いつの間に きみたちは 阿久悠が10年以上前に作った詞だそうです。こんな言葉を体の中から引き出す阿久悠という人は、本当に凄い人だと思います。作曲は宇崎竜童。 |
2022/5/30 09:00 毎日新聞
フランス人を魅了した倍賞千恵子の「凛とした美しさ」 映画『PLAN 75』起用理由
倍賞千恵子主演映画『PLAN 75』予告編【2022年6月17日公開】
「第75回カンヌ国際映画祭」でカメラドール(新人監督賞)に準じるスペシャルメンション(特別表彰)を受けた早川千絵監督(45)の長編デビュー作『PLAN75』(6月17日公開)。75歳以上の高齢者に死を選ぶ権利を認め、支援する制度、通称<プラン75>が施行された近い将来の日本を舞台に、その制度に翻ろうされる人々を描いた物語。主人公・角谷(かくたに)ミチを演じたのは、映画『男はつらいよ』シリーズの渥美清演じる主人公・車寅次郎の妹・さくら役で知られる倍賞千恵子(80)だ。
【動画】映画『PLAN 75』予告編
倍賞は1961年に映画デビュー、俳優としてのキャリアは60年を超え、80歳を迎えた今も精力的に活動中。これまで数多くの作品でその存在感を遺憾なく発揮してきた。特に、寅さんの妹・さくら役は、気立てがよく、困っている人を見かけると、すぐに手を差し伸べる優しさと愛情深さを備えたまさにハマり役だった。
市井の人を演じたら右に出る者なしの倍賞は今回、勤勉に慎ましく生きてきたが、失職をきっかけに社会での居場所さえも失いかけ、<プラン75>の申請を検討し始めるという役どころを繊細に表現。それでもなお、自分で立っていたいと自身を追い込んでいく姿は、公に助けを求めにくい現代社会を投影しているかのようだ。
早川監督は、倍賞の起用理由を「観た人がかわいそうだと思うような主人公ではなく、観た人が自然と好きになり、感情移入してしまうような主人公にしたかった。そのためにも、凛とした美しさや人間としての魅力を備えた方に演じてもらいたかったんです。それで真っ先に倍賞さんを思い浮かべました」と、語っている。
オファーを受けた倍賞も脚本を読み、「最初は“酷い話”だと思ったのですが、物語の終盤でミチがある選択をする姿が描かれており、そこにものすごく心打たれ、ひかれて…それだけで出演を即決しました」と、コメント。
倍賞が主人公ミチを演じていなかったら、カンヌの観客の反応も違ったものになっていたかもしれない。早川監督は「お芝居は、手の先から足の先までで完璧でした。フランスの編集スタッフやサウンドエンジニアも、“なんてエレガントなんだ”と。まさに誰もがミチを好きになっていました。同時に人間的にも素晴らしい方です。倍賞さんはスタッフの名前を、アシスタントの名前まで全部覚えていらっしゃるんですよ。人間としても倍賞さんから多くを学ばせてもらいました」と、リスペクトを込めて撮影を振り返っている。
そんな倍賞の魅力を良く知る一人でもある、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏のメッセージも公開された。
「倍賞千恵子さん、ご無沙汰しています。お元気そうですね。映画を見てそう思いました。倍賞さんというと、『寅さん』の妹のさくらさん。でも、ジブリにとっては、『ハウルの動く城』のソフィーです。75歳を超えると、死を選択できる。この配役は、倍賞さんを置いて、他に考えられない。最後まで、倍賞さんの一挙手一投足を見守りました。この映画のヒットを願っています。」
「こどもについて」
あなたのこどもは、あなたの子ではありません
絶えることなく続こうとする生命、それが息子や娘になったのです
こどもはあなたを通過する存在であり、あなたから生じた存在ではありません
こどもはあなたと共にいますが、あなたに属しているわけではありません
こどもに愛を与えることはあっても、あなたの考えをおしつけてはなりません
こどもにはこどもの考えがあるからです
こどもの体を家に住まわせることはあっても、こどもの魂までをそうしてはなりません
こどもの魂は未来という家に住むからです
その家をあなたは訪れることはできません。たとえ夢の中であっても
あなたがこどものようになろうとすることはあっても、こどもをあなたのようになるよう強いてはなりません
命は過去にさかのぼることも、留まることもできないからです
あなたは弓です。そこからあなたのこどもが生きた矢となって、解き放たれるのです
神の射手は無限の道の彼方にある的を見
神の力を使ってあなたをしならせるのです
その矢が勢いよく遠くまで飛んで行くように
あなたが射手の手によってしなることを喜びとしなさい
なぜなら、神は飛んでいく矢を愛しているだけでなく
そこに留まっている弓をも愛しているからです。
カリール・ジブラン『預言者』より
英文
On Children by Kahlil Gibran
Your children are not your children.
They are the sons and daughters of Life’s longing for itself.
They come through you but not from you,
And though they are with you yet they belong not to you.
You may give them your love but not your thoughts,
For they have their own thoughts.
You may house their bodies but not their souls,
For their souls dwell in the house of tomorrow,
which you cannot visit, not even in your dreams.
You may strive to be like them, but seek not to make them like you.
For life goes not backward nor tarries with yesterday.
You are the bows from which your children as living arrows are sent forth.
The archer sees the mark upon the path of the infinite,
and He bends you with His might that His arrows may go swift and far.
Let your bending in the archer’s hand be for gladness;
For even as He loves the arrow that flies, so He loves also the bow that is stable.
「謙虚」と「傲慢」は背中と腹の関係というか、一皮剥けば親戚どうしだが、人間が持つ「残酷性」や大の男が持つ「幼児性」は、それがとことん行くと「笑い」と背中合わせになる。
場面はシリアスなのに、笑うしかない場面が多い不思議な映画だった。
舞台は昭和19年3月から昭和20年8月15日の終戦日までの天理市と宝塚市にあった海軍部隊で、新藤兼人は海軍二等水兵だった。
少女歌劇の宝塚大劇場も兵舎となり、いま仁川競馬場がある場所に、「紫電改」を製造していた川西航空機の大工場群があった62年前の話だ。
32歳で召集され、同期は100名だった。まもなく60名はフィリピン派遣の命令が出たが、乗船した船が撃沈されて全滅。
たった一年半で敵と一回も戦わないままで、94人が死亡。兵の生存率6%!
平時のいま、17歳の少年が相撲部屋でリンチにあって死亡したら大騒ぎだが、62年前、新藤さんの同期兵100人の一家の大黒柱のうちの94人があっけなく、
新藤さんは言う。
それにしても95歳の人間で、こんな(目力)“メジカラ”を持つ人がいるんだと思った。
もう先がないと思っている新藤さんが、この体験を自分の後の日本人に伝えずに墓に入る訳にはいかない、と書いたシナリオが原作です。
映画と言うカテゴリーが持つ魅力や武器を最大限発揮した作品だった。
INTRODUCTION・STORY
“今日はお祭りですが、あなたがいらっしゃらないでは、何の風情もありません”60年前、妻から届いたハガキを胸に、ひとりの兵士が死んだ。
妻にとって、子にとって、そして母にとって、かけがえのない「あなた」がたくさん死んでいった。
日本最高齢の巨匠・新藤兼人が初めて語る、自身の戦争体験。 この映画は、もうひとつの『一枚のハガキ』だ ―――。
【解説】 日本最高齢の巨匠・新藤兼人が証言者となって、自らの戦争体験を弱兵からの目線で描いた反戦ドキュメンタリードラマ。
原作・脚本は新藤兼人。監督は新藤兼人の助監督を務めてきた山本保博で、今作がデビュー作となる。
【ストーリー】 昭和19年、1944年春。第二次世界大戦の戦況が連合国に有利に運ぶ中、シナリオライターであった新藤兼人に召集令状が届く。
広島県の呉海兵団に二等水兵として入隊した新藤は、同年6月に宝塚海軍航空隊に配属される。
同じように招集されたのは、農家、洋服屋、八百屋、理容師など仕事と家庭を持ち、一家の大黒柱として家を支える30代の男たちばかりであった。
毎日のように同僚が次々と戦場に送られていく。30歳を超えた招集同期の100人で、生き残ったのは新藤を含むたった6人しかいなかった。
新藤が配属された宝塚海軍航空隊では、もはや訓練をするような船は残っておらず、宝塚大劇場を接収した施設を軍艦に見立てての訓練が開始される。
予科練の少年隊員たちのため、掃除や洗濯をするのが新藤の主な任務だったが、それも一筋縄ではいかない。
軍艦の甲板掃除という想定で、宝塚歌劇の講堂をはるか年下の下士官にしごかれながら拭き続ける。
加えて「クズを兵隊にするため」という名のもと、志願兵である若い兵長から船上を想定した過酷な訓練を受けることになる。
18歳の兵長がビンタを食らわせる、「海軍精神注入棒」で殴る、失神したら水をかけるなど、今までの社会人としての生活は一切関係なく、
容赦ない暴力が日常的に続く……それが軍隊の生活であった。
翌年8月15日、新藤は上等水兵で終戦を迎えることになる。 【公開日】2007年7月公開 【コピーライト】(C)ピクチャーズネットワーク
CAST
【証言】 新藤兼人 【語り】 大竹しのぶ 【キャスト】 蟹江一平、滝藤賢一、大地泰仁、加藤忍、二木てるみ
STAFF
■原作:新藤兼人
■監督:山本保博
■脚本:新藤兼人
■スタッフ:製作:平形則安 原作・脚本:新藤兼人 監督:山本保博 音楽:沢渡一樹 製作:ピクチャーズネットワーク
神戸から同行した友人の従弟さんがやっている那覇の“小桜”という小料理屋のカウンターで泡盛を飲んでいました。しばらくして数人の常連らしき人が来ていつもの席らしい奥に座りました。 店の大将が常連さんに今日は従兄が訪ねてくれてと紹介し、我々にもこちらは作家で・・を受賞した人ですと紹介してくれました。 ・・が詳しく聞き取れないまま、その作家と言う人から、そのあごヒゲがお似合いの方はどちらから?と聞かれ、「神戸からさっき来ました、お宅は?」「今は東京に住んでいます」というようなやりとりをしました。 先に帰られるときにも「お先に失礼します」と声をかけてくれて気持ちのいい人たちでした。 大将の話では近々那覇で雑誌を発刊するので編集者と「又吉栄喜」さんが打ち合わせを兼ねて一杯やっていたとのこと。 「又吉栄喜」さんと聞いても知らなかったのでこの日はそうですかで終りました。 翌日、牧志公設市場の2階の「ツバメ」で昼飯を食べながらもう一度「又吉栄喜」さんの話を聞くと、「豚の報い」という小説で芥川賞を取った作家だと言う事がわかりました。 小説家、しかも芥川賞を取った小説家と会話をしたのかと少し驚き、かつ自分が全くそういう反応をしなかった(知らなかったので当然ではあるが)ことが申し訳なく感じられました。 そんな思いもあり、また袖摺り合うも多少の縁だし、ヒゲを褒めてもらったお礼もしないといけないと思い、神戸に帰ってからジュンク堂で「豚の報い」を探しました。ありました文春文庫、1999年第1刷の本が。 もともと芥川賞や直木賞は文芸春秋社の販売政策の一環だと思っているので、賞を取った本は意図的に2年間ほど買わないようにしているのですが、単行本から文庫本になっているこの本は、ハードカバー発刊後11年の歳月に耐える中身の、真っ当で個性的な面白い小説でした。 沖縄県出身の3人目の芥川賞作家と知った「又吉栄喜」さんのほかの本も読んでみようと思いました。 “小料理 小桜”の記事はこちら。 シリーズ“沖縄あれこれ”はこちら。 |
兵庫県立美術館の分館「原田の森ギャラリー」で、長く改装工事をしていました。
労災病院の帰りに「神戸文学館」に寄ったら、山手幹線の対面の美術館の工事が終わっていました。
神戸新聞で読んでいた「横尾忠則美術館」がここに出来ました。ネットによるとオープンは11月だそうです。
対面にある神戸文学館
阪急王子公園駅まで歩いて、水道筋商店街を久しぶりに歩きました。賑わっている商店街を歩くのは楽しいです。
気を付けてみると、いくつかの店が廃業したり、店の業態が変わったりしています。
「横尾忠則現代美術館」11月開館 県立美術館分館に
西脇市出身の世界的美術家横尾忠則さん(75)=東京都=の作品を収蔵・展示する兵庫県立美術館王子分館「原田の森ギャラリー」(神戸市灘区原田通3)の西館が今年11月、「横尾忠則現代美術館」として開館することが10日までに分かった。作品は横尾さんが兵庫県に寄贈、寄託。同月から新作絵画を中心とした開館記念展が予定されている。
横尾さんは2007年8月、県に作品や資料の寄贈を提案し、昨年9月に合意。老朽化のため改修中だった西館を活用することが決まった。
「現在進行形で活動するイメージに」と、横尾さんが「現代美術館」という名称を提案。モダニズム建築で知られる村野藤吾設計のデザインを生かし、今年3月、白を基調に改装した。
美術館は横尾さん制作の絵画のほぼ全作品と、版画やポスター、資料など計3千点以上のコレクションを収める世界最大の拠点となる。
展示室は2、3階でそれぞれ約470平方メートル、約220平方メートル。ガラス張りの1階は無料開放し、関連グッズの売店、対談や公開制作など多目的に使えるスタジオがある。4階の一部の壁は横尾さんが指定した鮮やかな赤色に塗られ、資料室を設ける。
本年度の運営費は約2億2500万円で、蓑(みの)豊・県立美術館館長が館長を兼務し、学芸員は非常勤を含む計7人。県芸術文化協会が指定管理者となり、同ギャラリーとともに運営する。
今年は、グラフィックデザイナーとして出発した横尾さんが「画家宣言」をして30年の節目。開館後は年4回のペースで展覧会を開く。(神谷千晶)
(2012/04/11 07:06)神戸新聞
2012.04.15 ~ 2012.04.21
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石垣 りん(1920~2004東京生まれ) ――職場新聞に掲載された一〇五名の戦没者名簿に寄せて―― ここに書かれたひとつの名前から、ひとりの人が立ちあがる。 ああ あなたでしたね。 あなたも死んだのでしたね。 活字にすれば四つか五つ。その向こうにあるひとつのいのち。 悲惨にとぢられたひとりの人生。 たとえば海老原寿美子さん。長身で陽気な若い女性。 一九四五年三月十日の大空襲に、母親と抱き合って、 ドブの中で死んでいた、私の仲間。 あなたはいま、 どのような眠りを、 眠っているのだろうか。 そして私はどのように、さめているというのか? 死者の記憶が遠ざかるとき、 同じ速度で、死は私たちに近づく。 戦争が終わって二十年。もうここに並んだ死者たちのことを、 覚えている人も職場に少ない。 死者は静かに立ちあがる。 さみしい笑顔で、 この紙面から立ち去ろうとしている。忘却の方へ発とうとしている。 私は呼びかける。 西脇さん、 水町さん、 みんな、ここへ戻って下さい。 どのようにして戦争にまきこまれ、 どのようにして 死なねばならなかったか。 語って下さい。 戦争の記憶が遠ざかるとき、 戦争がまた 私たちに近づく。 そうでなければ良い。 八月十五日。 眠っているのは私たち。 苦しみにさめているのは あなたたち。 行かないで下さい 皆さん、どうかここに居て下さい。 ――詩集「表札など・1968年・思潮社刊」より―― |
2012年11月21日(水) 阿智胡地亭の非日乗 掲載
映画「ザ・コーポレーション」を見に行きました。映画館は大阪の地下鉄中央線の「九条」にある“シネ・ヌーヴォ”です。
インターネットで駅から映画館までの道筋を調べていったので、九条商店街を抜けて3回ほど曲がって迷わず辿りつくことが出来ました。 神戸からかかった時間は、ほぼ一時間でした。
よくこんな映画がアメリカで製作されたもんだと思ったらカナダで制作された作品でした。 利益を上げることが目的で作られ、活動している「民間大企業」が、歴史の進展とともに、政府をも法律をもコントロールし、 地球とその住民に為してきた行動の現状と結果をドキュメンタリーで次々例示していきます。 思いました。こんなメデイア人間達がカナダ・アメリカの中にもまだ生き延びている。 アメリカでの上映も勿論大劇場ではなくこの九条の映画館のような場末の映画館でしょうが、「ニューヨークでロングランで上映された」とパンフにありました。 商品を際限なく買わされるべく、いつも情報操作にさらされているのは、アメリカやカナダだけではなく日本を含めて今の地球上では誰も逃げられない。 その状況の中で、他の誰でもない自分自身はどう判断し、どう行動する。そういうことを考えさせてくれる映画でした。 ご存知あのマイケル・ムーア監督も盛んに登場して笑わせながら時々刃をキラッと見せてくれます。 ☆館内には田中徳三監督特集の映画のポスターが沢山掲示されていました。 |
「自動ドア人に貧富の差をつけず」 内藤凡柳 「四、五年は死ねぬ洋服誂える」 博多成光 「命まで賭けた女てこれかいな」 松江梅里 「手と足をもいだ丸太にしてかへし」 鶴 彬 「愛されて巡査で終わる桃の村」 摂津明治 「れんげ菜の花この世の旅もあと少し」 時実新子 ☆いずれも田辺聖子さんのセレクションから。 |
1、「時折、夕食をとりながらのんだり、しゃべったりする友人がいる。 しかし結局話の大半は忘れてしまう。 会っているときのおおざっぱな残像以上になにを知っているかと考えると、呆れるほど心もとない。 ただもう残像のよさでまた会うようなものだ。」 山田太一 2、「本を読まへんオトナが増えた。 だからコドモみたいな国になってしもた。」 田辺聖子 |
この日は春のような陽気の日になり 上野公園は程よい数の人が歩いていた。今はあたりにあれだけ溢れていた中国語を声高に交わす観光客の姿はない。
JR上野駅公園口で落ち合った藤田さん、葛生さんと三人で東京都美術館に向った。
長谷川さんの作品は 穏やかな画面に阿蘇の湧水が豊かに流れていて 眺めていると気持ちが落ち着いた。
やはり構成がいい。細心の送筆の緻密さがもたらす完成度の高さに今回も感嘆した。
昨年は長谷川さんの作品clickが日中水墨大賞を取った。今年の大賞作品は「団結」新居福仙さんだった。
愛媛の白川英男さんの「廃校」の男性の表情が良かった。
沢山の展示作品の中から作品を・・
56年前に愛媛県新居浜市の工場独身寮でご一緒した長谷川さんは、
コロナ禍のせいで今年も新居浜から上京されないので会えないが
ずっと継続して水墨画の大作の制作に励んでおられることがよくわかった。
出展作品募集案内には 友人の長谷川和弘さん制作の「日中水墨大賞」の作品が掲載されていた。
今年の合同展の長谷川さんの作品は「無審査」となったそうだ。
水墨画「北限アコウの生命力」を観た。友人の長谷川和弘さんが「日中水墨大賞」を授与された水墨画。 都立美術館にて ←click
西宮北口にある県立芸術文化センターに「小松政夫とイッセー尾形のびーめん生活2012 in 春のひょうご」を見に行った。
B級芸人と思っていた小松政夫が70歳、イッセー尾形も今年還暦の60歳。二人ともにいい感じというか、良き加減に歳を取っていることが嬉しい。
二人が持っている「クールさとシュールさ」の「引き出し」の数は共に多い。
久しぶりに終始腹の底から大笑いしたが、席の両側の30歳代の女性がやはり同じツボで大声で笑うので安心して大声で笑えた。
会場の七割方は幅の広い年齢層の女性が占めていた。
小松とイッセーの笑いに 5千円払って劇場に來るおなご衆。 端倪すべからざるレディたちではある。
今日の東神戸は雨模様だった。