阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。あちこちでShootする写真日記。お遊びもあり。

下総の国の住人Kさん夫妻の韓国ソウルの旅  その4/完     青瓦台、景福宮、広蔵市場

2024年06月19日 | 下総の国の住人Kさんの寄稿アルバム集

                  広蔵市場☝

1966年4月に伊予の国は新居浜の工場独身寮で初めて顔を合わせて以来の長い付き合いになる友人Kさんからソウル旅行の多彩な写真付きメールが届きました。

 Kさんは千葉県印旛郡栄町で生まれ育った生粋の下総人です。

Kさんは長く新居浜勤務でしたが、新居浜勤務を経て大阪勤務だった阿智胡地亭と東京の神田事務所にそれぞれが転勤になりまた顔を合わせるようになりました。

Kさんのメール⇒

「明洞でソルロンタンの朝食をとり、地下鉄で景福宮駅へ、ここから歩いて青瓦台へ向かう。

青瓦台は2年前まで大統領府で警備も厳しかったが今は一般開放されている。

歩いて行って最初に正面に見えるのが迎賓館、先日の韓日中の首脳会談が行われた場所だ。

 少し歩くと青瓦台の正門の前につく、開門35分前だが大型観光バス1台と20人くらいが集まっていた。

30分前に第一ゲートが開き正門の前まで進むとその後続々と観光バスと人が集まってくる。

9時ちょうどに正門が開きここで入場手続きかと思ったら違って第一ゲート横の手続き所へ案内され

パスポートを提示して完了、リストバンドの入場券が発行された。入場料は無料。

 正門を入ると芝生の大庭園と青瓦台本館が目の飛び込む。

指定されらルートで赤いじゅうたんが敷かれた階段を昇り2階へ、

歴代大統領の肖像画の展示された部屋、、接見室、大統領執務室など。

一階へ降りると外国要人より贈られた品々が展示してある。

日本関係では江戸切子グラス、第15沈壽官の夫婦湯飲みがあった。

 外に出て正面玄関からの大庭園の芝生と南山の眺めは素晴らしい。

坂を上っていくと大統領とその家族が生活した大統領官邸、1990年に新築された伝統的な木造様式で太い柱と格子、青瓦が映えている。

外側を一周する見学コースになっていて一部の部屋は扉が開けられ中を覗き込むことができる。

 青瓦台を出て向かいの神武門より景福宮に入った。

券売機で入場券を買おうとしたら案内のおばちゃんがパスポートを持ってこっちに来いという、

パスポートを別の入場係のおばちゃんに見せたら「無料」と言われて入場できた。

   景福宮は何度も訪れているが朝鮮後期の王、高宗が書斎として使用していた集玉斎が修復され図書館として

最近一般開放されているので興味があった。書斎なので落ち着いた部屋だった。

代表的な建物、香遠亭、慶会楼、勤政殿、興禮門、光化門を経て地下鉄に乗った。

日曜日、天気にも恵まれ大勢の観光客だった、韓服を着た韓国人、そして外国人も目立っていた。

 次は今回の旅の目的の一つ、牛生肉を食べるために広蔵市場へ向かった。

日曜日の昼時、市場の屋台街が大勢の人で賑わっていたが何とか目的の店を見つけた。

ユッケ(牛生肉)と活き手長だこ、チジミ盛り合わせ、マッコリを注文、タコは肉の中でうごいている。

全州でユッケビビンバを食べたことが有るが200gのユッケは初めて食べた、最高。

ユッケ

手長だこ、エビ、モツ鍋

  夕食はタッカンマリ、東大門タッカンマリ横丁が有名だが明洞の隣昔の雰囲気の残る忠武路の飲み屋街にある

テソンタッカンマリへ、創業35年の老舗でおばちゃんが一人で切り盛りしていた。

鍋に若鳥一羽とジャガイモ、ネギなどの野菜、ワンタン、韓国餅が入っている。

シメは麺を追加したら別のスープを足して細めの生めんを入れ充分に煮込んでいた、量も多かった。

この日は最後の晩だったので生マッコリ2本を開けた。

古い街、店なので店内にトイレがない、266m先にトイレがあると言われたが夜道で分かりずらいと思い

急いでホテルに帰った。

 

 帰国日の朝食はコムタン専門店1939年創業の老舗河東館へ、大統領官邸からの出前も断り続け歴代大統領

のそうそうたる面々がこの店を訪れたという逸話付きの店だ。

2018年火災にあったが再建され、店内は清潔で小ぎれいだった。

厨房の横の大きな冷蔵庫から大きな肉、内臓の塊を出して解体作業をしていた。

 ソウル旅5日間は天気にも恵まれ多くの人の助けで目的を達成できた。

Wi-Fiはレンタルせず、持参した旅の指さし会話帳も開かずになんとか乗り切った。

明洞、景福宮、広蔵市場等でコロナ禍から復活した多くの観光客、地元の人、若者を見て元気が湧いてきた。」

◎Kさん テレビや新聞の報道で知るソウルとはまた違う切り口もあって やはりその場に立つことが大切だなぁと思いました。

フェイクも含めて情報が飛び交う現在だからこそ「現場・現実・現物の三現主義」はいつのどんな状況でもますます間違いなさそうです。

 ソウルの今の多様な沢山の画像をありがとうございました。

 


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