阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
1942年生まれが江戸川区から。

仏ミシュラン三つ星小林シェフ 喜び浸る両親 パリでミシュラン三つ星を取った小林シェフは諏訪市出身  長野日報

2020年02月01日 | 諏訪便り

2020年1月29日 6時00分 

ミシュランガイドで三つ星を獲得した小林圭さんの実家は諏訪市中金子で、両親の秀俊さんと範子さんは、下諏訪町御田町で「ダイシメ惣菜店」を経営する。2人の元には28日午前6時すぎ、本人から「三つ星が取れたよ」と連絡が入った。「おめでとう、良かったな」と秀俊さん。早朝の国際電話で短い会話だったが、親子で喜びに浸った。
圭さんは諏訪南中学を卒業後、進学した高校を中退してフランス料理の道に進んだ。茅野市のホテルと東京のレストランで料理人として計5年半修業した後、「本場で学びたい」と渡仏。リヨンやブルターニュ地方など各地で腕を磨き、パリ中心街に自らの店「ケイ」を開いた。
一つ星、二つ星と順調に格付けを上げてきたが、「(最高ランクの)三つ星はそう簡単に取れないはず」と以前から再三言っていた。ただ、昨年夏に帰国した際、交わした会話からは「絶対に取りたい」という強い気持ちが伝わってきたという。
子どもの頃から気が強く、一本気の性格で、「本人も懸命だったし、周りの人にも恵まれたと思う」と秀俊さん。ひっきりなしの電話や訪れる常連客の祝福に笑顔で応えつつ、「今度帰国して会うときには改めて『おめでとう』と抱き締めてやりたい」と話す。範子さんは「これからが大変。シェフが倒れるわけにはいかないので、健康に気を付けて仕事に向き合ってほしい」と気遣った。


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