アクティブ・シニアのお役立ちブログ

中高年が元気に過ごすためのお互いの体験・情報交流の場です。

寒天ダイエットのお陰で少しずつ減量

2006-12-28 09:24:35 | 健康と美容

 昨夜はベートーヴェンの「第九」を聴きにサントリーホールへ出かけて、開演前に広場で持ち込みの寒天料理等とワインで腹ごしらえ。帰宅してからも、ワインと豆腐などを食べて寝ました。妻の「ダイエット家計」方針で、レストランには入りません。

 いつもなら、これで体重が増えてしまうのですが、何と100gだけ減りました。嬉しく、また自信が付きました。

 私はとりあえず75kgを切ることを目標にしていますが、ようやく75kg台に入ったところです。78kg前後の状態からですから、約3kg減量したことになるでしょうか。これが全部寒天のせいではありませんが、これからは寒天料理をできるだけ工夫してたべて、時間をかけて減量しようと思います。(会田玲二)


トマト寒天のほかにもおいしい作り方が

2006-12-26 23:25:35 | インポート

Rimg0364

 写真の右側は、トマトジュースだけを寒天で固めました。味はまあまあですが、それほど「おいしい」とは言えません。

 真ん中は、妻が工夫して作った「うま味かん」の寒天。つまり、ダシと醤油と粉寒天で作りました。味は、トマト寒天やトマトジュースの寒天よりも美味しいです。

 右側は、「にんじんと豆のテリーヌ」という寒天料理だそうです。料理の本にあるのを、妻が作ってみました。にんじん野菜ジュースとヴィヨンと豆を寒天で固めました。味はなかなか良くて、結構喜んで食べました。

Rimg0365_1 

 

 しかし、これまでのところ私がいちばん喜んでたべたのは、ブルーベリー玄米黒酢を寒天で固めたものでした。全部食べてしまって今夜は写真に撮れませんでしたが、お奨めです。

 トマトだけでなく、いろいろな食材を寒天で固めても、効果はあるのではないかと思います。

 寒天は、血糖値、コレステロール、体脂肪、血圧などを下げて、基礎代謝も上げ、善玉菌を増やして排便作用を促すそうです。ですから、これに加えたいトマトやジュース類、その他を、好きなように使っても良いのではないかと思います。

 それに加えて我が家では最近、豆が食卓に現われます。イタリアの人口が70人しかいないアグリツーリズモの奥さんにご馳走になった豆がとても美味しくて、それからは妻が豆料理を研究しています。栄養も優れているようなので、寒天とは別ですが、豆もお奨めだと思います。(会田玲二)

 


ららぽーと豊州に安くてうまい「餃子の福包」

2006-12-25 18:41:02 | お店あれこれ

Rimg0361

 アーバンドックららぽーと豊州で映画を見た際、簡単に腹ごしらえできる店を探して、「餃子の福包」に入りました。

 餃子と謳っているだけに、焼き餃子は美味しかったです。他に、水餃子などもあります。私はこのほか、キャベツ、坦々豆腐を注文しましたが、どれもとても美味しく気に入りました。

 最初に見かけて“後で来ようか”と妻と話していた時(5時過ぎ)は混んでいなかったのが、私たちが入った6時少し前には並んで待つ人が2~3組ありました。そして、映画を見るために帰る頃6時20分頃には長い行列になっていました。

 美味しくて安いから、やはり人気があるのだと思います。

 但し、私が好きなワインは安いけれども美味しくはありませんでした。だから、妻が頼んだ生ビールを飲んだりしました。もっとも、このような日本的な店でワインが美味しいことは期待する方が無理ですから、気になることではありません。

 食べた物の料金は、生ビール500円が2杯、赤ワイン300mlビン700円が1杯、焼き餃子290円が2皿、キャベツ230円、坦々豆腐230円、肉味噌もやし230円、高菜ひき肉飯230円で、合計3,200円。好きな物をいろいろ食べて、美味しくて安くて満足でした。

 ららぽーと豊州へ出かけた際は、手軽に美味しく済ませるなら、2階の

「餃子の福包」へ。フクヅツミと読むようです。三軒茶屋で始まった店だそうですが、他には支店がない様子で、インターネットで検索してもウェブサイトはありませんでした。(会田玲二)


エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?

2006-12-24 14:53:36 | インポート

 「Ask why(なぜか)を常に問いかけるからエンロンは成長する」と自画自賛していたエンロンは、わずか2ヶ月で崩壊してAsk why(それはなぜか)と、全世界が驚愕しました。

 会社の利益だけ、さらには自分個人の利益だけを追い求めた、とても人間とは思えない悪魔のような経営者が、政府をも巻き込む虚偽を積み重ねた大事件。これをドキュメントで、忠実に描いた映画です。  

 俳優は出てこないで、すべて実在の人間と事実の映像で説明しています。そして経済事件ですから、このような問題に興味を持たない人には面白くない映画だと思います。

 カリフォルニア州知事のシュワルツネガー氏も、エンロンが仕組んだ電気事業自由化とカリフォルニア州の停電頻発(電気代を暴騰させるための陰謀)の後始末のような形で立候補。

 エンロンから莫大な献金・援助を得たブッシュ大統領父子は、エンロンに対して最大の信頼と感謝の意を表しました。このように、政府と癒着し、政治家を動かしたエンロンです。

銀行、監査法人、政治家もグル

「時価会計:Mark-to-market」という訳の分からない会計法が、エンロンの利益を無限大に拡大しました。これは、現在の収支を無視して、将来に見込む利益を計上して、自社を収益性の高い会社に仕立ててしまう方法。しかし実は、エンロンは膨大な赤字を抱えた会社だったのです。

こんな訳の分からない会計法が大手を振ってまかり通るとは、いったい、何がどうなっていたのでしょうか。もちろんそれには、銀行も監査法人も政治家も、エンロンに関わるすべての人がグルだったと言わざるを得ません。これが、2000年ごろからのアメリカの実態だったのです。

私は先に藤原正彦氏の「国家の品格」を読み、世界に、「真に正義を主張しこれを守ろうとする国は存在しない。どの国も国益最優先であり、常に力関係が結論だ」と学びました。

イラク問題でそれが良く分かりますが、エンロンの映画を見て、「国益最優先」、その前に「自分の利益最優先」がまかり通るアメリカという国の一面を、心に痛いほど強く認識しました。そういう事実を再認識するには、衝撃的ですが、分かりやすい映画です。(会田玲二)


寒天とトマトとトマトジュースに味付けが必要

2006-12-23 11:50:11 | 健康と美容

Rimg0360

 

  私は自分で作って食べて見ましたが、味があまり美味しくありません。原因の一つは、妻が“家にあるから使えば良い”とくれたのが、トマトジュースでなくホールトマト(トマトそのもの)缶詰でした。本当はトマトだけでなくジュースも必要なのに、結局は生のトマトと缶詰のホールトマトで作ってしまいました。

 それと妻が料理の本で調べた結果、「砂糖小さじ2、塩少々」を加える方が良さそうだとのことです。それでは、もう一度作り直して食べてみたいと思います。

 しかし、味はいまいちでしたが、鎌田先生が言われる効果は確かにあると思います。私の体重はこの2~3日間、運動はまったくしないのに400g減りました。やはり、食物の量が体重に影響していると実感しました。

鎌田實先生の「がんばらない」PPK健康法

 NHKテレビで鎌田先生が話したことを、以下に振り返ります。

PPK(ピンピンと生きてコロリと死ぬ生き方)の7箇条

 ①食生活に配慮する。ガマンしないで、いいものをしっかり食べる。

 ②水分(または茶)を摂る。

 ③規則正しい生活。軽い運動も望ましい。

 ④タバコは吸わない。

 ⑤ストレスを溜めない。

 ⑥自立心を持つ。

 ⑦がんばりすぎない。

BMI

 体重÷身長÷身長=BMI

 BMIは世界的には22とされ、18.5以下は痩せすぎで、早死にするとされている。一部の国では、18.5以下のモデルは使わなくなった。

 鎌田先生の調査では、24から26の間、すなわち少し太目の人が長生きしていることが分かった。

 鎌田先生は80kgの体重を70kgに減量して、BMI25にした。*これを逆算してみると、先生の身長は167cmぐらいだと推察します。私(会田)のBMI26強なので、やはり体重をあと1~2kgは減らしたい状態です。

「がんばらない」運動法

 鎌田先生が実践しているのは、道を歩く際に「30m速歩」を繰り返すこと。これは、30mだけ早く歩いてまた普通の速度にして、これを繰り返す歩き方。

 そして、駅で電車を待つ際には、「がんばらない(スロー)」スクワットを2クール実行する。これは本物のスクワットでなく曲げる途中で止めて20秒、また伸ばして20秒。これを2回すると1分20秒(1分40秒とも聞こえましたが、80秒だから1分20秒で間違いないでしょうか)になる。

 「がんばらないPPK健康法」のキーワードは、『がんばらない、あきらめない』だそうです。(会田玲二)


トマト寒天でピンピン生きられる

2006-12-21 14:44:43 | 健康と美容

 「がんばらない」健康法で有名な鎌田實・諏訪中央病院名誉院長から聞いた、トマト寒天健康法です(NHKテレビ放送で)。

 食事量について一般には、朝昼晩の比率を442=10と言いますが、鎌田先生は224=8です。夜は、おいしい物を楽しく食べるべしとのこと。

それでも10に対して8ですから、量は少な目です。そこで、たまには好きなだけ腹いっぱい食べる。そして、その翌日は224にして、このような食事法を続けるそうです。

 さて、2という軽い朝食は、トマト寒天にヨーグルト程度。しかし、トマト寒天でかなり満腹感が得られるそうです。

 作り方は、①トマトを切って用意。②寒天を水に浸して煮溶かす。③これにトマトジュースを加えて混ぜる。これは、夕食のメニューにも入れて、栄養とともに満腹感を感じるようにしているそうです。

 それからピンピンコロリ(PPK)の秘訣は、トマト寒天を利用しながら、①色の付いた野菜を食べて、②肴は週に3回から5回食べること。

 こんな風に「がんばらない(ムリしない)」方法で、鎌田先生は80kgの体重を70kgに落としたそうです。

 私もさっそく、トマト寒天を作ってみようと思います。このほか、BMIやPPKの7箇条も聞きましたが、後日報告します。(会田玲二)


観光パックツアーは往復機内席がお仕着せを覚悟

2006-12-20 00:05:59 | 旅行のヒント

 飛行機のエコノミークラスであっても個人旅行の場合は、「2人で通路側の席」と希望できることが多かったです。

 ところが今回の観光パックツアーでは、空港のチェックインカウンターですでに、全員の席が決まっていると告げられました。各人の席の希望は聞かないというのです。それどころか、フランクフルトからの帰り便では、添乗員が“同じグループやペアでも席が離れる可能性がありますが、その場合は機内で調整します”と言いました。

 これは、パックツアーに共通なのか、それともルフトハンザが特にそうなのかは分かりませんが、一つ驚いた出来事でした。

12時間に何回トイレへ行くか?

 心配していた通り、フランクフルト行きの便では、真ん中の4人並ぶ席の真ん中2席が、妻と私の席でした。最悪の席です。

 妻の左隣が一人旅の日本人青年。私の右隣がドイツ人らしい青年でした。妻も私も、「なるべくなら隣席の人がトイレに立った時に席を立とう」と考えました。

 こうして、ドイツ青年が立った時に私も立って、約12時間の間に2回のトイレで済みました。もしそれ以上に行く場合は、面倒でも隣席の青年に立ってもらわなければなりません。

 でも彼は親切な人で、私がトイレから戻るまで機体後部の丸窓から外を見たりして待っていてくれました。“サンキュー”とお礼を言うと、“マイ・プレジャー“と嬉しそうに笑顔を見せました。いい人で良かったです。

 帰り便も3人席の窓側に妻と私で、通路側にはスペイン人の老婦人。彼女もいい人で、トイレからの帰りの私たちのために、笑顔で席を立ってくれました。

 帰り(約11時間)も、私も妻も2回のトイレで済みました。トイレの回数が多いと、やはりちょっと面倒で億劫だと思います。

 エコノミー席のパックツアーでは、この点だけ覚悟しておく必要があります。(会田玲二)


「野獣」ベートーヴェンの第九が素晴らしい映画

2006-12-19 00:36:32 | 自由サロン

敬愛なるベートーヴェン Copying Beethoven

 当時(1824年)の音楽関係者が“野獣”と呼んだベートーヴェンが、普及の名作「第九」の合唱部分を、若い女性写譜師の協力で完成させる物語。部屋に鼠が出るようなひどい生活ぶりの“野獣”ベートーヴェンが、音楽の面では、神に最も近いような崇高な力を発揮します。

 映画館で買った解説パンフレットによると、この映画「敬愛なるベートーヴェン(Copying Beethoven)」は、その最晩年の4年間に焦点を当てて、史実に基づいて製作されたそうです。

 ただし、「第九」が生み出された背景には謎が多いとしています。したがって、ベートーヴェンに協力した写譜師(コピイスト)が若い女性だったかどうかは分からないようです。この点は、映画を面白くするための創作だろうと思います。

 それはともかく、映画の場面で流れてくる第九、そして(映画内の)劇場で初めて演奏される第九は、映画館の音響が素晴らしいこともあって心に響きます。(映画内の)劇場で、耳の聞こえないベートーヴェンが写譜師アンナ・ホルツの「影の指揮」に支えられて指揮する第九は、感動で私の涙を誘いました。

 それだけでなく、合唱(第四楽章)の最後の大圧巻部分をベートーヴェンが作曲する(耳に聞こえてくる)シーンでも、私は胸が震えて涙が出てきました。素晴らしい音楽であり、映画だと思います。

当時、大フーガは受け入れられなかったが

 映画では、第九の大成功の後にベートーヴェンが「弦楽四重奏のための大フーガ」を作曲し、これを宮廷のような所で演奏します。しかし、演奏中にほとんどの客は席を立ち、悪評判でした。しかしこの大フーガは、「後世の音楽家たちに大きな影響を与えた」と、字幕が出てきます。

 解説パンフレットによれば、この「大フーガ」が映画の冒頭から流されるという、非常に大胆な演出がなされていたのだそうです。私は「大フーガ」を知らないので、聞こえるままに聞いているだけでしたが、映画にはベートーヴェンのいろいろな曲が流れてきます。

 “野獣”と呼ばれたベートーヴェンは、アパートでも近所の人々に大迷惑をかけて平気です。この野獣ぶりに驚いた写譜師アンナ・ホルツが、隣室の老婆に“なぜ、ここを出ていかないのですか?”と聞きます。

 すると老婆は、“ベートーヴェンの作曲を誰よりも先に聞けるから”と答え、曲を口ずさみました。それがオーケストラ演奏に変わって画面に流れます。私が好きな交響曲第7番でした。こんな場面も、音楽が素晴らしいので感動します。

「音楽は神の言葉だ」とベートーヴェン

 写譜師アンナ・ホルツに対してベートーヴェンは、“音楽は神の言葉だ。私は神の声を聞いてこれを音楽にするのだ”というような話をします。私はその通り、ベートーヴェンの音楽は「神の言葉」のように感じます。

 特に「第九」は、シラーの詩(合唱の詩)の言葉が語るように、人間の歓喜の声を神に感謝して歌い上げる曲だと感じています。

 私は今年も「第九」を聴きに行きたいと思っていますが、この映画では別な感性で、もう一つの「第九」を聴くことができました。(会田玲二)


日本の航空機と店がはるかに良い

2006-12-17 01:04:51 | 旅行のヒント

ルフトハンザの顧客無視

 今回のドイツ観光パックツアーは、ドイツのルフトハンザでの往復でした。成田発の際にもずるずるとしていて1時間も遅れたのですが、帰りのフランクフルト発の際にも、1時間以上遅れました。

 それなのに、「遅れます」というアナウンスは一切なし。延々と待たされるだけなので、「一体どうなっているのだ」と聞きたくなります。

 窓の外を見ながら待っていた私は、ようやく飛行機が来たのを見ました。しかしアナウンスは、それからずっと後までなし。そして、“ただ今飛行機が遅れて到着しましたので‥”とアナウンス。

 「ウソつけ。だいぶ前に来たじゃないか」と言いたくなりました。

 こういう顧客無視や、店などの客扱いの悪さは、添乗員によるとドイツでは当たり前のことのようです。

 機内での乗務員の態度は親切で何も文句を言うことはありませんが、飛行場で待っている間が人間扱いとは思えません。

 今回はパックツアーだから、航空便が自由に選べないので仕方がないことではありますが、ルフトハンザにはもう乗りたくないという心境です。

観光地のカフェ・レストランの横柄

 狂王ルートヴィッヒⅡ世の白鳥城(ノイシュバンシュタイン城)の麓、フッセンでコーヒーを飲みたくなりました。

Rimg0214

Rimg0215

 そこでカフェ・レストランに入ったら、間違ってバーの部屋に行ったので、“カフェは向こうです”と言われました。奥のカフェへ行くと、ウェイトレスが“カフェはいま席が用意できてないので待って下さい”というので、しばらく立って待っていました。

 しかし彼女一人なので忙しくて一向に用意ができず、“向こうの部屋で座って下さい”と言います。

 部屋が、カフェとバーとレストランなどに分かれているのですが、レストランの部屋かと思って行くと、“ここではない。カフェは向こう”と拒否されました。

 “カフェにいて、こっちへ行けと言われて来たのだ”と言っても受け付けません。

 “では、我々は出て行く”と言うと、さっきのカフェのウェイトレスも来て出るのをさえぎり、“こっちです”とバーに案内しました。

 バーは、最初に拒否された部屋です。私は腹が立って、“ここは最初に来た。あっちだこっちだと、日本ではこんなことは絶対にない。私はカスタマーだ”と怒りました。

 最初に来た時は横柄な態度だったバーテンが、さすがにひと言だけ誤りました。ひどいものです。

 私はフッセンに再度行くことはないと思いますが、この店Wirtshaus、ヴァールツハウスと読むのでしょうか。二度と入りたくないです。

 ドイツの客扱いの悪さは、国民性によるのだろうと思います。だから、苦情や助言をした程度では直らないと思います。

 そのような飛行機や店はなるべく避けて、日本の飛行機や店を利用したいものです。日本では、多くの店が親切で、こんないい国はないと感じます。

 JALやANAも本当にいい航空会社だと、改めて痛感しました。(会田玲二)


目的に合うパックツアーを活用する

2006-12-15 16:53:14 | 旅行のヒント

 今回(12月2日~9日)の「直行便で行くヨーロッパのクリスマス/ドイツクリスマス市めぐり8日」は、旅行費が安いのにとても充実した内容で、本当に良かったです。

 私はこれまで、レンタカーを借りて自由に動く個人旅行をしてきましたが、今後は、今回のようなパックツアーを選んで活用したいと思いました。

今回のツアー代金は、妻とペア参加で、一人分が239,900円。これに、一人分の空港税や飛行機燃料代等の25,570円を、成田空港で徴収されました。これを合計すると、一人265,470円になりました。

しかしこれだけの金額で、第一に、成田からフランクフルト直行便での往復です。

次にホテルが6泊。それに朝食は毎朝で6回、昼食が4回、夕食2回が付いています。

これだけの内容を提供して旅行会社(日本旅行)と航空会社(ルフトハンザ)は、24万円でどうやって利益を出すのだろうかと、不思議に思いました。

自由行動日を有効に活かす計画を

 ここ2~3年で人気急上昇中のドイツのクリスマスマーケット(市)を、5つの都市で観られたのは、本当に素晴らしい経験でした。

 それに、狂王ルートヴィッヒⅡ世の白鳥城まで見ることができました。これは、一度は見たかった注目の城です。

 ツアー内容は、これで十分に妻と私の目的に合致していて、2人とも大満足です。

 その上に午後の自由時間が最終日、ニュルンベルクでありました。これを有効に使うことが、ツアーの成果をさらに大きくします。

 そうは言っても、妻と私は大した計画もなく、とにかくタクシーを2時間チャーターすることにしました。

 英語をきちんと話す親切な運転手、ロナルドさんだったので、妻がいろいろ聞き、店の案内同行までお願いして楽しく過ごし、いろいろなことを知りました。

 たとえばこのように、自分の目的に合致する時間活用が、旅の価値を大きく左右すると感じました。

 タクシー代は、お世話になった添乗員から「2時間なら70ユウロ」と聞きましたが、ロナルドさんはメーターを示して請求。それは64ユウロぐらいでした。

 そこで私は、とても親切にしてくれた人なので、80ユウロ(約12,000円)渡しました。ロナルドさんは、とても喜んでくれて、きちんと立って、「サンキュー・ベリマッチ」と丁寧に挨拶して別れました。

 パックツアーの内容も充実していて、さらに自由時間が有効に活用できるように、次回以降も計画したいと思いました。(会田玲二)

Rimg0193

 ルートヴィッヒⅡ世の白鳥城(ノイシュバンシュタイン城)を見た観光客を、麓まで乗せてきた馬車です。私たちも足腰が疲れたので、馬車に乗って麓まで帰ってきました。