私は長年、風呂に夜はいらずに朝はいる習慣を続けてきましたが、老齢のせいで、朝風呂の後に疲れが出て眠くなることが増えました。
そこで、「朝風呂を止めて夜はいるほうが良いのではないか」と考え、朝の入浴を止めました。その代わり、夕食後に何時間が休んでから、就寝前に風呂にはいります。
そうすると、慌てずにゆっくりと入浴できて快適です。
また、朝の入浴時間がなくなったので、出勤までの時間に余裕ができてきました。「このほうがずっと楽で合理的だ」と、今さらながら感心しています。
「朝のシャワーで眠気が取れる」と助言されて
私は40年も前、高名な経営コンサルタント主催のアメリカ視察ツアーに参加した際、現地セミナーの中で、「昼は店舗見学して夜は遅くまで勉強すると朝起きても眠いが、シャワーを浴びれば目が覚めてすっきりする」と教わりました。
「なるほど」と感心して、それ以来風呂には朝はいることにしました。途中の何年かは朝と夜の2回も入浴していましたが、時間がもったいないので朝だけにして今日に至りました。
食事や入浴の後は眠くなるようになった
しかし、歳には勝てません。
70歳代の後半になったら、食事をすると眠くなるし、入浴後も疲れて眠くなります。
そして、朝は①食事と②入浴が重なりますから、出勤して仕事を始めると体がだるくて辛く感じます。
「なるほど、だからアンパンマンのやなせたかし氏は朝食後に寝るのか」と理解しました。
夜の入浴は数日続きましたが、昨夜は夕食後に疲れすぎて眠ってしまい、入浴せずに過ごしてしまいました。そんな時は、翌朝もガマンして入浴せず、夜が来たらはいることにします。
このようにして新しい習慣を身に付けないと、また元に戻ってしまうのではないかと思っています。
夜の飲酒・食事もほどほどにする習慣を作る
私は「胃潰瘍」と診断されて以来、クスリを飲みながら、飲酒と食事を控える努力をしています。お蔭様でようやく、胃の具合が正常に感じられ、ほとんど治ったように感じています。
1月中旬すぎに3回目の胃カメラ検査を受けますが、今の調子なら「完治しました」と言われるだろうと思います。そして実際に、「自分の胃はずいぶん小さくなったのだ」と、食事の度に感じています。
ところが、従来の感覚のままこれを超えて飲食してしまうと、また、胃粘膜が荒れてしまうのだと思います。
会食やパーティ、宴会での飲食方法が難問
胃がほぼ正常に回復したのがとても嬉しいのですが、たまに会食やパーティの機会があって、この時に食べすぎ・飲みすぎになることが多いです。
この結果は、せっかく良くなった胃粘膜がまた傷ついて、ほんの少しですが痛みや違和感が戻ってきます。
自分では注意して、少しだけ食べて、ワインもいつもの量に止めるつもりなのですが、時間が長くなるとついつい量を過ごしてしまいます。
ある時は近所の住民と自宅で会食して、終わるのがかなり遅くなったら、翌日は体全体が辛くてほとんど寝たきりになってしまいました。
それからは、夜の会食・パーティには原則として参加せず、自宅に客をお呼びする際も「時間は8時まで」と決めることにしました。
先日の来客時は、「6時開始8時まで」と約束したのですが、始まりが30分遅れて6時半を過ぎたのと、話が盛り上がって楽しかったために、実際には9時終了となりました。
それでも、自分で用心して飲食したのが功を奏したのか、翌日はほんの少しの影響だけで、すぐに元通りの良い状態に戻りました。
こうして私は、飲食量を腹八分に減らすことと、入浴を夜に切り替えることに、生活習慣を変えつつありますが、これにぜひ成功して体調の良い生活を続けたいと思っています。