
『本書は徳川将軍が小金原で実施した御鹿狩の全貌がわかる一書で、徳川幕府が最後に見せた一瞬の輝きを伝えるものです。
小金原御鹿狩に興味のある方、とくに幕末の嘉永2年に行われた小金原御鹿狩を詳細に知りたい方、あるいは近世史一般にご関心のある方々にもお勧めいたします。
小金原御鹿狩に関する出版物や文献は、大きく分けて二つあります。ひとつは、自治体史や資料集に取り上げられているもの、もうひとつは研究者による学術論文です。
前者は、小金原周辺地域や勢子人足を出した地域に残る古文書を基礎としたもので、その地域の歴史資料として編さんされたものですが、
小金原御鹿狩の詳細や全体像が解説されたものは少ないようです。
一方後者は、歴史研究者による研究論文であり、御鹿狩の目的や、幕府の組織構造・人事制度・軍事調練の実態などを解明しようとするもので、学問的に貴重な論考ですが、
当然のことながら、百姓勢子人足については触れられていません。これに対して、本書は関東各地に残された地域の古文書を調べ、かつ深く堀り下げ、
百姓勢子人足の実態を浮き彫りにするとともに、幕府の公文書が豊富に収載されている「大狩盛典」(国立公文書館所蔵)などを活用し、
小金原御鹿狩の全貌に迫ろうと詳細に調査分析した唯一のものだと言えるでしょう。』(本の紹介文)
Wikipediaから一部引用:
小金原御鹿狩(こがねはらおししかり)は、江戸時代に徳川将軍が現在の千葉県松戸市の小金牧の中野牧を中心として、鹿・猪等を狩った大規模な狩である。
狩を行った将軍と時期は、吉宗が1725(享保10)年と1726年の2回、家斉が1795(寛政7)年、家慶が1849(嘉永2)年である。家慶の狩には慶喜も同行している。
また『千葉縣東葛飾郡誌』(以下『東葛飾郡誌』)[1]によれば、寛永期に家光も狩を行ったが、小規模だったため記録が定かではないという。
狩は周到に準備を重ね、家斉の時には多数の勢子を用い、数日をかけて下総国のほか上総・常陸・武蔵からも獲物を追い込むという大規模なものであった。
鹿狩と言っても獲物には鹿以外の動物も多数含まれる。狩は将軍の娯楽だけではなく、軍事演習と将軍の示威、
牧の馬と餌が競合する草食動物や馬を襲う野犬の駆除等の目的もあった。
「徳川将軍の小金原御鹿狩」出版のご案内!
このたび、表記の書籍を出版させていただきました。徳川将軍が小金原で行った御鹿狩の全貌がわかる一書で、徳川幕府が最後に見せた一瞬の輝きを伝えるものです。
彩色絵図を多数掲載しております。ご興味がありましたら、ご購読をいただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
小金原御鹿狩や近世史一般にご関心のあるお知り合いの方にも、ご紹介いただければこの上ない幸せです。
なお、本書はAmazonでの販売に限らせていただいております。書店での販売は致しておりませんが、書店からAmazonに注文することができるかもしれません。
但し書店によってお断わりになるところもあるようです。その節は悪しからずご了承ください。
また、紙の書籍のほかに、少し遅れて電子書籍の販売も予定しております。パソコンやタブレットでお読みいただけますので、こちらもよろしくお願い申し上げます。
販売 :Amazon(POD:注文印刷)
出版社:デザインエッグ株式会社
価格(紙の本):3,388円(税込)
サイズ:B5番、頁数262頁
ISBN-13:978-4815018108(国際標準書籍番号)
Amazonのサイト:https://www.amazon.co.jp
「徳川将軍の小金原御鹿狩」で検索してみてください。
著者:大矢敏夫 拝
「徳川将軍の小金原御鹿狩」の目次
序章 ~十助の小金原御鹿狩(前編)
第一章 小金原御鹿狩とは
第二章 嘉永二年小金原御鹿狩の決定と準備
第三章 嘉永二年小金原御鹿狩における勢子人足
第四章 将軍と旗本たちの華麗な御鹿狩
第五章 獲物の下賜と褒賞・扶持
第六章 小金原御鹿狩あれこれ
第七章 嘉永二年小金原御鹿狩を振り返る
終章 ~十助の小金原御鹿狩(後編)
※序章・終章は、嘉永2年の小金原御鹿狩の世話役を勤めた名主の跡継ぎの若者「十助」を主人公とし、彼が二泊三日の御鹿狩の追い立てに加わった時の心情を描いたショート・ストーリーです。
勢子人足の実像を身近に感じていただけるものと思います。
小金原御鹿狩に興味のある方、とくに幕末の嘉永2年に行われた小金原御鹿狩を詳細に知りたい方、あるいは近世史一般にご関心のある方々にもお勧めいたします。
小金原御鹿狩に関する出版物や文献は、大きく分けて二つあります。ひとつは、自治体史や資料集に取り上げられているもの、もうひとつは研究者による学術論文です。
前者は、小金原周辺地域や勢子人足を出した地域に残る古文書を基礎としたもので、その地域の歴史資料として編さんされたものですが、
小金原御鹿狩の詳細や全体像が解説されたものは少ないようです。
一方後者は、歴史研究者による研究論文であり、御鹿狩の目的や、幕府の組織構造・人事制度・軍事調練の実態などを解明しようとするもので、学問的に貴重な論考ですが、
当然のことながら、百姓勢子人足については触れられていません。これに対して、本書は関東各地に残された地域の古文書を調べ、かつ深く堀り下げ、
百姓勢子人足の実態を浮き彫りにするとともに、幕府の公文書が豊富に収載されている「大狩盛典」(国立公文書館所蔵)などを活用し、
小金原御鹿狩の全貌に迫ろうと詳細に調査分析した唯一のものだと言えるでしょう。』(本の紹介文)
Wikipediaから一部引用:
小金原御鹿狩(こがねはらおししかり)は、江戸時代に徳川将軍が現在の千葉県松戸市の小金牧の中野牧を中心として、鹿・猪等を狩った大規模な狩である。
狩を行った将軍と時期は、吉宗が1725(享保10)年と1726年の2回、家斉が1795(寛政7)年、家慶が1849(嘉永2)年である。家慶の狩には慶喜も同行している。
また『千葉縣東葛飾郡誌』(以下『東葛飾郡誌』)[1]によれば、寛永期に家光も狩を行ったが、小規模だったため記録が定かではないという。
狩は周到に準備を重ね、家斉の時には多数の勢子を用い、数日をかけて下総国のほか上総・常陸・武蔵からも獲物を追い込むという大規模なものであった。
鹿狩と言っても獲物には鹿以外の動物も多数含まれる。狩は将軍の娯楽だけではなく、軍事演習と将軍の示威、
牧の馬と餌が競合する草食動物や馬を襲う野犬の駆除等の目的もあった。
「徳川将軍の小金原御鹿狩」出版のご案内!
このたび、表記の書籍を出版させていただきました。徳川将軍が小金原で行った御鹿狩の全貌がわかる一書で、徳川幕府が最後に見せた一瞬の輝きを伝えるものです。
彩色絵図を多数掲載しております。ご興味がありましたら、ご購読をいただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
小金原御鹿狩や近世史一般にご関心のあるお知り合いの方にも、ご紹介いただければこの上ない幸せです。
なお、本書はAmazonでの販売に限らせていただいております。書店での販売は致しておりませんが、書店からAmazonに注文することができるかもしれません。
但し書店によってお断わりになるところもあるようです。その節は悪しからずご了承ください。
また、紙の書籍のほかに、少し遅れて電子書籍の販売も予定しております。パソコンやタブレットでお読みいただけますので、こちらもよろしくお願い申し上げます。
販売 :Amazon(POD:注文印刷)
出版社:デザインエッグ株式会社
価格(紙の本):3,388円(税込)
サイズ:B5番、頁数262頁
ISBN-13:978-4815018108(国際標準書籍番号)
Amazonのサイト:https://www.amazon.co.jp
「徳川将軍の小金原御鹿狩」で検索してみてください。
著者:大矢敏夫 拝
「徳川将軍の小金原御鹿狩」の目次
序章 ~十助の小金原御鹿狩(前編)
第一章 小金原御鹿狩とは
第二章 嘉永二年小金原御鹿狩の決定と準備
第三章 嘉永二年小金原御鹿狩における勢子人足
第四章 将軍と旗本たちの華麗な御鹿狩
第五章 獲物の下賜と褒賞・扶持
第六章 小金原御鹿狩あれこれ
第七章 嘉永二年小金原御鹿狩を振り返る
終章 ~十助の小金原御鹿狩(後編)
※序章・終章は、嘉永2年の小金原御鹿狩の世話役を勤めた名主の跡継ぎの若者「十助」を主人公とし、彼が二泊三日の御鹿狩の追い立てに加わった時の心情を描いたショート・ストーリーです。
勢子人足の実像を身近に感じていただけるものと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます