![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/66/e3f0e42b51fa9832c88d1100b9ea768a.jpg)
灘区にお住まいのO先輩が、西宮神社の中にある「六英堂」を見てきたと画像を送って下さいました。
⇒「旧500円札でなじみの岩倉具視の私邸(六英堂)が、西宮神社で一般公開されているので、見に行ってきました。
6月中の土、日のみ公開されており、無料です。上の画像は池越しに、六英堂を望む。
もともと東京丸の内馬場先門にあった私邸の離れで、岩倉具視が病に倒れ療養中の明治16年に天皇が見舞い行幸された由緒ある建物である。
その折の様子を描いた絵が床の間に飾られている。
岩倉具視は両手を合わせて天皇を拝んでいる。隣は妹で、後ろに妻(後妻)が頭を下げている。
見た感じ、維新の英雄の住まいとしては小ぢんまりした質素なものである。
大正11年、川崎造船所の創業者川崎正蔵の遺族が、この建物を神戸布引に移築し、維新の英傑6人の位牌と写真を祀り、六英堂と名づけた。
6人とは、華族から岩倉具視、三条実美、薩摩から西郷隆盛、大久保利通、長州から木戸孝允、伊藤博文を指す。
戦後、財閥解体等で打撃を受けた川崎家は六英堂を手放し、紆余曲折を経て、現在は西宮神社で保存されている。
東京の高田馬場の玄国寺にも岩倉具視のもうひとつの私邸が移築されており、こちらのほうは立派らしい。
西宮神社と玄国寺に保存されている二つの建物の関係は分からないとか。」
♪O先輩ありがとうございました。西宮神社にこの旧跡がある必然性が、全くなさそうだというのが奇妙ですね。
主なき屋敷にかけられている絵は誰がいつ頃画かせたものかなど興味はつきません。
当地大磯にある旧吉田茂邸(先日焼失)の庭園内にも七賢堂と呼ばれる祠があり、これは幸い類焼を免れました。