近江八幡から乗った電車、大津で下車。
この旅行、最初は琵琶湖に興味があって「自転車で一周してみるか」と思ったものの地図ちゃんと見てみると、素人には一日では無理そう。その後、「大津でレンタルして近江大橋渡って南端まで」とスケールダウンも直前まで考えていたが、電車でそのルート乗ったし最終日で疲れて来たしでここに来るまでに断念。軟弱な旅行者っぷりを発揮しとる。
駅から直進してまず琵琶湖。ここからじゃ大きさが分からんのだよな。
このフェリー、ミシガン号っていうんですよね。緊急事態宣言解除直後とはいえ、この日は平日、乗船客は少なかった。案内のアナウンスだけが響く響く。
びわ湖大津館へ向かう途中の商店街。残念なことに地方都市はシャッター閉まってるところが多い。札幌はにぎやかだったか。
地図上では楽々徒歩圏内かと見込んでいたが、結構あるじゃないか。正常系バイアスってやつか。おまけに日差しは強いし暑いし。
突然横文字の通りがが飛び込んできた。ヴェルツブルクってドイツ?
ここで思い出した。大津と言えば大津事件じゃないか!記念碑みたいなのはないのかな。
今さらジローかもしれないが、「大津事件 場所」でググってみると・・・
分かった!
分かったはいいが、大津駅に戻らないと行けない場所だ。予定としては大津館から大津駅には戻らず琵琶湖の西側を走る電車で京都に戻るつもりだったんだが・・・。どうしよう・・・
考えながらようやくびわ湖大津館へ。建物の中は無料で入れる。
建て直したらしいが、世界からの著名人がここに宿泊している。
東の箱根富士屋ホテル、西のびわ湖大津館・・・って言っていいですかね。
いろいろパネルがあったんだが、あまり写真撮ってない。
早くも帰り道へ。
さすがに来た道を歩いて帰るのはキツい。乗るはずだったJR大津京駅を横目に見て、京阪大津京駅へ。ここまでも結構距離あった。どうも2点間を直線で結んだ時の長さと距離のスケールを比べて距離を判断してしまう(しかも短い方に)。まっすぐの道はないんだよ。
皇子山陸上競技場近く。びわ湖マラソンの発着点でしょう。でも確か終わっちゃうんですよね。
大津事件の近くはレトロな雰囲気。ニコライ二世も馬車の上から(?)この風景を見たのか。
あった。
たったこれだけだけど、ミーハーは見に来てしまう。
駅に向かう途中に我が先輩発見。滋賀にも進出してるのか。
駅について京都方面の電車が割とすぐ。こりゃいいねと思ったらこんなの発見。
来たときはこの看板の向きでは陰になって気が付かなかった。一時間に一本の電車ならあきらめるしかないが、幸いこの路線は本数多い。見てみよう。
でかい。ホームの端にあった。
35度線が引いてある。こうしてみると、大津より南にヨーロッパはないってことなんだ。
奥に見えるのは乗ろうとしていた電車。
抜かりなく大津事件の場所を調べていたら、このモニュメントには気づかなかったわけだ。
怪我の功名ってヤツですかね。
大津で何も食ってないな。