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●辺野古「代執行訴訟」不当判決…本当に強い憤りを感じる。「司法判断に従うべきだ」!? 「差別する側」の論理は、沖縄差別・イジメそのもの

2024年02月13日 00時00分21秒 | Weblog

[↑ 三上智恵監督/最新作『沖縄、再び戦場 (いくさば) へ(仮)』製作応援のお願い (https://okinawakiroku.com/images/hero_pc_l.png)]


// (2024年02月02日[金])
行政による沖縄差別・沖縄イジメを司法が後押しする…地獄なニッポン。しかも、番犬様がさして望んでもいないことを強行する大愚行。さらには、普天間は決して返還されないという、最悪な《唯一の選択肢》なる欺瞞。

 マガジン9の【【寄稿】 これは、日本政府による「沖縄差別」だ──辺野古「代執行訴訟」判決を受けて(布施祐仁)】(https://maga9.jp/240117-1/)。《昨年12月、福岡高裁那覇支部は、沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設をめぐって、国が県に代わって埋め立ての設計変更を承認する「代執行を認める判断を出しました。県内からは強い反対の声があがり、軟弱地盤など数々の問題点も指摘されている中での、国の主張を全面的に認める判断。裁判所の傍聴席でそれを聞きながら、強い憤りを感じたというジャーナリストの布施祐仁さんに寄稿いただきました》。
 《開廷すると、三浦隆志裁判長がすぐさま判決の主文を読み上げた。「被告は(中略)3日以内に承認せよ」》―――― 本当に強い憤りを感じる。さらに、《特に憤りを感じたのは、玉城知事が設計変更を承認しない結果、「人の生命、身体に大きく関わる普天間飛行場の危険性の除去遅れ、「甚だしく社会公共の利益を害する結論付けた点である》《もう一つ憤りを感じたのは、最後に「被告が指摘する歴史的経緯等を踏まえれば、本件埋め立て事業に対する沖縄県民の心情は十分に理解できる」と沖縄に理解を示すような一文を入れてきたことである。…こうした歴史的経緯を背景とする沖縄県民の民意を一顧だにせず切り捨てる判決を出しておきながら、最後に「沖縄県民の心情は十分に理解できる」などと取って付けたように述べるのは、沖縄県民をあまりに愚弄していると思った》(布施祐仁さん)。
 直ぐに、外野が、沖縄県知事は司法判断に従うべきだ!?、と口汚く罵る。正気かね?  恥ずかしくないのかね? 「差別する側の論理は、沖縄差別・イジメそのものだ。「裏金」問題もそうだが、散々違法なことを繰り返す者に対しては何の批判もせず、政権に忖度してデタラメな「政治判断」を繰り返す裁判所や忖度を繰り返す検察といった司法にも何の批判もしない。そんなに自公政権が大好き、「差別する側」が大好きなのかね? 哀しい人たちだ。今後は、二度と、ホシュとか、ウヨクとか、名のりなさんな。《裏金づくりのテクニックにたけた政治家…保守政治家などと言える代物ではない政治家の保守というものがいかに薄っぺらかったか…》(政界地獄耳)。
 布施祐仁さん《差別は、差別される側ではなく、差別する側の問題だ。だから、辺野古新基地建設は「沖縄問題」ではなく、沖縄を差別する日本の問題」として捉えなくてはならない。こんな酷い差別を日本政府が続けるのをいつまで許すのか――そのことが日本国民に問われているのだ。…だが、この問題で本当に頑張らなければならないのは、沖縄の人々ではなく、われわれ本土の人間なのだ》。

   『●N値がゼロ、工期と費用は「∞」…今日もドブガネし、
      ジャブジャブと大量の土砂を美ら海にぶちまけている
   『●最「低」裁の政治判断…新基地は決して完成しないし、決して普天間飛行場
      も返還されない。N値ゼロで、工期と費用は∞、血税を日々ドブガネ…
   『●非「地方創生」、「僕」(アベ様)が地方「僕」滅…
        沖縄の民意無視し、しかも再び八百長なその「手」で…
    「不服審査請求など論外だろう。そもそも行政不服審査法
     〈行政庁の処分その他公権力の行使にあたる行為に関する国民の
     不服申し立てについて規定する法律〉(大辞林)であり、一般国民の
     権利救済制度を使うこと自体がおかしい「個人」になりすまし
     救済を求め判断を仰ごうというのだからデタラメ過ぎる
     安倍政権は3年前にも辺野古移設で同様の禁じ手を使っている

   『●辺野古破壊を行政不服審査で強行する暴挙:
     「沖縄防衛局は…「私人」を強調するための偽装工作」
   『●アベ様という「私人」の暴挙…平和の党と共に
      辺野古破壊が目的化し、「目的達成」のためには手段選ばず
   『●辺野古新基地建設: 国が寄って集って沖縄をイジメ、司法が沖縄イジメ
     にお墨付きを与える…野党議員は団結して立ち上がってくれないのか?
   『●地方自治を蔑ろにした沖縄イジメ、沖縄差別…それを助長する最「低」
      裁は司法判断を放棄し、政権に忖度した政治判断を乱発してばかり
   『●沖縄県は《「最高裁は…違反するとは認定していない」と…反論。…「明確
     な反対の民意こそ、公益として考慮すべきだ」と民意を前面に押し出す》
   『●目取真俊さん《無駄な時間と予算を費やしても…事件や事故が起きよう
     とも、政治家も官僚もだれも責任を取りはしない。本当に腐りきった国》
   『●目取真俊さん《沖縄に住む私たちが軍事基地に反対するのは、自分
     たちが被害を受けるだけでなく、加害の立場にも立たないためだ》
   『●玉城デニー沖縄県知事の素晴らしい「辺野古代執行訴訟 沖縄県知事
     の意見陳述」、それを一顧だにせず、即日結審する福岡高裁那覇支部…
   『●日本の腐敗した司法では、理はアベ様・スガッチ・キシダメ政権にある
     のか? 辺野古新基地代執行訴訟敗訴、《理は沖縄にある》はずなのに…
   『●〝辺野古〟破壊の設計変更でN値ゼロのマヨネーズ状軟弱地盤問題が解決す
     るとでも? 新基地建設を完成できるとでも? 普天間が返還されるとでも?

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https://maga9.jp/240117-1/

特別企画
【寄稿】 これは、日本政府による「沖縄差別」だ──辺野古「代執行訴訟」判決を受けて(布施祐仁)
By マガジン9編集部 2024年1月17日

昨年12月、福岡高裁那覇支部は、沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設をめぐって、国が県に代わって埋め立ての設計変更を承認する「代執行を認める判断を出しました。県内からは強い反対の声があがり、軟弱地盤など数々の問題点も指摘されている中での、国の主張を全面的に認める判断。裁判所の傍聴席でそれを聞きながら、強い憤りを感じたというジャーナリストの布施祐仁さんに寄稿いただきました。


――――――――――――――――――――

 開廷すると、三浦隆志裁判長がすぐさま判決の主文を読み上げた。
 「被告は(中略)3日以内に承認せよ
 沖縄県の敗訴であった。その瞬間、傍聴席の市民から「不当判決だよ!」と怒号が飛んだ。三浦裁判長はヤジを無視するかのように間を置くことなく判決の骨子を読み上げ、5分足らずで閉廷した。
 この日、裁判所にあったのは法でも正義でもなく、「国家による問答無用の暴力以外の何物でもなかった

     (判決後、報道陣に「不当判決」と記した紙を掲げる市民
      =2023年12月20日(筆者撮影))


知事の権限奪う「禁じ手」

 辺野古新基地建設を巡り、斉藤鉄夫国土交通相が沖縄県の玉城デニー知事に設計変更の承認を命じるよう求めた「代執行訴訟」の判決が昨年12月20日、福岡高裁那覇支部であった。
 地方自治法は都道府県が行う「法定受託事務」に関して、その適正な処理を確保するために国の関与を認めており、その最終手段が代執行である。しかし、代執行は都道府県知事の権限を国が奪うものであり、憲法が定める地方自治の本旨からしても、いわば「禁じ手」だ。そのため厳しい要件が定められており、裁判所(高裁)で認められない限り、行うことはできない。実際、これまでに地方自治法に基づく代執行が行われた事例は一度もなかった
 今回、福岡高裁那覇支部が国の代執行を認める判決を出すようなことがあれば、辺野古新基地建設計画にとって大きな節目になるだけでなく、日本の民主主義の歴史にとっても一つの転換点になる。その現場を取材しなければという思いで、私も沖縄に飛んだ。


普天間返還の遅れは玉城知事のせい?

 傍聴席で三浦裁判長が読み上げる判決の骨子を聞きながら、拳を握りしめ、「何を言っているんだ」と心の中で叫んでいた。
 特に憤りを感じたのは、玉城知事が設計変更を承認しない結果、「人の生命、身体に大きく関わる普天間飛行場の危険性の除去遅れ、「甚だしく社会公共の利益を害する結論付けた点である。
 国側は、設計変更の申請から約3年5ヵ月以上が経過しており、玉城知事が承認しないことが「普天間の危険性の除去の実現を阻んでいる主張した。裁判所は、この主張をそのまま採用した。
 しかし、そもそも今回の設計変更は、日本政府が軟弱地盤の存在を隠していたことで必要になったものである防衛省は2013年に埋め立ての承認申請を行った時点で、すでに軟弱地盤の存在を把握していたが、設計に地盤改良は盛り込まなかった。軟弱地盤がない海域の埋め立てを先行して進めて既成事実化を図った上で、「後出し」したのである。「遅れ」を問題にするのであれば、そもそもの原因を作った国の責任こそ問うべきだ。もともと、1996年の「SACO(沖縄に関する日米特別行動委員会)最終報告」では、普天間飛行場の返還は「5~7年以内」に実現するとしていた。この約束から、もう20年以上も遅れている。「約3年5ヵ月以上」どころの話ではないのだ。
 当初の約束から20年以上も遅れている理由は、辺野古の海を埋め立てて新基地を建設するという実現困難な計画に日米両政府が固執しているからにほかならない。そもそも、沖縄に集中する米軍基地負担の軽減を目的とした普天間飛行場の返還に、沖縄県内における代替施設の完成という条件を付けたこと自体が大きな誤りであった。その誤りに早く気付き、沖縄県内への代替施設建設以外の計画に見直していれば、普天間飛行場の返還がこれほど遅れることはなかっただろう。
 しかも、このまま現在の計画を進めた場合、辺野古新基地の運用を開始するまでに最短でも12はかかると日本政府は説明している。大浦湾側の軟弱地盤は最も深い箇所で海面から90メートルに及んでおり、このような大規模な地盤改良工事は過去に施工例がない。難工事が予想され、大幅な遅延が避けられないと見られている。つまり、普天間飛行場の返還は日本政府の説明でも早くて2030年代半ば以降、実際にはいつになるか見通せないのが本当のところなのである。
 こんな無責任な計画に固執している日本政府の姿勢こそが普天間の危険性の除去を遅らせているのであって、その責任を設計変更の承認をしない玉城知事に転嫁するなど筋違いも甚だしい
 普天間の危険性をこれから12年以上も放置し、いつ終わるともわからない辺野古新基地建設工事に莫大な血税を注ぎ込み、多種多様なサンゴやジュゴンなどの絶滅危惧種も多く生息する美しい海を破壊しようとしている日本政府こそ、著しく公益を害していると言えるだろう。

     (辺野古で進む埋め立て工事=2023年12月21日(筆者撮影))


「外交上・防衛上の不利益」の嘘

 なお国側は、辺野古新基地が完成しないことで米国との信頼関係に悪影響を及ぼすなど、「外交上・防衛上の不利益」が生じるとも主張した。しかし、米国側が必ずしも辺野古に固執していないことは、過去の米国政府高官らの発言からも明らかである。
 例えば、1996年のSACO合意当時の米国防長官、ウィリアム・ペリー氏は、「我々の視点から言えば、日本のどこであっても良かった。日本側は沖縄県外の移設にとても消極的だった。これは政治的経済的問題であり、主に日本人や、日本の政府にとっての問題です」と証言している(2017年11月18日放送、NHK・ETV特集「ペリーの告白~元米国防長官・沖縄への旅」)。
 また、クリントン政権で国防次官補を務めたジョセフ・ナイ氏も、「沖縄基地は中国に距離が近すぎるため、対中国では地理的優位性はなく、むしろ脆弱だ。沖縄の人々の支持が得られないなら、米政府は辺野古移設を再検討すべきだ」と述べている(2015年4月2日付「琉球新報」)。
 普天間の代替施設を沖縄県内に造らなければならない軍事上の理由がないことは、過去の日本の防衛大臣の発言からも明らかだ。例えば、野田佳彦内閣で防衛大臣を務めた森本敏氏は「西日本のどこかであれば海兵隊は機能する」と発言している(2012年12月25日、閣議後会見)。
 つまり、日本政府が辺野古新基地建設に固執しているのは、軍事上の理由からでも米国との信頼関係のためでもなく日本政府の政治的都合でしかないのである。
 第三次安倍晋三内閣で防衛大臣を務めた中谷元氏は、大臣就任会見(2014年12月24日)で次のように語った。
 「沖縄の米軍基地は分散しようと思えば九州でも分散できる。理解してくれる自治体があれば移転できるが、米軍反対というところが多くてできない」
 本土の自治体が反対したら「できない」と判断するのに、沖縄県が反対しても無視して強行するのか。それは差別以外の何物でもない。辺野古新基地建設とは、まさに日本政府による沖縄差別なのである。

     (海底に軟弱地盤が広がる大浦湾の埋め立て予定海域
      =2023年12月21日(筆者撮影))


「歴史的経緯を背景とする沖縄県民の心情」とは

 法廷で判決の骨子を聞きながら、もう一つ憤りを感じたのは、最後に「被告が指摘する歴史的経緯等を踏まえれば、本件埋め立て事業に対する沖縄県民の心情は十分に理解できる」と沖縄に理解を示すような一文を入れてきたことである。
 この「歴史的経緯等」とは、10月30日に行われた口頭弁論で玉城知事が陳述した内容を指している。
 玉城知事は、凄惨な沖縄戦で多くの県民が犠牲になったこと、戦後も本土から切り離されて米軍統治下に置かれ、「銃剣とブルドーザーによる強制的な土地の接収などで苦しい生活を強いられたこと、本土復帰後も米軍基地が集中する状況は変わらず、米軍機の墜落事故や米軍人による殺人や強姦などの凶悪犯罪、環境汚染や騒音被害などで苦しめられ続けている現状を訴えた。
 そして、こうした歴史的経緯があるからこそ「沖縄県民は、辺野古新基地建設に反対しているのであって、その民意は、直近3回の県知事選挙の結果、そして投票者総数の約72%、約43万人が辺野古の埋立てに反対の意思を示した平成31年の県民投票の結果に明確に表れている」と指摘し、「沖縄県民が示す明確な民意こそが公益とされなければならない」と強調した(知事の意見陳述の全文はこちら)。
 こうした歴史的経緯を背景とする沖縄県民の民意を一顧だにせず切り捨てる判決を出しておきながら、最後に「沖縄県民の心情は十分に理解できる」などと取って付けたように述べるのは、沖縄県民をあまりに愚弄していると思った。


矛盾する判決本文と「付言」

 しかし、骨子ではなく判決の本文を後で読んでみると、もう少し内容があるものだった。判決本文は最後に「付言」として、極めて重要な指摘をしている。
 このまま現行計画を進めた場合、さらなる設計変更が必要になる可能性もあり、そうなればまた国と沖縄県の間で法廷闘争が繰り返される事態になりかねないと懸念を示した上で、次のように述べている。
 「被告の指摘する歴史的経緯等を背景とした本件埋め立て事業に対する沖縄県民の心情もまた十分に理解できるところであり、国としても、沖縄県民の心情に寄り添った政策実現が求められている。このような観点からは、普天間飛行場の代替施設をめぐる一連の問題に関しては、国と沖縄県とが相互理解に向けて対話を重ねることを通じて根本的解決の図られることが強く望まれている」
 この指摘は、まとを射ている。日本政府が沖縄県の意思や県民の心情を無視して現行計画を進めても、法廷闘争が繰り返されるばかりで解決にならない。前述したように、これこそ普天間の危険性の除去を遅らせ、いつ終わるか分からない辺野古新基地建設工事に莫大な血税が垂れ流されるという、「甚だしく社会公共の利益を害する」結果をもたらす。だから、裁判所の指摘通り、「対話による根本的解決」が求められているのだ。
 ところが、判決本文では真逆のことを記している。
 国による代執行が認められるためには、地方自治体の事務の執行に法令違反があることや著しく公益を害することに加えて、解決のためのあらゆる手段が尽くされていることが要件になる(地方自治法第245条)。
 沖縄県は、日本政府が県との対話を拒み続けてきたことを理由に、この要件が満たされていないと主張した。だが、裁判所はこの主張を認めず、逆に国側が主張する通り、沖縄県側の承認拒否の意思は強固であり代執行手続き以外の方法では解決は困難だと結論付けた
 判決本文では対話による解決は困難だと判断しておきながら、付言では「対話による根本的解決が強く望まれている」と述べているのである。このような矛盾した判決に基づく代執行を、沖縄県が到底容認できるものではない」(判決を受けての玉城知事のコメント)としたのは当然である。


差別する側の問題

 玉城知事は「3日以内に承認せよ」という裁判所の命令に従わず、最高裁に上告した。これを受けて、斉藤鉄夫国土交通大臣は12月28日に設計変更の承認を代執行。1月10日に大浦湾側での埋め立て工事に着手した。

 2013年に当時の仲井真弘多知事が埋め立てを承認した際、「留意事項」として着工前に県と協議することを求めていたが、国はそれも無視して着工を強行した。
 1月12日には、辺野古のキャンプ・シュワブ前で抗議の県民集会が開催され、平日にもかかわらず900人(主催者発表)が集まった。
 その模様をインターネットで観たが、元名護市長で現在は「オール沖縄会議」の共同代表を務める稲嶺進氏のスピーチがとりわけ心に突き刺さるものだった。
 「これは令和の琉球処分と言わざるを得ない。なんで、わったーうちなーんちゅ(我が沖縄人)だけがこんな思いをしなければならないのか」と切り出した稲嶺氏は、「沖縄は今もなお民主主義も地方自治もない憲法番外地、こういうことがずっと続いている。今回の代執行もその証左だ」と沖縄を差別し続ける日本政府の姿勢を厳しく批判した。
 これを聞いて私は、12月20日の判決直後に裁判所の前で出会った95歳の戦争体験者の女性の言葉を思い出した。

 「泣きたいくらい悔しいですよ。(日本政府は)いったいどれだけ沖縄を足蹴にすれば気が済むのか。これは昨日今日始まった話ではないですよ」

 差別は、差別される側ではなく、差別する側の問題だ。だから、辺野古新基地建設は「沖縄問題」ではなく、沖縄を差別する日本の問題」として捉えなくてはならない。こんな酷い差別を日本政府が続けるのをいつまで許すのか――そのことが日本国民に問われているのだ
 稲嶺氏はスピーチの最後に、集会参加者に向かってこう呼びかけた。

 「こんなことを我々は100年以上も耐え忍んできたけれども、がってぃんならん(我慢ならん)。ならんしぇならん(ダメなものはダメだ)。その思いを強く持って、今日からまた改めてみんなで頑張ろうじゃありませんか」

 胸を打つスピーチだった。だが、この問題で本当に頑張らなければならないのは、沖縄の人々ではなく、われわれ本土の人間なのだ

     (判決の翌日、辺野古のキャンプ・シュワブのゲート
      前で抗議の声を上げる市民ら(筆者撮影))





ふせ・ゆうじん 1976年、東京都生まれ。フリージャーナリスト。主な取材・執筆テーマは、安全保障(外交・軍事)、戦争に関する日本の近現代史。2017年に防衛大臣、防衛事務次官、陸上幕僚長が引責辞任する結果となった「南スーダンPKO日報隠蔽事件」では、隠蔽が発覚するきっかけとなる開示請求を行った。事件の経緯を記した『日報隠蔽』(三浦英之氏との共著、集英社)で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。この他にも、『ルポ イチエフ』(岩波書店)で平和協同ジャーナリスト基金賞大賞とJCJ賞、『自衛隊海外派遣 隠された「戦地」の現実』(集英社新書)と『日米同盟・最後のリスク』(創元社)でジャーナリズムXアワード奨励賞を受賞。
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●西山太吉さん亡くなる: 事件の本質のすり替えであり、「西山事件」に非ず…《今も政府は密約を認めない…「返還密約事件」は終わっていない》

2023年03月15日 00時00分04秒 | Weblog

[※ 沖縄復帰50年 利用され続けた海と大地/西山太吉 「密約」を語る (週刊金曜日、2022年5月13日1376号)↑]


(2023年03月01日[水])
報道の自由を巡って政府相手のせめぎ合い、今の日本にあるだろうか》? 《報道の自由を守るには報道しかない》。

   『●『密約 ~外務省機密漏洩事件~』読了
    《衆議院の秘密理事会においても、肩代わりの密約はないと
     シラを切りとおしてきた政府の食言問題、政治的背任に関わっている》
    「事件の本質のすりかえ

   『●〝沖縄密約〟東京高裁判決、原告側の逆転敗訴
   『●「「秘密」は秘密」:
      「国家の秘密はときに悲劇を生」んでいた時代に逆戻り
    《「秘密」は秘密って ばかな話 作家・沢地久枝澤地久枝)さん…
      沖縄返還の日米密約に迫った新聞記者が逮捕された
     外務省機密漏えい事件を、著書「密約」で取り上げ、密約の
     文書開示請求訴訟にも原告として加わった。「法案が成立すれば
     警察国家のようになる。特定秘密の保護措置として警察庁長官は
     いろんなことができる。戦争中の日本人は『警察ににらまれたらまずい』
     と思いながら話していた。そういう時代に戻る可能性が非常に大きい」》

   『●『ペンタゴン・ペーパーズ』: 「報道の自由を
      守るには報道しかない」、でも、沖縄密約と西山太吉記者…
   『●政権広報「アベ様のNHK」への切っ掛け…アベ様や
       中川昭一氏に「勘ぐれ、お前」と忖度を強要されて…
    《綿井健陽さん…「報道やジャーナリズムに携わる者が、
     「言論・報道の自由」という言葉を抵抗手段として公に訴える場合は、
     それは対国家、対公権力に向けて使うべきだと私は考えている。
     たとえばNHKの「ETV番組改編問題」のときの
     安倍晋三や故・中川昭一ら国会議員(当時)の対応、古くは毎日新聞
     西山太吉記者(当時)の沖縄返還密約記事での逮捕・有罪、
     最近では映画『靖国』上映中止問題のときに国会議員らが試写要求と
     文化庁に口出しや取材対象者に接触する行為など、これらは
     「言論・報道の自由」の問題として、それこそ良い意味での
     〝メディア・スクラム〟でもって対応すべき出来事だった》

   『●《権力にとって、これほど便利で御しやすい低能メディアも、
      国民も珍しい…一刻も早く立て直さなければ、本当に危険》

 「政治判断の一例として思い出されるのは、西山太吉さんの「沖縄密約事件」。森友、加計、決裁文書改竄、イラク・南ザイール自衛隊PKO日報隠蔽問題…問題山積なアベ様。司法は機能するだろうか? 《報道の自由を巡って政府相手のせめぎ合い、今の日本にあるだろうか》? 《報道の自由を守るには報道しかない》」。
 最「低」裁を頂点とした司法の機能不全。そして、(日刊ゲンダイ)《機能不全に陥っている日本のジャーナリズムに対する深い憂慮の念に満ちた》、西山太吉さんの《この「遺言」を、現役ジャーナリストがどう受け止めるかが問われている》。

 最近も似たようなことが続いているように感じます…(19/09/11 06:00)【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/「差別」を「愛国心」と取り違えたとき人間の本質が変わる】によると、《誰も彼もが口を開けば韓国人への悪罵を吐いている。テレビには女性旅行者への暴行を勧める老“教授”や、同席した韓国人女性を「おまえ」呼ばわりし、「黙っとけ、この野郎」と怒鳴りつける前県知事まで登場。それでも平然と番組を進行させた司会者、批判を黙殺する放送局……》。

 (2012年2月10日) 【筆洗】によると、《読売新聞グループ本社の会長・主筆である渡辺恒雄氏が激怒している。反旗を翻した前巨人軍代表との裁判ではない。TBS系ドラマ「運命の人」に、である▼渡辺氏がモデルとおぼしき政治記者は「ゆすりたかりの悪徳記者」に描かれているという。怒りたくなるのは分かるが、主人公のモデルにされた元毎日新聞政治部記者の西山太吉氏に「ワビを入れろ」とは筋違いだろう▼本木雅弘さんが主役を演じるドラマは、視聴率こそ低迷しているものの興味深い。今週は、沖縄返還をめぐる密約疑惑を追及していた本木さんが国家公務員法(守秘義務)違反の共犯容疑で逮捕される場面だった▼マスメディアは当時、こぞって政府を批判し、「知る権利」を守るキャンペーンを張ったが、「情を通じて」という起訴状で、男女スキャンダルにすり替わり、密約の追及はうやむやになる。そんな状況も再現されるようだ》。

   『●沖縄密約と日曜劇場『運命の人』
   『●『運命の人』というフィクション・ドラマと沖縄密約事件についての
                            ノンフィクション

   『●『運命の人』余話 ~あるフィクサー的政〝界〟記者の反論~
   『●続『運命の人』余話 ~ある元政〝界〟記者の筋違いな激怒、はさておき~

 2023年2月24日、西山太吉さんが亡くなられた。「ひそかに情を通じて」をことさらに前面に押し出し、政権は沖縄密約問題を潰し、それに手を貸すマスコミ…、市民も事の重大さを見失い…。決して「西山事件」に非ず。「事件の本質のすりかえ」。《事件の歪曲(わいきょく)にメディアも手を貸した》。
 沖縄タイムスの【[社説]西山事件と沖縄密約 「国家のうそ」問い続け】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1110731)によると、《沖縄返還を巡る密約問題を追及し続けてきた元毎日新聞記者の西山太吉さんが、心不全のため亡くなった。91歳だった。 政治部の敏腕記者だった西山さんは、返還交渉の舞台裏を取材する過程で、外務省の女性事務官から機密公電のコピーを入手した》。
 沖縄タイムスのコラム【[大弦小弦]西山太吉さんの胆力】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1110052)によると、《メディア界を追われて30年近く。再び表舞台に立った西山太吉さんは、エリート記者のプライドや振る舞いを身にまとったままだった。ペンを折り、親族の会社で働いた日々をどう過ごしたか ▼沖縄復帰前年の1971年、西山さんが突き止めたのは政府の裏切り国民に隠れて米国が負担すべき費用の肩代わりを密約していた ▼西山さんが逮捕、起訴された72年、問題視されたのは取材過程密約暴露に慌てた権力は、西山さんが外務省の女性事務官と「ひそかに情を通じて」資料を入手したとわざわざ起訴状に記した...》。

 琉球新報のコラム【<金口木舌>密約事件は終わっていない】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1668911.html)によると、《▼西山さんの訃報に接し、20年前の取材を思い出す。眼光は鋭く、身ぶり手ぶりを交え、まくし立てるように話した。今も政府は密約を認めないそればかりか、基地負担軽減に名を借りた新たな「見せかけ」で県民を惑わせる返還密約事件」は終わっていない》。

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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1668911.html

<金口木舌>密約事件は終わっていない
2023年2月27日 05:00
金口木舌 西山太吉 沖縄返還密約

 毎日新聞記者だった西山太吉さんが沖縄を語る時、いつも「見せかけ」という言葉を使った。返還協定は「国民をあざむくための見せかけだ」というように

▼沖縄返還に絡む密約を報じ、罪に問われた。「沖縄返還密約事件」である。それがスキャンダルとして扱われ、当時は「西山事件」などと呼ばれた。事件の歪曲(わいきょく)にメディアも手を貸した。敏腕記者は筆を折った

▼2000年以降、密約を示す米公文書が明らかになり、西山さんは密約文書開示を求めて国を訴えた。闘いを多くの同志が支えた

▼元記者の不遇に思いを寄せる人がここにもいた。05年秋、西山さんを招いた那覇市での集会。県祖国復帰協議会の事務局長だった仲宗根悟さんは声を震わせ「沖縄から力になれなかった」とわびた

▼西山さんの訃報に接し、20年前の取材を思い出す。眼光は鋭く、身ぶり手ぶりを交え、まくし立てるように話した。今も政府は密約を認めないそればかりか、基地負担軽減に名を借りた新たな見せかけで県民を惑わせる。「返還密約事件は終わっていない
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●メディアの役割放棄…ド「アホウ節」を“麻生節”などと《政治家の嘘やデマをそのまま垂れ流すのではなく、たしなめるのがメディアの役割》

2023年02月06日 00時00分33秒 | Weblog

[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]


 (2023年01月25日[水])
無批判に“麻生節”などと言うからつけあがる。所詮は、ド「アホウ節」

   『●軍事費倍増や増税について「多くの国民の理解を得た」? 繰り返される
      ド「アホウ節」…いつまでヅボヅボ党・下駄の雪党の独裁が続くの?』

 相も変わらずの《あまりにもアホすぎるド「アホウ節」。記者会見などで、記者らが《麻生節》などと持て囃してきたツケ。こんなウルトラ差別主義者を未だにのさばらせている政界、正気なのかね。適菜収さん《読売新聞オンラインは「増税に対して世論に一定の理解が広がっているとの認識を示したものだ」などと書いていたが、政治家の嘘やデマをそのまま垂れ流すのではなく、たしなめるのがメディアの役割だろう》
 ド「アホウ節」の《こんな人間が国家の中枢に入り込んでいること自体が、麻生風に言えば「みぞうゆう」の事態なのだ》(適菜収さん)

   『●ド「アホウ節」の《こんな人間が国家の中枢に入り込んでいること
     自体が、麻生風に言えば「みぞうゆう」の事態なのだ》(適菜収さん)

 そうそう、カネに意地汚いのもコノ人。

   『●「「愛人」だと報じられた女性がいるバーで
        1回約180万円の支出を政治活動費で賄っている」財務相
   『●「今年も…麻生財相は“愛人のクラブ”に
       745万6150円もの巨額支出」…飯塚の支持者の皆様、正気?
   『●麻生氏の「愛人」だと報じられた女性がいるバーでの「会合」
              …「必要な政治活動をしているから」なのか?
   『●麻生太郎氏が《政治活動》していた時…ほぼタダで国有地
        売却されていた森友問題、財務省は公文書を改ざん
   『●アベ様やウルトラ差別主義者らは政治資金パーティーによる
     《荒稼ぎ》…一方、《やはりなかった「前夜祭」の記述》
   『●《2018年…森友学園にかんする決裁文書の改ざん》…素淮会という
      カラクリを通して税金で愛人の店で豪遊《締めて650万8000円》
   『●政治資金パーティーによる《荒稼ぎ》…晋和会や素淮会などの
     〝ポケット〟に入り、税金とごちゃ混ぜにして、「会合費」などとして支出
   『●どういう神経? ウルトラ差別主義者な財務相・副首相が大量密集
     《カネ集めパーティ》の強欲。《夜の街》は御控えになっているのか?

 日刊ゲンダイの三つの記事。
 コラム【適菜収「それでもバカとは戦え」/「増税に理解」致命的に恥ずかしい麻生太郎の“確信犯的デマゴーグ”】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/317182)によると、《麻生太郎福岡県直方市内の講演で、岸田内閣が打ち出した防衛力強化に伴う増税について、「もっと反対の反応が出てくる可能性もあると覚悟して臨んだが、多くの国民の方々の理解を得た真剣に取り組んでいる(政府の)姿勢を評価していただいている」と発言。どこのパラレルワールドに住んでいるのかは知らないが、直近の全国世論調査(JNN=1月7、8日実施)では、防衛費増額の財源を確保するための増税に、賛成は22%、反対は71%である》。
 続いて、【麻生太郎氏が地元で岸田外交ベタ褒め、得意のメディアいびり…“麻生節”炸裂に国民に怒り】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/317267)によると、《自民党の麻生太郎副総裁(82)が15日、地元の福岡県飯塚市で開かれた講演会で岸田政権の外交防衛政策に触れ、「岸田という『あまり頼りない』と言われた人の下で1年半、間違いなく日本は世界の中で、その地位を高めつつある」などと持論を展開した。これに対しSNSなどでは案の定、怒りの声が広がっている》。
 さらに、【麻生太郎副総裁は国宝よりマンガが大事…“国立マンガ喫茶”計画15年ぶり活発化のトンデモ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/317178)によると、《さらに来年度の光熱費は今年度よりも大幅に増える見込み。国からの交付金は年間約20億円に過ぎず、不足分を補うのは困難だ。東博は国内最多89件の国宝を所蔵。常に適切な温度・湿度で保管する必要があり、藤原館長は「国宝を守る予算が足りない!」と悲痛な叫びをあげている。…国宝より漫画が大事。懲りない面々のせいで、貴重な日本の歴史的財産が消失しかねない》。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/317182

適菜収 作家
近著に「ニッポンを蝕む全体主義」「日本人は豚になる」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書45冊以上。「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。本紙連載が書籍化「それでもバカとは戦え」好評発売中


適菜収「それでもバカとは戦え」
「増税に理解」致命的に恥ずかしい麻生太郎の“確信犯的デマゴーグ”
公開日:2023/01/14 06:00 更新日:2023/01/14 06:00

     (どこのパラレルワールドに住んでいるのか…
      (自民党の麻生太郎副総裁)/(C)日刊ゲンダイ)

 麻生太郎福岡県直方市内の講演で、岸田内閣が打ち出した防衛力強化に伴う増税について、「もっと反対の反応が出てくる可能性もあると覚悟して臨んだが、多くの国民の方々の理解を得た真剣に取り組んでいる(政府の)姿勢を評価していただいている」と発言。どこのパラレルワールドに住んでいるのかは知らないが、直近の全国世論調査(JNN=1月7、8日実施)では、防衛費増額の財源を確保するための増税に、賛成は22%、反対は71%である。

 「多くの国民」は増税に「理解」など示していない。読売新聞オンラインは「増税に対して世論に一定の理解が広がっているとの認識を示したものだ」などと書いていたが、政治家の嘘やデマをそのまま垂れ流すのではなく、たしなめるのがメディアの役割だろう。講演前日に発表された世論調査の結果を知らずに言ったなら無責任極まりないボンクラだし、知っていて言ったなら確信犯的なデマゴーグである。麻生の場合、後者の可能性が高い。

 2013年、麻生は講演で「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた誰も気が付かなかったあの手口に学んだらどうかね」と発言。その後、麻生は発言を撤回したが、おそらく本音だろう。

 18年、自衛隊の日報隠蔽に関し「10年以上前の話でどうだったかと言われると、防衛省も困るのかもしれない」と発言。同年、財務省の公文書改ざんに関し、「少なくとも、バツをマルにしたとか、白を黒にしたというようないわゆる改ざんとかいった悪質のものではないのではないか」と発言。

 要するに、国民を騙すために事実を歪めることは当然だと思っているのだ。麻生は簡単な漢字を読むことができない人物としても有名だが、「言葉」の扱いは信じられないほど軽い。

 「冷戦は終わり、新しく米中冷戦が始まるかも知れないというなか、防衛費をGDP比2%にするという案を自民党、公明党の連立内閣で考えた」とも言っていたが、これはもともとトランプ政権が安倍晋三に押し付けたもの。それをあたかも自発的な選択であるかのように胸を張る根性が致命的に恥ずかしい。先制攻撃となるリスクが大きい敵基地攻撃能力を「反撃能力」とごまかし、国民に増税を押し付ける連中こそが、安全保障上の最大の脅威なのだ。
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/317267

麻生太郎氏が地元で岸田外交ベタ褒め、得意のメディアいびり…“麻生節”炸裂に国民に怒り
公開日:2023/01/15 18:00 更新日:2023/01/15 18:00

    (麻生太郎氏(C)日刊ゲンダイ)

 自民党の麻生太郎副総裁(82)が15日、地元の福岡県飯塚市で開かれた講演会で岸田政権の外交防衛政策に触れ、「岸田という『あまり頼りない』と言われた人の下で1年半、間違いなく日本は世界の中で、その地位を高めつつある」などと持論を展開した。これに対しSNSなどでは案の定、怒りの声が広がっている。

 麻生氏はこの日の講演で、「なんとなく『岸田のリーダーシップがなんとか』とか新聞によく書いてある」「リーダーシップがないという理由はどこにあるのか、新聞の定義を是非、聞いてみたいと思って尋ねるが、答えてくれた人はいない」「具体的なものに基づかない話だ」と声を張り上げ、メディアの論評をこう切り捨てていた。

 だが、この発言が報じられるとネット上では、《いよいよ焼きが回ったな》、《もはや年寄りの世迷言としか思えん》と言った意見が相次いだ。

《ならば、麻生さんが言うように岸田さんが「地位を高めつつある」というのはどんな定義に基づいているのか。ぜひ聞きたい》

《あなたの話も具体的なものに基づかないが。もっとも、あなたは昔から、総理大臣の時から、すべての話がそうだったね

《岸田さんがリーダーシップがあるという根拠は何なの? 国会閉会中に勝手に何でも閣議決定したこと? それなら中国やロシアや北朝鮮と変わらんけど。世界的な地位はダダ下がりで、間違っても上がっているとは思えない》

 麻生氏にとっては、いつもの「麻生節」で受け流されると思っていたのだろうが、世論の怒りは増すばかりだ。
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/317178

麻生太郎副総裁は国宝よりマンガが大事…“国立マンガ喫茶”計画15年ぶり活発化のトンデモ
公開日:2023/01/14 06:00 更新日:2023/01/14 06:00

     (無類の漫画・アニメ好き(自民党の麻生太郎副総裁)
      /(C)日刊ゲンダイ)

 まだ諦めていなかった。日本の漫画・アニメに加え、特撮やゲームの資料を保存する国立施設「MANGAナショナル・センター」(仮称)の設立を目指す超党派議員連盟の予算獲得に向けた動きが活発化。議連の最高顧問に君臨し、活動を支援しているのは自民党の麻生太郎副総裁だ。

 無類の漫画好きの麻生氏は首相時代にアニメ、漫画、映画などの作品を展示する「国立メディア芸術総合センター」の建設費に117億円の予算を計上。「国営マンガ喫茶」との批判を浴び、2009年の政権交代後に民主党政権の手で中止に追い込まれた。

 今回の「国立漫画館」計画は15年越しのリベンジ。今や漫画やアニメは「クールジャパン」の代表格で海外での評価は高い。麻生氏は「『マンガ』という言葉は正式にフランス語になっているほどメインカルチャーになっている」と設立の意義を強調するが、日本古来の「カルチャー」を犠牲にしてまで実現させれば「保守」の名折れだ。


■光熱費をケチられた東京国立博物館の悲痛な叫び

     (東京国立博物館は国内最多の国宝所蔵。電気・ガス代高騰で
      「国宝を守る予算が足りない」と悲痛な叫び
      (C)日刊ゲンダイ)

 東京国立博物館(東博)の藤原誠館長が、月刊「文芸春秋」2月号に苦境を訴えた寄稿文が話題だ。電気・ガス代の高騰にあえぎ、今年度の光熱費予算約2億円に対し、実際は倍以上の4.5億円がかかるという。

 不足分を昨年秋の補正予算に盛り込んで欲しいと文化庁を通じて財務省に折衝したが、あえなくゼロ査定。本来業務の予算をカットして今年度はしのがざるを得なくなった。

 さらに来年度の光熱費は今年度よりも大幅に増える見込み。国からの交付金は年間約20億円に過ぎず、不足分を補うのは困難だ。東博は国内最多89件の国宝を所蔵。常に適切な温度・湿度で保管する必要があり、藤原館長は「国宝を守る予算が足りない!」と悲痛な叫びをあげている。

「東博は重要文化財648件など12万件超の文化財を所蔵する国内最高峰の施設です。所蔵品の価値はお金に代えられないほど。たかが2.5億円をケチって国宝などの保存をおろそかにし、『国立漫画館』設立に数百億円を費やすのなら、本末転倒。麻生氏の財相在任期間は戦後最長で古巣への影響力が強く、財務官僚も“守護神”のご機嫌を取り、ゾンビのごとく予算をよみがえらせるかもしれない。漫画文化を軽蔑する気はありませんが、麻生氏も財務省も品位が疑われます」(政治評論家・本澤二郎氏)

 国宝より漫画が大事。懲りない面々のせいで、貴重な日本の歴史的財産が消失しかねない
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●ド「アホウ節」の《こんな人間が国家の中枢に入り込んでいること自体が、麻生風に言えば「みぞうゆう」の事態なのだ》(適菜収さん)

2022年11月21日 00時00分55秒 | Weblog

[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]


(20221106[])
あまりにもアホすぎる》、《麻生節》なるド「アホウ節」。そのように持ち上げるマスコミの気が知れないね。統一協会とのズボズボ壺壺ヅボヅボな関係を、地元を含めて、マスコミはなぜに報じないのか?
 日刊ゲンダイのコラム【適菜収「それでもバカとは戦え」/「おまえが言うな」案件再び 麻生太郎こそ危惧すべきこの国の“みぞうゆう”な事態】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/313605)によると、《…麻生太郎は「例の余計な発言をした参院議運の話みたいにならないようにお願いする」と発言。あまりにも見事な「おまえが言うな」案件である。麻生といえば「余計な発言」しかしない人物だ。…あまりにもアホすぎる》。

   『●杉田水脈総務政務官、麻生太郎自民党副総裁らはウルトラのつく差別
     主義者…ズボズボ壺壺ヅボヅボな自民党で重用されるってどういうこと?
   『●《能力の問題。人格の問題。品性の問題》…本当にそうだ! 〝ハート〟
        無き自民党の〝ハート〟無き山口県連所属国会議員・杉田水脈氏

 アベ様が首相時、相棒の副首相・財務相はド「アホウ節」の麻生太郎氏だし、彼はウルトラ差別主義者野中広務氏へのウルトラ差別「陰口」を忘れられない。

   『●炭坑王一族の末裔による凄まじいまでの暴言・差別意識
   『●『野中広務 差別と権力』読了(2/3)
     「「永田町ほど差別意識の強い世界」… はなく、「総裁選の最中に
    ある有力代議士は…「…総理になれるような種類の人間じゃないんだ」
     (…) と言ったそう。さらに、最近、ネット上で話題になっていた部分。
    当時、「総裁選に立候補した元経企庁長官」 (であり現総理) の
    「麻生太郎は…「あんな……を日本の総理にはできないわなあ」と言い放った」
    (…) そうである。2003年9月、野中は、最後の自民党総務会に臨み、
    当時の小泉総裁や麻生政調会長を前に発言を求めた。「…私の最後の発言と
    肝に銘じて申し上げます…政調会長。あなたは『野中のような…を総理には
    できないわなあ』とおっしゃった。君のような人間がわが党の政策をやり、
    これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできよう
    はずがないんだ。私は絶対に許さん!」、野中の激しい言葉に総務会の空気は
    凍りついた。麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたままだった

   『●「さっさと死ねるようにしてもらわないと」:
         麻生太郎副総理・安倍自公政権の本音
   『●自公議員投票の大罪: 「九電元幹部は
       「政治家側から支援を頼んでくるのが昔からの伝統」」
   『●麻生太郎副総理・財務相舌禍: 「考えないことの罪」を
            自覚すれば「つくづくどうかしている」を理解可能
   『●斎藤貴男さん「家柄だけのボンボン爺さんのチョイ悪ぶりっ子ほど
                みっともないものはない。恥を知ろう…」
   『●「膿」で出来上がった政権、政党… 
      ウルトラ差別主義者=麻生太郎財務相の「責任」は有耶無耶に?
   『●「謝罪会見の場に、被害女性を散々おとしめた麻生氏の 
        姿はなかった」…ウルトラ差別者の責任は有耶無耶?
   『●まだまだ続くのか、ウルトラ差別主義者の失言・暴言
       …福岡8区の皆さん、いい加減に落選させてください
    「《人の税金を使って学校に行った》…ねぇ~? まさかアレは
     税金じゃないですよね、《“愛人のクラブ”に745万6150円もの
     巨額支出》って。」

 自公お維コミがこの国を滅ぼそうとしています、ホントにいいんですか?
 《麻生節》なるド「アホウ節」。そのように持ち上げるマスコミの気が知れないね。
 再度、週刊朝日のコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/大爆笑! 舌禍といえば麻生さん、かなりウケましたがな。】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/313560)によると、《麻生さんといえば舌禍、舌禍といえば麻生さんである。「セクハラ罪という犯罪はない」「厄介道米」「(日本のコロナ死者数が欧米より少ない理由を)国民の民度のレベルが違う」「アルツハイマーの人でもこれくらいはわかる」、そうそう「ナチスの手口を学んだらどうか」なんていうびっくら仰天の暴言もあったな。麻生さんの余計な暴言を、「麻生節と良いところである風にもてはやす人もいる。悲しいことに、メディア関係者にもそういった輩はいる》。

   『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という
      《総理のために嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン
   『●まだまだ続くのか、ウルトラ差別主義者の
      失言・暴言…福岡8区の皆さん、いい加減に落選させてください
   『●「「愛人」だと報じられた女性がいるバーで
      1回約180万円の支出を政治活動費で賄っている」財務相
    「日刊ゲンダイの記事【「人の税金で学校」麻生大臣また舌禍で
     安倍政権の公約破壊】…《麻生節などと大甘に扱うのは
     もうやめた方がいい。17日、福岡市長選で応援演説した
     麻生財務相に非難囂々だ。隣の北九州市の北橋健治市長が東大卒で
     あることを槍玉に挙げ、「人の税金を使って学校に行った」と
     バッサリ切り捨てた一件だが、この暴言、政権にとって致命傷に
     なりかねない…もはや麻生大臣の“舌禍”を挙げたらキリがないが、
     今回はちょっと看過できない。「人の税金――」発言は、
     安倍政権の目玉政策を根底から覆す話だからだ》」

   『●畠山理仁さん《報道に携わる者が対峙すべきは権力者だ》…立岩陽一郎
     さん《驚かされるのは、周囲の記者の反応…傍観者を決め込んでいる》
    《相も変わらず、その応答の酷いこと…「強い特権意識
     「想像力の欠如」「自覚の欠如」な財務相・副総理…
     このウルトラ差別主義者を《(政府も自民党も本当に)野放し》に
     しているのはマスコミも同様だ。なにが「麻生節」か、そりゃぁ
     「アホウ節」。人様に向かって、「アホ」「バカ」ということは
     控えているつもりだが、この真の意味での「ばか」をいつまで
     野放しにするのか? ウンザリだ。》

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/313605

適菜収 作家
近著に「ニッポンを蝕む全体主義」「日本人は豚になる」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書45冊以上。「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。本紙連載が書籍化「それでもバカとは戦え」好評発売中


適菜収「それでもバカとは戦え」
「おまえが言うな」案件再び 麻生太郎こそ危惧すべきこの国の“みぞうゆう”な事態
公開日:2022/10/29 06:00 更新日:2022/10/29 06:00

     (まるっきりお構いなし…(自民党の麻生太郎副総裁
      =右)/(C)日刊ゲンダイ)

 自民党の石井準一参院議院運営委員長が「野党がだらしない」と発言し、野党の反発を受けて謝罪・撤回したことを受け、麻生太郎は「例の余計な発言をした参院議運の話みたいにならないようにお願いする」と発言。あまりにも見事な「おまえが言うな」案件である

 麻生といえば「余計な発言」しかしない人物だ

 1983年には「東京で美濃部革新都政が誕生したのは婦人が美濃部スマイルに投票したのであって、婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」。2008年には「多額の収入がありながら、(定額給付金の)『1万2000円をちょうだい』と言う方はさもしい」。13年には「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」。16年には「90歳になって老後が心配とか、わけのわかんないこと言っている人がこないだテレビに出てた。『オイ、いつまで生きてるつもりだよ』と思いながら見てましたよ」。17年8月には「何百万人を殺したヒトラーは、いくら動機が正しくても駄目だ」。同年9月、「選挙を一生懸命やる人は、お祭りを一生懸命やっている人だ。俺のところ(の選挙区の祭り)は7月だけど、このときになったら、ほとんどきちがいみたいな人ばっかりだ」。同年10月、衆院選の自民圧勝に際し「明らかに北朝鮮のおかげもある」。18年4月には自衛隊の日報隠蔽に関し「10年以上前の話でどうだったかと言われると、防衛省も困るのかもしれない」。同年5月、財務事務次官のセクハラ問題について「セクハラ罪という罪はない」。同月、財務省の公文書改ざんに関し、「少なくとも、バツをマルにしたとか、白を黒にしたというような、いわゆる改ざんとかいった悪質のものではないのではないか」。同年9月、「G7の国の中で、我々は唯一の有色人種であり、アジア人で出ているのは日本だけ」

 あまりにもアホすぎる。G7構成国には多くの有色人種がいるし、麻生の総理時代と在任期間の一部が重なるバラク・オバマは黒人の大統領だった。麻生は簡単な漢字も読むことができず、財務大臣なのに証券取引の前場を「まえば」と読んだ。こんな人間が国家の中枢に入り込んでいること自体が、麻生風に言えば「みぞうゆうの事態なのだ。
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●《保守の安倍が反日カルトとつながった》? 《保守ではなく、反日のエセ保守…支持してきたのは新自由主義勢力と政商とカルトの複合体》

2022年09月03日 00時00分22秒 | Weblog

[※ 青木理さん「刑事責任と政治責任」 #秘書が勝手にやるわけないやん ↑(サンデーモーニング 2020年12月6日)]


(20220821[])
アベ様の国葬問題も含めて、統一協会にまつわる諸問題の解決に1mmも進んでいない。与党大好きなゆ癒着党のお維やコミを除く、野党が憲法53条に基づき召集しなければいけない臨時国会は、一体どうなっているのですか? 自公お維コミ議員は、やる気あんの?

 統一協会非汚染者による組閣や役員人事もままならない、ズブズブヅボヅボな自民党。前川喜平さん《カルト対策が進まないのは、政治家と宗教団体が持ちつ持たれつの関係だからです。政治家は集票や選挙中の勤労奉仕を期待し、教団側は所轄庁や税務署との緩衝材の役割をあてにする》。アベ様は票の差配までするヅボヅボさ。さらには、『報道特集』などの報道を見ていると、地方政治にまで統一協会が侵食していて、暗澹たる気分になる。《この期に及んでカルト教団と絶縁できず、関係の深い人間を切れない集団が日本を差配》するニッポンでいいのか?
 AERAの記事【安倍晋三元首相の後継者は育たず 青木理「彼に代わる右派のアイコンは見当たらない」】(https://dot.asahi.com/aera/2022081000042.html)によると、《大きな衝撃を与えた安倍晋三元首相の銃撃事件。晋三氏の父方の系譜をたどった『安倍三代』の著者でジャーナリストの青木理さんとともに、「三代目世襲政治家・安倍晋三」の実像に迫った》。
 青木理さんの仰るように、今回も、《普通なら恥ずかしくて耐えられないほどの詭弁(きべん)や嘘、強引な屁理屈(へりくつ)を弄(ろう)しても知らぬ存ぜぬを決め込み、野党の追及がうるさい国会はできるだけ閉じて開かず、そうやって時間稼ぎをしながら「いつまで同じ問題にこだわるのか」といった風潮が醸成されるのを待つ。実際、「モリカケサクラ」などはそうしていまだ真相が明かされないままです》…でいいのでしょうか?

 それしにしても、醜悪…いったいどこが「美しい国・ニッポン」なのか?
 日刊ゲンダイのコラム【適菜収 それでもバカとは戦え/「反日のエセ保守」である安倍政権で一貫していた「日本を破壊する」という強い意志】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/309684)によると、《安倍晋三と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の深い関係が日々明らかになる中、一部から「なぜ保守の安倍が反日カルトとつながったのか」といぶかしがる声が出てきた。前提がおかしいからわからないのである。本連載で述べてきたとおり、安倍とその周辺は、保守ではなく反日のエセ保守それを支持してきたのは新自由主義勢力と政商とカルトの複合体である》。

   『●武田砂鉄さん《繰り返し問題視されてきた団体…付き合いが深い議員…。
      再発防止のためにも、宗教と政治の関係を洗い出すのが必要不可欠》
   『●つまり、アベ様は《堂々と、司法の場でも違法性が指摘されている》
     統一協会の《実質トップの名前を自ら挙げ、敬意を表したのである》
   『●キシダメ首相は「民主主義を断固守る」ために国葬を行うというが、
     (政界地獄耳)《よほど民主主義を逸脱し独裁的ではないのか》?
   『●統一協会名称変更問題…《実体が変わらないのに、名称を変えることは
         できない》はずなのに、《あり得ない》ことがなぜ可能になったの?
   『●元文科相からして、統一協会とズブズブだったのではないのか? 反面
      教師として、文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』に載せては?
   『●伊達忠一前参議院議長が元総理に統一協会票を依頼したと驚きの証言…
     《今回…安倍さんは…。『井上(義行氏)をアレ(支援)するんだ』…》
   『●汚染責任者アベ様という壺の蓋が割れた瞬間に、自民党“統一協会汚染”
      物質が壺から噴出…衆参院議長、防衛相、文科相、国家公安委員長…
   『●《暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または
     個人》=統一協会…《自民党が大っぴらに反社とつながっていることに》
   『●茂木敏充幹事長、統一協会と「党としては一切関係がない」…《その
     爛れた関係が岸信夫防衛相や二之湯智国家公安委員長、末松信介文科相…》
   『●《法外な寄付を集め、家庭を崩壊させるような活動が問題に…次々と関与が
       判明する自民党こそ、教団との関係を国会の場で丁寧に説明すべき》
   『●《このように安倍氏の一存で統一教会の組織票の差配が決まっていたと
     すれば…》…もはや開いた口が塞がらないよ。どこまでズブズブだったの?
   『●安田菜津紀さん《安倍政権とは何だったのか…「強きにすり寄り、
      弱きをへし折る政権」…「引き継がれた『膿』を出し切るのはこれから」》
   『●統一協会汚染議員一掃…《支持者こそが提言しなければならない善後策
      …あれだけ奉り続けた…元首相が、彼らのせいで殺されたのだから》
   『●斎藤貴男さん《安倍政治の最大の罪は、民主主義を完全に形骸化し、
     日本社会を根底から腐らせたこと…》《ネポティズム》《冷笑主義の蔓延》
   『●《〈関連団体とは存じ上げませんでした〉…「統一教会の何が問題
     なのか正確に承知していません」…しらじらしいにも程がある》お維
   『●悍ましい構図…さらには、アベ様が票の差配までするほどズブズブ
       ヅボヅボだった訳ですが、そんな自民党に投票するとはねぇ…
   『●統一協会…《自民党の政策決定や政権運営にどのような影響があった
     のか、真相を解明して再発防止策を講じる》べきなのに、全くその気無し
   『●憲法53条…《本来国会は開かなければならないが、安倍内閣では
     その要求を無視し続けていたことがある。岸田政権も応じる気がない》
   『●《自民党右派…政界の右派のみならず、それを支える日本最大の右派
     改憲団体、日本会議など》も統一協会と《「蜜月」関係を築いてきた》??
   『●統一協会が《法令に反するなどの例》は山のようにある訳で、《実体が
       変わらないのに、名称を変えることはできない》ことに何の問題?
   『●第2次キシダメ改造内閣の悲惨な船出 ―――― 統一協会非汚染者
     による組閣や役員人事もままならない、ズブズブヅボヅボな自民党…
   『●《安倍元首相の側近で、安倍派内ではポスト安倍の一番手》だった
     萩生田光一政調会長は加計学園問題等だけでなく、やはりヅボヅボだった…


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https://dot.asahi.com/aera/2022081000042.html

安倍晋三元首相の後継者は育たず 青木理「彼に代わる右派のアイコンは見当たらない」
2022/08/14 08:00


青木理(あおき・おさむ)/1966年、長野県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。90年に共同通信社に入社し、警視庁警備・公安担当、ソウル特派員などを経て、2006年からフリーランス


 大きな衝撃を与えた安倍晋三元首相の銃撃事件。晋三氏の父方の系譜をたどった『安倍三代』の著者でジャーナリストの青木理さんとともに、「三代目世襲政治家・安倍晋三」の実像に迫った。AERA 2022年8月15-22日合併号の記事から紹介する。

     (【写真】旅館の庭園で孫の安倍寛信、晋三両氏とコイに
      えさをやる岸信介首相(当時))

*  *  *

──安倍晋三氏が敬愛した母方の祖父・岸信介とのかかわりも指摘されている、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に恨みを抱える男に晋三氏は殺害されました。因縁めいたものを感じます。

 自民党がいくら矮小(わいしょう)化しても、岸信介と旧統一教会の深いつながりは歴史的事実です。教祖・文鮮明のもう一つの顔は反共主義団体「国際勝共連合」の創立者で、これを日本に根付かせた中心人物が岸だった。安倍政権が強行成立させた特定秘密保護法にもつながる「スパイ防止法」制定運動を1980年代に岸が主導した際、運動を資金面などで支えたのも勝共連合。「神社本庁」や「生長の家」の元信者らが集う右派団体「日本会議」もそうですが、戦後日本の保守政治、なかんずく右派政治は宗教右派と思想的にも利害的にも相互に共鳴し、絡みあって活動してきた。その一端が今回露呈したにすぎません。


──統一教会と日本政界の癒着が次々と浮かび上がっています。

 通信社の記者として公安警察を担当していた90年代の記憶が蘇(よみがえ)ります。当時、公安警察が統一教会への組織的捜査に乗り出すという情報を得た僕は、その動向を注視していたのですが、しばらくすると動きがパタリと止まりました。妙だと思って警察最高幹部に理由を尋ねると「政治の意向だ」と。この時に限らず、早い段階で統一教会に捜査のメスが入っていれば、被害はこれほど広がらなかったでしょうひょっとすれば、山上徹也容疑者の母親も被害を免れ、容疑者が統一教会に遺恨を募らせることもなく、結果として今回の銃撃は起きなかったかもしれないそう考えると、統一教会と怪しげな蜜月を続けた政治の不作為、あるいは不適切な影響力の行使によって被害を拡大させ続けた政治の責任が問われます。

 これも晋三氏だけの責任ではもちろんありませんが、岸信介以来積み上げられた戦後右派政治の澱(よどみ)が積もりに積もり、ついには爆発し、それが3代世襲政治家の晋三氏を貫いてしまったようにも思えます。


     (静養中、旅館の庭園で孫の安倍寛信(安倍晋太郎の長男)、
      晋三(次男)両氏とコイにえさをやる岸信介首相(当時)
      =1957年7月)


■自らの後継者は育たず、代わる右派アイコン不在

──「ポスト安倍」は見当たりません。岸信介の影を引きずってきた晋三氏が亡くなったことで日本の進路は変わるのでしょうか。

 さあ、政界の今後がどうなるかは分かりませんが晋三氏がいなくなったからといって、薄っぺらなナショナリズムや排外主義的風潮、そして反知性主義の気配が消えることはもちろんないでしょう。一方、これも晋三氏の大きな負の特質というべきか、名門政治一家に生まれたというのに、周囲に侍(はべ)らせるのは提灯持ちばかりで、人を見る目がないんですね。だから自らの後継も育っておらず、彼に代わる右派のアイコンは見当たらない。そういう点では、宗教右派も含め、晋三氏というアイコンを失った日本の右派が今後どうなっていくかは興味深いところです。


──今の日本社会を見ていると、晋三氏の死は意外に早くメディアや世論から忘却されていく気もします。

 同感です。振り返ってみれば、情報環境が激変した現在、あらゆる情報が新たな情報に上書きされていくスピードは早まっていて、それによって強まる“忘却”という人間の機能を一種の“政治術”として駆使したのも安倍政権の特質でした。

 普通なら恥ずかしくて耐えられないほどの詭弁(きべん)や嘘、強引な屁理屈(へりくつ)を弄(ろう)しても知らぬ存ぜぬを決め込み、野党の追及がうるさい国会はできるだけ閉じて開かず、そうやって時間稼ぎをしながら「いつまで同じ問題にこだわるのか」といった風潮が醸成されるのを待つ。実際、「モリカケサクラ」などはそうしていまだ真相が明かされないままです。そう考えれば、実に皮肉なことですが、今回の衝撃的な事件もさほど遠からず忘却されていくでしょう。9月に行われるという国葬がその歯止めとなり、再び安倍政権の罪を咀嚼(そしゃく)する機会になるなら、これも政権の思惑とは別の意味で皮肉なことかもしれませんが

(構成/編集部・渡辺豪

※AERA 2022年8月15-22日合併号より抜粋
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/309684

適菜収 作家
近著に「ニッポンを蝕む全体主義」「日本人は豚になる」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書45冊以上。「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。本紙連載が書籍化「それでもバカとは戦え」好評発売中


それでもバカとは戦え
「反日のエセ保守」である安倍政権で一貫していた「日本を破壊する」という強い意志
公開日:2022/08/13 06:00 更新日:2022/08/13 06:00

     (徹底的に日本の権益を破壊すると宣言(2014年、
      ダボス会議での安倍首相)/(C))

 安倍晋三と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の深い関係が日々明らかになる中、一部から「なぜ保守の安倍が反日カルトとつながったのか」といぶかしがる声が出てきた。

 前提がおかしいからわからないのである。本連載で述べてきたとおり、安倍とその周辺は、保守ではなく反日のエセ保守それを支持してきたのは新自由主義勢力と政商とカルトの複合体である

 よって、「統一教会だけが安倍を動かしてきた」と考えるのは正確ではなく、多くのカルト、反社会勢力が複雑な形で政権に食い込んでいたと考えるべきだ。安倍は嘘とデマを垂れ流し、発言の内容をコロコロと変えたが、一貫していたのは日本を破壊するという強い意志だった。

 2013年9月、安倍はニューヨークのウォール街で「今日は皆さんに〈日本がもう一度儲かる国になる〉(中略)ことをお話しするためにやってきました」「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」と発言。

 2014年1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)では、徹底的に日本の権益を破壊すると宣言電力市場の完全自由化、医療の産業化、コメの減反の廃止、法人税率の引き下げ、雇用市場の改革、外国人労働者の受け入れ、会社法の改正などを並べ立て、「そのとき社会はあたかもリセット・ボタンを押したようになって、日本の景色は一変するでしょう」と言い放った。その言葉通り、日本の景色は一変した

 安倍は権力を私物化し、財界の下請けとして、文字通りの「売国」を続けてきた水道事業の民営化をもくろみ、放送制度改革では外資が放送局の株式を20%以上保有することを制限する規制の撤廃を推し進めようとした。世界各国で移民に関するトラブルが噴出する中、移民国家化に舵を切り、ロシアにはカネを貢いだ上、北方領土の主権を棚上げ

 意味不明の加憲論により、戦後改憲派が積み上げてきた議論をぶち壊し、安保法制騒動では憲法破壊に手を染め森友事件における財務省の公文書改ざん南スーダンPKOにおける防衛省の日報隠蔽裁量労働制における厚生労働省のデータ捏造など、安倍政権下では国家の信頼が地に落ちた。いい加減目を覚ますべきだ。安倍とその周辺は反日勢力であるという事実を議論のスタートラインにしなければならない。
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コメント (1)
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●「統一協会、暴力団、日本会議に神道議員連盟…どうするの」とヤジり返して、アベ様にそれらの真偽を確認してもらうべきだった

2022年07月13日 00時00分36秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]


※時節柄、アノ井上よしゆき(井上義行)氏(アベ様元首相秘書官)について、【【横田一の現場直撃 No.171】◆これが最後のアベ直撃!◆教団大熱狂!アベ秘書候補集会 ◆…  20220711】(https://www.youtube.com/watch?v=rua1QafMnmA)は、必見です。横田一さんのスクープ映像!?
 ヤフーにも横田さん の記事が出ているようです(https://twitter.com/ActSludge/status/1546776199380504576)。



/ (2022年07月10日(日))
2015年2月22日付のアサヒコムに【首相のヤジ―敵意むき出し華もなし】(http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p)という記事が出ている。記事には、《首相が自席からこんなヤジを飛ばした。「日教組!」「日教組どうするの、日教組!」  玉木氏は「総理、ヤジを飛ばさないで」と繰り返し、見かねた大島理森予算委員長が「総理、総理も、ちょっと静かに」とたしなめた》とある。

   『●「統一協会、暴力団、日本会議に神道議員連盟…どうするの」?、   
                    とアベ様をヤジり返してみては?
    《先日の衆院予算委員会で、耳を疑う場面があった。
     …首相が自席からこんなヤジを飛ばした。「日教組!」「日教組どうするの、
     日教組!」…見かねた大島理森予算委員長が「総理、総理も、
     ちょっと静かに」とたしなめた国権の最高機関の中での話である》
    「そのヤジが的を射ているのならまだしも、「民主党議員にヤジを
     飛ばしたことへの説明で「日教組(日本教職員組合)は補助金を
     もらっている」などと20日に発言したことについて、
     「補助金(をもらっている)ということは私の誤解だった。
     正確性を欠く発言だった」と訂正」って、なんじゃそら~!?
      誰か「統一協会暴力団日本会議神道議員連盟…どうするの」
     とヤジり返して、アベ様にそれらの真偽を確認してもらいましょうよ」

   『●《野党の質問にヤジを飛ばしている実態…今では政府側が
      野党を“ヤジる”という憲政史上まれにみる下品な内閣》
   『●自称《人材の宝庫》…野党議員ではなく、「あなたじゃないの」
         というヤジを飛ばす先は萩生田光一文科相ではないのか?
   『●指差しヤジ再び…《責任を問うべきなのは安倍ではない。
       責任を取れない社会の■■を…放置してきた日本社会…》
   『●《首相の演説にやじを飛ばしただけで、警官に排除される時代…
                 こんな「表現の不自由」な社会を誰が望んだ》?
    「桐山桂一さんの仰る通り、《今日では既に、首相の演説にやじを
     飛ばしただけで、警官に排除される時代である。
     こんな表現の不自由な社会を誰が望んだであろうか》?」
    「《鹿児島県警から任意の「捜査関係事項照会」と呼ばれる依頼を受け、
     うち4図書館で利用者の個人情報が提供》…。
     《警察は政党の手先ではない訳がないし警察は正義の味方
     呼ぶこと》もできない…悲惨な社会。最「低」裁を頂点とした司法も、
     検察や警察も、いまやアベ様に忖度する時代。
     《岸の末裔が首相では日本に未来はない》。」

   『●《安倍政権下で始まった危険な言論統制に歯止めをかける判決…首相に
      ヤジを飛ばした市民が、北海道警の警察官に違法に排除された事件》
   『●《現役の総理大臣へのヤジも許されず、それが報道もされない世界》
     《ヤジも言えない国家や有無も言わさず排除をする警察》でいいの?
   『●「殺す側の論理」、ついには人の「死」にまで「自己責任論」を
     持ち出すようになったよ。あなたは「殺す側」に居るつもりらしいが…
    「決して《失策を改め》ることはないし、反省することなど無し、
     批判は許されない ――― 《大阪ヘイト条例》も、お維への批判を、
     条例を根拠に封じる狙いはないの?

   『●《大阪ヘイト条例》と構図は同じ…《政府・与党政治家への正当な
     批判を「侮辱」として解釈し、気に食わない言論や表現への弾圧に利用》
    《…しかも、国会での審議によって明らかになってきたのは、政府・
     与党政治家への正当な批判を「侮辱」として解釈し、気に食わない
     言論や表現への弾圧に利用しようという政府の魂胆だ


   『●《大阪ヘイト条例》と構図は同じ…《政府・与党政治家への正当な
     批判を「侮辱」として解釈し、気に食わない言論や表現への弾圧に利用》
   『●とっても危険な《侮辱罪を厳罰化する刑法改正案》…自公お維コミの
      《火事場ドロボー》達は、《権力批判の言論を萎縮させる》気満々だ
   『●《政治家の批判や、政府の方針への苦言など…デモ…》が抑制、
     《首相はうそつき》《総理は嘘つき》ウソ吐きなアベ様という批判も…
   『●アベ様をヤジって道警の警察官に排除…札幌地裁は《ヤジを公共的で
      政治的な表現行為と認め、その排除は表現の自由の侵害だと判断》

 さて、本日のブログの目的は、統一協会統一教会)。

   『●『紙の爆弾(2009年11月号)』読了
    「カルト教団裁判のポイントはマインドコントロール」。
     カルト宗教としての統一協会。」

   『●「本当の売国奴は誰か」 『週刊金曜日』
     (2014年7月25日、1001号)についてのつぶやき
    「【憂国対談 朝堂院大覚☓佐高信】、「戦後日本の裏街道 金次第の
     〝愛国者〟たち」「「統一協会様様で支えられた自由民主党」」

   『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
    「《安倍首相が、多くの犯罪を犯したカルト教団「統一協会
     ファシスト団体「日本会議と密接な関係にあることは周知の通り……
     もう一つ、安倍首相には表に出してもらいたくない関係があります。
     先日、組織のトップが殺人の関与で逮捕された九州最大の
     ヤクザ「工藤会」密接な関係》……。「とある暴力集団」との関係でさえ
     ウンザリなのに、「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、
     ダークすぎます。ますます国際社会の印象が悪くなる一方です」

   『●「統一協会、暴力団、日本会議に神道議員連盟…どうするの」?、   
                    とアベ様をヤジり返してみては?
   『●《 #ケチって火炎瓶 》…「選挙妨害を暴力団に発注する」
          アベ様が国会議員、自民党総裁、ましてや首相?
   『●むき出しの「言論弾圧政党」は《人材の宝庫》…《この内閣の
       水準の低さ…自民党は…国民の気持ちを第一に考えな》い
    「日刊ゲンダイの記事【日本会議系に統一教会系…安倍新内閣は
     まるで“カルト内閣”】…によると、《第4次安倍再改造内閣は、
     党4役を含めると日本会議国会議員懇談会の幹部が12人もいる
     極右内閣。ところが実は、霊感商法問題で知られる宗教団体
     「統一教会」(現・世界平和統一家庭連合)がらみの大臣と
     党4役も計12人いる》」

   『●《要するに悪党が総理大臣をやっていたのだ》、〝「犯罪者」が
        総理大臣をやっている〟…それを象徴するトドメのサクラ
    《要するに悪党が総理大臣をやっていたのだ。この究極の売国奴・
     国賊を支えてきたのが産経新聞をはじめとする安倍礼賛メディア
     であり、カルトや政商、「保守」を自称する言論人だった。
     「桜を見る会」には、統一教会の関係者、悪徳マルチ商法の
     「ジャパンライフ」会長、反社会的勢力のメンバー、半グレ組織の
     トップらが呼ばれていたが、安倍とその周辺による国家の私物化
     象徴的に表れていたので、ここまで注目されたのである》》

   『●息吐く様にウソをつく《稀代の“嘘つき総理”》による7年8カ月に
      及ぶ《憲政史上最悪と名高い安倍政権》…漸く「前夜祭」の真相が
    《憲政史上最悪と名高い安倍政権を7年8カ月にわたり支えてきた
     のがカルトや政商、「保守」を自称するいかがわしい勢力だった。
     「桜を見る会」には、百田尚樹有本香ケント・ギルバート
     いったネトウヨライター、安倍に近い統一教会の関連政治団体・
     世界戦略総合研究所の事務局次長や悪徳マルチ商法
     「ジャパンライフ」の会長、反社会勢力のメンバー、
     半グレ組織のトップらが招かれていた》

   『●斎藤美奈子さん《菅は安倍よりたちが悪い。…先代のレガシーを
     継承しつつ、番頭時代そのままのコワモテの政治を、今度は表でやる》
    《適菜収国賊論のサブタイトルは「安倍晋三と仲間たち」…
     〈この究極の売国奴・国賊を支えてきたのが産経新聞をはじめとする
     安倍礼賛メディアであり、カルトや政商、「保守」を自称する言論人
     だった。「桜を見る会」には、統一教会の関係者、悪徳マルチ商法の
     「ジャパンライフ」会長、反社会的勢力のメンバー、半グレ組織の
     トップらが呼ばれていたが、そこには安倍とその周辺による
     国家の私物化が象徴的に表れていた〉》

   『●《右も左も関係ない。シンプルに考えればいい。政治を私物化し、国の
     かたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない》
    《1つ目は、省庁をまたがる形で発生した国家の根幹の破壊である。
     森友事件における財務省の公文書改ざん防衛省の日報隠蔽
     厚生労働省のデータ捏造により国家の信用を地に落とした
     「桜を見る会」には、安倍晋三に近い統一教会の関係者、
     悪徳マルチ商法の「ジャパンライフ」会長、反社会的勢力のメンバー、
     半グレ組織のトップらが呼ばれていたが、その後、内閣府が国会に
     出した「桜を見る会」の推薦者名簿も加工されていた》

   『●リテラ【れいわから出馬 水道橋博士が主張する「反スラップ訴訟法」
      の重要性! 維新・松井だけでなく自民党も批判封じ込めで訴訟乱発】
    《中野教授は2019年に、世耕氏と統一教会の関連団体「原理研究会」
     の関係についてツイート。すると、世耕氏はその内容が虚偽だ
     として中野教授を提訴したのだ》


 以下、追伸です。
 LGBTQ+ヘイト発言のアノ井上よしゆき(井上義行)氏(アベ様元首相秘書官)、なんですかこりゃぁ?  ⇨  (統一協会)《②教団大熱狂!アベ秘書候補集会》、「日本第1地区 責任者出発式」。


【【横田一の現場直撃 No.171】◆これが最後のアベ直撃!◆教団大熱狂!アベ秘書候補集会 ◆どうする?立民 案の定、敗北  20220711】(https://www.youtube.com/watch?v=rua1QafMnmA
《デモクラシータイムス》
《今週も採れたて横田さんの現場レポート! 
  ①これが最後のアベ直撃!
  ②教団大熱狂!アベ秘書候補集会
  ③どうする?立民 案の定、敗北
            2022年7月11日》

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●《右も左も関係ない。シンプルに考えればいい。政治を私物化し、国のかたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない》

2021年11月10日 00時00分20秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]


――――――― (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。#投票倍増委員会 会員として、いつも通り、当然に、#わたしも投票します

――――――― (神保哲生さん)《ほとんど政治に変革が期待できない日本でも、選挙の投票率が先進国の平均レベルに達した瞬間に、大きな変革が起きているのです。つまり、どうせ政治に変革なんて期待できないから投票に行っても意味がない、のではなく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです。そして、この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではないことを…》

――――――― 故・石川真澄さん《『死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない』などと、小選挙区制導入に反対の論陣を張った》新聞記者

――――――― 中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない野党共闘が否定されたのではない野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ


(2021116[])
日刊ゲンダイのコラム【適菜収 それでもバカとは戦え/右も左も関係ない。国のかたちを歪める連中を退場させよう】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296761)。

 《自公政権の9年間は、新自由主義勢力と政商、反社会勢力、カルトの複合体による国家・社会に対する総攻撃だった。周辺のメディアや広告会社は、心理学から動物行動学まで駆使し、国民の洗脳・誘導をはかってきた》。

   『●《内閣情報調査室の一室、男たちがパソコンに向かい、政権を告発した
        人物への攻撃を一斉に投稿している一──。…映画『新聞記者』》
   『●コレは「美しい国・日本」? 《内閣情報調査室の一室…映画『新聞
     記者』》っていうのも怖いけど、天下の自民党本部事務総長が関連…?
   『●ニッポンは民主主義国家なの? ――― 天下の自民党が血税使って
     デマ・ヘイトまがいの野党攻撃、世論誘導…衆院選前に実態解明を!

 《政治は国民の鏡》、自公お維の政、《政治》のあまりの酷さに反吐が出る。選挙結果は最悪、地獄の一歩手前。中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない野党共闘が否定されたのではない野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」…とても残念だった。次の参院選に向かって、立憲民主党は《野党共闘が徹底でき》るだろうか?

 (適菜収さん)《周辺メディアが投下するプロパガンダに騙されるのはもうやめよう右も左も関係ないシンプルに考えればいい政治を私物化し、国のかたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない》…はずだったのに。
 中ほどの日本地図・小選挙区の図…中央の薄い青 (癒[着]党な訳で真っ黒にすべき)。異常だね。比例の近畿ブロックを見ても、唖然とする。ニッポンの行く末は暗いと思うよ、大阪「ト」知事三代といい、当選者の面子も余りに酷い。大阪の皆さん、正気ですか?
 アサヒコムの特設頁【2021衆院選 各党の獲得議席】(https://www.asahi.com/senkyo/shuinsen/?iref=above7_Left)。

   『●(ヨナオシフォーラム2020)《アベにスガるキシダメ内閣》よりも、
         #政権交代で命を守る新しい政権を! #わたしも投票します!
   『●経産省内閣復権でいいの? …デモクラシータイムス【総選挙の争点③
      どうするエネルギー EVと原発(古賀茂明×飯田哲也×山田厚史)】
   『●#VoiceProject #わたしも投票します #投票はあなたの声
      #投票倍増委員会 #YourVoteIsYourVoice #ImVotingToo
   『●「2/4」の選挙に行かない眠り猫の皆様が間接的に自公お維を
     支持する、それではいけない… #投票はあなたの声 #投票倍増委員会
   『●古舘寛治さん「『投票に行こう』というのが『異例』というなんて、
     どれだけ恐ろしい国なんだ。主権者は僕らなのに、みんなが黙っている…」
   『●神保哲生さん《…期待できないから投票に行っても意味がない、のでは
     なく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです》
   『●あとの祭り…アベノカビマスク《当初は配布の目的を「品薄対策」と
     しながら、…「再流行への備え」を強調。批判の回避に懸命》だったが…
   『●あとの祭り…自公お維政治屋は《民を飢えさせない、安全な食べ物の
      供給、そして絶対に戦争をしないことが政治家の役目》を担い得ない
   『●脱メディアコントロールを! 《そもそも、野党に対して<批判ばかり>
        などと報道しているメディアは一体、何のために存在している》?

 あとの祭り。後悔先に立たず、覆水盆に返らず…《この国の未来をつくり上げてほしいという民意が示された》だってさ、あぁ~あ。
 【甘利氏の進退「よく話し合い、早いうちに対応決定」 岸田首相が衆院選結果受け会見】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/140270?rct=politics)によると、《衆院選の結果については「大変厳しい選挙だったが、引き続き自公政権の安定した政治の下で、そして岸田政権の下で、この国の未来をつくり上げてほしいという民意が示された」と述べた》。

 まさに《労働貴族》…立憲民主党は、他の野党ときちんと向き合い、連合の顔色など伺わなければ、比例代表ではもっと投票が増えていたよ、きっと。国民民主党との略称「民主党」で案分票が400万票だってさ、デタラメで、あまりに卑怯でしょ? 自公お維も、国民民主党も、脱メディアコントロールできていないマスメディアも、連合も、よっぽど野党共闘が怖いんだね。
 【連合会長「組合票が行き場失った。受け入れられない」 立民不振、共産党との共闘批判 枝野氏2日にも進退判断】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/140288)によると、《連合の芳野友子会長は記者会見で、立民と共産党との野党共闘について「連合の組合員の票が行き場を失った。到底受け入れられない」と批判した。…立民は共産や国民民主党などの4野党と候補を一本化し、210選挙区で自民、公明両党の候補と対決。小選挙区こそ公示前48議席から57議席に増えたものの、比例代表は公示前62議席から39議席まで大幅に減らした。…連合はもう一つの支持政党の国民が公示前の8議席を上回る11議席を確保したことを評価。立民に対しては公示前議席を割り込んだとして「大きな課題を残した」と検証を求める談話を出した》。

 三春充希さんのつぶやき:

―――――――――――――――――――――――――――――
https://twitter.com/miraisyakai/status/1455017498001113095

三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェト@miraisyakai

第49回衆院選 比例得票数全国集計
 自民 19,914,883
 立憲 11,491,737
 維新   8,050,830
 公明   7,114,282
 共産   4,166,076
 国民   2,593,203
 れいわ  2,215,648
 社民   1,018,588
 N党   796,788
 支なし    46,142
 第一     33,661
 やまと    16,970
 コロナ   6,620

午後0:42 · 2021年11月1日
―――――――――――――――――――――――――――――
https://twitter.com/miraisyakai/status/1454900326075494405

三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト@miraisyakai

第49回衆院選 全議席確定
 自民  261(15減)
 公明    32(  3増)
 立憲    96(13減)
 共産    10(  2減)
 維新    41(30増)
 国民    11(  3増)
 れいわ  3(  2増)
 社民    1(増減なし)
 N党    0(  1減)
 諸派    0(  1減)
 無所属    10( 2減)

午前4:57 · 2021年11月1日
―――――――――――――――――――――――――――――


 11月3日(水)のデモクラシータイムスの【◆本日 20時〜生配信 <総選挙、野党混沌の未来>【山田厚史の週ナカ生ニュース】】(https://www.youtube.com/watch?v=-p10AbPOdGo)によると、比例代表投票数でみると自民は100議席も大儲け。民意は反映されているのか? どうやって合法に選挙制度をマトモなものに改善すればいいのやら。



 スッゲェなぁ、アノ党。ハレンチ内閣」で「人づくり革命担当相」《女性記者へのセクハラ常習説ねぇ? マトモな人は居ないのかね? 一体誰が投票してるの? 投票に行かなければ間接的に自公お維を支持…。
 【甘利明の後任幹事長・茂木敏充も問題だらけ! 1億2000万円の使途不明金、有権者買収、報道潰し、パワハラ・セクハラまで】(https://lite-ra.com/2021/11/post-6064.html)によると、《我が世の春から一転、衆院選では小選挙区で敗北した責任をとって自民党の幹事長を辞任した甘利明氏。選挙中の街頭演説では「私の妨害をしたら、これは国家の行く末を妨害しているのと同じことなのであります!」などと叫んでいたと報じられたが、口利き賄賂問題の説明もせずに逃げたことに対し、有権者が賢明な判断を下したというわけだ。だが、問題なのは、岸田文雄首相が甘利氏の後任に選んだのが、茂木敏充外相だったこと。というのも、茂木氏には1億2000万円以上もの使途不明金問題があり、さらに公選法違反が濃厚な疑惑まで抱えているからだ》。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296761

適菜収 作家
近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

それでもバカとは戦え
右も左も関係ない。国のかたちを歪める連中を退場させよう
公開日:2021/10/30 06:00 更新日:2021/10/30 06:00

     (大注目だった(左から)佐川元国税庁長官証人喚問、詐欺で
      逮捕されたジャパンライフ山口隆祥被告、
      稲田朋美防衛相の発言…=当時(C)日刊ゲンダイ)

 自公政権の9年間は、新自由主義勢力と政商、反社会勢力、カルトの複合体による国家・社会に対する総攻撃だった。周辺のメディアや広告会社は、心理学から動物行動学まで駆使し、国民の洗脳・誘導をはかってきた。

 言い過ぎだと思う人もいるかもしれないので、以下、具体的事実を示す。メルクマールは3つある。

 1つ目は、省庁をまたがる形で発生した国家の根幹の破壊である。森友事件における財務省の公文書改ざん防衛省の日報隠蔽厚生労働省のデータ捏造により国家の信用を地に落とした。「桜を見る会」には、安倍晋三に近い統一教会の関係者、悪徳マルチ商法の「ジャパンライフ」会長、反社会的勢力のメンバー、半グレ組織のトップらが呼ばれていたが、その後、内閣府が国会に出した「桜を見る会」の推薦者名簿も加工されていた。

 2つ目は、2015年の安保関連法案を巡る騒動の際、首相補佐官の礒崎陽輔が「法的安定性は関係ない」と発言したことだ。この時点でわが国は法治国家から人治国家へ完全に転落した。

 3つ目は、17年に当時防衛相だった稲田朋美が、「(南スーダンの戦闘で)事実行為としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、(日報で)武力衝突という言葉を使っている」と発言したことだ。現役の閣僚が国が憲法を無視していることを公言したわけだ。

 客観的事実として自民党は国体に攻撃を仕掛けてきた。つい最近は、自民党の特定の政治家に有利になるデマや歪曲動画を個人(Dappi)を装った企業に制作させ、世論形成・世論誘導を行っていた疑惑が発生。広島では大規模買収事件が発生し、元法相の有罪が確定した。自民党の存続の可否が問われるような話なのに、岸田文雄はこの2つの大事件についてまともに説明しようとしない

 先日、バカが「旧民主党の連中は民主党政権の3年間でやったことに対する反省がないから自民党に投票する」と言っていた。民主党よりはるかにデタラメだった9年間の反省のない自民党に!

 周辺メディアが投下するプロパガンダに騙されるのはもうやめよう右も左も関係ないシンプルに考えればいい政治を私物化し、国のかたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない
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コメント (2)
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●(リテラ)《自民党政権の言いなりになっている警察幹部=官邸ポリスの政治的な野党共闘攻撃…警察国家化はどんどんエスカレート…》

2021年10月03日 00時00分17秒 | Weblog

[※ 野党共闘 市民連合と政策合意 (週刊金曜日、2021年9月17日1345号)↑]


こんなことが許されていいのか!
 ―――――《官邸の忠犬政権の爪牙山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》中村格氏が警察庁長官に…。

―――――― 前川喜平さん《中村の警察庁長官就任は、安倍・菅政権の腐敗を象徴する人事だ》。

―――――― 《山本太郎代表…「まともな仕事をされている共産党に対して、ジャマな存在だということをああいう形で嫌がらせするっていうのは、ちょっと確信犯に近いだろうなと思います」「だって今、政治の世界のなかで反社って言ったら、自民党と維新でしょ」と喝破》、《適菜収…一方、「社会をリセット」だの「新しい国をつくる」だのと騒ぎ、国を破壊してきたのは、新自由主義と政商、カルトに乗っ取られた自民党であり、その補完勢力としての維新の会である》。



(2021年09月27日[日])
日刊ゲンダイのコラム【適菜収 それでもバカとは戦え/共産党・山添拓議員の書類送検は恣意的な警察権行使か? それともヘマなのか?】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/295137)。
リテラの記事【共産党・山添議員の不可解な書類送検の裏に官邸ポリスの政権忖度! 埼玉県警本部長に安倍晋三の元秘書官・原和也が就任後、方針変更】(https://lite-ra.com/2021/09/post-6030.html)。

 《国家の信頼を根底から揺るがす不祥事を次々と引き起こし、国会で虚偽答弁を続け、説明から逃げ回っている安倍晋三という男がいる。安倍政権下の2015年には首相補佐官が「法的安定性は必要ない」と暴言を吐いた。これは法治国家から人治国家への転落を意味する。恣意的な法の運用は確実に国家の息の根を止める》。
 《埼玉県警本部長に就任した原和也は安倍の元秘書官で、詩織さん事件を潰した中村格警察庁長官の子分 …警察庁長官に就任したばかりの中村格氏を直撃。…「(山添議員を狙い撃ちしたのではという疑念に対し)そんなバイアスがかかった話じゃない」 だが、中村長官は「狙い撃ち」説を否定するが、今回の書類送検は不可解なことだらけだ》。

   『●《要するに悪党が総理大臣をやっていたのだ》、〝「犯罪者」が
         総理大臣をやっている〟…それを象徴するトドメのサクラ
    《安保法制騒動では憲法破壊に手を染め、しまいには首相補佐官が
     「法的安定性は関係ない」と言い出した。北方領土の主権は棚上げされ、
     不平等条約締結に邁進。国のかたちを変えてしまう移民政策を
     嘘とデマで押し通し、森友事件における財務省の公文書改ざん
     南スーダンPKOにおける防衛省の日報隠蔽裁量労働制における
     厚生労働省のデータ捏造など、一連の「安倍案件」で国家の信頼性を
     完全に破壊
した。水道事業の民営化放送局の外資規制の撤廃を
     もくろみ、皇室に嫌がらせを続け、今回の「桜を見る会」問題では、
     証拠隠滅を図りながら逃げ回った。
     要するに悪党が総理大臣をやっていたのだ

 適菜収さん《恣意的な法の運用は確実に国家の息の根を止める》と。国会で息吐く様にウソを付きまくり、やりたい放題できる国になり下がりました。

 さらに、適菜収さん《陰謀論は不毛だし、なんらかの大きな力が働いたとも考えにくい》とも。
 陰謀論に陥るつもりはないが、《不可解なことだらけ》なことは確かだ。
 (リテラ)《いずれにしても、解散総選挙を目前に控えたこの時期の不可解な書類送検が、自民党政権の言いなりになっている警察幹部=官邸ポリスの政治的な野党共闘攻撃であることは明白だ。総裁選の有力候補者はいずれも安倍・菅の息がかかった人物だが、自民党政治がつづくかぎり、この警察国家化はどんどんエスカレートしていくことは間違いない》。

   『●アベ様が《新政権も警察権力も私物化する暗黒時代が始まる》、《官邸の
       忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》が…
   『●山添拓議員の《送検》、八代英輝弁護士の《野党共闘に対する意図的な
      攻撃》とそれに群がるお維議員たち、中村格氏の警察庁長官へ昇格…
   『●《国会を開かなければ、それもできない。これを政治空白と言わず
     して、何と言う。…国権の最高機関である国会の軽視も甚だしい》…
   『●「自民党総裁選を嗤(わら)う」新聞求む…《明治から大正、戦前期の
     昭和まで、藩閥政治家や官僚、軍部の横暴を筆鋒鋭く批判し続けました》
   『●武田砂鉄さん《忘却に加担するのか、しっかり掘り返して問うのか、
        メディアが問われている。またいつもの感じでやっているの…》
   『●「そんなバイアスがかかった話じゃない」…《バイアス》? 《山口
     敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》警察庁長官に言われてもねぇ?
   『●桐生悠々に《ちなんだ社説の掲載に至ったのも、どんな政権であろうと、
        新聞は権力監視の役割を放棄してはならないという決意を》読者に

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/295137

適菜収 作家
近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

それでもバカとは戦え
共産党・山添拓議員の書類送検は恣意的な警察権行使か? それともヘマなのか?
公開日:2021/09/25 06:00 更新日:2021/09/25 06:00

     (おかしくないか、日本共産党の山添拓参院議員の
      書類送検は1年も経ってから(C)日刊ゲンダイ)

 共産党の山添拓参議院議員が、昨年11月3日に鉄道写真の撮影目的で秩父鉄道の線路内に許可なく立ち入ったとして、埼玉県警は9月16日付で鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で書類送検した。

 山添の説明や報道によると、この日は埼玉県長瀞町で電気機関車を臨時運転するイベントが開かれており、地域住民により渡し板がかけられていた箇所を、列車が接近していない時間帯に他の複数の鉄道ファンとともに1秒程度で渡ったとのこと。地域住民による踏み固められた跡があり、道のようになっていたので生活道路の一部と誤解したらしい。

 これには多くの人々が呆れ返ったようだ。埼玉県警に対して、SNSには「総選挙前に共産党のイメージダウンが謀られたのではないか」という意見が多く投稿されていた。「この程度の微罪で1年も経ってから書類送検するのはおかしい」「公安が仕組んだ謀略ではないか」などと。

 たしかに、山添は政権批判の急先鋒だった。安倍晋三による「桜を見る会」の私物化問題検察庁法案に深く切り込んでもいた

 しかし、単なる推測と現実を一緒にしてはいけない。たとえ微罪であろうと、法律違反は法律違反である。陰謀論は不毛だし、なんらかの大きな力が働いたとも考えにくい

 なぜなら今回の件で目立ったのは山添の誠実さであるからだ。彼は事実を丁寧に説明し、何度も謝罪したそれが共産党のイメージアップにつながった可能性もある。

 仮に権力の上層部の意向、あるいは忖度による謀略なら、そんなへまはしないだろう

 問題の本質は、山添とともに線路を横切った「複数の鉄道ファン」が書類送検されたかどうかである。特定の職業の人間が狙い撃ちにされたなら、恣意的な警察権の行使と言わざるを得ない。これは「法の支配」の問題だ。メディアはそこを報じるべきである。

 国家の信頼を根底から揺るがす不祥事を次々と引き起こし、国会で虚偽答弁を続け、説明から逃げ回っている安倍晋三という男がいる。安倍政権下の2015年には首相補佐官が「法的安定性は必要ないと暴言を吐いた。これは法治国家から人治国家への転落を意味する。恣意的な法の運用は確実に国家の息の根を止める。(敬称略)
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https://lite-ra.com/2021/09/post-6030.html

共産党・山添議員の不可解な書類送検の裏に官邸ポリスの政権忖度! 埼玉県警本部長に安倍晋三の元秘書官・原和也が就任後、方針変更
2021.09.25 04:00

     (山添拓Twitterより)

 八代英輝弁護士の「共産党はまだ暴力的な革命を党の要綱として廃止していない」というデマ発言によって日本共産党および野党共闘への攻撃のやり口があらわになったばかりだが、時間も経たないうちにまたも嫌がらせが起こった。共産党所属の山添拓・参院議員が鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)などの疑いで書類送検された件だ。

 山添議員といえば緻密で舌鋒鋭い国会質疑で注目を集めてきた“共産党のホープ議員”のひとりだが、その山添議員が今月18日に自身のTwitterで〈2020年11月3日、休日を利用して趣味の鉄道写真を撮りに行った際に、長瀞町の秩父鉄道の線路を横断したことが、埼玉県警秩父警察署から軽犯罪法違反であるとの指摘を受け、本年9月16日付で送検した旨の連絡を受けました〉と報告。〈地域住民によって道がつけられ、水路に渡し板がかけられていた箇所を、列車が接近していない時間帯に、通行可能な道であるという認識のもとに、約1秒程度で渡りました〉と事情を説明し、同時に〈軽率な行為だったと反省しています〉と述べた。

 つまり、「撮り鉄」として出向いた先で、正式な踏切は設置されていないものの、住民が日常的に線路を渡っているいわゆる「勝手踏切」を渡り、そのことによって山添議員は無断で線路に立ち入った疑いで書類送検された、というわけだ。

 たしかに踏切道以外で線路を横断する行為は鉄道営業法に抵触するおそれがあるものだが、一方、「勝手踏切」は国交省によると全国に1万7000カ所もあるとされており、生活道路として黙認されていることも多い。今回の山添議員の行動は慎むべきものだったとはいえ、フェンスを破って侵入したわけでもないのに書類送検までされるのはやりすぎなのでは、という声があがった。

 実際、現地取材をおこなった東京新聞によると、農作業をしていた女性は「渡ったらダメだと今回の件で初めて知った。これを渡って警察沙汰になるのはかわいそう」「渡れないと畑に行けなくて困る。警察にも踏切をつくるよう言ってるけど対応してくれない」とコメント。事件になったことについては〈地元では同情する声が聞かれ〉たという。

 同様に、現地を取材したフジテレビも「付近にある踏切の間隔は200メートルから300メートルほど。そして、その踏切の間には線路を渡ることができる場所がいくつも見つかった」「付近の住民の一部にはこうした勝手踏切を通っている人も多いという」とし、取材時に踏切がない場所を渡る高齢女性に声をかけ、「あっち(踏切がある場所)までずっと行くんじゃ、本当に年寄りだから大変ですよ」という声を伝えていた。


■埼玉県警本部長に就任した原和也は安倍の元秘書官で、詩織さん事件を潰した中村格警察庁長官の子分

 かたや政権にかかわる政治家絡みの事件はさんざん潰しておいて、少なくとも地元住民は黙認されていると思われる行為で書類送検がなされる──。ネット上で「選挙前だから共産党を狙ったのでは」という声があがるのも当然だろう。

 しかも、東京新聞はこの山添議員の書類送検について、先日、警察庁長官に就任したばかりの中村格氏を直撃。「安倍首相にもっとも近いジャーナリスト」と呼ばれていた元TBS記者の山口敬之氏の性暴力事件では当時、警視庁刑事部長だった中村長官が逮捕直前にストップをかけて逮捕を潰した張本人だが、東京新聞の直撃に対し、中村長官はこのような回答をしている。

「国会議員だし、送検の際に報告はあった。これ取材? 捜査経過も含め、いきさつは全然知らない。答えようがない。埼玉県警に聞いてください」
「(山添議員を狙い撃ちしたのではという疑念に対し)そんなバイアスがかかった話じゃない

 だが、中村長官は「狙い撃ち」説を否定するが、今回の書類送検は不可解なことだらけだ

 山添議員が書類送検されたのは、もともと公安が尾行してマークしていたという指摘もあるが、秩父鉄道運輸部の担当者が東京新聞の取材に「撮り鉄」対策として「警察にも見回りをお願いしている」とコメントしていたように、現地は定期的に警察官がパトロールしており、それにひっかかっただけという可能性もある。

 しかし、いずれにしても、こうしたケースは厳重注意で終わるケースが多い。しかも、不可解なのは、警察官にとがめられたのが昨年11月の話なのに、10カ月も経ったいまごろになって書類送検されたことだ

 「しんぶん赤旗」の記事や本サイトの取材によると、山添議員はその日のうちに秩父署への任意同行に応じ、対面聴取を受けたのはもちろん、上申書も提出している。もし、書類送検するなら手続きは十分であり、すぐにしていたはず。それをしなかったということは、ようするにこの時点では、注意ですませるつもりだったということだろう。

 それが、10カ月後に方針が変わって、書類送検となったのはなぜか。じつは昨年11月から今年9月までのあいだに、山添議員を書類送検した埼玉県警では、ある人事があった。

 今年2月15日、県警のトップである埼玉県警本部長に原和也・警視監が着任しているのだが、この原県警本部長、2019年からの1年間、安倍政権下で安倍晋三首相の秘書官を務めていた人物なのだ。

 しかも、この原氏は、警察庁で警備課長や外事課長を歴任してきた公安警察のエリートで、安倍・菅政権で“官僚の監視”を担った杉田和博官房副長官や“野党やマスコミの監視、謀略情報の仕掛け人”として暗躍してきた北村滋氏に連なると目されてきた人物。実際、先日の中村氏の警察庁長官就任と同じ人事で第97代警視総監に昇格し、やはり安倍首相の秘書官を2012年から2019年まで務めた大石吉彦氏の後釜として首相秘書官に抜擢された。つまり、原氏は現在の中村・大石ラインにも組み込まれた正真正銘の安倍・菅政権の官邸ポリスのひとりなのだ。

 この経緯と人事のタイミングを見たら、埼玉県警は当初、厳重注意ですませるはずだったのが、県警本部長に就任した“官邸ポリス”の原氏がそのことをひっくり返し、総選挙前に書類送検をぶつけろ、と指示したとしか思えない。あるいは、中村警察庁長官がこんな細かい事件まで知っていたところをみると、背後に中村長官の意向があった可能性もある


■書類送検の不自然さを指摘する声に御用・読売新聞が大きなカウンター記事を出すも、内容はフェイクだらけ

 山添議員の書類送検はまさに官邸、政権に支配されたいまの警察を象徴する謀略といえるが、これを後押ししたのが、あの御用マスコミだ

 いくつかのメディアが「勝手踏切」が各地で黙認されている問題を取り上げたり、東京新聞が今回の書類送検について疑問を呈するような記事を書いた途端、読売新聞が23日付で「山添氏釈明に地元『心外』線路無断侵入疑い『住民、道つけた』」というタイトルのカウンター記事をなんと6段も使って大々的に掲載したのだ。

 こんな小さい話にここまで紙面を大きく割くというだけでも異常だが、記事の内容もほとんどフェイクと言っていいシロモノ

 タイトルだけ読むと、山添氏の「地域住民によって道がつけられ、水路に渡し板がかけられていた」というコメントに、地元住民が事実でないと怒っているかのような書き振りだが、記事を読むと、その根拠は〈多くが「勝手踏切として使っていない」と強調する〉という根拠のない解説と、「地元の人が線路内に年中入っているように聞こえる。そう思われたくない」という匿名コメントくらい。

 読売記事には、逆に、〈山添氏がいうように「水路に渡し板がかけられている」ような箇所もあった〉〈住民らが線路を横断する「勝手踏切」として使われている可能性もある〉〈地域住民の一部は「線路の奥にある畑に行く際、渡ったことがある」とした〉など、山添氏の言い分を認めざるをえなくなったような記述もいくつかある。

 当然だろう。ここが「勝手踏切」として使われていることは、あの政権御用のフジテレビでさえ報じていた事実。それを捻じ曲げて、住民が事実でないと怒っているとするのは、無理がありすぎなのだ。

 しかも、読売はこの記事のなかで明らかな嘘を書いている。山添氏の書類送検がこの時期になった理由について、〈山添氏が政治活動で多忙であることなどを理由に県警による対面での聴取にあまり応じず、弁護士を通じた文書によるやり取りが多くなり、事実関係の確認などに時間がかかったため〉などと書いているのだが、前述したように、山添氏は警察に咎められた当日、秩父署への任意同行、対面聴取に応じ、上申書まで提出しているのだ。それを「対面の聴取に応じなかったので、書類送検が遅れた」って、フェイクにもほどがあるだろう

 ご存知のとおり、読売新聞は、加計学園問題で「総理のご意向」文書について告発しようとした前川喜平・前文科事務次官(当時)の違法性のない“出会い系バー通い”を官邸からリークされ、社会面で大々的に報じたことがある。このときも官邸の謀略に軽々と乗ったことを批判されたが、今回も性懲りもなく、同じように官邸ポリスとの連携プレーに走ったというわけだ。

 いずれにしても、解散総選挙を目前に控えたこの時期の不可解な書類送検が、自民党政権の言いなりになっている警察幹部=官邸ポリスの政治的な野党共闘攻撃であることは明白だ。総裁選の有力候補者はいずれも安倍・菅の息がかかった人物だが、自民党政治がつづくかぎり、この警察国家化はどんどんエスカレートしていくことは間違いない。

(編集部)
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●《政府の新型コロナウイルス対策が国民の理解や共感を得られない背景には、政治家の発信力不足だけでなく、政策決定過程の不透明さが》

2021年08月24日 00時00分47秒 | Weblog

[※《自助》大好きオジサン・元最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278353)↑]


(20210814[])
中根政人記者による、東京新聞の記事【政策決定の核心は「ブラックボックス」 「5大臣会合」「連絡会議」議事録なく検証もできず…】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/122200)。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/ホントに菅首相続投?世代間闘争の雰囲気、国民不在で乱立も】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202108100000120.html)。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/読み飛ばしても謝罪すればいい、お手軽なものだ】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202108070000074.html)。

 《政府の新型コロナウイルス対策が国民の理解や共感を得られない背景には、政治家の発信力不足だけでなく政策決定過程の不透明さがある政治判断の核心部分はブラックボックスの中だからだ。…だが、首相や西村氏ら関係閣僚が参加する「5大臣会合」などの非公式協議や、昨年9月までの安倍政権で開催されていた「連絡会議」は、いずれも意見交換が目的との位置付け。実際には政策決定プロセスの核心部分とされるが、政治家同士のやりとりを記した議事録などは残らない》。

   『●下野時の発言がブーメラン…「最低の官房長官」スガ殿は、
                「国民への背信行為」を自分自身で行っている
    「アサヒコムの南彰記者による記事【自著での主張も記憶にない? 
     菅官房長官「知らない」】…と、リテラの記事【菅官房長官が
     壊れ始めた! 会見で「ここは質問に答える場所じゃない」、
     自分の著書のことを「知らない」】」
    《過去には公文書の重要性を訴えていたのに、そのことすら記憶にない
     ――。…菅氏は野党時代の2012年に出版した『政治家の覚悟』
     (文芸春秋)で、「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、
     議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への
     背信行為」と記していた》」

 《公文書管理に消極的な政府の姿勢は、これまでもたびたび指摘されてきた。安倍政権では、南スーダンに派遣された自衛隊の日報隠蔽や、安倍晋三前首相の妻昭恵氏と関わりがあった学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書改ざん、「桜を見る会」の招待者名簿廃棄などが相次いで問題化。菅政権でも、憲法が保障する「学問の自由」を侵すとして批判を浴びた日本学術会議新会員任命拒否問題に関し、理由や経緯を記した文書の開示に応じていない》。
 元最低の官房長官殿の野党時代の御言葉《政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為》。まさに、正論。一方、アベ様政権・カースーオジサン政権…あぁ、杜撰…。巨大なブーメランが後頭部に突き刺さる。質の悪いことに、議事録を残す能力も無く、発想も無く…意識的に残さず。こんなデタラメな政権が打つまで続くのか。
 《日本学術会議の新会員任命を拒否された一人、岡田正則早稲田大教授…「現在の政権はブレーキが壊れ、暴走している失敗を何とか隠して、票を集めるということだけになってしまっている」》。正鵠。
 《とにかく選挙に行くこと、もちろん、その前に「忘れないこと」。それが今国民に求められている一番大事なことだ》(古賀茂明さん)。何度でも、何度でも、何度でも、#投票倍増委員会 会員として強く訴えます、自公お維トファに投票してはいけない

   『●倉持仁医師《どうにもならない》…武田砂鉄さん《問われなければ
     いけないことが無数に残っている。…やってよかったとは思えない》
   『●「復興五輪」!? 原状回復してから言ってくれ…片山夏子記者【「原発
      事故前の故郷に戻して」 浪江町・津島訴訟の原告団長が語った決意】
   『●《「やめることは一番簡単なこと」「挑戦するのが政府の役割だ」と
     発言。意味不明。…日本が再び焦土と化す日も近い》(適菜収さん)

 それにしても、スッゲェなぁ、自民党…支持者の気が知れない。
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/ホントに菅首相続投?世代間闘争の雰囲気、国民不在で乱立も】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202108100000120.html)によると、《★5日には元総務相・高市早苗が…と月刊誌に出馬の意欲を語っていることが分かった。そんな話を聞けば幾度も総裁選挙にチャレンジしようとした党幹事長代行・野田聖子も黙ってはいられないだろうし、元政調会長・稲田朋美も浮足立つことだろう。その顔触れを見て政調会長・下村博文も外相・茂木敏充もエントリーすると言い出すのではないか。》

   『●「恥」の三重塗り: 高市早苗氏・稲田朋美氏の
        「ネオナチ」写真問題・「在特会」機関紙執筆問題

   『●日本社会は歪んでる: ネオナチやヘイトスピーチ集団に
                    「信奉」される議員が取り巻くアベ様
    《第2次安倍内閣の命取りになりかねないのが女性大臣や党幹部と
     極右活動家とのつながりだ。高市早苗総務相と稲田朋美政調会長が
     「国家社会主義日本労働者党」の代表者・山田一成氏と撮った
     ツーショット写真が海外メディアに報じられてしまった
      山田氏はヒトラーを崇拝する活動家。「民族浄化を推進しなければ
     ならない」「在日朝鮮人殲滅」など、ナチそっくりのスローガンを掲げ
     HPにカギ十字によく似たマークを掲げている。ユダヤ人への
     ホロコーストを「日本の南京大虐殺とまったく同じで、戦勝国がつくったデマ」
     と否定している。まさに日本版「ネオナチ」だ。一体、どんな人物なのか》

   『●大水害被害者は癒えず……そんな時に 
     極右ネットテレビに出演して御自身が「癒される」アベ様の神経とは?
    《それはコンテンツを見れば一目瞭然。シリーズで行っている企画は
     「この憲法でいいのか!?」「中国に立ち向かう覚悟」
     「事実と歴史を歪めた朝日新聞」「原発と日本再生」
     番組ゲストも百田尚樹に竹田恒泰、金美齢、青山繁晴など
     ネトウヨ支持率の高い論客揃いで、政治家も「ヒゲ」こと佐藤正久
     高市早苗稲田朋美萩生田光一など安倍チルドレンが多数出演。
     ちなみに、安倍首相の生出演が終わったあとに始まったのは、
     「WiLL」(ワック)編集長・花田紀凱による
     「WiLL場外論戦 花田編集長の右向け右!」。
     …どうしてこんな極右しか見ないであろう番組に出ることが、
     国民に広く説明する」ことになるのか

   『●斎藤貴男さん、大新聞社は「自分たちだけは例外。
        権力にオネダリして、そうしていただいたのである」
    「アベ様に逆らう者は「誰一人残っていなかった」
     …という惨状なジャーナリズム。「電波」な「凶器」高市総務相の暴走と 
     「報道現場の声」から見えてくるのは、「自粛」「忖度」「委縮」…が「内部から」

   『●何度目かの「指摘は重く受け止めますが、法的には
      問題がありません」ごっこ by 下村博文元文部科学相

 スッゲェなぁ、自民党…自公お維トファ支持者の気が知れない。
 サイゾーの記事【安倍前首相の小池百合子潰しか?ポスト菅義偉に 高市早苗が浮上の裏】(https://www.cyzo.com/2021/08/post_288001_entry.html)によると、《9月末に予定される自民党総裁選に突然、ダークホースが登場した。8月10日発売の月刊誌「文藝春秋」(文藝春秋社)に、高市早苗・元総務相がタイトルそのまま、<総裁選に出馬します!>の6ページにわたる論考を寄稿するというのだ。「8月6日には早刷りが永田町に出回り、各社も報じました。二階俊博幹事長は3日の記者会見で『(菅義偉首相の)続投していただきたいと思う声のほうが、国民の間にも党内にも強い』と発言。KY発言と世間から総スカンくらったものの、菅氏の無投票当選の道筋が作られたと思われました。そこに、総理候補に名が上がったことすらない高市氏が突然、浮上したのです」(政治部デスク) 実は永田町で「高市出馬説」はここ数カ月、くすぶり続けていた。バックにいるのは、安倍晋三前首相だ》。

 自公お維による《政治の劣化と衰退がつらい》…それが8年も続いているニッポン。
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/読み飛ばしても謝罪すればいい、お手軽なものだ】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202108070000074.html)によると、《★読み飛ばしても謝罪すればいいという発想は安倍・菅政権での責任はあるが責任は取らない手法と同一だ。6日の広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式のあいさつで首相・菅義偉は「我が国は核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国」などが記された原稿の1ページ分を読み飛ばし「核兵器のない世界』の実現に向けた努力を着実に積み重ねていくことが重要です」の部分も読み飛ばした。また「原爆」の部分を「ゲンパツ」と読み違え、すぐに訂正した》。

   『●元経産省出身の慶大教授・岸博幸によると「どうやら経産省では
                文書書き換え・改ざんは日常茶飯事」らしい
   『●忖度・改竄・隠蔽から得られた教訓…経産省の
     《政治家発言の記録は残すな》という、その発想の大胆な転換
   『●数多のアベ様案件 ――― 「一部の人だけに富が集まる、あるいは
     無法者が得をする状態をつくってはなりません」等々、どの口が言う?
    「どうでもいいことなのですが … いやぁ~、スッゴク目出度い。
     カースーオジサンの政権にピッタリだなぁ ――― 「元経産省出身の
     慶大教授・岸博幸によると「どうやら経産省では文書書き換え・
     改ざんは日常茶飯事」らしい」。アサヒコムの記事【内閣官房参与に
     岸博幸・慶大大学院教授 経済など担当】」

 そして、取り巻き連中の劣化も著しい。一月ほど前に予想した通りでした…カースーオジサンの政権にピッタリだなぁ。
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/議会対策を内閣の人間がテレビでぺらぺら】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202108130000099.html)によると、《嘉悦大学教授・高橋洋一の後任として元経産官僚で01年の第1次小泉内閣の経済財政相・竹中平蔵の補佐官、04年、郵政民営化相、総務相となった竹中の秘書官に就任など輝かしい経歴の岸博幸が7月、成長戦略や規制改革、広報戦略担当に任命された…与野党の議員はいずれも国民に選ばれており、議会対策で答弁を変えることを公然と内閣の人間が軽口のようにテレビでぺらぺらしゃべることを首相は期待したのだろうか。》
 日刊ゲンダイの記事【岸博幸参与がトンデモ助言「相手に言質を与えないことが大事」で“すれ違い答弁”推奨の大暴論】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/293263)によると、《7月、コロナ禍を巡る「さざ波」発言で辞職した嘉悦大教授の高橋洋一氏(65)と入れ替わる形で内閣官房参与に任命された慶応大大学院教授の岸博幸氏(58)のことだ。岸氏は9日放送の読売テレビ「かんさい情報ネットten.」にリモート出演。菅首相が7月30日の会見で、記者から東京五輪・パラリンピックを予定通り開催するか、を問われた際にチグハグ答弁になった点について、「国会答弁としては100、国民への説明としては0点だと思います」など言い、さらに「これが国会答弁なら野党の議員からつっこまれて、いかにすれ違い答弁をして答えないで相手に言質を与えないことが大事。でも会見の場合は国民に説明しなければいけない」などと持論を展開したのだ。岸氏は<この答え方は総理に『ダメっすよ』って言いましたから>などと振り返っていたが、「国会答弁なら(略)いかにすれ違い答弁をして答えないで相手に言質を与えないことが大事」とは一体何なのか。国会質疑は、与野党議員の後ろにいる有権者=国民に説明する場ではないのか。「相手に言質を与えないで答えることが大事」という暴論が通るのであれば、最初から国民に説明する気がないということだろう。これでは質疑が成り立つはずがない。「ダメ」なのは岸氏本人ではないのか。ただでさえ、質問に対する答弁が噛み合わず、「ヤギさん答弁」などと揶揄されているのが菅首相だ。この上、岸氏の“トンデモ助言”が加わったらますます迷走し、支離滅裂になるのは目に見えている。ネット上でも<岸さんは旧通産官僚出身だが、役所で何を学んできたのか><はぐらかしてばかりいたら物事は進まない><さすが悪名高き竹中平蔵の子飼い>などと疑問視する声が続出。》

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/122200

政策決定の核心は「ブラックボックス」 「5大臣会合」「連絡会議」議事録なく検証もできず…
2021年8月6日 06時00分

<民なくして 2021年夏>

 政府の新型コロナウイルス対策が国民の理解や共感を得られない背景には、政治家の発信力不足だけでなく政策決定過程の不透明さがある政治判断の核心部分はブラックボックスの中だからだ。


◆分科会「政府方針の追認」に不満

 5月14日に開かれた専門家らによる政府の基本的対処方針分科会は、異例の展開をたどった。政府は群馬、石川など5県をまん延防止等重点措置の区域に追加することを諮ったが、メンバーからは当初案になかった北海道など3道県への緊急事態宣言発令を求める声が相次いだ。閣議出席のため中座した西村康稔経済再生担当相は、菅義偉首相と相談した上で、専門家の意見を全面的に受け入れることを決めた。

 以前の分科会は、政府の方針に「お墨付き」を与えることの繰り返しだった。だが、この日の会合では専門家から「諮問の原案が決まった経緯や、地域の細かい事情について、情報を持っていない。(政府が)最初にもう少し説明をしてから議論してもいいのではないか」と注文が付いた。

 政策決定を主導する政権中枢で、どのような議論が重ねられているのかは見えない

 政府はコロナ対応を行政文書管理のガイドラインに基づく「歴史的緊急事態」に指定。政策の決定に関わる会議では議事録・議事概要の作成を義務付ける。

 だが、首相や西村氏ら関係閣僚が参加する「5大臣会合」などの非公式協議や、昨年9月までの安倍政権で開催されていた「連絡会議」は、いずれも意見交換が目的との位置付け。実際には政策決定プロセスの核心部分とされるが、政治家同士のやりとりを記した議事録などは残らない


 (https://www.tokyo-np.co.jp/article_photo/list?article_id=122200&pid=421276
 (https://www.tokyo-np.co.jp/article_photo/list?article_id=122200&pid=421277


◆公文書を軽視し続ける安倍、菅両政権

 公文書管理に消極的な政府の姿勢は、これまでもたびたび指摘されてきた。安倍政権では、南スーダンに派遣された自衛隊の日報隠蔽や、安倍晋三前首相の妻昭恵氏と関わりがあった学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書改ざん、「桜を見る会」の招待者名簿廃棄などが相次いで問題化。菅政権でも、憲法が保障する「学問の自由」を侵すとして批判を浴びた日本学術会議新会員任命拒否問題に関し、理由や経緯を記した文書の開示に応じていない

 公文書は「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源」と公文書管理法で定義されている。適切な管理や保存をおろそかにする一連の対応は今だけでなく、後世の国民に対しても説明責任を果たそうとしないことを意味する。

 日本学術会議の新会員任命を拒否された一人、岡田正則早稲田大教授(行政法)は本紙の取材に「現在の政権はブレーキが壊れ、暴走している失敗を何とか隠して、票を集めるということだけになってしまっている」と指摘した。(中根政人

【関連記事】菅政権の言葉、国民に響かず 情報発信に「失敗」専門家が代弁
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202108100000120.html

コラム
政界地獄耳
2021年8月10日7時58分
ホントに菅首相続投?世代間闘争の雰囲気、国民不在で乱立も

★自民党幹事長・二階俊博が首相・菅義偉に「しっかり続投していただきたいと思う声の方が、国民の間にも党内にも強いんではないか」「今日しっかり頑張っておられるわけでありますから、今すぐ菅総裁を変える意義は見つからない」「複数の人が手を挙げる見通しは今のところなく、現職が再選される可能性が極めて強い状況は、誰もが承知の通りだ」と首相の総裁選挙無投票再選を発言したのが今月3日。細田派会長・細田博之は「首相は最大の苦労をしている。政治的責任を問うというよりは、われわれはこの状況に耐えて乗り越えていかなければならない」と再選支持を打ち出した。

★5日には元総務相・高市早苗が「社会不安が大きく課題が多い今だからこそ、今回、私も総裁選に出馬することを決断した」「政策を多くの候補者と競い、ベストな道を提示する機会を得たい」と月刊誌に出馬の意欲を語っていることが分かった。そんな話を聞けば幾度も総裁選挙にチャレンジしようとした党幹事長代行・野田聖子も黙ってはいられないだろうし、元政調会長・稲田朋美も浮足立つことだろう。その顔触れを見て政調会長・下村博文も外相・茂木敏充もエントリーすると言い出すのではないか。

★そうならば元外相・岸田文雄も元幹事長・石破茂も覚悟を決めるかもしれない。ほかにも我こそはとおもう候補が出てくるかもしれない。ポスト菅は見当たらないどころかあっという間に候補者が横浜市長選挙並みに乱立するのではないか。「当然この動きに前首相・安倍晋三ら3Aや二階も反応せざるを得なくなるだろうし、党内工作が激化するのは明白」(閣僚経験者)「公選法に抵触しない党総裁選挙は閣僚ポストの空手形とカネが飛び交う」(自民党中堅議員)など生臭くなってくる。世代間闘争の雰囲気もある。当然首相は総裁選挙前の解散で揺さぶるだろう。既に事態は国民不在だ。(K)※敬称略
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202108070000074.html

コラム
政界地獄耳
2021年8月7日8時33分
読み飛ばしても謝罪すればいい、お手軽なものだ

★読み飛ばしても謝罪すればいいという発想は安倍・菅政権での責任はあるが責任は取らない手法と同一だ。6日の広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式のあいさつで首相・菅義偉は「我が国は核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国」などが記された原稿の1ページ分を読み飛ばし「『核兵器のない世界』の実現に向けた努力を着実に積み重ねていくことが重要です」の部分も読み飛ばした。また「原爆」の部分を「ゲンパツ」と読み違え、すぐに訂正した。

★その後広島市内での会見で「先ほどの式典のあいさつの際に、一部、読み飛ばしてしまい、この場を借りておわび申し上げる」と謝罪した。お手軽なものだ。被爆者をはじめ戦争体験者が少なくなってきている現在、政府にとって広島・長崎はどういう位置づけなのだろうか政治家ならばここぞとばかり平和を訴えようとするものではないのだろうか。最もビジョンのない政治家が売り物の首相には渡された原稿の読み飛ばしなど取るに足らないことなのだろうか。

★思えば昨年8月11日、官房長官だった菅は、当時の首相・安倍晋三の広島と長崎の平和式典でのあいさつが酷似しているのではとの問いに「哀悼の気持ちや唯一の戦争被爆国としての立場を申し上げるのは両式典でどうしても同じような内容になる」と述べている。そこで思い出すのは16年5月27日、平和記念公園で原爆死没者慰霊碑に献花した米オバマ大統領(当時)の演説だ。「私たちはこの街の中心に立ち、勇気を奮い起こして爆弾が投下された瞬間を想像します。私たちは目の当たりにしたものに混乱した子どもたちの恐怖に思いをはせようとします。いつの日か証言する被爆者の声が私たちのもとに届かなくなるでしょう。しかし、1945年8月6日の朝の記憶を決して薄れさせてはなりません。その記憶があれば、私たちの道徳的な想像力をかき立てるのです。その記憶があれば変化できるのです」(抜粋)。政治の劣化と衰退がつらい。(K)※敬称略
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202108130000099.html

コラム
政界地獄耳
2021年8月13日9時21分
議会対策を内閣の人間がテレビでぺらぺら

★5月に国内の感染状況を「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」。さらに緊急事態宣言について「欧米から見れば戒厳令でもなく『屁みたいな』もの」と投稿。その後「不適切表現を改める」と陳謝し内閣官房参与を5月に退任した嘉悦大学教授・高橋洋一の後任として元経産官僚で01年の第1次小泉内閣の経済財政相・竹中平蔵の補佐官、04年、郵政民営化相、総務相となった竹中の秘書官に就任など輝かしい経歴の岸博幸が7月、成長戦略や規制改革、広報戦略担当に任命された。

★08年6月に現立憲民主党・江田憲司や先の高橋らと共に「官僚国家日本を変える元官僚の会(脱藩官僚の会)」を設立。18年雑誌「正論」5月号で「書き換えは霞が関の常識?」と題して公文書改ざん問題で経産省時代の話として「書き換えぐらいのことは平気でやった」「野党は批判さえしていれば内閣支持率は下げられますから」「正直言って与党もバカ、野党もバカ、メディアもバカなど放言を繰り返しながら政権擁護をしている。

★その岸が読売テレビの番組で首相・菅義偉の先月30日の会見のちぐはぐ答弁について首相に「ダメっすよ」と指摘したとし「国会答弁としては100点、国民への説明としては0点」と述べ、「これが国会答弁なら野党の議員からつっこまれて、いかにすれ違い答弁をして答えないで相手に言質を与えないことが大事。でも会見の場合は国民に説明しなければいけない」と堂々と解説。これに立憲民主党副代表・蓮舫がツイッターでかみついた。「国民の代表機関たる性格を有する国会答弁はすれ違いでいい? この人が元官僚とは」と嘆いた。与野党の議員はいずれも国民に選ばれており、議会対策で答弁を変えることを公然と内閣の人間が軽口のようにテレビでぺらぺらしゃべることを首相は期待したのだろうか。本来は元共同通信論説副委員長で首相補佐官の柿崎明二の仕事だが、こちらも仕事しているのか。(K)※敬称略
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コメント
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●アベ様の害交・害遊の大きな成果 ―― 「ゴールまで、ウラジーミル、二人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。」

2021年08月01日 00時00分35秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち 報道特集(2017年7月8日)↑]


(2021年07月25日[日])
琉球新報のコラム【<金口木舌>日本外交の病】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1358849.html)。
日刊ゲンダインコラム【適菜収 それでもバカとは戦え/安倍前首相がぶち壊し 北方領土の返還可能性はほぼゼロだ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/285456)。

 《▼「慰安所」にいた朝鮮の女性たちに対する自身の態度を「痛恨の極みだ」と振り返る体験者がいる。この悔恨を共有できないまま過ちを引き起こす日本外交が抱える宿痾(しゅくあ)というほかない》。

   『●麻生太郎財務相・副首相の口にチャックをしてほしい。野中広務氏の
     ように《麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたまま》の様に
    「「(台湾で)大きな問題が起きると、存立危機事態に関係してきても
     全くおかしくない。そうなると、日米で一緒に台湾を防衛しなければ
     いけない」「北朝鮮がこのまま核開発を進めていくなら、日本でも
     核武装しなければならない」「…そういう意味では『やっぱり俺の
     ところは、核で武装する以外、手がない』と思う北朝鮮の感覚の方が、
     少なくとも戦略外交とかいうことを言う時は正しいですよ」…
     閣僚が発していい言葉だろうか?」

 (政界地獄耳)《政治家の仕事は外交を尽くし、戦争を回避させるためにあらゆることに努力することにある》。
 週刊朝日のコラム【日本国民の台湾への好意を戦争につなげる策略 古賀茂明】(https://dot.asahi.com/wa/2021071600063.html)によると、《しかし、その純朴な心情が、台湾有事と結びつくと非常に危険だ。台湾を助けるために同盟国アメリカが武力行使に踏み込むのなら、「当然」日本も米軍と協力して台湾防衛のために戦うべきだとなる可能性があるからだ。現に、麻生太郎財務相は、「台湾で大きな問題が起きれば『(集団的自衛権行使を可能とする安全保障関連法の)存立危機事態に関係する』と言ってもおかしくない。日米で台湾を防衛しなければならない」と発言した。菅総理は、4月のバイデン米大統領との首脳会談で、台湾海峡という言葉を共同声明に入れた。これで、台湾有事の際に「自衛隊を出すことまでは考えてませんでした」などとは言えるはずもない》。
 《戦争の記憶を継承…なぜ継承するのか。…過ちを繰り返さないために過去の過ちから学ぶ》。

   『●《戦争の記憶を継承…なぜ継承するのか。端的に言えば、過ちを
     繰り返さないためである…過ちを繰り返さないために過去の過ちから学ぶ》

 自公お維トファに投票してはいけない!
 適菜収さん《公文書改ざんデータ捏造日報隠蔽権力の私物化……普通の国なら何度も政権が吹っ飛ぶ失態が繰り返されてきたが、責任の所在が曖昧なのは日本が普通の国ではないからだ。西村発言はそれを国民に再確認させた。日本政府は悪党に完全に乗っ取られている。われわれ日本人は近づいてきた総選挙で政府とその補完勢力の暴走にストップをかけなければならない》。

 あぁ、アベ様の仰る《反日的》っていったい何? カースーオジサンらの独裁政権や自公お維の政治屋達が行っていることこそ、《反日的》ではないですか。《スガさんの生命維持装置》としての《バカの祭典》、《パソナ五輪》、《スガ政権の祭典》、《殺人オリンピック》強行なんて、その典型例、究極の姿。(適菜収さん)《それでもバカとは戦え/…2021年7月23日は非常に残念ながら悪が人類に打ち勝った日として確実に歴史に残ることになる》。いい加減に腐りきった自公お維とオサラバしましょうよ。自公お維トファに投票してはいけない。

   『●無観客開催にすり替え…緊急事態宣言の最中、五輪貴族やその取り巻き
         連中による醜悪な〝バカの祭典〟〝パソナの祭典〟をやる気?
   『●《大会経費の赤字の尻拭いを背負わされるのは国民だ》 ―――
     どこまでも醜悪なバカの祭典、パソナ五輪。一体どちらが《反日的》か?
   『●《人々を苦しめているのは…満足に給付や補償をせずに自粛を強制
     する政権》(町山智浩さん)…一体どちらがバカで、《反日的》か?
   『●《「スガ総理」…内閣支持率の下落が止まらない。その要因は
     コロナ対策の度重なる不手際と、国民に我慢を強いながら五輪開催に…》
   『●この最悪なCOVID19禍、さらに、酷暑の中、開催強行…皆さん
     ご帰国の折、《反日》アスリートや《反日》ジャーナリスト製造な東京五輪
   『●《空疎な小皇帝》石原慎太郎元東京「ト」知事による五輪招致が間違い
             だった…小池「ト」知事「コロナとの戦いで金メダル取りたい」…
   『●《それでもバカとは戦え/…2021年7月23日は非常に残念ながら
         悪が人類に打ち勝った日として確実に歴史に残ることになる》
   『●自公お維トファに投票してはいけない、《普通の国》とするために
        《普通の国なら何度も政権が吹っ飛ぶ失態が繰り返されてきた》


 《安倍さんには『外交センス』がある》!? アベ様の害交・害遊の大きな成果 ―― 「ゴールまで、ウラジーミル、二人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。
 アサヒコムの記事【安倍外交「センスある」と評価 だが戦略には米も苦言】(https://www.asahi.com/articles/ASP5H5WS1P4NUTFK00C.html?iref=comtop_7_04)によると、《安倍晋三の外交舞台を間近で見てきた首相官邸幹部や外交官は、安倍外交をこう評価する。「安倍さんには『外交センス』がある」》。

   『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくに
     とっては「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)

 適菜収さん《それでもバカとは戦え/…安倍は「自分の任期内に領土問題の決着をつける」「新しいアプローチ」「未来像を描く作業の道筋が見えてきた」「アタクチの手で解決」などと繰り返し、結局、上納金と一緒に国土をプーチンに献上した》。

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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1358849.html

<金口木舌>日本外交の病
2021年7月21日 05:00

 沖縄戦体験者の証言の中に、朝鮮の人々の話が時々出てくる。「慰安婦」や「軍夫」として沖縄に連れてこられた彼女や彼らのことを語る体験者の口調は重く、悔恨に満ちている

▼休日になれば「慰安所」の前に日本兵が列を作った。中にいる彼女たちに哀れみを感じつつ、バカにもした。「軍夫」たちは重労働を強いられ、暴力にもさらされた。腹をすかせ、農家にイモをねだった者もいた

▼「とてもかわいそうだった」と体験者は口をそろえる。暴力や飢えから救うことができず、むしろ虐げる側に回ったことへの自責の念を抱き続ける人もいる。今も癒えぬ沖縄戦が残した傷である

体験者の心情など理解できないのであろう。在韓国日本大使館の公使が韓国メディアの取材に対し、文在寅(ムンジェイン)大統領が日韓関係への対応を巡って一人で神経戦をしているとの趣旨で「マスターベーション」と発言して外交問題になった。政府は事実上、公使を更迭する方針だ

朝鮮を支配下に置いた時代の感覚を断ち切れないのか。このような外交姿勢は許されない。韓国大統領府当局者は、公使発言が大統領の訪日見送りに影響したとの認識を示す

▼「慰安所」にいた朝鮮の女性たちに対する自身の態度を「痛恨の極みだと振り返る体験者がいるこの悔恨を共有できないまま過ちを引き起こす日本外交が抱える宿痾(しゅくあ)というほかない
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/285456

適菜収 作家
近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

それでもバカとは戦え
安倍前首相がぶち壊し 北方領土の返還可能性はほぼゼロだ
公開日:2021/02/20 06:00 更新日:2021/02/20 06:00

     (“外交の安倍”の成果はナシ!(日ロ首脳会談で、2019年)
      /(C)共同通信社)

 ロシア大統領のプーチンが「ロシアの基本法(憲法)に反することは一切行わない」と発言。ロシアでは昨年7月の憲法改正で領土の割譲を禁じる条項が新設されている。これについて、いくつかのメディアが「北方領土の引き渡しを否定した可能性がある」などと書いていたが、なにを今更である。ロシアは最初から1島たりとも返還するつもりはない

 領土割譲の禁止条項には「隣国との国境画定作業は除く」とする例外規定があるが、それが適用されるわけもない。今回プーチンは、日ロ間の境界線について、「ラブロフ外相に尋ねるべきだ」と発言。周知のとおり、ラブロフは領土問題は存在せず、国境も画定済みだとする立場である。国家安全保障会議副議長のメドベージェフ前首相は「(改憲により)我々にはロシア領の主権引き渡しに関する交渉の権利はなくなった。交渉の対象(領土問題)は消えている」と述べている。つまり完全に「終わった話」ということだ

 一方、日本はどのように動いてきたのか。

 2016年、安倍晋三は日本側の巨額投資を中心とする「共同経済活動」案を提示。最初から主権問題を棚上げし、ロシア側を驚かせた。18年には平和条約締結交渉を進めることを合意したが、その後もロシアは北方領土の軍事拠点化を進めていく。同年12月、プーチンは「日本にどのくらい主権があるのか分からない」と発言。わかりやすく「超訳」すれば、「アメリカの属国に領土を渡すわけないだろ、ボケ」ということだ。

 安倍は「自分の任期内に領土問題の決着をつける」「新しいアプローチ」「未来像を描く作業の道筋が見えてきた」「アタクチの手で解決」などと繰り返し、結局、上納金と一緒に国土をプーチンに献上した。

 現政府はバカのひとつ覚えのように「領土問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針」と繰り返すが、それをぶち壊したのも安倍である。18年9月、プーチンは「前提条件をつけずに年内に平和条約を締結し、すべての問題の議論を続けよう」と発言。これに対し安倍は反発するどころか、謎の満面の笑み。この態度が問題になると、「プーチンに対し直接反論した」と嘘までついた

 北方領土がこの先戻ってくる可能性はほぼゼロである
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●自公お維トファに投票してはいけない、《普通の国》とするために ――― 《普通の国なら何度も政権が吹っ飛ぶ失態が繰り返されてきた》

2021年07月31日 00時00分14秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]


(20210725[])
リテラの記事【“恫喝大臣”平井卓也の株売却益・税金未申告の裏にもっと黒い疑惑! 隠したのはタニマチIT企業の株、オリパラアプリにも関係企業が】(https://lite-ra.com/2021/07/post-5954.html)。
日刊ゲンダイのコラム【適菜収 それでもバカとは戦え/西村康稔の発言は「日本は普通の国ではない」を再確認させた】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292031)。

 《実際、この問題に隠れているが、やはり菅政権のヤクザ体質を象徴する別の大臣のとんでもない疑惑が持ち上がっている。それは、巨額予算のオリパラアプリをめぐって日本電気(NEC)を恫喝していたあの平井卓也・デジタル改革担当相が、あろうことかその「使えないオリパラアプリ」の開発を受注していた別のIT企業の関連会社と癒着していたという問題だ。平井デジタル相は9日の記者会見で、あるIT企業の株式の購入・保有を資産報告書に記載していなかったこと、その株を売却して利益をあげながら申告していなかったことを認め、書類を訂正して、税金を申告したと語った》。

 《菅政権のヤクザ体質》《菅首相の体質にひきずられるかたち政権全体がヤクザ並の「違法行為もなんでもあり」な状態になっている》(リテラ)。つくづく思います、どちらが《反日的》で、〝反社〟的なのか?
 適菜収さん《日本政府は悪党に完全に乗っ取られている》…自公お維トファに投票してはいけない!
 適菜収さん《公文書改ざんデータ捏造日報隠蔽権力の私物化……普通の国なら何度も政権が吹っ飛ぶ失態が繰り返されてきたが、責任の所在が曖昧なのは日本が普通の国ではないからだ。西村発言はそれを国民に再確認させた。日本政府は悪党に完全に乗っ取られている。われわれ日本人は近づいてきた総選挙で政府とその補完勢力の暴走にストップをかけなければならない》。

 あぁ、アベ様の仰る《反日的》っていったい何? カースーオジサンらの独裁政権や自公お維の政治屋達が行っていることこそ、《反日的》ではないですか。《スガさんの生命維持装置》としての《バカの祭典》、《パソナ五輪》、《スガ政権の祭典》、《殺人オリンピック》強行なんて、その典型例、究極の姿。(適菜収さん)《それでもバカとは戦え/…2021年7月23日は非常に残念ながら悪が人類に打ち勝った日として確実に歴史に残ることになる》。いい加減に腐りきった自公お維とオサラバしましょうよ。自公お維トファに投票してはいけない。

   『●無観客開催にすり替え…緊急事態宣言の最中、五輪貴族やその取り巻き
         連中による醜悪な〝バカの祭典〟〝パソナの祭典〟をやる気?
   『●《大会経費の赤字の尻拭いを背負わされるのは国民だ》 ―――
     どこまでも醜悪なバカの祭典、パソナ五輪。一体どちらが《反日的》か?
   『●《人々を苦しめているのは…満足に給付や補償をせずに自粛を強制
     する政権》(町山智浩さん)…一体どちらがバカで、《反日的》か?
   『●《「スガ総理」…内閣支持率の下落が止まらない。その要因は
     コロナ対策の度重なる不手際と、国民に我慢を強いながら五輪開催に…》
   『●この最悪なCOVID19禍、さらに、酷暑の中、開催強行…皆さん
     ご帰国の折、《反日》アスリートや《反日》ジャーナリスト製造な東京五輪
   『●《空疎な小皇帝》石原慎太郎元東京「ト」知事による五輪招致が間違い
        だった…小池「ト」知事「コロナとの戦いで金メダル取りたい」…
   『●《それでもバカとは戦え/…2021年7月23日は非常に残念ながら
         悪が人類に打ち勝った日として確実に歴史に残ることになる》

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https://lite-ra.com/2021/07/post-5954.html

“恫喝大臣”平井卓也の株売却益・税金未申告の裏にもっと黒い疑惑! 隠したのはタニマチIT企業の株、オリパラアプリにも関係企業が
2021.07.17 11:59

     (平井卓也公式サイトより)

 西村康稔・経済再生相が酒類提供の停止に応じない飲食店に対して金融機関から圧力をかけさせようとしていた問題で、菅義偉首相が事前にこの違法な方針を了承していたことがはっきりした。

 西村経済再生相がこの方針を発表した前日の7日、菅首相も出席した関係閣僚会議で、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室がこの方針を説明したことを、西村氏や内閣官房の担当者が認めたのだ。西村氏は裏では「総理の了解まで得ていたのに、はしごを外された」と不満を周辺に漏らしているという(西日本新聞15日付)。

 それでも「私は承知してない」と言い張る菅首相の厚顔ぶりには呆れるが、いずれにしても、菅首相の体質にひきずられるかたち政権全体がヤクザ並の「違法行為もなんでもあり」な状態になっているのは間違いない。

 実際、この問題に隠れているが、やはり菅政権のヤクザ体質を象徴する別の大臣のとんでもない疑惑が持ち上がっている。

 それは、巨額予算のオリパラアプリをめぐって日本電気(NEC)を恫喝していたあの平井卓也・デジタル改革担当相が、あろうことかその「使えないオリパラアプリ」の開発を受注していた別のIT企業の関連会社と癒着していたという問題だ。

 平井デジタル相は9日の記者会見で、あるIT企業の株式の購入・保有を資産報告書に記載していなかったこと、その株を売却して利益をあげながら申告していなかったことを認め、書類を訂正して、税金を申告したと語った。

 ようするに事実上の脱税といってもいいような行為をやっていたわけで、それがなんで「申告してなかったけど、もう申告した」という報告でオシマイなのか意味がわからないが、平井デジタル相はその一週間後、16日の閣議後記者会見でも改めてこの問題に言及。今度は、当該IT企業の株式を購入したのが内閣府政務官だった2006年で、大臣規範に反していることを認めて「不注意だった。おわびを申し上げたい」と陳謝した。

 しかし、これ、そんな通り一遍の釈明や謝罪で済ませられる話ではない。

 ほとんどのマスコミ報道では、IT企業の名前も出さないまま、平井デジタル相の釈明や謝罪を小さく報じただけだったため、平井デジタル相がたまたま持っていた株の記載・申告忘れを自ら明かしたような体になっている。だが、これらの事実は「週刊文春」(文藝春秋)7月8日発売号、7月15日発売号に2週連続で追及されて、認めざるを得なくなったものだ。

 しかも、平井デジタル相が株を所有し、売却益を得ていたIT企業は、平井氏がべったりの関係にあるタニマチだった


平井大臣が株の保有・売却益を隠したのは、ズブズブの癒着IT企業の株

 この会社は、「豆蔵ホールディングス」という役所や企業向け情報サービスの会社で、同社の荻原紀男社長と平井デジタル相は親密な関係にある。

 実際、豆蔵HDは平井氏が代表を務める自民党香川県第一選挙区支部に対して2013年から2017年までのあいだに計300万円も献金。また、荻原社長が会長を務める政治団体「デジタル社会推進政治連盟」も、平井氏の政治資金パーティで100万円分ものパーティ券を購入していた。

 また、「週刊文春」によると、荻原社長は平井デジタル相のファミリー企業の監査役も務めているという。

 ようするに、両者はもともとズブズブの関係なのだが、にもかかわらず、平井氏はIT政策担当の内閣府政務官を務めていた2006年、この豆蔵HDの株を購入していた。

 大臣規範では、大臣、副大臣、政務官は在任中の株取引自粛が求められているが、これはその大臣規範に違反しているというだけではない。

 国のIT政策の方向性などを事前に知る立場にある政務官が、自分とべったりのIT企業の株を購入するというのは、その企業に情報を事前に流したり、利益相反的な動きをすることも疑われるありえない行為だ。

 また、豆蔵HDは平井デジタル相が株を購入した4カ月後に持ち株会社に移行し、事業を急拡大。その後も会社の規模を大きくし、2020年1月から3月にかけてMBO(経営陣による自社株買い)をおこなって、平井氏の保有株を買い取った。そして、このMBOで、平井デジタル相は少なくとも1200万円の売却益を得たのである。

 両者の関係や経緯を見たら、MBOによる売却益は「ヤミ献金の可能性さえ考えられるくらいの真っ黒なものと言っていいだろう。

 平井デジタル相は9日の会見で、株式売却によって利益があったことを「初めて認識した」などと言ったようだが、1200万円もの売却益があったことを知らなかったなんてありえない。むしろ、平井デジタル相はこの株取引に後ろ暗いところがあったから、この売却益を所得報告書に記載せず、税務申告をおこわなかったのではないのか。

 実際、平井デジタル相は9日の会見では、「週刊文春」7月8日発売号の第一弾で報じた株保有の資産報告書未記載と売却益の未申告を認めただけで、大臣規範違反だった購入の経緯については一切ふれなかった。ところが、「週刊文春」が第二弾の7月15日発売号で大臣規範違反であることを追撃すると、発売翌日の16日にその事実を認めて謝罪せざるをえなくなったのである。


NEC恫喝の一方で、平井大臣の癒着IT企業の関連会社はオリパラアプリの予算減額なし

 しかも、この平井デジタル相と豆蔵HDとの癒着には、もうひとつ大きな疑惑がある。それは、あのオリパラアプリをこの豆蔵HD100%株を保有する会社が巨額受注し、平井デジタル相の表向きの言動とはまったく違う不可解な扱いを受けていたという問題だ。

 改めて解説しておくと、「オリパラアプリ」は東京五輪を目的に海外から入国する選手団や報道陣らの健康管理を目的とするもので、政府は今年1月にこのアプリの開発・運用などをNECなどの共同事業体に委託し、総額約73億円もの予算を計上。この巨額予算に批判が高まると、6月1日になって平井デジタル相は費用を73億円から約38億円まで圧縮すると公表した。

 そして、その予算圧縮をめぐって、平井デジタル相が減額に応じようとしないNEC を恫喝するよう官僚に指示していたことを朝日新聞がスクープしたのである。

 平井デジタル相の発言はNECには(五輪後も)死んでも発注しないんで。場合によっちゃ出入り禁止」「完全に干すからね、あれは」「脅しておいたほうがいいよ」といったヤクザまがいのものだったが、しかし、2日に日本記者クラブでおこなわれた記者会見で平井デジタル相は「必死になって国民の税金を1円でも無駄に使いたくないという思いでやっていた」などとのたまい、「まったく反省していない」と開き直っていた。

 だが、このオリパラアプリを受注していたのは、平井氏が恫喝をしたNECだけではあなかった。前述したように、政府が委託したのはNECやNTTコミュニケーションズ、日本ビジネスシステムズ(JBS)など5社による共同事業体で、その5社がさらに計20社以上の下請け企業に開発などを再委託していた。

 そして、再委託先のなかでもっとも高い金額で事業を請け負っていたのが、JBSから66000万円で開発を再委託されていた「ネクストスケープ」という会社。このネクストスケープこそ、豆蔵HD100%株を保有する会社なのだ。

 デジタル相と深い関係にあるIT企業の関連会社がオリパラアプリを高額受注しているということ自体、きな臭いにおいがぷんぷんするが、もっとおかしいのはその後の展開だった。

 前述したように、平井デジタル相は、費用を73億円から約38億円まで圧縮するとぶちあげ、NECなど各社に減額を要求。ネクストスケープに再委託していたJBS も、事業費を約14億円から約8億円まで減額されている。

 ところが、「週刊文春」によると、そのJBSの再委託先であるネクストスケープの請け負い額は、当初と変わらず6億6000万円のままだというのだ。

 この経緯に、IT業界関係者の間では、平井デジタル相の力が働いたのではないか、という声が上がっているが、そう見られるのは当然だろう。


新聞・テレビが平井デジタル改革相のIT企業との癒着を積極的に報道しない理由

 実際、「週刊文春」は、例の「脅しておいたほうがいい」「完全に干す」発言のあった会議で、平井デジタル相が同郷で親交がある東大の松尾豊教授が関わるベンチャー企業の名前を挙げ、デジタル庁の事業にゴリ押しする発言をおこなっていたことも指摘している。

 すると、平井デジタル改革相はこの報道を否定した上で「すべてオープンにする」などと言って会議の音声を公開。しかし、ドヤ顔で公開したその音声は、約30分の会議のうちたったの約3分切り出したもので、さらには企業名はその音声には入っていなかったものの、デジタル庁の入退室管理などについて、親交がある松尾教授の名前を出した上で「彼が抱えているベンチャー。ベンチャーでもないな」「そこの顔認証ははっきり言ってNECより全然いいわ」などと言ってゴリ押ししていたのは事実だった。

 いずれにしても、大臣規範違反、管轄企業の株購入、脱税と言ってもいい売却益隠し、べったりのタニマチ企業の関連会社へのオリパラアプリ巨額受注と特別扱いと、疑惑レベルでも、平井デジタル相は普通なら、即辞任だろう。

 ところが、新聞やテレビはなぜか、この電通出身のヤクザまがい大臣のスキャンダルにはほとんどふれようとしない

「平井大臣はもともと自民党のネットメディア局長時代からネトウヨを束ねて、マスコミに目を光らせてきた。しかも、「週刊文春」報道に反論するために音声データを公開したように、自分の疑惑を報道されると、無茶苦茶な理屈を駆使してでも反撃してくる。「週刊文春」はそんなことには怯まないが、新聞やテレビは『相手にすると面倒臭い』と腰が引けてしまう」(全国紙政治部記者)

 これまでもメディアは菅政権のヤクザ体質を証明する政権幹部の恫喝・圧力発言を看過し、数々の利益誘導や便宜供与疑惑を放置してきたが、その結果、東京五輪まで食い物にされ、政権幹部の恫喝は市井の人びとにまで向けられるようになった

 こんな状況を放置しておいていいのか。少なくともこのヤクザまがいのデジタル相の疑惑は徹底追及していく必要があるだろう。

(編集部)
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292031

適菜収 作家
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それでもバカとは戦え
西村康稔の発言は「日本は普通の国ではない」を再確認させた
公開日:2021/07/17 06:00 更新日:2021/07/17 06:00

     (資金繰りに苦しむ飲食店へ圧力をかける行為
      (右、西村経済再生相)、菅首相の「承知していない」
      もないだろう(C)共同通信社)

 経済再生担当相の西村康稔が、飲食店に対する酒の提供停止などの要請を巡り、「金融機関から働きかけを行っていただく」などと発言し、騒動になった(7月8日)。

 これは金融機関が融資する側という立場を背景に、新型コロナウイルスの影響で資金繰りに苦しむ飲食店へ圧力をかける行為であり、そもそも法的根拠がない。公共の福祉のために私権の制限が行われるケースは当然ありえるが、法的根拠がないなら人治国家と変わらない。

 翌日、菅義偉は「私は西村大臣がどのような発言されたか承知していない。西村大臣はそうした趣旨の発言は絶対にしないと私は思っている」とすっとぼけたが、夕方には官房長官の加藤勝信が「金融機関への要請はしない」と撤回。

 これはバカ閣僚がうっかり口を滑らせたという次元の話ではない。西村の議員辞職で済む話でもない。その後、この方針には内閣官房のほかに、財務省と経済産業省、金融庁も関与していたことが発覚したが(12日)、菅や加藤らも承知の上で国家の信頼を根本から破壊する活動を組織的に行っていたということである。

 テレビ番組のワイドショーではコメンテーターがカマトトぶって「憲法違反の可能性がある」などと言っていたが、憲法はすでに有名無実化している。

 日本は新型コロナのパンデミック以前から、緊急事態に陥っていたのである。

 これは誇張でも比喩でもない。2017年2月8日、防衛相の稲田朋美は陸上自衛隊の日報で南スーダンの戦闘が報告されていた件について「事実行為としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、武力衝突という言葉を使っている」と国会で発言。現役の閣僚が国が憲法違反をやっていると公言したわけだ

 公文書改ざんデータ捏造日報隠蔽権力の私物化……普通の国なら何度も政権が吹っ飛ぶ失態が繰り返されてきたが、責任の所在が曖昧なのは日本が普通の国ではないからだ

 西村発言はそれを国民に再確認させた。

 日本政府は悪党に完全に乗っ取られている。われわれ日本人は近づいてきた総選挙で政府とその補完勢力の暴走にストップをかけなければならない
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●アベ様一族…元最低の官房長官や副首相、〝箕部幹事長〟、無《責任政党》やお維の連中、《下足番》新聞やアベ様広報紙などのメディア

2021年01月05日 00時00分01秒 | Weblog

[※ 青木理さん「刑事責任と政治責任」 #秘書が勝手にやるわけないやん ↑(サンデーモーニング 2020年12月6日)]


(2020年12月20日[日])
日刊ゲンダイのコラム【適菜収 それでもバカとは戦え/安倍晋三を擁護してきた連中も泥舟と一緒に沈めなければ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282226)。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/真実の解明へ安倍前首相の誠意とは何か?】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202012070000169.html)。

 《元大阪府知事の橋下徹はテレビ番組で「桜を見る会前夜祭の費用補填問題について、大阪の大改革も安倍さんの協力を得て本当に大阪の改革は進みました」と、維新の会の裏に安倍がいたことをあらためて暴露した上で…と発言。しらじらしいにもほどがある。それをごまかしてきたのは、安倍一味と周辺のメディアではないか。問題が浮上した当時、橋下は〈今の野党は、裏付けもないのに、不正の話に持ち込んで政権を倒しにいこうとするから、国民がついてこないんだ〉(「PRESIDENT Online」2019年11月27日配信)などと言っていた。アホにも限度がある裏付けがないから追及が必要なのである。その成果もあり不正があったという事実が判明したのだ》。
 《なぜ山口県の地元後援会が首相主催の桜を見る会に優先的に招かれ、前日にはたった5000円の会費だけで高級ホテルで前夜祭が行われたのか。その補填(ほてん)部分の原資はどこから来ているのか。…これが7年半続いた安倍政権の総括となるのか》。

   『●《橋下徹…「万博が実現したのは松井さんの政治力。安倍さんの
      おちょこに酒をついで『(万博は)必要ですよね総理』と口説いた」》

 お維以外にも、側近(元・最低の官房長官)の責任も重大。
 西日本新聞のコラム【春秋/「安倍一族」の忠誠心とは】(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/671123/)によると、《森鴎外の小説「阿部一族」の舞台は肥後熊本藩。藩主が亡くなったとき、恩顧の家臣たちが忠誠を競って追い腹(切腹)をしたことから物語は始まる…▼現代には安倍一族と呼びたくなる人々が国政にいるようである。「桜を見る会前夜の会費支出を巡り、安倍晋三前首相の答弁が虚偽だった疑いが強まっている。それなのに真相究明の動きは鈍い。会期延長要請を振り切り臨時国会は閉会。問題を避けたいのが政府、自民党の本音だろう ▼前首相側は「秘書が誤った報告をした」と釈明しているそうだ。仮に部下の間違った報告が原因であっても、社長がうその説明を数々重ねたなら責任は免れまい。社会一般の常識に照らして国民は納得するだろうか ▼世論の動向に、さすがに分が悪いと感じたのだろう。これまで「できる限りの説明をされてきた」と擁護してきた党内からも、前首相への厳しい意見が出始めたという。1強を誇った一族の中で、忠誠心も揺らぎ始めているか》。
 元最低の官房長官副首相、〝箕部幹事長〟、無《責任政党》お維の連中、《下足番》新聞アベ様広報紙などのメディア…などのアベ様一族が7年8カ月、ニッポンをぶっ壊し続けた。

   『●《…ほどの体調に何ら問題ない余裕ぶり…体調不良の辞任理由は、いったい
         何だったのか》? アベ様には、数多のアベ様案件解決に全力を!
   『●息吐く様にウソをつくアベ様の政の下、この7年8カ月で社会は
     どんどんと壊れていった。さらにスカスカオジサンにも《ビジョンはない》…

 《ごく一部に過ぎない》、極々一部。《これが7年半続いた安倍政権の総括となるのか》って、《これ》だけではなく、アベ様案件は数多ある。《官房長官として安倍氏を支えた菅義偉首相は「答弁を控える」を連発した》…アベ様の7年8カ月、数多のアベ様案件の責任の一端は元最低の官房長官にもある。    

 西日本新聞のコラム【ウイルスより怖いのは】(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/672985/)によると、《「バカな大将、敵より怖い」という言葉があるそうだ。無能な上官の下で戦えば不合理な指揮で命を失いかねない、ある意味では敵そのものより恐ろしい、という意味である。…しかし第2波までで収束させることができず、医療崩壊が懸念される現状を招いた責任は免れない。一連の「Go To キャンペーン」にこだわる政府に対し、国民の目は厳しい。国民と政府の危機感のレベルがずれているのだ。日本軍兵士の悲劇は、指揮官を自分たちで選べず、黙って命令を聞くしかないことにあった。しかし現在の日本では指揮官がダメだと思えば選挙で取り換えることもできる。今のリーダーが指揮を任せるに足る人物かどうか、見極める時期に来ている。携帯電話の料金値下げもいいが、コロナ対策に比べればそれほどの重要事だとは思えない》。
 「バカな大将、敵より怖い」はずだし、《現在の日本では指揮官がダメだと思えば選挙で取り換えることもできる》はずなのに、悪夢のような7年8カ月。で、そのすべてを《継承》するスカスカオジサン、《自助》大好きオジサン、違憲・違法オジサンという「地獄」。
 《そもそも安倍晋三が総理大臣であることが緊急事態》だった。それを《継承》するカースーオジサンも《●●な大将、敵より怖い》状態…。適菜収さん《今回明らかになった悪事は一連の安倍晋三事件のごく一部に過ぎない。「桜を見る会」の件においては、時の権力者による国家の私物化とカルトや反社会的勢力との深い関係が明らかになったこのまま逃げ切ろうとしている連中も泥舟と一緒に沈めなければならない》。

   『●適菜収さん《不道徳な連中を7年以上も放置していた時点で、日本は
      危機管理ができていなかった。そういう国がどうなるか。今、…》
    「日刊ゲンダイのコラム【適菜収 それでもバカとは戦え/バカな大将、
     敵より怖い 非常時こそまっとうなリーダーを】…《しかし、
     そもそも安倍晋三が総理大臣であることが緊急事態なのだ日報隠蔽
     データ捏造公文書改ざん……。反社やカルトとつながり、
     事実を直視できないどころか捏造する異常な集団にコロナ対策を
     やらせようという発想自体がまずおかしい》」

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282226

適菜収 作家
1975年生まれ。作家。近著に「国賊論 安倍晋三と仲間たち」、「ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体 」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

それでもバカとは戦え
安倍晋三を擁護してきた連中も泥舟と一緒に沈めなければ
公開日:2020/12/05 06:00 更新日:2020/12/10 09:31

     (しらじらしいにもほどがある(安倍前首相と橋下徹氏=左)
                       /(C)日刊ゲンダイ)

 ビジネス保守・商売右翼の連中の中でも少しは目先がきくやつは、数年前から少しずつ安倍晋三と距離を置き始めていた。いまや泥舟にしがみついているのは、直接利権がある乞食言論人くらいである。総理のときは「権力を持つバカ」だった男も、今となっては「ただのバカ」。これまで安倍を利用してきた連中も一気に手のひらを返し始めた。

 元大阪府知事の橋下徹はテレビ番組で「桜を見る会前夜祭の費用補填問題について、大阪の大改革も安倍さんの協力を得て本当に大阪の改革は進みました」と、維新の会の裏に安倍がいたことをあらためて暴露した上で、「今回の問題はホテルに確認すればすぐに分かることなんです」「これ事実だったら本当に残念なんだけど議員辞職もやむなしだと僕は思っています」と発言。

 しらじらしいにもほどがある。それをごまかしてきたのは、安倍一味と周辺のメディアではないか。問題が浮上した当時、橋下は〈今の野党は、裏付けもないのに、不正の話に持ち込んで政権を倒しにいこうとするから、国民がついてこないんだ〉(「PRESIDENT Online」2019年11月27日配信)などと言っていた。アホにも限度がある裏付けがないから追及が必要なのである。その成果もあり不正があったという事実が判明したのだ。

 情弱のネトウヨ向け月刊誌や安倍周辺乞食言論人もひどかった。産経新聞論説委員・政治部編集委員の阿比留瑠比は、〈野党と安倍憎しのマスコミが一体化して、盛り上げている構図〉(「WiLL」20年2月号)と発言。

 元泥棒で嘉悦大学教授の高橋洋一は、〈どこまでも「疑惑あり」という野党の印象操作の感がある〉〈5000円の会費は異常な廉価ともいえない>(「現代ビジネス」19年11月18日配信)と世間離れしたウルトラ擁護

 陰謀論者で自称文芸評論家の小川榮太郎は〈桜の会騒動の真の目的は「改憲潰し」だったのではないか〉(「zakzak」19年11月25日配信)と妄想を垂れ流した

 今回明らかになった悪事は一連の安倍晋三事件のごく一部に過ぎない。「桜を見る会」の件においては、時の権力者による国家の私物化とカルトや反社会的勢力との深い関係が明らかになったこのまま逃げ切ろうとしている連中も泥舟と一緒に沈めなければならない
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202012070000169.html

コラム
政界地獄耳
2020年12月7日9時52分
真実の解明へ安倍前首相の誠意とは何か?

★「桜を見る会」前夜祭の支払いを巡る疑惑に前首相・安倍晋三は相変わらず自分の発言に責任を持たない。4日、安倍は東京地検特捜部から事情聴取を要請された場合の対応を記者団に問われ「真実を解明することが大切だから誠意をもって対応する。捜査の対応が決まった段階では、お話しできることはお話ししたい」と述べた。国会内で答えた。また野党の国会招致要求には「今、捜査が続いている段階では申し上げることはない」と答えた。

★約1年にわたって国会では東京地検特捜部が興味を持っていることと同様の質問を野党各党がし続けた。なぜ山口県の地元後援会が首相主催の桜を見る会に優先的に招かれ、前日にはたった5000円の会費だけで高級ホテルで前夜祭が行われたのか。その補填(ほてん)部分の原資はどこから来ているのか。野党が質問し続けてきたことに対して「安倍事務所」からの回答とやらを信じ続け疑問も持たずに国会で答弁し続けてきたことは、既に「真実を解明することが大切だから誠意をもって対応してこなかったあかしだ

★ホテルの対応に対しても極めて適当な答弁を繰り返し、真実を野党に語ったホテルマンを追い込んだことはなかったのか。共同通信の世論調査で「桜を見る会」の疑惑に政府は「再調査すべき」が57・4%、前首相の説明は「納得できない」が77・4%、前首相の国会招致は「必要だ」との回答は60・5%に上った。いくつかの新たな事実関係が年末年始にも報じられれば、この数字は来年もっと大きくなるかもしれない。同時に御用メディアや司法関係者は前首相の犯罪性は小さいと事件の矮小(わいしょう)に努めるが、捜査当局は野党や国民が考える不審な部分について何らかの証拠を持っているかもしれない。いずれも自分の都合のいいことしか発信してこなかったツケではないか。これが7年半続いた安倍政権の総括となるのか。(K)※敬称略
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●斎藤美奈子さん《菅は安倍よりたちが悪い。…先代のレガシーを継承しつつ、番頭時代そのままのコワモテの政治を、今度は表でやる》

2020年12月25日 00時00分31秒 | Weblog

[※《自助》大好きオジサン・最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日)↑]


(2020年12月10日[木])
Webちくまのコラム【斎藤美奈子 世の中ラボ/【第126回】「安倍辞任」でも気分が晴れない理由(わけ)】(http://www.webchikuma.jp/articles/-/2185)。

 《下手すると、菅は安倍よりたちが悪い。番頭は所詮番頭、イメージを取り繕う必要がないからだ。先代のレガシーを継承しつつ、番頭時代そのままのコワモテの政治を、今度は表でやる安倍時代のほうがマシだったという話にもなりかねない》。

   『●さようならアベ総理、そして、こんにちはアベ様…数々のアベ様案件に
        ついて真相を解明し、真の「責任」を果たしていただきましょう
   『●アベ様案件…(武田砂鉄さん)《近場から放たれる「病人なんだから」
       という、勝手に設けられた除外規定を素直に受け止め過ぎでは》?
   『●《「その後、体調は」と問われた安倍前首相は、こう答えているのだ。
            「新しい薬が効いている。もう大丈夫だ。」》(リテラ)…仮病?
   『●《…ほどの体調に何ら問題ない余裕ぶり…体調不良の辞任理由は、いったい
         何だったのか》? アベ様には、数多のアベ様案件解決に全力を!

 仮病・ウソつき首相辞任 ――― あれから数カ月、壊れたニッポンがさらに酷いことに…。
 真の「悪夢のような」政権だった《安倍時代のほうがマシだったという話にもなりかねない》…つまり、スカスカオジサンの政は地獄のようなものということだ。あれから数カ月、「悪夢」は覚めず、ホントに「地獄」の中…。特に、COVID19禍の最中の無為無策な《自助》オジサンぶり…《「静かなマスク会食」と呼び掛けるばかり…》。《「アベノマスク」や「GOTOトラベル・キャンペーン」などのトンチキな対策を粛々とこなしながら、ついに「ポスト安倍」の座を射止めた》。真に困っている市民に対して、意図的に何もしない陰湿冷酷ぶりは、目を覆いたくなる。

   『●東電核発電人災汚染水放流に反対…(筆洗)《取り除くべきは
     放射性物質に加えて、地元の心配であり、悩みである。簡単には水に流せぬ》
   『●「原子力災害伝承館」《批判…口封じ》…《安倍政権では「被災地
      切り捨て」政策がつづけられてきたが、それを菅政権も「継承」》
   『●バッハ会長とニッポン人だけで金(カネ)色の五つの輪を「人類が
      新型ウイルスに打ち勝った証し」「コロナ克服五輪」として開催?
   『●第2波が高止まりのまま、無謀なGoTo強行。そして、いま、第3波の
        ほんの入り口かもしれない…懸念通りの感染拡大。市中感染拡大
   『●金子勝さん《無症状者のPCR検査をしない方針を変えず、東京五輪
       開催と「GoToキャンペーン」に突き進む。感染再燃は当然の結果》
   『●斎藤貴男さん《もう二度と、コロナ禍を奇貨とした利権漁りはやめろ。
        卑しい。で、次は一刻も早く東京五輪の中止を決めることだ》
   『●《政府や組織委はまだ五輪を開催する気満々》…《稀代の“嘘つき総理”》、
            勲章貰ってご機嫌なアベ様はバッハ会長と何を約束したの?
    「《政府や組織委はまだ五輪を開催する気満々》…息吐く様にウソをつく
     《稀代の“嘘つき総理”》、「老人のワッペン」勲章貰ってご機嫌な
     アベ様はバッハ会長と何を約束? 《ようするに、「桜を見る会前夜祭
     問題と同様、安倍前首相の国民を欺く大ウソがまたまた明らかになった
     わけだ》」

   『●アベ様「ここ1、2週間が極めて重要な時期」、《自助》大好き政策
     スカスカオジサン「この3週間が極めて重要な時期」…無為無策無能
   『●《ああ、すべては東京五輪のために。…国威発揚と利権漁りの国策
     サーカスが、人間の生活にも生命にも優先されるのが、現在のこの国だ》

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http://www.webchikuma.jp/articles/-/2185

世の中ラボ
斎藤美奈子
【第126回】「安倍辞任」でも気分が晴れない理由(わけ)

 八月二八日、安倍晋三首相が突然、辞任を表明した。持病の潰瘍性大腸炎が悪化したというのが理由。二四日に連続在職日数が佐藤栄作内閣を抜いて歴代最長を記録した直後の発表だった。第二次安倍政権が発足して七年八か月。長かった!
 とはいえ、やれやれやっと解放される、という気分には全然なれない。解釈改憲、公文書の改ざん、官僚の忖度体質「負の遺産」があまりにも多すぎて、壊れたものをどうやって修復したらいいのか見当もつかない。しかも安倍は第一次安倍政権のときと同様、持病で辞任するのである。「こころざし半ばにして倒れた悲劇の宰相」という美しいイメージすらひきずって
 案の定というべきだろう。辞任発表後の九月二~三日に行われた朝日新聞の世論調査では、安倍首相の実績を「評価する」が71%で、「評価しない」の28%を大きく上回り、また読売新聞九月四日~六日の世論調査では、安倍政権の支持率が前回調査の37%から52%に跳ね上がった。
 気分が晴れないもうひとつの理由は、次の宰相の問題である。形ばかりの総裁選には、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長の三人が立候補したものの、党員投票は行われず、最初から菅の当選は確実という出来レース。テレビのニュースやワイドショーはさっそく菅の「素顔」を紹介すべく、秋田の農家に生まれ、ダンボール工場で働きながら大学を出た苦労人だとか、じつはパンケーキ好きな好人物だとかいうヨイショ報道をくり広げた
 その結果、同じ読売の世論調査の「次の首相には誰がふさわしいか」という質問では、菅がトップで46%、石破は33%、岸田は9%。共同通信が八月二九・三〇日に行った世論調査では、石破が34%、菅が14%(以下、河野太郎13%、小泉進次郎10%、岸田7.5%)だったのだから、たった一週間で菅は石破を抜きさったことになる。おそるべき宣伝効果である
 この菅内閣の元で秋からの日本は歩みだすのである。安倍から菅への権力の委譲ははたして何を意味するのだろうか。


三代目の若社長とコワモテの番頭

 まず安倍政権とは何だったのかを思い出してみよう。
 適菜収『国賊論』のサブタイトルは「安倍晋三と仲間たち」。こんな表題の本だけあり、適菜の安倍批判は激烈である。

安倍晋三は、国を乱し、世に害を与えてきた。文字どおり、定義どおりの国賊である〉と彼は書きだす。〈安保法制騒動では憲法破壊に手を染め、北方領土の主権を棚上げし、不平等条約締結に邁進。国のかたちを変えてしまう移民政策を嘘とデマで押し通し、森友事件における財務省の公文書改竄、南スーダンPKOにおける防衛省の日報隠蔽、裁量労働制における厚生労働省のデータ捏造など、一連の「安倍事件」で国の信頼性を完全に破壊した。/安倍は、水道事業の民営化や放送局の外資規制の撤廃をもくろみ、皇室に嫌がらせを続け、「桜を見る会」問題では徹底的に証拠隠滅を図った。/要するに悪党が総理大臣をやっていたのだ〉。

 あらためて列挙されると、すごいよね。
 適菜の批判はさらに安倍の「仲間たち」に及ぶ。

この究極の売国奴・国賊を支えてきたのが産経新聞をはじめとする安倍礼賛メディアであり、カルトや政商、「保守」を自称する言論人だった。「桜を見る会」には、統一教会の関係者、悪徳マルチ商法の「ジャパンライフ」会長、反社会的勢力のメンバー、半グレ組織のトップらが呼ばれていたが、そこには安倍とその周辺による国家の私物化が象徴的に表れていた〉。

 安倍政権の「罪」は三つに分類できるだろう。
 ①無体な法律(特定秘密保護法、安保法、共謀罪を含む改正組織的犯罪処罰法、IR法、水道民営化法、改正種子法ほか)の制定、二度の消費増税、沖縄県辺野古の新基地建設、米国からの武器の爆買いなど、平和憲法軽視や生活破壊に通じる数々の政策
 ②数を頼んだ強行採決、メディアへの圧力、電通や吉本興業と結託した政治宣伝など、官邸主導の独善的な政権運営
 ③森友問題、加計問題、「桜を見る会」問題に代表される政治の私物化と、それに伴う公文書の隠蔽や改ざん

 ①については賛否が分かれるとしても、②は民主主義の原則にもとる専制だし、③に至っては犯罪ないし犯罪すれすれの大スキャンダルである。それでも安倍政権は野党やメディアや追及をかわし、まんまと難局を乗り切った。ひとえにこれは、官邸の要たる官房長官・菅義偉の手腕によるところが大きい
 「アベ政治を許さない」というスローガンに象徴されるように、左派リベラルは首相個人を最大の敵と見定めてきた。でも、もしかしたらそれは買いかぶり、幻想だったのかもしれない

大事なことは、安倍には悪意すらないことだ。安倍には記憶力もモラルもない善悪の区別がつかない人間に悪意は発生しない。歴史を知らないから戦前に回帰しようもない。恥を知らない。言っていることは支離滅裂だが、整合性がないことは気にならない。中心は空っぽ。そこが安倍の最大の強さだろう〉と適菜はいう。

 もしもこの通りなら、安倍は祖父の遺産を継いだ、無能な三代目の若社長である。自分の手で憲法を変えたい、日本を「美しい国」にしたい。そんなファンタジーはあるけど、実現の仕方はわからない。それで失敗したのが第一次安倍政権だった。
 そんな失意の安倍に再起を促したのが菅だったというのは有名な話。菅という人事権をにぎったコワモテの番頭が、裏で議員や官僚に睨みをきかせ、メディアを牛耳り、三代目のスキャンダルをもみ消し、毎日の記者会見で追及の矢面に立つ。いわば裏の「汚れ仕事」を一手に引き受ける番頭がいたからこそ、三代目若社長は、国政は側近や官僚に任せて、外遊だ、オリンピックだ、有名人との会食だと、浮かれていられた……。もしそうだとしたら、道半ばで倒れた三代目に代わって、権力の座につく番頭がどんな政治をやるかは想像がつく


番頭が権力者になるとき

 九月二日の会見で、菅は「安倍総裁が全身全霊を傾けた取り組みをしっかり継承し、さらに前に進めるために全力を尽くす覚悟だ」と述べた。「番頭として先代のレガシーをしっかり受け継いでいく」という従来の顧客(財界・産業界・富裕層など)に向けた宣言にほかならない。一般の国民? 眼中にあるわけないっしょ。
 彼の手腕の一端は『伏魔殿――菅義偉と官邸の支配者たち』という本の中でも垣間見ることができる。

2019年9月の内閣改造後、菅氏の周辺で、まるで狙い打ちにされたかのようなスキャンダルが続発した。/河井克行法相(当時)、菅原一秀経産相(同)の大臣辞任と、河井氏の妻・案里参議院議員の公選法違反疑惑。河井氏、菅原氏はいずれも菅氏の側近で、入閣は「菅人事」と呼ばれた。また、同時に入閣した小泉進次郎環境相についても、就任以降の発言が「意味不明」と酷評され、私生活上のスキャンダルも報じられている。小泉氏もまた〝菅派〟の1人だ〉。さらに、〈菅氏の懐刀と呼ばれる和泉洋人首相補佐官と、厚労省の女性幹部官僚の「京都不倫旅行」〉、一二月には伊藤詩織さんが民事裁判で勝訴して、〈かつて菅官房長官の秘書官をつとめた中村格警察庁官房長が、山口敬之氏(元TBSワシントン支局長)の「逮捕を止めた」一件がクローズアップされた〉。さらにまだある。やはり一二月に、IRをめぐる汚職事件で秋元司衆院議員が逮捕された一件も、〈IRの旗振り役をつとめてきた菅氏にも「火の粉」が降りかかる可能性は十分にある〉。

 ちなみに河井夫妻はその後、逮捕されている。剛腕な番頭のほころびが目立ちはじめたことを指摘した記事ではあるが、逆にいうと菅はそれほど強引な人事をやってきたってことである。
 官邸の初期のコロナ対策を批判した、乾正人『官邸コロナ敗戦』では、安倍と菅の間の「すきま風」について書く。

 菅は〈一度たりとも「ポスト安倍」に明確な形で意欲を示したことはな〉かったが、〈とはいえ、永田町では権力のあるところ門前市をなす〉。新元号の発表会見で人気が出た「令和おじさん」との握手を求める人々で、一九年四月の「桜を見る会」では首相より長い列ができた。これによって〈「ポスト安倍」の有力候補に菅が躍り出たことを強烈に印象づけた〉。

 こうして菅の存在感が増すにつれ、安倍は菅を遠ざけ、コロナ対策でも菅を外して畑違いの西村康稔経産相を担当大臣に起用した。
 〈コロナ禍の水面下で、「ポスト安倍」をめぐる静かな、そして激しい駆け引きが始まった〉というのだが、コロナ対策で安倍のストレスが限界に達し、ひいては持病の悪化につながったとも考えられる。そして菅はその間、「アベノマスク」や「GOTOトラベル・キャンペーン」などのトンチキな対策を粛々とこなしながら、ついに「ポスト安倍」の座を射止めたわけだ。
 今日の事態を見こしたかのように、〈この先「安倍政権にはずっと疑問を感じていましたが、立場上、発言できなかったんです」と言い出す人間のクズがたくさん出てくるはずだ〉と『国賊論』は予言する。〈しかし、安倍に見切りをつけて、泥船から逃げ出したとしても、一件落着という話にはならない。社会の空気が腐っている限り、同じようなものが担がれるだけ〉。
 その通りだろう。下手すると、菅は安倍よりたちが悪い。番頭は所詮番頭、イメージを取り繕う必要がないからだ。先代のレガシーを継承しつつ、番頭時代そのままのコワモテの政治を、今度は表でやる安倍時代のほうがマシだったという話にもなりかねない


【この記事で紹介された本】

『国賊論――安倍晋三と仲間たち』
適菜収、KKベストセラーズ、2020年、1600円+税
〈バカがバカを担いだ結果わが国は3流国に転落した……これは「第2の敗戦」だ!〉(帯より)。保守としての独自の視点から安倍政権を一貫して批判してきた著者による、「日刊ゲンダイ」連載のコラムなどを中心にまとめた本。〈今は左右で小競り合いをしている時間の余裕はない。日本人は決起すべきだ〉とし、安倍政権とその周辺を痛罵する。口は悪いが主張は真っ当。

『伏魔殿――菅義偉と官邸の支配者たち』
別冊宝島編集部ほか、宝島社、2020年、1500円+税
〈「国政私物化」10のスキャンダルを暴く! 「ウソつき政権」の検証〉(帯より)。複数の論者の論考、編集部記事、インタビュー記事で構成された雑誌風の本。桜を見る会、ジャパンライフ、ポスト安倍、NHK会長人事、山口敬之「性暴力裁判」など、安倍政権下の疑惑を検証。菅については「『陰謀論』まで渦巻く菅義偉官房長官『急失速』の深層」で詳しく書かれている。

『官邸コロナ敗戦――親中政治家が国を滅ぼす』
乾正人、ビジネス社、2020年、1400円+税
〈新型ウイルスで迷走する安倍政権の内幕!〉(帯より)。著者は産経新聞の論説委員長。中国からの入国拒否が遅れたなどの水際作戦の失敗を痛烈に批判。緊急事態宣言発令までの初期の対策の話に限られ、また新型コロナを「武漢ウイルス」と呼ぶなど「反中」意識が鼻につく本だが、安倍礼讃報道の本丸である産経の記者でさえ官邸に苛ついていたとわかる点では興味深い。

PR誌ちくま2020年10月号
2020年10月22日更新
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●《政治家の覚悟》をかなぐり捨てる――著書から削除・隠蔽すればブーメランが後頭部に刺さることが無いと思っているオジサン

2020年11月07日 00時00分43秒 | Weblog

[※歴代自民党内閣は「国民のために働」いていなかった!? 縁故主義・政権の私物化もアベ様から《継承》 (日刊ゲンダイ 2020年10月14日)↑]



日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/悪いことしている自覚あり 野党時代の菅氏発言を振り返る】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280359)。
リテラの記事【菅首相の著書改ざんは“都合の悪い記録は残さない”という宣言! 森友・加計、桜、コロナで文書隠蔽を主導してきた過去】(https://lite-ra.com/2020/10/post-5679.html)。

 《「(前略)政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為」(菅義偉総理大臣) これは菅首相が、2012年3月に刊行した単行本「政治家の覚悟」という本の中の一文。自民党、菅さんが野党議員である頃に書かれたもの。なんだ、わかってんじゃん。公文書を廃棄したりすることが、いかに重い罪だって》。
 《“菅義偉首相らしい”としか言いようがない。今月20日に文春新書として刊行された菅首相の著書『政治家の覚悟 官僚を動かせ』の改訂版で、公文書管理の重要性を説いた箇所を削除していたという問題だ。今回の改訂版で削除された部分で問題になっているのは、東日本大震災に対応した民主党政権下で会議での議事録が作成されていないことが判明した問題についての、こんな一文だ》。

 《政治家の覚悟 官僚を動かせ》…自著をこっそり改ざん・隠蔽。新書で出さなきゃいいのに。版元もよくそんなことが出来るよなぁ。恥ずかしくないのかね? 《版元は著者との付き合いに対する慎重さやきめ細やかさで有名》というのにも大いなる疑問。世間は持て囃してきましたが…「クソッタレ」な出版社。《編集部は「特定の文言の削除を意図したものではなく、全体のバランスを考え、編集部の判断で割愛した」》。最も《割愛》してはいけない部分でしょ? (ゴーストライターなのでしょうが)著者から要望があったのならば、そう公表すればいいし、新書を出さなければいい。絶好のチャンスを逃す愚かさ。

   『●「スモモを盗った」ことを隠すためには、
      あらゆる記録を残さないことを《徹底的に実施する》アベ様ら…

 著書から削除・隠蔽すればブーメランが後頭部に刺さることが無いと思っているオジサン。《国民への背信行為であり、歴史的な危機に対処していることへの政権の意識の薄さ、国家を運営しているという責任感のなさ》…ブーメランは返り続ける。
 陰湿オジサンは、一体、こっそり何をやっているのやら。《重い罪》であることの自覚と、違法者・犯罪者であることの告白、自白したようなもの。《総理となったいま、菅首相が、これから都合の悪い記録は一切残さないと考えていることを証明するものと言っていいだろう》。

   『●下野時の発言がブーメラン…「最低の官房長官」スガ殿は、
           「国民への背信行為」を自分自身で行っている
    「リテラの記事【菅官房長官が壊れ始めた! 会見で「ここは質問に
     答える場所じゃない」、自分の著書のことを「知らない」】…
     《過去には公文書の重要性を訴えていたのに、そのことすら
     記憶にない――。…菅氏は野党時代の2012年に出版した
     『政治家の覚悟』(文芸春秋)で、「政府があらゆる記録を
     克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。
     その作成を怠ったことは国民への背信行為」と記していた》 」

   『●ブーメラン…「政治家も責任を取らない結果、政府は無責任体制に
     陥り、国家運営の著しい停滞を招いた」by (当時野党)自民党アベ様
    「【[大弦小弦]安倍首相の「責任」】…。《…▼「政治家も責任を
     取らない結果、政府は無責任体制に陥り、国家運営の著しい停滞を
     招いた」。12年10月31日の衆院本会議で、当時の
     民主党政権を批判した安倍首相の言葉だ。今、ブーメランのように
     返っている。(吉川毅)》」

   『●《悪夢…民主党》総裁選では「全国で遊説することなく、国民に広く
      考えを示さず、政策論争を深めなかった」と当て擦っておきながら…
    「日刊ゲンダイの記事【菅氏「党員投票すべき」発言ブーメラン
     世襲制限も腰砕け】…《これで首相が務まるのか。2日、自民党総裁選に
     出馬表明する菅官房長官。党内からは「政策の継続性」を求める声が
     上がっているが、菅長官に継続性は期待できそうにない。過去の発言が
     “ブーメラン”となり、SNSで話題になっている。…
     〈候補者は民主党議員の顔色をうかがい、多数派工作に終始
     〈自民党が総裁を選ぶ際には、全国で遊説を行いって(原文ママ)
     国民に広く考えを示し、政策論争を深めてきました〉と
     ブログで猛批判していた》」

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280359

室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
悪いことしている自覚あり 野党時代の菅氏発言を振り返る
公開日:2020/10/23 06:00 更新日:2020/10/23 06:00

     (2012年当時の菅首相(C)日刊ゲンダイ)

「(前略)政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為」(菅義偉総理大臣)

 これは菅首相が、2012年3月に刊行した単行本「政治家の覚悟」という本の中の一文。自民党、菅さんが野党議員である頃に書かれたもの。なんだ、わかってんじゃん。公文書を廃棄したりすることが、いかに重い罪だって

 しかしですな、最近、考え方を変えたようである。この本は20日に新書として発売された。新書の中では、公文書管理の重要性を訴える記述を削除したようだ。

 10月19日付の毎日新聞によると、本の中で菅首相は、

「旧民主党政権が東日本大震災時、会議で十分に議事録を残していなかったことを批判し、『千年に一度という大災害に対して政府がどう考え、いかに対応したかを検証し、教訓を得るために、政府があらゆる記録を克明に残すのは当然(後略)』」と断じていたようである。そして、そのあと冒頭の言葉につながる。

 菅さんは安倍政権で官房長官だった。モリ・カケ・サクラなどで、公文書の廃棄や改ざんなどを行った政権の中枢にいた。これらの問題ぜんぶ、文書があったら一発で解決みたいな話だろ。

 官房長官時代の菅さんはこうした問題に対し、いつもシレッと「ご批判には当たらない」とかいって誤魔化してたけど。今回新書で削った文面を見ると、彼は悪いことをしているという自覚はあったようだ。より罪は重いな。マスコミのみなさん、ヌルッと逃がしちゃダメですよ。

 それにしても本のタイトルが「政治家の覚悟」。本は出したいが、問題となりそうな発言の部分をこっそり削除。でもって、安倍政権下では汚い仕事をこなし、総理になった今でも我々の前になかなか出てこない。やべ、やっぱりヌルっと感じる。陰気な覚悟も見えたしな。
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https://lite-ra.com/2020/10/post-5679.html

菅首相の著書改ざんは“都合の悪い記録は残さない”という宣言! 森友・加計、桜、コロナで文書隠蔽を主導してきた過去
2020.10.22 08:30

     (菅義偉『政治家の覚悟』(文春新書)文藝春秋 )

 “菅義偉首相らしい”としか言いようがない。今月20日に文春新書として刊行された菅首相の著書『政治家の覚悟 官僚を動かせ』の改訂版で、公文書管理の重要性を説いた箇所を削除していたという問題だ。

 今回の改訂版で削除された部分で問題になっているのは、東日本大震災に対応した民主党政権下で会議での議事録が作成されていないことが判明した問題についての、こんな一文だ。

政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為であり、歴史的な危機に対処していることへの民主党政権の意識の薄さ、国家を運営しているという責任感のなさが如実に現れています。

 国民の誰もが異論のない、まったくのド正論だろう。しかし、菅氏は総理大臣になった途端、『政治家の覚悟』と冠した著書からこの箇所を削除してしまったのである。

 今回、「文春新書」編集部は「特定の文言の削除を意図したものではなく、全体のバランスを考え、編集部の判断で割愛した」などとコメントを出している。民主党政権批判の2章をまるごとカットしていることをもってそう言っているのだろうが、到底の説得力のある説明ではない。しかも著者への相談もなく勝手に「編集部の判断で割愛」することなど、まずありえない。版元は著者との付き合いに対する慎重さやきめ細やかさで有名な、あの天下の文藝春秋である。菅首相側からの要望や同意があって削除したことは明白だ。

 では、なぜ菅首相はこの〈あらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料という正論削除したのか。

 実は、菅首相は安倍政権になってから、この箇所の記述について突っ込まれ、赤っ恥をかいていた

 加計学園にかんする議事録が問題になっていた2017年8月8日の官房長官会見でのこと。朝日新聞の記者で、その後、新聞労連委員長として活躍(現在は再び朝日新聞記者に復帰)した南彰記者が、菅氏がしたためたこの文章を読み上げた上で「その発言をしていた、本に記されていたのはどなたか、官房長官はご存じでしょうか」と質問。すると、官房長官だった菅氏は「知りません」と返答していたのだ。

 自分が出した本について感想を聞かれ、「まだ読んでない」と答え、ゴーストライターが書いていたことをばらしてしまった松本伊代を彷彿とさせるが、しかし、今回の著書の改訂でその忌々しい過去をなかったことにしようとしたというだけではないはずだ。

 総理となったいま、菅首相が、これから都合の悪い記録は一切残さないと考えていることを証明するものと言っていいだろう。

 実際、菅首相は安倍政権時代、それこそ率先して議事や面談記録の隠蔽を推進してきた。

 森友・加計学園問題、公文書改ざんや自衛隊日報隠蔽などを受けて、安倍政権は2018年4月に行政文書の管理に関するガイドラインを改正。〈政策立案や事務及び事業の実施の方針等に影響を及ぼす打合せ等の記録については、文書を作成するものとする〉とした。

 ところが、実態はまったく違っていた。ガイドライン改正後に毎日新聞が安倍首相と省庁の幹部らの面談議事録や説明資料などの記録を官邸に情報公開請求したところ、すべてが「不存在」という回答が返ってきたのである。

 ガイドライン改正から2019年1月末までのあいだに首相動静で記録されている安倍首相の面談は、約1000件だ。しかし、官邸の文書を管理する内閣総務官はいずれの記録も存在しないと回答〉。首相の議事録などの記録がつくられているのかどうか、それさえ不明の状態だったが、さらなる取材によって、そもそも面談の記録を官邸では作成していないことが判明。官邸は「(記録は)官庁側の責任で作るべきものだ」と主張したというが、一方の相手官庁側がきちんと作成して情報開示しているというわけではない。

 なかでもひどかったのが、菅首相が当時、官房長官として率いていた内閣官房だ。内閣官房は安重要政策や災害・テロ対策などを担う立場だが、毎日新聞がおこなった情報開示請求に対し、「外国人材の受け入れ」「西日本豪雨」「台風21号」などにかんする安倍首相と内閣官房幹部の面談時の説明資料計47件を開示したが、打ち合わせ記録は〈47件中1件もない〉と回答したのだ。


■安倍・菅官邸は“記録を作成しないよう”指示していたと複数の省の幹部が証言

 しかも、官邸は各省庁にとんでもない指示を出していた。複数の省の幹部職員がやはり毎日新聞の取材でこんな証言をおこなっている。

「官邸は情報漏えいを警戒して面談に記録要員を入れさせない
首相の目の前ではメモは取れない。見つかれば、次の面談から入れてもらえなくなる」
「面談後に記録を作っても、あえて公文書扱いにはしていない
「幹部は面談後、記憶した首相とのやり取りを部下に口頭で伝えてメモを作らせている

 また、西日本新聞でも、都市圏総局次長の植田祐一氏がこんな話を明かしていた。植田氏の〈旧知のキャリア官僚〉の弁によると、ガイドラインが改正される直前の2018年3月末、上司から公文書管理にかんしてこんな指示がなされたというのだ。

〈「機微に触れるものは記録に残さず、頭の中にメモせよ報告する際は口頭で」。首相官邸で首相秘書官らと打ち合わせる際は「メモ厳禁。録音不可」の徹底が言い渡されたという。〉(西日本新聞2018年7月13日)

 つまり、官邸はほとんどの打ち合わせや面談を記録の不要なものとして、逆に記録を作成しないようにしたのである。

 しかも、こうした公文書管理のとんでもない実態が露呈したというのに、当時の菅官房長官はこう主張したのだ。

「安倍総理大臣の打ち合わせ等の記録については、説明・報告をおこなう各行政機関において、公文書管理法等の規定に基づき、必要に応じて作成・保存している

 さらに、政策決定過程を記録できているかという問いに対しても、菅官房長官は「できていると思っている」と言い張ったのだ。

「桜を見る会」問題でも同様だ。招待者名簿廃棄が明らかになっているのに、当時「公文書管理法に基づいて対応している」と言うだけで、批判をシャットアウトしていた。

 だが、こうした記録の隠蔽がいかに危険なことであるかは、その後、はっきりとした。

 言うまでもない、新型コロナ対応だ。安倍前首相が事実上、新型コロナ対応を決めてきた「連絡会議」の1月26日〜3月5日のあいだの議事概要など40回分の記録を毎日新聞が調査したところ、〈議事内容の記載は平均で10行しかなく、首相ら高官の発言の記載は一切なかった〉(9月11日付)のだ。

 当然、菅氏も「連絡会議」の主要メンバーのひとりだったが、この会議でどんな発言をおこなったのか、安倍前首相が具体的にどんな指示をおこなったのかまるで見えてこない。つまり、その判断や意思決定が適切なものだったのかを検証することさえできない状態なのだ。

 その結果、コロナ対応の何が問題だったのかを検証することもできず、抜本的な体制見直しをすることもなく、感染再拡大の季節を迎えようとしている。

 菅氏が著書から削除した記述には、記録の作成を怠ったことが「国民への背信行為であり、歴史的な危機に対処していることへの政権の意識の薄さ、国家を運営しているという責任感のなさ」の表れだという指摘があるが、この言葉はそっくりそのまま菅首相にあてはまると言っていいだろう。

 過去の自分が主張していた記述を削除したからといって、批判そのものを封じ込めることはできない。菅首相にはあらためて、いま「国民への背信行為」をはたらき、「歴史的な危機に対処していることへの政権の意識の薄さ」「国家を運営しているという責任感のなさ」を自ら露呈させていることについてどう考えるか、国民にしっかり説明していただきたい。

(編集部)
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コメント
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●番犬様にアベ様も《受け入れ国の要望》…やる訳無いか、〝植民国〟だものね。《在韓米軍は海外から来た全ての関係者にPCR検査》…

2020年07月16日 00時00分30秒 | Weblog

[※ 辺野古は破壊「損」米軍飛行場の移設先として工事が進む沖縄県名護市の海岸】(東京新聞 2020年4月3日)↑]



福元大輔記者による、沖縄タイムスの記事【米軍基地は「ブラックボックス」 コロナ拡大、目に見えぬ新たな脅威に】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/599656)。

 《【記者の視点】米軍関係者の新型コロナウイルス感染状況を発表する際、玉城デニー知事は明らかにいら立っていた。感染者数を知っているのに、米軍の意向で県民に伝えられないからだ。「衝撃を受けた」「これだけのクラスターが発生するとは」。ギリギリの表現で危機感を示すのがやっとだった》。

 番犬様が《震源地》化…それに対して何も言えない、何もしないアベ様ら。

   『●金子勝さん《PCR検査数が圧倒的に少なければ、何の意味もない。
         …東京の異様な数値は、検査数の圧倒的不足を示している》
   『●【黒鉄好 アベノマスクはやはり利権だった!~「疑惑の1社」
     驚愕の事実】《復興副大臣へ「献金」…若松謙維参院議員(公明、比例)》
   『●《十分な議論もないまま国の権限が強化され、個人の自由が制限される
        ことがあってはならない…見えない束縛は危機に紛れて忍び寄る》
   『●国会からトンズラ総理・アベ様の縁故資本主義およびCOVID19
     無能無為無策…《火事場泥棒によるピンハネで日本は滅びてしまう》
   『●金子勝さん《コロナ対応で失敗続きの小池…東京が感染のエピセンター
      (震源地)と化してしまうのではないか》? 「ト」政によって既に…
   『●小池百合子「ト」政の下、《震源地》化。一方、閣議決定を受け、
      なぜ「アベ様、アベノカビマスクを有難う」の声が巷に溢れない?
   『●東京都知事選挙の結果…コロナ人災の惨状を見せつけられても、
     この酷い小池「ト」政でも、小池百合子「ト」知事に投票していても…
   『●(政界地獄耳)《ポストに興味があって街に興味がない》
     《自分ファースト》…《自分》以外に興味なしな小池百合子「ト」知事の無責任』 
   『●首相会見は官邸記者クラブ主催のアベ様「慰労会」…アベ様が「思いを
       語る」独演会に始まり、「更問い」も無い《台本劇》《台本営発表》
   『●小池百合子「ト」知事が《圧勝の裏で露骨にメディア選別、
     批判的な記者は“排除”》…居ても〝居ないことにされてしまった記者〟ら
   『COVID19《震源地》となり、小池「ト」政や東京都知事選挙から
     見えてきたこと…《東京とは差別の都》へと堕ちていっていること

 琉球新報の記事【なぜ米軍のコロナ感染者が増えているの? 異動時期の7、8月 感染者が突出する米から沖縄へ】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1153534.html)によると、《世界中で新型コロナウイルスがまん延する中、米海兵隊はローテーション配備で各国の基地を移動している。米国の感染者数は突出しており、オーストラリアでは米豪両政府の協議配備を延期するなど受け入れ国の要望で配備計画を変更する例もある。一方、在沖米海兵隊は隊員らの2週間の隔離措置後は自由に基地内外を出入りできる。沖縄は海外や県外と比べても基地を介したウイルス流入に無防備な実態がある》。
 隔離だけで、PCR検査はやっていない? 《沖縄は海外や県外と比べても基地を介したウイルス流入に無防備な実態》…無茶苦茶な実態。オーストラリアと同様に、アベ様も番犬様に《要望》するわけないか。《受け入れ国》ではなくて〝植民国〟だものね。〝植民国〟のリーダーは、さらに、沖縄を〝植民地〟とでも思っているものね。

 布施祐仁さんの二つのつぶやき…どうしようもないアベ様ら、《衝撃を受けている》。

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https://twitter.com/yujinfuse/status/1282559744272523266

布施祐仁@『日報隠蔽』(集英社文庫)4/17発売@yujinfuse

在韓米軍は海外から来た全ての関係者にPCR検査を行なっている在日米軍でも当然やっていると思っていたが、沖縄防衛局に問い合わせてみたら、なんと「14日間の隔離はしていると聞いているが検査については承知していない」と回答。衝撃を受けている日本政府はただちに在日米軍に要求すべきだ

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https://twitter.com/USForcesKorea/status/1281510674229686272

U.S. Forces Korea@USForcesKorea
7月10日

Eight USFK service members & one civilian employee tested positive for COVID-19 after arriving in South Korea. All USFK-affiliated individuals  arriving in South Korea from overseas are tested for COVID-19 and immediately quarantined for 14 days.
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午後3:17 · 2020年7月13日
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https://twitter.com/yujinfuse/status/1282562442971590658

布施祐仁 @『日報隠蔽』(集英社文庫)4/17発売@yujinfuse

検査をしないということは、無症状の者が動き回り感染を広げる可能性があるということだ。以下が沖縄の海兵隊の行動制限だが、基地内では割と自由だし、基地外についても完全な「ロックダウン」ではない。入国時のPCR検査は最低限の措置として要求すべきだと思う。日本政府は何をやっているのか?

(https://pbs.twimg.com/media/EcyTvZTUMAANjKd?format=jpg&name=900x900)

午後3:28 · 2020年7月13日
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 《在韓米軍は海外から来た全ての関係者にPCR検査》、アベ様や《日本政府はただちに在日米軍に要求すべきだ》。
 《日本政府は何をやっているのか?》、何もやっていないアベ様や小池「ト」知事。検査・検査・検査していないため、現状が何もわからない。誰が感染しているのか不明。《検査をしないということは、無症状の者が動き回り感染を広げる可能性があるということだ》、それをひたすら隠蔽し、検査者数を抑制して《アンダーコントロール》演出…もはや破綻。

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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/599656

米軍基地は「ブラックボックス」 コロナ拡大、目に見えぬ新たな脅威に
2020年7月13日 05:00

 【記者の視点】米軍関係者の新型コロナウイルス感染状況を発表する際、玉城デニー知事は明らかにいら立っていた。感染者数を知っているのに、米軍の意向で県民に伝えられないからだ。「衝撃を受けた」「これだけのクラスターが発生するとは」。ギリギリの表現で危機感を示すのがやっとだった。

     (米軍普天間飛行場に出入りする車両をチェックする米兵
          =7日午後7時半、宜野湾市大山(国吉聡志撮影))

 夜になって米軍が感染者数の公表に応じたのは一歩前進だ。ただ、米軍の裁量に委ねる実態は変わらず、県民の不安解消には不十分と言わざるを得ない。

 根本的な問題は、沖縄本島の約15%に及ぶ面積に米軍基地や演習場が点在するにもかかわらず、その中では国内法が適用されないことだ。新型コロナの予防措置、検査や医療の体制、感染者の行動、隔離方法など分からない事だらけだ

 県は新型コロナの影響による2~5月の経済損失を約1900億円と見込む。それでも県民は歯を食いしばり、外出や営業を自粛し、感染を抑え込んだ。米軍基地内での感染拡大は、その努力を一瞬で水泡に帰すような結果だ

 さらに軍の論理を優先するようでは、憤りは増す。情報不足は不信や不安につながり、偏見やデマを生み出し、社会が混乱する恐れもある。未曽有の緊急事態に、米軍は知事に情報を集約し、公表の判断を任せることはできないだろうか。

 このままでは、米軍から派生する騒音や事件、事故のほか、感染症という目に見えない脅威と負担が新たに加わったと認識しなければならない。

 日本と東アジアの安全を守る名目で駐留する軍隊が、県民の命や健康を脅かす事態は許されず、基地を提供する日本政府も抜本的な対策を急ぐべきだ。(政経部・福元大輔)
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