アクティブ・シニアのお役立ちブログ

中高年が元気に過ごすためのお互いの体験・情報交流の場です。

長距離ドライブは睡魔との闘いでもあった

2009-05-28 06:44:06 | 旅行のヒント

終盤、ナパバレイでのマッサージが体を救った

 サンフランシコとロサンゼルス間の距離は、アメリカのロードマップによると約608キロ(380マイル。1マイル1.6km)ですから、東京~大阪間よりも少し長いくらいです。*東京~大阪間は、インターネットで見ると550キロぐらいのようです。

 この間を往復とも、途中の都市で一泊しました。

 しかし、カーナビ(GPS)に頼って安易に運転したので、ロサンゼルス手前のサンタバーバラ(ダイオードを発明した中村教授がここの大学に勤務中です)を知らずに通過する道順を取り、サンタバーバラを行ったり来たりするミスをしました。

 つまり、カーナビは海沿いの101号線が大回りするのでこれを避けて、最短直線の山道を誘導しました。

 この結果、私が「必ず通る筈だ」と思っていたサンタバーバラを通過した地点で、山道がようやく101号線に合流したのでした。

美しいカーピンテリアの町

 行き過ぎに気がついてフリーウェイを下りた町が、カーピンテリアという小さな町。街並みが綺麗なので、スーパーマーケット、ボンズの向かいの、ドラッグストアの駐車場に車を停めて歩きました。(路上その他の駐車場は満杯でなかなか駐車ができません)

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改装オープン中のボンズと、町を走る小さなバス。

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 ボンズは改装オープンということで売場の随所で試食があり、昼時の空腹が一時おさえられました。

 失敗したお蔭で、海岸の美しい町に来られて良かったと思います。しかし、この後ようやく辿り着いたサンタバーバラではもう時間がなくて、昼食を食べたらすぐに出発というあわただしさに終わりました。

経由都市でも目的地をGPSに入力すること

 私の失敗の一つは、「途中で寄って行こう」と思ったサンタバーバラ市内の目的地点を、ナビ(GPS)に入れなかったことです。

 今はアメリカも欧州もGPS付きのレンタカーに乗れば、行き先まで誘導してもらえるのでラクになりました。しかし、途中の道路にはいくつかの行き方があるので、これを心得て目的地を設定することが大事です。

長距離運転では睡魔が襲った

 数年前までは、運転していて睡魔に襲われることはなかったのですが、77歳のいま、眠くてたまらないことがあります。特に、今回のように連日の長距離運転が続くと疲労が溜まり、睡魔に襲われました。

 そんな時は臨時駐車して、15分か20分ほど仮眠してまた出発します。しかし、運転の後半、サンフランシスコ地区を運転した時は、朝から眠くてたまりません。

 我慢しながらワイン産地のナパバレイに着き、妻が行きたいというマッサージ院に入りました。私もお付き合いで1時間の全身マッサージをしてもらい、気持ちよくうとうとして最高でした。

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 ナパバレイの北、カリストーガのスパ。

 この後は体もしゃんとして、もう睡魔には襲われませんでした。疲れを癒すということは、とても大事なことだと思いました。おそらく、人生最後の長距離ドライブ旅行が、事故も故障もなく無事で何よりでした。


アメリカ旅行での夕食には工夫が必要

2009-05-24 14:38:39 | 旅行のヒント

最後の夜はレストランのあるホテルに宿泊する

 アメリカを妻と二人でドライブ旅行して(5月15日~23日)、改めて「おいしい料理とはどういうものなのか」と疑問を抱きました。

 高い料金のレストランで食べても、私たちには「非常においしい」とは感じられなかったからです。これは、40年前から感じ続けていることです。

 特に今回の最後の夜。ホテルからわざわざBART(湾岸急行電車)に乗ってウェストフィールド・サンフランシスコセンターまで行き、フードコートではなくて4階の高級なレストランに入りました。

 ラーク・クリーク・ステーキという海鮮料理もある店なので、妻は海鮮料理、Halibutを希望しました。これは白身の魚です。私は柔らかいステーキで、魚も肉もどちらもおいしいのですが、味が濃くて一様なので、食べているうちに飽きてしまいます。

 アメリカのビール(日本のはなし)もまずくて、私は小瓶1本を飲み切れませんでした。

 これで料金は、二人合計96.89ドル(チップ10ドル込み)。もしワインなどを飲んだら、軽く100ドルを越えた筈です。これが果たして、アメリカの「おいしい料理」なのだろうかと、私には疑問です。

汚くて不便なBARTにはもう乗りたくない

 私は夕食にはワインを飲みたいので、レストランへクルマで行くことができません。だからサンフランシスコ空港近くのホテルに泊まった際、ホテル傍のBART駅からダウンタウンまで往復しました。

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 しかし、昨年も汚いと思ったBARTが、今年はさらに汚くて座るのが嫌でした。そのうえ、運転本数が少ないから、帰りにパウエル駅のホームに立ったら、「あと12分と何秒」という表示で、電車はすぐには来ません。

 大昔にBARTが開通した時には、大統領もお祝いに来たりして素晴らしいと思いましたが、どんどん汚くされてしまいました。

パンダエクスプレスの方が気軽でおいしかった

 ワイン産地NAPAの宿泊ホテルはダウンタウンから遠く、時間も夜の8時ごろに着いたので、近くのショッピングセンター内のパンダエクスプレスで中国料理を買ってきて部屋で食べました。

 この料金が何と、二人でたったの13.97ドルで、とてもおいしく食べました。ワインは昼間に買っておいたのを飲みましたから、十分満足です。

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 サンフランシスコとロサンゼルスの中間ぐらいにあるフレズノ市に泊まった際は、官庁地区内のホリデイインで近くにはレストランが皆無(ホテルにはあったようでしたが)。近くをクルマで探し回り、ようやくピッツァの店で買って部屋で食べました。

 この料金が二人で26.15ドルですから、これも、安くて気軽で、しかもおいしくて満足でした。ピッツァは多すぎて残してしまいました。

 パンダエクスプレスはカリフォルニア州ならあちこちで見かけますが、以前のチャイニーズ・ファストフード店とは違って、安くておいしくて人気があります。

 同チェーンの記事が以前アメリカの経営雑誌に掲載され、確か2代目の社長(息子)が優秀で、改革に努力して大きく伸びた店のようです。

おいしかったレストランは限られる

 最初の日、サンフランシスコ空港に着いてからロサンゼルス方面に延々と約3時間も走って、サン・ルイス・オビスポという都市に泊まりました。ホテルの敷地とつながる場所にデニーズがあったので夕食に行きました。ところがアルコールは一切なし。私にはまったく無味乾燥な夕食で、部屋へ戻ってからワインを空けて飲みましたが、これこそ「あとの祭り」という感じです。

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 翌日はロサンゼルスに着いて、長女家族3人と妻と私の5人で、韓国レストランで焼肉を食べ、合計が約160ドル。食べきれないほど食べてビールを飲んでこの値段ですから、十分満足でした。

 フレズノ市からサクラメント市へドライブして、ワイン産地のNAPAで泊まり、翌日の昼はNAPASTYLEというライフスタイルストアを経営している有名な人のレストラン、ボッテガ(08年11月開店)で昼食を食べました。

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 ボッテガ(上)と、昼食のサラダとパン付きスープ(下)。

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 純粋のイタリア料理だというので期待しましたが、私たちが過去にイタリアを11回旅行して食べたイタリア料理とも少し違います。味がかなり濃くて、すべてが長く煮込んだ感じで、こってりというか、ぼってりとしていて、これも食べているうちに飽きてしまいます。

 この昼食が二人分59.38ドルで、食べるのに2時間近くもかかりました。アメリカの裕福な人々は、こんな「時間消費型」の高い料理を、なぜ喜んで食べるのか。私には理解できません(40年以上前にアメリカを始めて視察した時依頼、ずっと同じ感想を持ち続けていますが)。

 サンフランシスコ地区バークレイのエッコロというイタリアン・レストランで昼食した際も、同様の味と雰囲気でした。料金は、二人で約52ドルでした。

 サンフランシスコへ戻った日は、空港近くのホテルに王将という日本料理店が隣接しているので、ここで飲んで食べた夕食代が44ドルですから、安いと思います。ここでも、私は十分満足しました。

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部屋での夕食とレストランでの夕食を組み合わせる

 ホテルの近くに手ごろなレストランがない場合は、パンダエクスプレスや味のおいしいスーパーマーケットで夕食を買い、部屋で食べるのも良いと感じます。こうすれば少なくとも、「レストランは高くてまずかった」と後悔することは避けられます。

 しかし、旅行中に最低でも1回か2回は、ましなレストランで夕食を食べたいと思います。

 そこで次回からは、最後に宿泊するホテルはその施設をあらかじめ調べて、ある程度満足できそうなレストランのあるホテルを予約しようと考えます。こうすれば、汚くて不便なBARTのような乗り物に乗らなくて済みますし、時間の浪費もありません。

 このように、旅行は何回しても、失敗や勉強することがあるものです。それがしかし、旅行の楽しさでもあります。

サンフランシスコ空港近くのホテルのすぐ近くにある、BARTと列車のMilbrae:ミルブラエ駅。


サンフランシスコ~ロサンゼルス往復のドライブ旅行へ

2009-05-15 14:19:35 | 旅行のヒント

 新型インフルの影響で海外旅行を控える人が多いなか、妻と私はマイレージ・ポイントが今月末日まで有効なので、サンフランシスコを往復してくることにしました。

 2人分の航空券が無料なのですから、これを見逃すことはできません。

 飛行機(無料)以外の経費は極力節約しようと考え、レンタカーでサンフランとロスを往復し、その間の都市で宿泊する予定です。

 アメリカ在住の末娘にメールしたら、「私もサンフランからの海岸の街は大好きで、特にモンテレイとカーメルが素晴らしい」と返信してきました。

 どんなに素晴らしい街なのか、サンフラン空港に着いたらすぐにモンテレイ、カーメルに向かう予定でしたので、とても楽しみです。

 ロスからの帰り道は、途中でフレズノに宿泊しますが、昔、ヤオハン・アメリカがここに開店して、それを見に行ったことなどが懐かしく思い出されます。

 また、サンフランシスコ対岸の街にダイソーが出店しているので、これを見学したり、その北へ進んでサクラメント近くのライフスタイルセンターを訪ね、下ってナパバレイに宿泊したりします。

 今日、5月15日に成田を発って、23日に帰国します。


使い捨てマスクの外し方がとても重要

2009-05-12 02:13:42 | 健康と美容

 インフル防止用のマスクを買ってきました。5月15日からアメリカを旅行するので、その間のためです。

 たまたまテレビを観たら、衛生の専門家(最近何回も出てくる岡田という女性博士です)が、マスク着用の注意を話していました。

 マスクを外す時に、鼻の上からマスクをつかまないこと。これでは、マスク表面のヴィールス、細菌を手に付けてしまうから。

 マスクを外す時には必ず、指を耳の後ろへ持っていき、耳のところからマスクの紐を持って外すこと。

 これは、とても大事なことだと思いました。こうしなければ、せっかくマスクをしても何の意味もないですね。家族や知人に、ぜひ伝えたいことだと思います。