古稀を迎える、いや迎えた?という風評が流れている、登山家にして写真家のさくら姐さんから
お仲間と「北海道の山登りをフルに楽しんできました」との便りがありました。
チョー忙しい日々の中、しっかり心身の鍛錬を続けて、平気で連続10時間の縦走をやってのけるさくら姐さんは
もうリスペクトするしかありません。(これまでのさくら姐さんの登場エントリはこちら)
「12日から、16日というか17日まで、利尻岳と大雪山縦走に行ってきました。久し振りの登山でしたがさくら姐気質で頑張りました。
7/12 関空から新しく就航を始めたpeach(NM103)で新千歳空港、そこから(ANA4929)で利尻空港へ移動。
鴛泊港近くの宿には15時到着。北海道は地元の人も驚かれるような大雨でした。
7/13 5時から予定していた利尻岳登山は、大雨で中止。鴛泊港から定期観光バスでの利尻島観光となりました。
途中で見えた利尻岳は鋭い岩のそそり立つ山でした。
7/14 雨も上がり5時に宿の車で利尻北麓野営場(登山口)に移動、5時半登山開始。
昨日の利尻岳と違い、登山口から眺めた利尻岳は最北の秀峰でした。
九合目から利尻山頂(標高1,721m)までは火山礫の急な尾根道が続きました。
利尻岳山頂まで私の口は貝のように閉じたままでした。登山所要時間は10時間。
7/15 予定していた礼文島には寄らず、鴛泊港から稚内港に移動。レンタカーで最北端の地を観光した後、層雲峡に向かいました。
層雲峡のホテルには17時に到着しました。
7/16 黒岳七合目(標高1,514m)までロープウェーとリフトを乗り継ぎました。
大雪山とは北海道中央部にある道内一の標高を競う山群の総称。
黒岳から道内最高峰の旭岳まで標高差777mを9時間弱で縦走しました。
黒岳七合目から黒岳山頂(標高1,984m)までの標高差は470m。
今回は道内第二の高峰・北鎮岳(標高2,244m)には登らず。
黒岳から中岳分岐(標高2,057m)を通り間宮岳(標高2,185m)に登りました。
間宮岳からは顕著な火口のある熊ヶ岳(標高2,210m)を右手に見て旭岳との鞍部に下りました。
鞍部から旭岳の東斜面の登りが一番きつかったです。斜面は傾斜のきつい大雪渓(トップの画像)を二か所登りました。
旭岳登頂は三度目です。
山頂から姿見駅までの下りは、今回が一番堪えました。
縦走所要時間は9時間。ロープウェイで山麓駅まで下りて、層雲峡のホテルから回送してもらったレンタカーで新千歳空港に向かいました。
縦走後、直に帰神する強行軍だったのに…ハプニング!発生!!!
予定は新千歳空港からpeach(NM110)に乗り三ノ宮解散23時50分でしたが・・・、
飛行機の発着が1時間遅れ。関空からMKタクシーで三ノ宮到着は17日24時50分。
25時30分帰宅。“これぞ遊び人の真骨頂”?」
さくら姐さん、まずはご無事の帰還、祝着至極であります。神戸空港から早速LCC(Low Cost Carrier)のpeachを使ったんですね。
写真の雄姿というか笑顔を見せて頂く限り、今回は全行程余裕しゃくしゃくの登山と見ましたが・・。
何となくの想像ですが、次はヒマラヤ登山紀行の便りが飛び込んできそうな予感が・・。