
[↑ ※ 「夢洲あぶない/やめてんか 大阪・関西万博開催」(週刊金曜日 1516号、2025年04月11日号)] (2025年04月19日[土])
半年間、爆発事故などが起きないことを、心から祈る。万が一何か問題が生じれば、それは、賭場開帳したいがために〝進軍〟し続けてしまったお維大阪「ト」知事三代の大罪である。メタンという《起爆剤》、落雷や台風・地震など災害…どうするの? 日射病やヒアリ…。学徒動員については、何かあれば、学校側に責任を押し付けるつもりだ。
メガソーラー火災のリスクについての窪田順生記者による、DIAMOND onlineの記事【逃げ場のない夢洲、万博会場は悲鳴の嵐…トラブルが続出する大阪万博で起きうる「最悪の事故」/窪田順生】(https://diamond.jp/articles/-/363315)によると、《「施設に関するゴタゴタ」も起きた。万博協会は開幕初日の雨によって「大屋根リング」の一部で「雨漏り」が見つかったと発表したが、その後の調査で「雨といの水があふれ出たことが原因とみられる」と修正したのである。未だに工事が間に合わず開館していないパビリオンもあるように、今回の万博全体に「ドタバタ感」が漂っているのは否めない。そうなると、やはり来場者として不安になるのが「事故」ではないか。危機管理の仕事をしていて何度か実際に目の当たりにしているが、大きな事故の前は、小さなミスやトラブルが多発することがよくある。つまり、大阪万博のドタバタ感はこれから起きる大きな事故の「前兆」かもしれないのだ》。
『●《橋下徹…「万博が実現したのは松井さんの政治力。安倍さんのおちょこに
酒をついで『(万博は)必要ですよね総理』と口説いた」》』
【政界地獄耳/おちょこで決まる税金の使い道】《橋下は15年12月、
松井、吉村とともに当時の首相・安倍晋三、官房長官・菅義偉との
酒席を振り返り「万博が実現したのは松井さんの政治力。安倍さんの
おちょこに酒をついで『(万博は)必要ですよね総理』と口説いた」
と暴露。「お酒をつぎ倒して実現した」と解説すると、吉村も
「おちょこ事件」といって「あの事件以来、グワーッと動いた」
と振り返った。国民の税金はこうして使い道が決まっていくようだ》
『●【吉村洋文知事の3つの大言壮語/今西憲之】《予算は膨張に膨張》
《阪神・オリックスの優勝に便乗するも》《空飛ぶクルマもトーンダウン》』
『●「万博より被災地復興を」「万博の予算を被災地に」…アノ三代目司会者
の下、『探偵!ナイトスクープ』に三代目大阪「ト」知事がパクパク登場』
『●世界中の《人を呼んで祭りをする会場にはそもそも不向き…ゴミ処分場とし
ての優位性は、祭り会場としては最悪の欠陥…「ゴミの島 夢洲の正体」》』
『●お維祭り工事現場で懸念されていたガス爆発事故…自見英子万博担当相「仮
に今後、工事に伴ってメタンガスが発生した場合には、施工者が直ちに…」』
『●お維祭り工事現場でガス爆発事故…こんなゴミの島夢洲・大阪万博に子供た
ちを招待という名の動員なんてあり得ない、親御さんに不安が広がることは必至』
『●お維「政治屋」塾で、一体何を「学び、感じ、世界を広げる」のだろう
か? お維祭りやカジノのように税金を「パクパク」する方法ですか?』
『●《「このまま強行すれば『大阪アホ万博』」…巨額の税金を投入して、
7割もの人々が不要だと回答するお祭りにどれほどの意味があるのか?》』
『●お維の《あらゆる腐敗が爆発》(適菜収さん)…《爆発が起きているのに
「もともとガスが出るというのはみんなわかっている」…開き直り》(リテラ)』
『●お維のお祭り会場でのメタンガス引火爆発事故、消防連絡は4時間半後、
そして、クジラの「淀ちゃん」死体処理の闇…お維の《あらゆる腐敗が爆発》』
『●お維の《いのち輝》かない事件が起きてからでは遅い…お維祭り【会場
「ガス爆発事故」では天井も破損していた! シレッと追加被害公表…】』
『●お維のお祭り会場…《つまり裏を返せば、何らかの拍子で事故が起こっても
不思議はない危険な場所なのだ…さらに危険の度合いは増したと言えよう》』
『●お維《「2割のお友達のための政治と、7色の嘘」で投票率が低い故に選挙に
勝ち上がり、履き違えた権力を振りかざし…ウソにまみれた政治を…展開》』
『●元通訳氏の件、MGMともつながり。そして、賭場開帳が《日本再生の切り
札》とご執心なお維の元祖大阪「ト」知事は《全国民を勝負師に》とご宣託』
『●《大阪府では無料招待の学校用に1日あたり10台のバスを提供》…学校に
踏み絵を踏ませ、自腹を切らせる、どこが無料? 学徒動員という〝教育〟』
『●《子ども102万人の無料招待計画》…「参加しない」という選択肢が無く、
子供の命を賭す《招待》という名の学徒動員、お維は正気を失っている』
『●賭場開帳に向けたお維によるお維のための祭りに《子ども102万人の無料招
待計画》…こんな所に子供たちを無料招待という名の動員なんてあり得ない!』
『●傷は日々深く…賭場開帳に向けたお維によるお維のための祭り、さっさと
中止すべきだ。メタンガスに加えて、硫化水素ガスも発生する始末…』
『●『五輪と万博 開発の夢、翻弄の歴史』著者・畑中章宏さん「今の大阪万博は、
IR…を目指す大阪維新の会の政治的目的のイベントになってしまっている」』
『●斎藤元彦兵庫県知事というお維案件…《「優勝パレード」問題…信用金庫へ
の県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った》』
『●賭場開帳のための〝お維祭り〟という大阪「万博に能登の子どもたちを
招待」という〝学徒動員〟にふるさと納税? 支離滅裂な大阪「ト」知事…』
『●《山本理顕氏も指摘する万博協会の「無責任」》…吉村洋文大阪「ト」知事
=日本国際博覧会協会副会長(理事)には大きな責任がありますよね?』
『●《キケンでムダな大阪化石万博》、行ってみたいですか? 「万博チケット
売れない」…お維およびお維支持者の皆さん、一体「どないすんの!?」』
『●お維・吉村洋文大阪「ト」知事がアノ大阪「ト」構想の検討チームを設置…《過去
2度も住民投票で否決されている大阪都構想を再び持ち出し…》(HUNTER)』
『●《ユーザーの基本情報…生体情報…所属先に関する情報》、大阪万博に行くと
《個人情報抜き取り》放題…《不安》なくお維祭りに行ける皆さん、正気?』
『●《おちょこ事件》がその原点…以前から《失敗》が自明だったのに、賭場
開帳したいがために〝進軍〟し続けてしまったお維大阪「ト」知事三代の大罪』
『●《「…経済上昇の起爆剤にもなるのでは」…カジノを含む…IR…にも期待…
「…観光客を増やせる。ごみ捨て場とされた夢洲を活用できるのはすごい」》!?』
『●賭場開帳のためのお維祭り=万博がとうとう開幕…事故や問題の発生確率は
「万が一」どころではないが、爆発事故などが起きないことを心から祈る』
『●日本国際博覧会協会副会長(理事)が吉村洋文大阪「ト」知事…《吉村知事と
いえば「玉川徹は出禁」発言で大顰蹙を買った》のと、〝赤旗出禁〟は同じ構図』
『●《「健康」「いのち輝く未来社会のデザイン」…万博のテーマはどこにいって
しまった》? お維お得意の「身を切る改革」? 〝学徒動員〟は学校の責任…』
『●アベ様やスガッチ、お維大阪「ト」知事三代のおかげで、イシバ首相や
「やんごとなき」皆さんも大変ですね…くっだらない賭場開帳のためのお維祭り』
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【https://diamond.jp/articles/-/363315】
逃げ場のない夢洲、万博会場は悲鳴の嵐…トラブルが続出する大阪万博で起きうる「最悪の事故」
窪田順生:ノンフィクションライター
2025.4.17 6:30
(公式キャラクターのミャクミャクも知らないであろう
大阪万博が抱える深刻リスクとは? Photo:JIJI)
|トラブル続きの大阪万博…
|「ドタバタ感」は大事故の前兆か?
これだけの巨大イベントなのでしょうがない部分もあるが、スタートからちょっとバタバタしすぎではないか――。
4月13日に開幕した大阪万博で「トラブル」が続いている。
まず初の逮捕者を出したのは「爆弾騒ぎ」だ。西ゲートを手荷物検査を拒否して通過しようとして80歳男性が持っていた黒いリュックサックを地面に放り投げて、「こんなんいらんわ。あんたにあげるわ。爆弾が中に入っている」と言った。
結局これは嘘だったが、男性は威力業務妨害の疑いで逮捕。「万博ファンで、楽しみにしていた万博にテンションがあがり、遊び半分の気持ちで言った」とのことだ。
「火災騒ぎ」も続いている。13日には東ゲート上空に煙や異臭が確認され、消防車8台が駆けつけた。ちなみにこの時、万博協会から報道陣に「撮影NG」の通達が出されたと報じるメディアもあり、ネットやSNSではこの対応を批判する声があがっている。また、15日にはオーストラリアパビリオンで火災報知器が作動し、来場者が一時避難する騒ぎがあった。
「施設に関するゴタゴタ」も起きた。万博協会は開幕初日の雨によって「大屋根リング」の一部で「雨漏り」が見つかったと発表したが、その後の調査で「雨といの水があふれ出たことが原因とみられる」と修正したのである。
未だに工事が間に合わず開館していないパビリオンもあるように、今回の万博全体に「ドタバタ感」が漂っているのは否めない。そうなると、やはり来場者として不安になるのが「事故」ではないか。
危機管理の仕事をしていて何度か実際に目の当たりにしているが、大きな事故の前は、小さなミスやトラブルが多発することがよくある。つまり、大阪万博のドタバタ感はこれから起きる大きな事故の「前兆」かもしれないのだ。
では、これから万博を楽しもうという人たちはどのような「事故」に注意すべきか。個人的に不安に感じているのは「メガソーラー火災」である。
ご存じの方もいるかもしれないが、大阪万博の西側エリアにはメガソーラーがある。住友電工や大阪信用金庫などの日本企業11社が参加した「大阪ひかりの森プロジェクト」によるもので、その敷地は15ha。東京ドーム3個分にも及ぶ広さだ。約3200世帯分の年間電力消費に相当する約10メガワットを発電する。平成25年10月のスタート時のソーラーパネルは3万6480枚だった。
(夢洲メガソーラーの位置(画像は大阪市HPより))
もしこの夢洲メガソーラーで火災が発生した場合、大阪万博会場は阿鼻叫喚の大パニックが引き起こされてしまう恐れがある。
まず、問題なのは「メガソーラー火災はなかなか鎮火できない」という事実があるからだ。例えば昨年4月、宮城県仙台市青葉区の「西仙台ゴルフ場メガソーラー発電所」で何かしらの原因で、ソーラーパネル下の草が引火して火災が発生。ポンプ車など36台が駆けつけて消火活動をしたが鎮火まで22時間かかっている。
その1カ月前には鹿児島県伊佐市にある「ハヤシソーラーシステム高柳発電所」で蓄電池が発火したと見られる火災が発生。こちらも鎮火まで20時間以上かかっている。
では、なぜこんなに時間がかかるのか。元麻布消防署長 坂口隆夫氏はメディアの取材にこう答えている。
「メガソーラーの火災というのは、一つは放水をやっているときに感電をする。パネルの一部が残っていれば、夜間であっても電気の光だとか、火災の炎の光によって発電しちゃうんですね」(FNNプライムオンライン 24年4月16日)
このような形でメガソーラー火災が長引くことで心配されるのは「爆発」や「有毒ガスの発生」である。先ほど触れた鹿児島のメガソーラー火災では、施設内に併設された大容量のリチウムイオン蓄電池設備のある建屋内で爆発が起きて、消火活動中の消防職員4名が負傷した。
これを受けて消防庁が「電気設備等における警防活動時等の留意事項について」という以下のような通達を出している。
「電気施設の火災は、感電危険や絶縁被覆等の燃焼による有毒ガスの発生など消火活動上の困難性・危険性が高く、安全管理上特段の注意を払う必要があります」
つまり、もし夢洲メガソーラーで火災が起きた場合、太陽光パネルや蓄電池、配線などが燃えることで発生する有毒ガスを、すぐ近くの万博会場にいる数万人が吸い込んでしまう恐れがあるのだ。
「さっきから黙って聞いてれば、鎮火まで時間がかかるとか不安を煽っているけれど、そもそもメガソーラー火災なんて滅多に起きるもんじゃないだろ」と冷笑される方も多いだろう。
おっしゃる通りで、筆者も全国各地にあるメガソーラー全てにこんなリスクがあるなどと思っていない。ただ、夢洲のメガソーラーに関しては、火災が発生しやすい特殊な要因があるので、用心するに越したことがないと言いたいのだ。
ここまで言えばお分かりだろう。そう、「メタンガス」だ。
4月6日のテストラン当日、万博協会が引火すれば爆発の恐れがある濃度のメタンガスが検知されたと発表して一時、来場者の立ち入りを規制した。付近にキッチンカーが並ぶエリアということもあって「シャレにならない」というわけだ。しかし、本当にシャレにならないのは、これが「自分たちで調べた結果ではない」ということだ。
「独自にガス濃度を測定したテストラン参加者から通報があり、消防などが調べたところ、爆発のリスクがある空気中の濃度5%を超えていた」(読売新聞オンライン4月7日)
万博公式サイトでは毎日、会場周辺の気候と共に「ガス安全確認状況」を更新して「安全」をアピールしているが、そういう運営側の発表への信頼度がガクンと落ちてしまったのだ。
「メタンガスの問題はあるが、それをメガソーラー火災に結びつけるのは飛躍しすぎだ!」というお叱りもあるだろう。もちろん、筆者もこれが「妄想」のまま閉会を迎えてほしい。しかし、一方で「飛躍」とも言えない事実もある。
|メタンガス爆発事故現場に近い…
|ソーラーパネルの設置位置
このメタンガスが検知されたのは、万博会場の西側「グリーンワールド工区」。会場マップで見ると「フューチャーライフゾーン」にあたる。ここは実は昨年3月に爆発事故が起きている。
《2024年3月28日(木曜日)10:55頃、グリーンワールド(GW)工区の屋外イベント広場横、東側のトイレ1階で、溶接作業中に発生した火花が、配管ピット内に溜まったメタンガスに引火したことにより、1階床などが破損しました。この事故による、けが人はありません》(EXPO2025公式サイト お知らせ 24年5月22日)
実際に爆発事故も起きて、つい最近も引火する濃度が検知されている。つまり、会場西側のフューチャーライフゾーンというのはかなり高い確率の「メタンガス引火リスク」があるということだ。
そして、万博会場の地図を見ていただきたい(下画像)。フューチャーライフゾーン(画像左、黄緑色)の右上、「風の広場マーケットプレイス」に隣接する形で、細長い四角が無数に並んでいるエリアがあるだろう。万博オフィシャルマップにはなんの説明もされていないが、実はそこが夢洲メガソーラーである。
(大阪万博の会場マップ(画像は大阪万博HPより))
そしてもうひとつ看過できない「事実」が、この夢洲が海に浮かぶ埋立地がゆえ、「海から吹く風が強い」ということだ。万博公式サイトにも「現在の万博会場は西風が強く」とある。
最近多い山火事を見てもわかるように、「強い風」は延焼拡大の要因である「飛び火」を発生させてしまう。もし仮にフューチャーライフゾーンでメタンガスが引火して、爆発や火災が起きてしまった際、いつものように海から強い西風が吹いていたら、「飛び火」が向かうのはフューチャーライフゾーン東側、そこには、メガソーラーが広がっているのだ。
この位置関係こそが、私が「メガソーラー火災」を心配している理由だ。
もちろん、このような不測の事態に備えて、大阪市消防局も万全の体制でのぞんでいるはずだ。万博会場の南東側、日本館からもほど近いバックヤード棟には消防待機所があるので、火災あれば迅速に対応をしてくれるはずだ。
しかも、この消防待機所では大阪発祥の消防車メーカー、モリタホールディングスが最新鋭の消防車両やシステムを持ち込み、大阪市消防局と連携して実証実験を行っていると報道されているので心強い限りだ。
ただ、それでも一抹の不安がよぎるのは、やはりこの万博の立地だ。
夢洲というのは、同じく人工島である舞洲との間に架かる「夢舞大橋」と、咲洲との間を海中で結ぶ「夢咲トンネル」という2つのアクセスルートしかない。
メガソーラー火災に限らず、南海トラフ地震や津波、テロなど不測のアクシデントが発生したら、夢洲の中にいる数万人が一気にこの2つのルートに押し寄せる。過去の事故を教訓にすれば「将棋倒し」や、韓国の梨泰院であった「群衆雪崩」も想定される。
また、もし交通集中や事故などでこの2つのルートが塞がれてしまった場合、数万人が陸の孤島に取り残されてしまう。先ほど述べたように、メガソーラー火災で発生する「有毒ガス」から逃れる術もなく、モロに吸い込んでしまう人が多数でるかもしれない。
この「2つのルートだけで人々をパニックなく避難させられるのか」というのは、万博の後にできる「大阪IR」にも共通している課題だ。
…という話をしている間も、万博会場の安全を守るために昼夜問わず奮闘をしている方たちがたくさんいらっしゃる。その尽力には頭が下がる。
来場する側としてせめてできることは、今述べたような「リスクのある立地」ということを常に頭に入れて、不測の事態が起きた際にパニックにならず、冷静に行動をすることしかない。
これまで述べたようなことがすべて杞憂で終わり、大きなアクシデントなく半年の会期が終了することを心から祈って、本稿の結びとしたい。
(ノンフィクションライター 窪田順生)
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