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サイゼリアは「おいしいから売れるのではない、売れているのがおいしい料理だ」

2011-10-26 15:09:59 | 自由サロン

Dsc_0136_2 サイゼリアを創業した正垣泰彦さん、国内店860店、海外80店になった今日までの経営の考え方を書いてます。

理系の東京理科大学在学中の1967年に始めた一号店が失敗してからの軌跡ですが、その思考法がとてもユニークです。最初に、お客様が繰り返し食べたくなる麻薬のようなものは何かと考えるところからスタートを。

世界中で人類が大量に作り、食べ続けてるものは何かを調べたら→野菜ではトマト、穀物は小麦と分かり→世界で一番食べられてるのはイタリア料理との結論に→イタリアに検証に行ってイタリア料理店にすることに決めて。

そして、料理の味の良し悪しの80%は食材で決まるので、飲食業を「製造直販業」と捉えて、種子の開発から食材の冷凍加工、運搬の手法まで最新の技術を取り入れてきた。

また「バーチャルマーチャンダイジング(垂直型流通管理)の構築」の視点からトータルコストの改善を図ってきたが、QES(品質、環境ね安心)を最重要視しての経営。そしてその根本にあるのは「商売とは誰かの役に立つことだ」という強烈な思い。中国に出店したのも消費者に安価にイタリア料理を提供したい思いからと。人が頑張れるのは誰かの役に立つことと。本当に、、。

タイトルの「おいしいから売れるのではない、売れているのがおいしい料理だ」の意味は、料理の品質と店の用途が合っているかで、また店に来てくれるかどうかは決まる。ただ、味の評価だけしても意味がないはずと。

これからの社会変化に合わせて、「ヘルスフード」の視点から料理の改良を進めて(カロリー、塩分、糖分、脂肪分の4つを)数値で示せる健康な食事を目指し、社会への貢献をしたいと。開いてて良かったではないけれど、近くに欲しいイタリアンです!

でも今、一番の核は299円でお腹が満ちるミラノ風ドリアと、初めて食べてみました。


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