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小心者の旅行遍歴
ここの記事へのコメントはここにでも「続」にでも どちらでも

十日目(6)【ヴェネツィア】(サンマルコ寺院)

2018-03-30 18:00:20 | '17ヴェネツィア共和国(少しBIH)

戻りはサンタルチア駅からリアルト橋までヴァポレット。




ヴェネツィア歩きも残すところ数時間となった。


サンマルコ広場に戻って最後のアイスは・・・やっぱりピスタチオだろうなぁ。
アイスにピント合わせたかったけど片手じゃ難しいし、溶けちゃうしで鐘楼withアイスの写真になってしまった。
それにしてもこんなに濃い青空、この旅行で何時間お目にかかれたことか。


サンマルコ寺院に入ってみよう。列は長いが進むのは早い。
前回はリュックで入ろうとしたら「荷物預けてこい」と言われてオロオロしてしまったのだった。
今日は小さめのショルダー(たすき掛け)なので問題なく入場。


寺院の中は写真禁止。時折写真を撮る人がいてはNo Photo!と厳しい声が飛ぶ。


見て回ったあとは、二階に宝物館がある。行ったことないし見てみよう。
階段が結構キツいな


1Fでは写真禁止だったが、2Fからならいいのかな?
みなさん撮ってたし、こうこうことは長いものに巻かれちゃおう。


コンスタンティノープルから持ってきた四頭の馬、部屋の中にあるのが本物だと聞いた。


こっちはレプリカとのこと。本物はやっぱり雨に打たれるところには置けない。


大事なところは隠しといてあげよう。何百年も見られ続けるのは馬としても辛いだろうし。



ナポレオンもこの景色を見たのか。


小広場側




お隣のムーア人の時計台。


当然ながらこの角度から見るのは初めて。こっちも登れるらしい。






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十日目(5)【ヴェネツィア】(ゲットー)

2018-03-28 20:00:23 | '17ヴェネツィア共和国(少しBIH)

サンタルチア駅まで来たのはゲットーに行くため。ヴェネツィアのゲットーというのは世界初のゲットーらしい。「ゲットー」という言葉自体が、ヴェネツィア語らしい。


ユダヤ人というものを初めて意識したのは手塚治虫先生の「アドルフに告ぐ」を読んだ時だったか。


時が過ぎてアメリカ滞在時代、好んで見たsituation comedyのSeinfeldがユダヤ人。同じく滞在時代、三か月ほど部屋をシェアさせてもらった部屋の住人も当人には聞かなかったが名前(Rubinstein)からするとそうだったろう。その人の親も戦争前にポーランドからアメリカに来たと言っていたし。


初アメリカのとき、ニューヨークから田舎町のクーパーズタウンに向かうバスの中から、白ワイシャツ以外は帽子も含めて黒、ひげもじゃもじゃの人が目立つところを通ったが、あれもユダヤ系が集まる街だったのかも。


ゲットーは運河に囲まれた狭い区域。そのメインの広場に着いた。

拡大すると分かるが、もし実際にこの場面を見たら一生忘れないような光景がいっぱいある。












jewishのj?


神聖な場所だから食べ物など持ってきたらいかんということ?


ゲットーから出てヴァポレットが通る運河まで来たら、乗り場に空港行きの時刻表がある。30分に1本あるのか。もっと少ないと思ってローマ広場からのバスで行こうと思ってたんだが、この間隔だったら船で空港行くのもいいじゃないか・・・と思って乗ろうとする時間帯の時刻表をタブレットで撮った。


・・・しかし、リアルト橋から乗るっていうのに、これじゃその時刻が分からんじゃないか

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十日目(4)【ヴェネツィア】(最後の食事は後味悪し)

2018-03-26 19:04:47 | '17ヴェネツィア共和国(少しBIH)

ヴァポレットに一駅乗って対岸へ。そろそろお昼かな。
サンマルコ広場に面したレストラン、立地がよく値段もバカ高くないので入ろうと思ったんだけど、お客が少なく店員さんが相手してくれない。

ほか行こう。


ヴェネツィア到着のとき、ホテルに行く途中で目をつけたレストランへ。
店先のメニューを見てたら、呼び込みの「席代ないよ」という言葉が決め手になってこの店へ。


最後の食事だろうから、やっぱりシーフード。パスタかリゾットかで迷ったけどリゾット。後半はほぼ毎日こんな感じだった。


食べ終わっていざ会計となってレシートを見ると・・・「席代」が入っている。そういうことかい。


店を出ると呼び込みオヤジ(↑)に「どうだった?おいしかったかい?」ってどの口が言うか。

「席代あるじゃないか、嘘つき」(緒川たまき風じゃなくて怒り気味に)というと、「税金みたいなもんだ」とか抜かしやがった。もう行かねぇぜ。

後味の悪い最後の食事となったが額としてはたいしたもんじゃないと気を取り直してリアルト橋へ。


渡ってサンタルチア駅まで行こう。リアルト橋~サンタルチアは何回かヴァポレットには乗ったので、歩いて行ってみるか。


ヴェネツィアらしく双翼のライオン
 

リアルト橋とサンマルコ広場の間は案内板だらけだったが、リアルト橋~サンタルチア駅はそれほど多くない。
突き当たりで左右分かれるところなどはあまり当たらないカンを使うしかない。


こりゃ迷ったね。そういえば前回もここでまっすぐ駅までいけなくて、おまけに電車の時間を間違えて覚えていて、ギリギリで乗れたんだった。


橋が見えた・・・けど、運河沿いに道がない。


ふぅ、どうにかたどり着いた。

 

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十日目(3)【ヴェネツィア】(大運河の出口まで)

2018-03-24 17:46:50 | '17ヴェネツィア共和国(少しBIH)

美術館を出たところではコップに水を入れた楽器による演奏会


CDが置いてあったので見てみると日本語が入っている。聞いてみたら、このおじさん少し日本語話せる。箱根の森とかで演奏したことがあるとかなんとか。そして「赤とんぼ」やってくれた。


海外では財布が緩みがち。買っちゃおうかな~と思ったところで別のお客さんとの会話が始まって我に返った。チップで勘弁してもらおう。名前聞いておけばよかったな~


アカデミア橋の向こう側を歩くのは初めてだ。運河も細くて違う雰囲気でこちらもいい感じじゃないか。




運河にかかる橋からいつものやってみた。影までの近いし天気はいいのでもっとはっきり映ると思ったが、そうでもない。


じゃぁ直に撮ってみるか


大運河の外側の先端まで来た。昨日、あの塔からここを見て、来てみたいと思ってたんだ。いい天気~


ここが先端








この先っちょにあるのがサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会。帰国後知ったところでは中もステキなようだ。教会があればとりあえず入ってみるのだが、なぜかここには入らなかった。もったいないことしたなぁ。。。


あれはアカデミア橋だろう。あそこから結構歩いたように思えるんだが、かなり近い。


ヴェネツィアは右側通行なのだと最終日にここで知った。それならもうちょっとアピールした方がいいと思うが。


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十日目(2)【ヴェネツィア】(アカデミア美術館)

2018-03-22 19:22:20 | '17ヴェネツィア共和国(少しBIH)

まだまだ人通りのすくないヴェネツィアの路地。


この日は晴れの予報。一日中晴れなんて(まだ分からないけど)この旅行では・・・ようやく二日目か。ロヴィニ~ポレチュ~ピランの日も一日いい天気だった。ということで、ウィンドブレーカーなしで歩くことにした。胸ポケットのあるシャツは必須。カメラ入れに使うのだ。自分よりサングラスの姉さんの方が目立ってるな。。。


この広場、昨日迷っているときに通った気がする。同じところで写真撮ったかもしれないが、朝のさわやかな感じがいいな。


アカデミア橋までまっすぐ来れた。美術館は橋の向こうのはずだ。


アカデミア橋から




入場。意外と地味というか人が少なかった。土産物屋も狭かった。


その代わり、どこかのツアーのガイドの声と笑い声がうるさかった。










工事中で閉まってる部屋も多かった

詳しいことを知りたい方はwiki

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須賀敦子の旅路

2018-03-20 21:07:51 | 

旅行以外のネタは日が変わるときに出すのが常なのだが、今日は特別。何故ならば・・・
今日は須賀敦子さんが亡くなって20年目の節目の日だから。。。

ということで、今日買ってきた。


須賀さんを知ったのは4年前。ここでは何度か出している話だが、トリエステに行くに
あたり本を探していて、「トリエステの坂道」を見つけてからだ。
だから「あれから20年か・・・」というような感慨はないわけだ。

まだ前書きしか読んでいないが、没後にファンになった方も少なくないらしい。
何しろ61で本を初めて出版して69で亡くなったとのことだから、文筆業をしていた時期は短い。
若いときから書いていたらどんだけのファンがいたことか。

もし「トリエステの坂道」がなければ須賀さんを知らずに今までいただろうし、
死ぬまで知らないかもしれない。

残念ながら読むのはもうちょっと先になりそうだが。。。

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十日目(1)【ヴェネツィア】(散歩~朝食)

2018-03-18 18:47:34 | '17ヴェネツィア共和国(少しBIH)

とうとう最終日、最後の朝の散歩へ。

昨日の朝はホテルの入口が閉まっていて、誰かに開けてもらわないとと思っていたが、2Fの食堂を通るときにホテルの人が気がついて入口まで一緒に降りて開けてくれた。アリガトウゴザイマス

まずはリアルト橋へ

俺だけのリアルト橋のように見えるが実際には数人周りにいた。

まだ水の流れも穏やかで船の往来も少ない。




サンマルコ広場に行こうとするところでこんな手書きの案内があった。ホントかな。ちょっと前に富士山の偽案内のニュースがあったが・・・


ここも運河の水の流れがまだなくて、リフレクションがそのまま


手書きの道案内あってました。サンマルコ広場へ。


昨日の夕暮れ時もよかったが、朝の雰囲気もまたよい。


繰り返す波の音の中~






さすがはナポレオンが世界一美しいと称したサンマルコ広場、ここも「俺だけの」とはならなかった。


サンマルコ広場からは徒歩2分、ホテルに戻って朝食。
いつものラインナップ。今日もフルーツジュースがおいしい。


廊下の壁には絵が並んでいる。やっぱりリアルト橋の絵は欠かせません。




午後、ヴェネツィアを離れるので荷物の整理。今日は天気がよさそう。この旅行のMVP級の活躍をしてくれたグラーツで買った傘、まさに身を挺して守ってくれたがここでお別れしよう。君の活躍は忘れないぞ。

↑買ったとき(後ろは買ったお店)


↑前日

チェックアウト、フロントに荷物を預かってもらおう。

この日はアカデミア美術館からスタート。ここからだと行き方がややこしそう。フロントに聞いたら人のよさそうなおじさんが丁寧に教えてくれた。

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旅行用の靴

2018-03-15 19:45:43 | 旅行雑記

きっちり足にあった靴さえあればじぶんはどこまでも歩いていけるはずだ

旅行ではほとんど一日中歩くので、靴選びというのはとても重要な項目だ。
ここ10年くらい、new balanceのウオーキングシューズをはいている。
ヨーロッパの石畳でも歩きやすくてかなり信頼している。

昨年のザダルの大雨で池のようなところを歩いてしまったせいか、今回の靴は残念ながら傷むのがちょっと早く、親指の上のところに少し穴が空いてしまった。

ということで新しいのを探した。今までのウォーキングシューズ(880)、疲れにくいのはいいのだが、横幅があっていかにもウォーキングシューズという感じ。
シュッとしたスタイリッシュな感じなの(996)に魅せられて、5000円ほど高かったがこっちにしてしまった。

サイズを合わせるときは26からスタートするのだが、このタイプだと27くらいがよさそう。
しかし、この色は27がなく27.5になってしまう。
店員さんが「ダメ元で履いてみますか」というので履いてみたらこっちのほうがいい感じ。
「27.5を買うなんて初めてかもしれません。。。」なんて言って買って帰ってきたら、
今のウォーキングシューズは28でした(買ったとき履いていた靴は25.5)。

青(前の靴)とグレー(新しい靴)似ているか?
数日前、左は青、右はグレーで会社行ってしまった

駅まで歩いて(3分、駅構内含めて電車に乗るまでなら5分)、電車乗って、降りるときに気付いた。
駅まで違う靴で歩いて気がつかないってのは、相当な鈍感か、
もう新しいタイプの靴に慣れてきたってことか?前者に100カノッサ。

違う靴を履いたと分かった帰りは、違和感ありあり
底の厚さの違いも感じたし、長い距離歩いたらどこか痛めたかもしれない。

かっこいい若い人だったら、狙ってそうしたのかとかかえってカッコイイとか言われそうだが、しょぼくれたおっさんではどう贔屓目にみても間違って履いてきたとしか思われない

 

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九日目(8)【ヴェネツィア】(time to say good bye)

2018-03-13 19:54:44 | '17ヴェネツィア共和国(少しBIH)


とうとう陽も落ちて赤いところがなくなってしまった。


モデルさんの撮影会(?)が行われていたので、勝手に加わってしまった。
夕暮れも美しかったがこちらも美しい。写真はイマイチ


夕飯は、歩いて探しているうちに適当に見つけたところへ。席が一つ空いていた。

飲み物はこの日もホット。ヴェネツィアも夜になると結構寒くなる。カフェラテだったかカフェオレだったか。


そしてシーフードパスタ。海老が鎮座してる。コーヒーとパスタ(リゾット)という組み合わせが多い旅行だった。この組み合わせってヨーロッパではやっぱり少数派だろうか?それ以前に一人で食べるのが少数派かも。


ごちそうさま。
入ったのはこのお店。やっぱり席代取られました。


もう真っ暗になってるけど、リアルト橋へ




リアルト橋からサンマルコ橋に行くのにわざと知らない道からスタートさせてみたら、見つけたのはお馴染みのとなったこのお店。


そして昨日入ったスーパー(NESTEAはない)にも遭遇できた。水買っとこ。


物価の高いヴェネツィアでは非常にありがたいお値段(NESTEAはないけど)。





サンマルコ広場に行ってみると、なんと建物の下のポルティコの部分が水浸し(暗くて分かりにくいけど、リフレクションに注目)で歩けない。さっきはこんなのなかったし、午前中の雨が噴き出してきたのか?


歩いたら靴が水浸しになってしまいそうなので、みんな避けている。


逆さサンマルコ寺院がきれい

あとは足元に気を付けながら夜のコンサートを楽しもう。

サンマルコ広場に面したレストランの3つが楽団を持っている。フローリアンと反対側に2つ。


半ばやけくそで水遊びに興ずる若者たち。裸足になってる。


夜10時も過ぎて、カフェフローリアン楽団の曲は
time to say good bye.

これを今日の最後の曲にするんだな。最後にふさわしいと思って、最後までじっくりと聴いた。旅行も明日で終わりだなあ。。。

終わって拍手して、ホテルへと歩を進めたら次の曲。勝手に思いをめぐらせて損した。こっちの人にしてみたらまだ10時ってことか。もうちょっと聴いてくか。


最後にもう一度広場を写して最後の夜は終了。


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九日目(7)【ヴェネツィア】(夕暮れは茜色)

2018-03-12 13:39:00 | '17ヴェネツィア共和国(少しBIH)



夕暮れ時、サンマルコ広場を通って運河沿いまで行ってみると夕陽がさっき上った塔にあたって
鮮やかな色合いになっている


空を見ると
 うわーっ、きれい
いい年したおっさんだってこれを見れば心躍るぜ!


これが茜色ってやつか?

上を向いて歩いている人、足を止めている人、老若男女問わず多数。

だんだん色濃くなって


雲もいい感じ。お昼まで降った雨のおかげなのかな?


ずっと見てても全然飽きなかった


前回ヴェネツィア泊したときは、このぐらいのときにちょっと疲れてホテルで休んでいたのだった。
夕暮れの美しさを知らなかったんだろう。

実際にはもっときれいに見えていたと思う。

アゼルバイジャンの夕暮れは
女満別の夕暮れと変わらない

女満別、北海道のどのあたりか見当もつかなかったが、
この前の女子カーリングの皆さんのニュースで知りました。

秋は夕暮れ・・・
今の時代も清少納言の時代も、ヴェネツィア共和国も日本も変わらないんだな

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