アクティブ・シニアのお役立ちブログ

中高年が元気に過ごすためのお互いの体験・情報交流の場です。

朝風呂から夜風呂に変えて健康と生活時間に効果あり

2010-01-27 23:02:13 | 健康と美容

酔ったあとでも夜の時間が使えるようになった

 東京・JR浜松町駅から増上寺のほうへ歩くと、地下鉄・大門駅の手前に秋田屋というもつ焼きの店があります。私も、昔はここによく寄ったものでした。

 しかし最近は発泡ワイン(スパークリングワイン)が好きになり家で飲むので、秋田屋には何年も行っていませんでした。それに、たまに通りかかっても満席なので、初めから入るのを諦めていました。

 ところがたまたま、夕方5時前に妻と2人でここを通る機会があったので、席も空いているし、「入ろうか」ということで何年ぶりかにもつ焼きともつ煮込みと熱燗酒を楽しみました。とても懐かしく、とてもおいしかったです。

 こうして帰宅したら、酒が回ってきて横になりたくなりました。

 しかし「これはいけない」と自分に言い聞かせて、風呂に湯を入れて入浴。これは、私の最近の生活パターンです。以前は何年ものあいだ、朝風呂に入って夜は腹がいっぱいになると寝てしまいがちでした。

 今日は熱燗酒で酔ったから「寝てしまうかな」と心配になりましたが、どうにか風呂に入り、その後は寝ることなく片付けたり、机に向かったりして、夜の11時過ぎまですごすことができました。

 これは私にとって、「生活習慣の大転換」です。

 お蔭様で、夜の時間を少しは有効に使うことができるし、体もより健康になりました。体重も1kg        減りました。

 「生活習慣は大事なことなのだ」と、改めて痛感しているところです。自分の生活を省みると、朝風呂に入って夜は早く寝てしまっていた過去

は、健康にもよくないし(夕食後すぐに寝てしまうから)、時間をずいぶん

無駄にしていたものだと反省させられます。

 残り少ない人生を楽しく有意義に過ごすために、これからも無駄な生活習慣に気がついたら、すぐに改めようと思います。


日本人の半分に棲むピロリ菌の恐怖

2010-01-27 22:27:13 | 健康と美容

ピロリ菌+ストレスで胃潰瘍や胃がんになる

 やはり、ピロリ菌は約6,000万人つまり日本人の半分に棲みついていると、1月27日のNHKテレビ「ためしてガッテン」で説明していました。

 私も最近になってピロリ菌がいると診断され、何回か駆除するクスリを飲みました。しかし、完全に駆除するのは難しいようでした。

 問題は、ピロリ菌が胃潰瘍と胃がんの原因になっていることです。そして、「ストレスが胃病の原因だ」とよく言われますが、ストレスだけでは必ずしも胃病にはならないとのこと。

 実は、ピロリ菌が棲みついている時にストレスを感じると、これが胃の粘液を壊す結果となり、胃炎、胃潰瘍、胃がんを引き起こすのだそうです。

 だから、何よりもまず、ピロリ菌を退治することが先決のようです。

 私にはよく理解できないのですが、NHKテレビでは、ピロリ菌退治は健康保険の対象外で約5万円かかるとの説明です。そして、1回に1週間分のクスリを飲み、80%以上の人が駆除に成功し、それでもダメなら2回目に1週間分のクスリを飲むと97%ぐらいの人が駆除に成功するとの説明でした。

 しかし私は、健康保険で駆除のクスリをもらい、完全には駆除できず、2回目のクスリでも成功しませんでした。

 この辺の事情がNHKの説明とは違うので、「本当はどうなのだろうか」と疑問に思っているところです。

 いずれにしても、ピロリ菌は日本人にとって無視てきない存在であることが分かりましたので、胃の調子の悪い人や、胃潰瘍、胃がんになりたくない人は、まずはピロリ菌の有無の検査を受けることが肝要だと思います。


3D映画アバター

2010-01-26 13:11:52 | インポート

 3D映画として話題になっているアバターを観てきました。結論から Photo_4言うと、3Dに見える感動よりも、重くて画面が暗くなる偏光メガネの煩わしさの方が大きいと感じました。3D料金で追加300円。

 お話は単純。新天地を求めて出掛けた人Photo_6類が、宇宙でも破壊と搾取を繰り返す(はしょり過ぎ?)というもの。登場人物はお決まりのバカな軍人、悪徳商人、夢見がちな研究者、そしてどんな困難をも乗り越える超人的な主人公(お決まりの恋に落ちる)。こき下ろしすぎでしょうか。

 森の表現は何だかジブリを思い出し(ほら、ラピュタのようでしょ)、「へぇー」とは思うけれど暗く(偏光のせい)、3Dの表現は奥行き感があって綺麗とは思うものの、とにかくメガネが重くて不快でした。

 今回、何よりも驚いたのは、観に行ったショッピングモール(イオン名古屋みなとベイシティ)の凋落振りです。開店して10年少し経つでしょうか。開店当時はもちろん、2~3年前ならまだ土日の駐車は心配したように思うのですが、専門店の客はまばら、飲食街は夕方5時にも関わらずガラガラ。何より、飲食店街も専門店街も店が抜けて歯抜け状態なのです。しかも1店や2店ではありません。

 3Dより、こっちの方が衝撃的でした。映画館は結構人が入っていましたが。


ウォルマートも社員の死亡で儲けた

2010-01-20 11:22:09 | 自由サロン

マイケル・ムーア監督の「キャピタリズム」

 マイケル・ムーア監督の映画「キャピタリズム」を観ました。

 アメリカ資本主義(キャピタリズム)の強欲さ・冷酷さ・非人間的な姿が、実際の出来事の画像で示されるので、出来事に衝撃を受けながら、その実情と本質がとてもよく理解できます。

社員に無断で生命保険を掛けて死亡時の保険金を稼ぐ会社

 「社員が死亡すると儲かる」という会社が、本当にアメリカにあることを知って驚きました。

 映画によれば、世界一の小売り企業・ウォルマートもその一例です。ウォルマートに長年勤めて会社を愛していた男性が、同じく同社にパートで働いていた妻が若くして死亡した際、保険会社から間違って保険金の連絡を受けて驚愕。

 本人には無断で保険を掛けていたウォルマートが、保険金を受け取ることになっていたのです。このことを、夫である男性にも連絡せず、会社が儲けるだけ。

 夫と子どもたちが怒りの涙を流して話す場面がありました。

 このような「社員の死亡で儲ける保険」にはブローカーがいて、「死亡率」の目標を提示します。そして、「あなたの会社は社員の死亡率が低いから問題だ」というように指摘するのだそうです。

 会社が巨大になり、アメリカ資本主義(キャピタリズム)の中に入り込んでしまうと、ここまで非人間的で残酷な会社に成り下がるのでしょうか。

「デリバティブ? 分からないよ」

 ムーア監督は、金融(マネー)資本主義の破綻を招いたデリバティブ(金融派生商品)について、専門家を次々に訪ねて説明を聞きました。

 しかし皮肉なことに、説明する専門家自身がうまく説明できず、結局「分からないよ」という言葉で終わってしまいます。

 これには、私たち観客も笑ってしまいました。

 要するに、非常にアタマの良い秀才たちが目論んで高等数学を駆使し、プライム住宅であろうと何であろうと投資ができる対象に作り上げたのが、「わけの分からないデリバティブ」ということのようです。

 これは明らかに詐欺行為であって、そこでムーア監督は、ウォール街の大手金融会社やニューヨーク証券取引所をテープで囲み、「市民逮捕する」と宣言。これも、笑ってしまうブラック・ジョークでした。

 約2時間の上映時間のあいだ画面は忙しく変わるので、観るほうのアタマも忙しいですが、とても面白く、キャピタリズムの罪悪が良く分かる映画です。


南仏でも1月は雪が心配だった

2010-01-10 12:47:51 | 旅行のヒント

飛行機の翼が氷結してなかなか飛べなかった

 「南仏なら暖かいから大丈夫」と思ってニースとマルセイユを拠点に、12月31日から1月9日までドライブ旅行しましたが、マルセイユ空港で1月8日、帰りの飛行機の出発が危ぶまれてとても心配しました。

 それは、マルセイユからアムスルダムへ飛ぶ中型の飛行機で、機長がオランダ語と次に英語でアナウンスしました。

 最初は、「翼に氷が付いたので5分ぐらいで溶かします」と言っていたのが、「なかなか溶けないので後25分ぐらいご辛抱下さい」となり、さらに、「なかなか上手くいかないのでさらにご辛抱を」と、延々と待たせます。

 最後には、地上作業員が移動はしごを運んできて、機長が翼の高さまで上って確認、それでようやく飛ぶことができました。

 この間、私たちは、「もし飛ばなかったらどうなるのだろう」とたいへん心配でした。アムスルダムで同じKLM(オランダ航空)の成田行きに乗る予定なので、これに乗れなかったら大変なことになります。

 どうにか飛ぶことができて本当にほっとしましたが、「冬の欧州はやはり避けるべきかな」と考えました。もちろんパリなどフランス北部の都市は雪に見舞われて、クルマの交通が難儀しているとテレビで報道していました。

 パリを避けて南仏を選んだのですが、それでも雪の心配がありました。

「雪予想」を知らせるクルマのスピードメーター

 南仏を走っていたある夜、レンタカーのフォード車のスピードメーターに、オレンジ色の雪印が点灯しました。私は「スピード・オーバー要注意」のサインかなとスピードを落としましたが、どうも違うようです。

 翌日、ガソリンスタンドで何人かに聞いて、一人の中年男性店員から「寒さで雪や凍結の心配があるというサインだ」と、ようやく英語で聞くことができました。

 以後は安心してドライブしましたが、フランスは南部でもやはり寒いです。クルマから外へ出る際は必ずコートを着ないと、寒くて震え上がります。マフラーや手袋も、あるほうが暖かくて安心です。

 「地中海沿岸で暖かい」と言われるニースとマルセイユ地区で、この状態です。私が住む東京や福島県南部は「暖かいんだなあ」と、改めて感心しました。

 マルセイユ近くのエクサン・プロバンスのホテルでフロントの女性が、私たちの帰国前日(7日)の夜は「雪の可能性がある」と天気予報を教えてくれましたが、幸いなことに雨で助かりました。

 しかし雨の中でも、飛行機の翼は氷結しました。ヨーロッパの寒さは想像以上に厳しいと、改めて痛感しました。

 そんな寒さの冬(旅行シーズンオフ)だから、旅行費用が3分の1で済んだのですが、以後は雪や凍結の心配をして旅行期日を決めたいと思いました。

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 「鷹の巣村」と呼ばれる山頂の城塞跡の街、エズ(EZE)の、小さな商店街に続いてホテルとレストランが現われます。

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 海と山が見渡せる素晴らしいレストランで、コーヒーを飲んで景色を楽しみました。