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●「恥」の三重塗り: 高市早苗氏・稲田朋美氏の「ネオナチ」写真問題・「在特会」機関紙執筆問題

2014年09月20日 00時00分55秒 | Weblog


asahi.comの記事【ヘイトスピーチ「法規制を」 国連委が日本に改善勧告】(http://www.asahi.com/articles/ASG8Y5JPRG8YUHBI01G.html?iref=comtop_6_01)。
東京新聞の社説【「ヘイト」規制 国会デモにも広げる愚】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014083002000127.html)と、
コラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014083102000148.html)。
asahi.comの記事【高市総務相ら、「ネオナチ」と写真撮影 英紙など報道】(http://www.asahi.com/articles/ASG9B6CYGG9BUTIL03H.html?iref=comtop_6_06)。
CMLの記事【[CML 033958] 在特会御用達の雑誌に寄稿】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/034022.html)。
asahi.comの記事【女性閣僚たちへの違和感】(http://webronza.asahi.com/culture/2014091700004.html?iref=comtop_btm)。

 国連委が、「ヘイトスピーチ(憎悪表現)問題に「毅然(きぜん)と対処」し、法律で規制するよう勧告する「最終見解」を公表した。慰安婦問題についても、被害者への調査や謝罪を求めた」・・・・・・世界に向けての恥さらし。

 それにさらに輪をかけて、「「ヘイト」規制 国会デモにも広げる愚・・・・・・政権批判は耳が痛くても、民の声に耳を傾けることこそ政治家の仕事ではないのか」? その発言者・高市早苗氏は当然として、座長・平沢勝栄氏や各委員はこんな発議に異議を唱えないのであれば高市氏同様の「愚」「恥」。
 「自民党の高市早苗政調会長が国会周辺での大音量デモの規制強化を検討したい考えを示したという▼人種や民族の差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)の対策を検討する会合での発言だそうでヘイトスピーチと、民主主義を守る「道具」の平和的デモを同じ「悪口」と見なしているのか▼国会周辺のデモの音によって「仕事にならない」とおっしゃるがそれは考え違いだろう。デモの声を聞き、なぜデモが発生しているのかを考えるのも、議員としての仕事、務めであるはずだ▼デモの音を政府を批判する「騒音」としか感じないのでこういう発言になる」・・・・・・「仕事にならない」という高市早苗氏に是非「仕事」をさせましょう、皆さん。

   『●「完全にブロック」「原発事故によって
         死亡者が出ている状況ではない」も相当に「恥ずかしい」

    「「国会周辺での大音量の街宣やデモに対する規制も併せて
     議論する方針を確認した。高市早苗政調会長は・・・・・・」
     ・・・・・・さ~すが、抗議している市民に向かって「テロリスト
     呼ばわりする自民党である。ヘイトスピーチミソクソ(もちろん
     クソヘイトスピーチ)にするとは、呆れます」

   『●「議論の土壌は大丈夫か」?:
      自民党ヘイトスピーチ法規制PTの如何わしさよ・・・・・・



 一方、国際社会に向けての恥のさらなる重ね塗り。「ナチス・ドイツのシンボル「かぎ十字」に似た旗などを掲げて行動する団体の男性代表と一緒に写真に納まっていた」・・・・・・さて、今度は、高市早苗氏はどんな言い訳をするつもりでしょうね?

 さらにさらに、「自民党の高市総務大臣と自民党の稲田政調会長が寄稿していた雑誌『激論』(オークラ出版)が、在特会の事実上の機関紙だったことが判明・・・・・・二人は「在特会だったとは知らなかった」と主張しています。それは嘘であることが判ります」・・・・・・ヘイトスピーチの大元締め「とある暴力集団」と超密接な関係にあった訳です。「ヘイトスピーチ規制」に絡めて「デモ」取り締まりを口にする訳ですよね。『朝日』叩きなどでお二人の大好きな「責任」という言葉、しっかりと自身に顧みていただきましょう。麻生太郎氏の「ナチス発言」のように、有耶無耶にしてはいけない。

   『●麻生太郎氏「だれも気づかないでかわった。あの手口に学んだらどうかね」
   『●炭坑王一族の末裔による凄まじいまでの暴言・差別意識
   『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に
   『●彼・彼女らに投票した人達は何も感じないのだろうか?
   『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」


 最後に、「改造後の世論調査(朝日新聞)では、これまで低かった女性の内閣支持率がはね上がった」・・・・・・そうです。全く理解不能です!!、自民党支持者および「何も考えない」有権者の皆さん。

   『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
    「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」


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http://www.asahi.com/articles/ASG8Y5JPRG8YUHBI01G.html?iref=comtop_6_01

ヘイトスピーチ「法規制を」 国連委が日本に改善勧告
松尾一郎 2014年8月30日01時20分

 国連人種差別撤廃委員会は29日、日本政府に対して、ヘイトスピーチ(憎悪表現)問題に「毅然(きぜん)と対処」し、法律で規制するよう勧告する「最終見解」を公表した。慰安婦問題についても、被害者への調査や謝罪を求めた

 「最終見解」は、日本が1995年から加入する人種差別撤廃条約に基づく対日審査の総括に当たり、01年、10年に続き3回目。勧告に法的拘束力はないが、外国人労働者への差別問題など、約30項目で是正を要請した。

 東京や大阪を中心に在日韓国・朝鮮人を中傷するデモが最近活発になっていることを受け、同委員会は今回、「ヘイトスピーチ」問題について初めて勧告した。委員会はまず、ヘイトスピーチについて「デモの際に公然と行われる人種差別などに対して、毅然と対処すること」を求めた。

 また、ネットなどのメディアやデモを通じてヘイトスピーチが拡散している状況に懸念を表明。「ネットを含めたメディア上でのヘイトスピーチをなくすために適切な措置をとること」などを求めた。ヘイトスピーチにかかわる官僚や政治家への適切な制裁を促した。さらに、ヘイトスピーチの法規制や、人種差別撤廃法の制定を要請した。


・・・・・・・・・。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014083002000127.html

【社説】
「ヘイト」規制 国会デモにも広げる愚
2014年8月30日

 政権批判は耳が痛くても、民の声に耳を傾けることこそ政治家の仕事ではないのか。人種差別的な「ヘイトスピーチ」規制に便乗した国会周辺のデモ活動への規制強化は、民主主義を危うくする。

 国会周辺のデモに対する規制強化を検討し始めたのは自民党のプロジェクトチーム(PT)だ。

 もともと、ヘイトスピーチ(憎悪表現)への対応を検討するために置かれたが、高市早苗政調会長は二十八日の初会合で、国会周辺の大音量のデモや街頭宣伝活動についても「仕事にならない」として、規制強化を検討するよう求めたのだ。

 国会周辺では毎週金曜日、複数の市民グループによる「首都圏反原発連合」が活動している。原発再稼働や特定秘密保護法、集団的自衛権の行使容認などへの反対を訴えてきた。

 政権側には耳障りだろうが、デモは有権者にとって意思表示の重要な手段だ。集会、結社や言論、出版などの表現の自由は憲法で認められた国民の権利でもある。侵すことは断じて許されない

 そもそも国会周辺のデモは「国会議事堂・外国公館等周辺地域の静穏保持法」や東京都の条例で規制されている。厳重な警備の中でも行われているのは、法律や条例に違反していないからだろう。

 実際、警察庁も自民党に対し、静穏保持法による摘発は年間一件程度と説明した、という。

 そのデモ活動と、国連人権規約委員会が日本政府に差別をあおる全ての宣伝活動の禁止を勧告したヘイトスピーチとを同列で議論することが認められるはずがない。

 ヘイトスピーチの放置は許されないが、法規制には慎重であるべきだ。治安維持を名目に、表現の自由など人権が著しく蹂躙(じゅうりん)された歴史的経緯があるからだ

 自民党の石破茂幹事長はかつて国会周辺でのデモ活動をテロ行為と同一視する発言をして陳謝した経緯がある。同党の憲法改正草案には表現の自由よりも公益や公の秩序を優先する規定まである

 表現の自由に枠をはめたいというのが自民党の本音なのだろう。在日外国人の人権を守るという理由で、政権批判まで封じ込めようとしているのなら、悪乗りがすぎる

 差別的な言論や表現をなくし、在日外国人らの人権を守り抜くために、品位ある国民としての英知を集めたい。指導者たる者が国家や民族間の対立をあおる言動を慎むべきことは、言うまでもない。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014083102000148.html

【コラム】
筆洗
2014年8月31日

 「大和ことばに讃(さん)打つな」。やや分かりにくいが、「奈良の方言にけちをつけるな」という意味という。「讃」は前向きな評価として使われるケースがほとんどだが、この場合は批評、論評のこと。辞書にもそういう意味の「讃」がある▼その奈良の方言の「おとろしい」。「おそろしい」からきているのだろうが、奈良での意味は、「やっかい」「面倒くさい」で「おとろしい仕事」とはわずらわしい仕事ということになるそうだ▼奈良出身の国会議員の話とはいえ、その発言に対し「讃打つな」というわけにはいかぬ。自民党の高市早苗政調会長が国会周辺での大音量デモの規制強化を検討したい考えを示したという▼人種や民族の差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)の対策を検討する会合での発言だそうでヘイトスピーチと、民主主義を守る「道具」の平和的デモを同じ「悪口」と見なしているのか▼国会周辺のデモの音によって「仕事にならない」とおっしゃるがそれは考え違いだろう。デモの声を聞き、なぜデモが発生しているのかを考えるのも、議員としての仕事務めであるはずだ▼デモの音を政府を批判する「騒音」としか感じないのでこういう発言になる。デモでの国民の声を「やかましい」と考え、規制を強めるのなら、こんな「おとろしい」ことはない。もちろん本来の意味の「おとろしい」である。
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http://www.asahi.com/articles/ASG9B6CYGG9BUTIL03H.html?iref=comtop_6_06

高市総務相ら、「ネオナチ」と写真撮影 英紙など報道
斉藤佑介、吉浜織恵 2014年9月10日23時38分

 高市早苗総務相ら自民党の国会議員3人が、ナチス・ドイツのシンボル「かぎ十字」に似た旗などを掲げて行動する団体の男性代表と一緒に写真に納まっていた。団体のホームページ(HP)に一時掲載された。欧州を中心とした海外メディアが相次ぎ報じた

 団体は「国家社会主義日本労働者党」。HPでは「外国勢力から祖国民族を守護」「日本民族の優秀性を確認し血の純血を保持」などと訴えている。撮影には高市氏のほか、稲田朋美政調会長と西田昌司参院議員が応じていた。

 団体代表の山田一成氏(52)や3議員の事務所によると、2011年夏、山田氏が論壇誌のライターとして個別に議員会館を訪れ、インタビューをした後、「一緒に写真を撮りたい」と撮影したという。

 高市氏の事務所は10日、「付き合いは全くない。出版社がスタッフとして連れてきた方が2ショットを撮りたいとのことで応じただけ。どういう人物か知らなかった」と説明。指摘を受け、出版社を通じて写真の削除を求めたという。

 稲田氏の事務所は同日、「所属団体を含む素性や思想はもちろん、名前も把握しておらず、それ以後何の関係もありません」と文書で回答。西田事務所は「彼が何をしている人物か全く分からなかった」としている。

 山田氏は「思想は明かしていない。記念にHPにアップしたが、議員に迷惑をかけるつもりはなかった」と答えた。

・・・・・・・・・。
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http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/034022.html

[CML 033958] 在特会御用達の雑誌に寄稿
donko at ac.csf.ne.jp donko at ac.csf.ne.jp
2014年 9月 19日 (金) 00:20:31 JST

 ・・・・・・です。

 自民党の高市総務大臣と自民党の稲田政調会長が寄稿していた雑誌『激論』(オークラ出版)が、在特会の事実上の機関紙だったことが判明しました。

   ネオナチ写真きっかけとなった高市・稲田議員ら寄稿の『撃論』
   在特会御用
達雑誌だったことが判明
       http://matome.naver.jp/odai/2141053850472682601?&page=1 

 二人は「在特会だったとは知らなかった」と主張しています。それはであることが判ります。

・・・・・・・・・

福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp

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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・

『伝送便』
http://densobin.ubin-net.jp/

私も編集委員をしています(^^;)
定期購読をお願いします!
購読料は送料込みで1年間4320円です。
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http://webronza.asahi.com/culture/2014091700004.html?iref=comtop_btm

女性閣僚たちへの違和感
2014年9月18日

     (写真:女性閣僚たちへの違和感
      内閣改造後の記念撮影で笑顔をみせる安倍晋三首相と
      女性閣僚たち=2014年9月3日、首相官邸)

 先日の内閣改造で、女性閣僚が5人誕生した。過去最多に並ぶ人数である。改造後の世論調査(朝日新聞)では、これまで低かった女性の内閣支持率がはね上がった。安倍首相は、「女性活用」政策を掲げるが、今度の閣僚たちをみると、職場と家庭での夫婦の役割分担に積極的な閣僚がいたり、肝心の女性活躍担当大臣が夫婦別姓に反対していたりと、どこまで女性の支持を集めていけるか疑問だ。しかも高市早苗氏の「ネオナチと記念撮影」報道まで出る始末。どうも危ないぞ、女性閣僚たち。
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