阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
1942年生まれが江戸川区から。

東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年05月20日(日)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載。

2024年06月20日 | 東日本大震災ブログ
2012年05月20日(日)
 
お墓参りにもいけない  福島原発  原発立地県民の危惧
 
あぶくま抄(5月19日)福島民報コラム
 
 大熊、双葉両町にまたがる東京電力福島第一原発の登録住所は大熊町夫沢字北原22。近くに実家のあるいわき市の女性が悩んでいる。「墓参りにも行けないのでは先祖に申し訳ない。お墓を移そうか…」

 墓の問題が新たな人口流出につながる-。経済団体が開いた講演会で指摘があった。原発事故後に県外に移り住んだのは、子どもの健康を不安視する若い世代が多い。お年寄りはとどまってきた。ところが最近は墓石が壊れたことなどをきっかけに、墓参りしやすい場所に移転を考える高齢者が増えているという。

 人口減は地域経済を縮小させ、復興の大きな妨げになる。本県の人口は震災前から減少傾向にあり、講演会の講師はこれ以上の流出を食い止めるためにあらゆる施策を講じる必要性を訴えた。「復興バブル」という言葉を聞く。しかし大災害の直後に一時的に消費が伸びるのは共通の傾向で、反動が怖い-ともする。

 一族の血脈を受け継いできた墓は特別な場所だ。お盆や正月に帰省するのは、家があるからではなく、墓があるからではないか。大切な心のよりどころまで立ち退きを迫られるとは…。原発事故の影響はまるで底なし沼だ。
2012年5月20日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
新聞・テレビ・雑誌から / 東日本大震災・原発 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/4900/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
 
20120518 「東京電力の責任」 自殺者遺族が訴え NHK9時のニュース
 
 
2012年5月20日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
今日の気になるネット情報 / 東日本大震災・原発 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/4899/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
 
20120519 原発の安全とは何か ~模索する世界と日本 NHKスペシャル
 
 
2012年5月20日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
今日の気になるネット情報 / 東日本大震災・原発 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/4898/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
 
細野・関西広域連合 議論噛みあわず
 
原発事故相 関西広域連合と議論
5月19日 19時21分 NHKニュース

 福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡って、19日、関西広域連合と細野原発事故担当大臣が意見を交わし、細野大臣が、運転再開に理解を求めたのに対し、大阪市の橋下市長や京都府の山田知事らは、政府の取り組みを批判しました。

大飯原発の運転再開に慎重な立場の関西広域連合の会合が、19日、大阪市内で開かれ、細野原発事故担当大臣が、政府の方針を説明するため、原発の関係閣僚として初めて出席しました。

この中で細野大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえて政府がつくった安全基準で、大飯原発の安全確認を行い、福島と同じ規模の津波が来ても対策は十分取れていると説明し、運転再開に理解を求めました。

これに対し橋下市長は「なぜ政府が原発問題で国民の信頼を得られていないか、よく分かった。福島と同じレベルの対策では、安心できないというのが多くの国民の感覚だ」と批判しました。

さらに「原発がどうしても必要だという場合にも、動かし方はいろいろある。臨時なのか1か月なのか2か月なのか。ずっとフル稼働していくような政府の説明に、国民は信頼を寄せていない」と述べ、仮に運転再開する場合は、条件を付けて限定的に行う方法もあると指摘しました。

また京都府の山田知事や和歌山県の仁坂知事も、政府の安全基準の作成に国の原子力安全委員会が関わっていないことや、原子力規制庁の創設が遅れていることを指摘したうえで、「新しい組織ができるまでは原発を動かすべきではない」と述べ、運転再開を急ぐ政府の姿勢を批判しました。

細野大臣は「安全対策に終わりはなく、大飯原発については特別な監視体制の構築を急ピッチに進めている」と答えましたが、議論は平行線のまま終わりました。

細野原発事故担当大臣は、記者団に対し、「率直な、いい意見交換ができた。われわれとしては、科学的知見に基づいて専門家が積み上げた3つの基準を当初の予定時間をはるかに超えて説明できた。

受け止めについては、それぞれいろいろな考え方があると思うので、きょう出席した皆さんがどういった思いを持っているか把握したうえで、政権全体で受け止めていく必要がある」と述べました。
2012年5月20日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
新聞・テレビ・雑誌から / 今日の気になるネット情報 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/4897/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
 
アメリカのTV局製作番組 「福島原発事故の余波」
 
20120517 外国メディアが伝えた「震災」 フクシマショック
 
 
BS世界のドキュメンタリー
原題:Nuclear Aftershocks
制作:WGBH/Palfreman Film Group (アメリカ 2011年)
2012年5月20日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
今日の気になるネット情報 / 東日本大震災・原発 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/4894/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
 
日本海溝に大きな地殻変動続く
 
震源域周辺海底で大きな地殻変動
5月19日 11時39分 NHKニュース

去年3月の巨大地震の震源地に近い、日本海溝沿いの海底で大きな地殻変動が続いていることが東北大学などの分析で分かりました。分析した専門家は「周辺の海底では地殻変動によってひずみがたまり、規模の大きな地震が起きやすい状態になっている」と指摘しています。

去年3月の巨大地震のあと、東北や関東の陸地や東の沖合の海底では、「余効変動」と呼ばれる地殻変動が続き、陸側の岩盤がゆっくりと東へずれ動いています。

東北大学などの研究グループが陸や海底に設置されたGPSの観測点や海底水圧計のデータを分析した結果、余効変動は、日本海溝沿いの海底で特に大きく、去年4月からの8か月間では、巨大地震の震源域の北側と南側でおよそ10メートル、房総半島沖ではおよそ7メートルに達していました。

こうした岩盤の動きは、地震の規模に換算するとマグニチュード8.5以上に相当するということです。

余効変動は巨大地震のあとによく見られる現象で、周辺に新たなひずみがたまると考えられています。このため、研究グループは、巨大地震の震源域の北側の青森県から岩手県の沖合や、南側の茨城県から千葉県の沖合、それに日本海溝の東側の海底などで規模の大きな地震が起きやすい状態になっているとみています。

東北大学災害科学国際研究所の飯沼卓史助教は「余効変動は10年以上続く可能性がある。東北や関東の沖合は地震の危険性が高い状態にあるため、これからも地震や津波への備えを続けてほしい」と話しています
2012年5月20日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
新聞・テレビ・雑誌から / 東日本大震災・原発 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/4895/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
 
東電のお役所以上の役所答弁に苛立つ福島県民 (福島民報)
 
東電具体性欠く回答 県対策協の賠償要求に 
(2012/05/19 10:20) 福島民報

 東京電力は18日、損害賠償の完全実施を求めた県原子力損害対策協議会の要求書に対して回答した。財物や精神的損害への賠償について具体性に乏しく、会長の佐藤雄平知事は「原子力災害の原因者としての誠意が全く感じられない」と東電の対応を批判した。

 回答には「検討している」「適切に対応する」などの表現が目立ち、財物賠償については「国及び関係自治体とも丁寧に調整しつつ、賠償基準の策定を進める」などとするにとどめた。

自主的避難に伴う1月以降の精神的損害についても「中間指針第二次追補を踏まえ適切に対応する」と明確にしなかった。

 協議会は先月27日、東電本店を訪れて26項目の要望書を提出し、18日までに回答するよう求めていた。協議会は今後も要求を続ける。
2012年5月20日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
新聞・テレビ・雑誌から / 東日本大震災・原発 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/4896/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  下総の国の住人Kさん夫妻の... | トップ | 06月19日に目に留まったSNS・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

東日本大震災ブログ」カテゴリの最新記事