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小心者の旅行遍歴
ここの記事へのコメントはここにでも「続」にでも どちらでも

侯爵夫人 ポンパドゥール

2014-12-30 18:31:36 | 
ルイ十五世の愛人ポンパドゥール夫人について。

二年位前に読んだときは途中で挫折してしまったのだが、ちょっと前に
佐藤賢一さんのかの名はポンパドールを読んで予備知識を得たので再トライ。

ルイ十五世の愛人といえばマリー・アントワネットに無視されたデュ・バリー夫人
思い浮かんで、どっちが愛人?と思ったが両方愛人。うらやましいな。

マリー・アントワネットと位置的にかぶるところがあるが、アントワネットは正妻と
いうところが違うか。

佐藤賢一さんの本とどちらか読むとしたら、佐藤さんの方かな。

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スペイン 十八世紀への招待  宮廷画物語

2014-12-28 17:45:09 | 
スペイン宮廷画物語-王女マルガリータ絵の旅の続編ともいえる
 スペイン 十八世紀への招待



前作はラス・メニーナスというかフェリペ四世の娘のマルガリータに焦点を当てて
ハプスブルク家がスペインを統治してからそのマルガリータに至るまでの歴代の王の
移り変わりを肖像画を交えて書かれていた。

今回はハプスブルク家がカルロス二世で途絶えてしまい、その後ブルボン家がスペインを
支配するようになってからゴヤ「裸のマハ」「着衣のマハ」まで。これまで18世紀以降の
スペインにはハプスブルク家時代ほど興味がなかったが、王様の順番くらいはわかるように
なった。

家計図がいろいろ重なっているのはハプスブルク家時代と同様。特に女性の名前は同じような
ものばかりで把握するのが難しい。

とはいっても前作同様、ドラマのナレーションのような文章で読みやすく肖像画もあるので
読みやすい。肖像画はプラド美術館のものが多く、見ているはずなのだが記憶が薄いというか
ないものが半分以上。来年三度目のマドリードを予定しているので、今度はお金を払って
朝から見に行きたいものだ。

著者はスペイン史研究を趣味としている方。前作はベラスケス、今回(といっても2000年発行)は
ゴヤ、となれば時代をさかのぼってエル・グレコの絵にスポットライトを当てて何か書いて
いただけないものか。



明日(12/29)お昼12:00からBS朝日では「世界の名画」ラス・メニーナスが放送されるようです。
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千畝

2014-12-26 18:39:05 | 
来春、リトアニアを含めたバルト三国に行く予定なのでその準備として。

図書館に杉原千畝関連の本は数冊あったが、まずは一番スタンダードそうなものを。

著者はアメリカ人、海外でも相当杉原の名前は通っているのかな。案の定というべきか、
ユダヤ系のようだ。

訳の方も杉原研究家のようで直訳的なところは目立たず読みやすい。

前半は杉原の生い立ちからリトアニアに赴任するまで、後半がリトアニア領事館での
活動が書かれている。

かなり多くの関係者に話を聞いている。杉原の最初の妻(ロシア人)には
亡くなる直前に会っていて、彼にヴィザを書いてもらった何人もの話も紹介
されている。

第二次大戦が始まってからのドイツ・ポーランド・ソ連・アメリカ・日本・
リトアニアとユダヤ人の関係の複雑さが一回読んだだけでは理解が困難なのは
本が悪いわけではないだろう。未知数がいくつもある方程式を解くのは難しい。

杉原は外務省がユダヤ人にビザを出すなというお達しを無視して出していて
戦後外務省を追われたものかと思っていたのだが、必ずしもそう単純な図式
でもない見方もあるようだ。

他の関連本も読んでか、もう少し理解を深めてからカウナスに行ってみたい。

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スペインフェスタ と、その後

2014-12-23 17:52:43 | 旅行雑記
超インドア派ではあるが先月のある日曜日、スペインフェスタに行ってきた。

代々木駅で降りて明治神宮を抜けていったのだが、外国の観光客が多いこと。


原宿駅近くの代々木体育館(?)ではなにやら別のフェスティバルが。


ここから徒歩5分、会場の代々木公園に到着。


一つの目玉は巨大パエリア
いっぺんにこんなに作ることは普段ないだろうし、鍋はこのあとどうなるのだろう?
来年のスペインフェスタまで待機か?


代々木公園といえばこの夏話題になりました


具が入りました。


同時上映でベジフードフェスタ。いろんな健康食品が紹介されていた。
スペインフェスタはほとんどが飲食店だし、趣旨がちょっとかぶってる感じ。


巨大パエリアはさらにカラフルになった。


1100円でパエリア3店を食べ比べられるチケットがあったが、長い時間
いるつもりはないのでそんなに食べられない。一つのお店でサングリアが
11時まで無料というのに惹かれてそのお店のパエリアを食した。イカ墨は
初挑戦。やっぱりパエリアは鉄鍋の上で表面が硬くなってるのをはふはふ
しながら食べるのがいいな。


巨大パエリアもそろそろ完成。このまま食べたらおいしそうだが、当然ながら
一人づつ屋台の焼きそばのようにパックに分けられていた。


試飲させてもらったから言うわけではないがおいしかった。


このフェスタでセルバンテス文化センターの図書室1年利用券というのが
当たった。このフェスタに出展するくらいだし名前の通りスペイン関係の
施設なのだが、会社の近く。日本語の本もあるというので先日行ってみた。

そしてまず借りてきたのがこれら。

市の図書館にはない本もいっぱいあったし、来年の夏はスペイン(三度目)にも
行く予定だしまずはこれらをお正月の課題図書とし、今後も通うことにしよう。
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七日目(7)【シェナ】(夕食~深夜まで大騒ぎ)

2014-12-22 19:44:37 | '14 イタリア等旅行

カンポ広場で夕食。カンポ広場を野球場に喩えると、マンジャの塔やプッブリコ宮がバックネット、レフトからライトまでの外野フェンスにレストランという感じ。
その外野をレフトからライトまで回って偵察して、結局最初に見たレフトポール際のレストランへ。カンポ広場を周りの通路に面した席でいわば外野の最前席。

肌寒いのでまずはコーヒー


そしてピザ。今旅行では初ピザだ。


でかい。かみ続けること30分近く。徐々に気温がが下がる。ピザは冷たくなる。


食べ終わる頃にはキャンドルが用意されていた。暖をとろう。


コーヒーも最後にはアイスコーヒーになっていたのでもう一杯。


コーヒーも飲み終わる頃には暗くなっていた。何人の通行人に見られながら食べたピザだったか。


ごちそうさまでした。


あとは旧市街をふらふらと。。。


気温17度。9月半ばとしては東京ではなかなかない涼しさ


泊まっているホテルの前を通るとなにやらパーティのよう。子供たちもいて町内会のパーティーという雰囲気だが。


また別のところではバーベキューとか


金曜日ということもあるせいか、あちこちでにぎやかな催しが行われている。


一方、カンポ広場のレストランでは閉店に向かっている。


プッブリコ宮のライトアップをみて


ホテルへ、11時くらいだったがまだまだ町内会のパーティは続いている。道の両サイドにテーブルが並んでいて、テーブルの合間からどうにか玄関に入ることができた。


部屋に戻ってシャワーを浴びて眠くなってさぁ寝るか・・・といくところだったががやがやしていたパーティが騒ぎが大きくなって、楽器も加わった。そのうち終わるだろうと思っていたが12時1時・・・まだ続く。なんなんだ

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七日目(6)【シェナ】(ドゥオモ)

2014-12-20 17:15:39 | '14 イタリア等旅行

ドゥオモへ

この辺の美術館・博物館とのセットチケットを買おうとしたら、受付で「閉館まであと1時間半程度だが・・・」というようなことを教えてくれた。明日は使えないのか。それならドゥオモだけでもいいか。
















美術館じゃないけど美術品も見られて満足。











カンポ広場とマンジャの塔を見ながら夕食にするか。

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七日目(5)【シェナ】(マンジャの塔)

2014-12-17 20:49:31 | '14 イタリア等旅行

バスはポッシボンシ経由(乗り換えはなし)でシェナへ。


この辺はサン・ジミニャーノと区別がつきにくい。




中心のカンポ広場へ。ホテルはカンポ広場の近く。バスターミナルからだと広場を過ぎてすぐ・・・
だと思っていて地図を確認すると、広場の手前だった。


来た道を戻ってホテル(Albergo Centrale)へ。集合住宅的な建物で、入口でホテルのブザーを押して玄関を開けてもらった。建物の4Fの数部屋がホテル。ホテルの範疇には入らないかもしれない。エレベータはないから荷物はフィレンツェに預けてきてよかった。


鍵を3つもらう。1つ目は部屋の鍵、2つ目は4Fの鍵、3つ目は1Fの入口の鍵。一休みして出発。フロントは20時までしかいないそうだ。

外に出る前に4Fの鍵を開けたり閉めたりして確認。1Fの玄関でも鍵の開閉確認。今なら開けられなくても聞けるからね。小心者は確認を怠らない。
その割にはフィレンツェのバス乗り場知らなかった。

ともあれ、再びカンポ広場へ。


まず塔に登ろう。チケットを買って入場して階段を・・・と思ったが、一階分上ったところには絵がたくさん。




ほう、途中こんなに楽しませてくれるなんてなかなかないね。ではまた階段を・・・
と思ったが階段がない。どうなってるの?受付に戻ってみると、入口が違ってた。
こっちはプッブリコ宮だった。チケットを見せてちぎってくれたんだが、ろくに見てなかったんだね。

ということで今度こそ塔へ。


途中からカンポ広場を見下ろす。ここからでもすげぇ。


最後の階段


登りきってカンポ広場。ここは年二回の地域対抗の競馬(パリオ)が有名。中は人だらけ、外側を馬が走る。かなりの急カーブで、人間だって全力で走ったらかなり大回りしそうだ。見てみたいな。


気に入ったイラストモードで。




下は板張り。




階段狭い

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七日目(4)【サンジミニャーノ】(観光終了で晴れてきた)

2014-12-15 20:15:11 | '14 イタリア等旅行
サンジミニャーノの街。フィレンツェとシェナが敵対していた頃、
ここがフィレンツェ側の前線だったとか、敵対関係が終わったらここの
価値がなくなって衰退し始めたとか。旅チャンネルの番組でやってた。






アイスクリームの世界チャンピオン。雨模様で肌寒いので今はアイスクリームは
ちょっと・・・な気分なんだが結構繁盛してる。みなさん寒さへっちゃらですね。


一番高い塔には登れる。内部には美術品がいくつか展示されているが
写真はダメ。


最後はサンマリノと同じような梯子で。


絶景!・・・のはずだったんだが、天気よければなぁ。


意外にもフィレンツェ以外ではブレッド湖と並んでサンジミニャーノは日本人が
多かった。フェラーラ~リミニ~サンマリノなんて一人も会わなかったものな。

ここでも日本人ご家族が景色を楽しまれていた。





ゴマちゃん?




そろそろシェナに行こうかな・・・というところで晴れてきた。あと2時間早く
晴れてきてくれたらなぁ。

バス乗り場へ。バスは20分後だ。数少ない待ち人にチケットはどこで買うのか
聞いてみたら「バスの中」。その人も旅行者で、別の人に聞いたんだとか。いや、
タバッキで買うもんだと思っていたが違うのか?

20分もあるんでもう一度門をくぐって少しだけ最後の観光。10分前にバス停に
戻ると今度は10人くらいの待ち人。バスチケットを持っている人がいる。
 どこで買ったの?
 門を入って50mくらいの右側にタバッキがある。ないなら早く買って来い。

え、やっぱりそうだよね。ちょっと急ぎ足でそのタバッキへ。無事購入して
バス停へ。やれやれ。


時刻どおりバスが来て乗り込む・・・が、「バスの中で買える」と言った人は
乗らなかった。別の種類のバスを待っている人だったのか?



いい天気になってきた。。。
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七日目(3)【サンジミニャーノ】(早めのお昼~観光)

2014-12-13 17:37:56 | '14 イタリア等旅行
午前11時。小雨降る中到着したサン・ジミニャーノ。午後には止むという予報
だったので、早いが天気の悪い今のうちにお昼を食べておきたい。早くからやって
いるお店ないかな。


門を入ってすぐ左側にあったトラットリア。なんと11時から。入っちゃおう。
(ここはお客の入口じゃなくて厨房の入口)


当然ながらまだお客はいない。一番乗り。しかし10分後くらいに一家族入ってきた。
同じ考えだったのかな。


たいていは食事にコーラとか頼むんだが、寒かったのでこの日はコーヒー。
ちょっとこぼれてる。


何か良く分からんないまま頼んだパスタ。かなり太い麺だったな。

ごちそうさまでした。

お店を出ると・・・おっ、さっきより小降りだ。もうすぐ止むね。


世界の鍵から(チステルナ広場)。


メインストリート。もう傘さしている人いない。




サン・ジョヴァンニ門から一番奥の教会は閉まっていた。12時からお昼休みだった。
残念。晴れてたら間に合ってたな。


狭いメインストリートをバスは走る。


戻る途中にあった教会(?)のマリア様かな。

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七日目(2)【フィレンツェ~サンジミニャーノ】(雨やまない)

2014-12-09 20:03:24 | '14 イタリア等旅行
バスは二階建て。当然二階席へ。


途中見つけた日本料理屋・フジヤマ。


以前は移動中は何か聴いていたりしたんだが、最近はあまり聴かないようになった。
周りの人の声や音などを聞いたりするのもいいもんだなと。当然何言ってるのかは
分からないけど。そうすると今まで見えていなかったものも見えたりする気がする。

この日本料理屋にも気づかなかったかも。

ポッシボンシで乗り換え。雨は降り続いている。結構本降りだし寒い。


バス停は鉄道駅の前。駅のホームで一枚。


イラスト調で


駅舎内には売店とカフェがあったかな。


20分くらい待ってサンジミニャーノ行きのバスが到着。割と空いている。


雨の中をバスは走る。あれがそうかな?


ポッシボンシからは40分くらいでようやくサンジミニャーノ到着。小ぶりには
なったがまだ雨。どうするかな。11時。先にお昼食べてその間に止んで欲しいが
レストランはまだやってないかな?


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