光パックツアーに参加した際、ピカソが14歳ぐらいで画いた絵を見て、その素晴らしさに驚きました。

 それはまだ抽象画ではなく普通の絵で、とても繊細で魅力的な絵でした。

 案内した現地のガイド氏が、“これだけの絵が描ける才能があって抽象画を画くから、常人ではない素晴らしい絵なのです”と説明したのを覚えています。

 ブリヂストン美術館の「コレクション展・12月1日~08年1月27日」では、ピカソの絵は抽象画も含めて数枚あり、私は貴重な機会を得たと嬉しく思いました。

 ピカソ以外にも、世界一流の画家の絵がたくさんありました。これだけの絵を集めるのは並大抵のことではないだろうなと、この点でも感心させられました。

膨大な収蔵品から出して展示している

 久しぶりに素晴らしい芸術に接した記念に、1枚50円の絵葉書を4枚買いました。自分が見た絵を絵葉書で想い返すことができて、小さな幸せを感じます。

 レジ係の女性に、“展示する絵は他所から持ってくることもあるのですか?”と聞くと、“いいえ、ここの収蔵品から出してきて展示しています”との答え。

 “それじゃ、ここで展示するのは全部ここの絵なのですか?”と聞くと、“はい、そうです”と彼女はにこやかに答えました。

 これを聞いて私は、改めて驚きました。

 何とも、すごい収集数です。

 しかも、一流の画家の絵が揃っています。

 東京駅のすぐ前にこんな素晴らしい美術館があることを、私は長いあいだ、もったいないことに見過ごしてきました。今度また時間ができたら、ブリヂストン美術館の他の収蔵品を拝見したいと思います。

 入館料は一般800円ですが、私はシニアなので600円でした。(会田玲二)

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ブリヂストン美術館で買った絵葉書の一枚。ルノワールの有名な「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」。 

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ゴッホの「モンマルトルの風車」。 

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ピカソの「腕を組んですわるサルタンバンク」。 Dsc00195

モディリアーニの「若い農夫」。