ルフトハンザの顧客無視
今回のドイツ観光パックツアーは、ドイツのルフトハンザでの往復でした。成田発の際にもずるずるとしていて1時間も遅れたのですが、帰りのフランクフルト発の際にも、1時間以上遅れました。
それなのに、「遅れます」というアナウンスは一切なし。延々と待たされるだけなので、「一体どうなっているのだ」と聞きたくなります。
窓の外を見ながら待っていた私は、ようやく飛行機が来たのを見ました。しかしアナウンスは、それからずっと後までなし。そして、“ただ今飛行機が遅れて到着しましたので‥”とアナウンス。
「ウソつけ。だいぶ前に来たじゃないか」と言いたくなりました。
こういう顧客無視や、店などの客扱いの悪さは、添乗員によるとドイツでは当たり前のことのようです。
機内での乗務員の態度は親切で何も文句を言うことはありませんが、飛行場で待っている間が人間扱いとは思えません。
今回はパックツアーだから、航空便が自由に選べないので仕方がないことではありますが、ルフトハンザにはもう乗りたくないという心境です。
観光地のカフェ・レストランの横柄
狂王ルートヴィッヒⅡ世の白鳥城(ノイシュバンシュタイン城)の麓、フッセンでコーヒーを飲みたくなりました。
そこでカフェ・レストランに入ったら、間違ってバーの部屋に行ったので、“カフェは向こうです”と言われました。奥のカフェへ行くと、ウェイトレスが“カフェはいま席が用意できてないので待って下さい”というので、しばらく立って待っていました。
しかし彼女一人なので忙しくて一向に用意ができず、“向こうの部屋で座って下さい”と言います。
部屋が、カフェとバーとレストランなどに分かれているのですが、レストランの部屋かと思って行くと、“ここではない。カフェは向こう”と拒否されました。
“カフェにいて、こっちへ行けと言われて来たのだ”と言っても受け付けません。
“では、我々は出て行く”と言うと、さっきのカフェのウェイトレスも来て出るのをさえぎり、“こっちです”とバーに案内しました。
バーは、最初に拒否された部屋です。私は腹が立って、“ここは最初に来た。あっちだこっちだと、日本ではこんなことは絶対にない。私はカスタマーだ”と怒りました。
最初に来た時は横柄な態度だったバーテンが、さすがにひと言だけ誤りました。ひどいものです。
私はフッセンに再度行くことはないと思いますが、この店Wirtshaus、ヴァールツハウスと読むのでしょうか。二度と入りたくないです。
ドイツの客扱いの悪さは、国民性によるのだろうと思います。だから、苦情や助言をした程度では直らないと思います。
そのような飛行機や店はなるべく避けて、日本の飛行機や店を利用したいものです。日本では、多くの店が親切で、こんないい国はないと感じます。
JALやANAも本当にいい航空会社だと、改めて痛感しました。(会田玲二)