あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

市長選挙は中盤戦に

2009-07-19 | 国際・政治

Photo_3 今日は私の地元、松陵地区で奥山えみ子個人演説会を開催した。連休の中日の夕方、雨そして町内会では来週の夏祭り準備と重なる時間帯であったにもかかわらず、多くの皆さんにお越しいただいた。誠にありがとうございました。

弁士の順番は奥山えみ子候補、候補者御主人、そして松陵の住民でもある藤井黎前市長からの応援メッセージ披露、斎藤やすのり衆議院選候補予定者、桜井充参議院議員

奥山氏は、教育長時代に進めた学校統廃合案について言及。松陵のニ小学校については、対話を進め理解を求めていきたいと。ご主人は大学の先生になるまでの10年間、えみ子氏の扶養家族であったことを紹介。

そして療養中の藤井前市長からのメッセージは、4年前に後継者(梅原市長)との約束は「市民の目の高さでハートのある市政を」であったにもかかわらず、今日の閉塞感はどうしたものか。この仙台に未来はあるのか。市民の不安は日毎につのっている中、立ち上がったのが正義・熱血・親しみの人、奥山えみ子。市長選挙の主役は候補者ではなく有権者の皆さんである。仙台の未来に確かな青空を実現できるよう、誤りない選択をなさっていただきたい。そして最後に、松陵地区につづく県民の森に咲く山百合から一句奥山や笑みつ叫びつ百合の花と結ばれた。

後半は、ついにやっと衆議院選挙日程が決まった気象予報士・斎藤さん奥山氏のマニュフェストを評価。そして私の兄貴分である桜井充参議院議員は、教育長時代に不登校対策で奥山さんと協議した事を紹介。また国政について、政権交代となり政権与党となった場合の現実論を「高速道路無料化」を例に説明。交代した後に与党として現実に対処する立場を想定し話す。また認知症対策の一番は歯の健康を保つこと。新型インフルエンザは、冬に要注意であることなどを話す。桜井充議員も来年の今頃は三回目の参議院選挙中の予定なのです。

最後の私の締めは、「奥山で決まりだろうとの声は大きい。確かにそうかもしれないが、厳しい市政運営には勝ち方が問題である。14万票で市長になった梅原市政への信認度は、4年間低いままでトラブルも増幅した。責任もって私たち有権者一人一人が主体的に信任していこうと。今回敢えて火中の栗を拾おうとしている候補者の勇気を讃えつつ、しっかり見極めていこう」と訴えました。

選挙戦は7日目を終えた。これまで私は、奥山候補の娘さんとご主人を3日間知り合いに引き回し、選挙カーにも昨日乗車、今日は演説会を担当した。選挙ビラも、歩いてまわり300枚無くなっている。それなりに活動しているがそんな中、選挙後にはっきりさせなければならない事由も生まれている。

勝利は応援している者達が、お互い皆で汗を流すことによって得られるもの。けれども、後に己の手柄を言いたて、新市長にちょっかいを出す輩が多数出てくるのも首長選挙の特徴。首長選挙は唯一人を選ぶ選挙だからこそだが、それ故に選挙後は、特段の緊張感をもって応援した者達は臨んでいかなければならないのです。


7月12日 仙台市長選始まる・民主大躍進の都議選・奈良市も

2009-07-12 | 国際・政治

0907123仙台市長選挙が始まった。6人の候補者。奥山陣営は8時半から中心街の佐々重ビル前で第一声を行った。力強く決意表明する奥山さん

0907124進行役は我が会派の岡本あき子市議。奥山さんを支援する市議の会事務局担当として、今回の選挙でもテキパキと器用に担当をこなす。いずれ岡本市議も別の選挙へ…

0907125若葉色が気持ちいい遊説隊の皆さん。藤井黎元市長から、また力強いメッセージが届き披露。「熱血のジャンヌダルクよ!!」とは藤井さんならではの表現。

0907126奥山後援会副会長の元仙台市教育委員長職務代理者・柴山光由氏(元仙台放送キャスター)から激励。奥山氏教育長時代の誠実な仕事ぶりが紹介された

0907127いざ出陣!! 2週間の長丁場の選挙戦へ。体力、精神力が鍛えられて市長になっていく。選挙戦とは政治家になる鍛練の日々なのだと、人の選挙を応援する度に我は思う也。

0907128夕方にはユアスタ前にて、試合開始前のベガルタサポーターの皆さんに奥山さんは「応援よろしくお願いしまーす」と挨拶。結果ベガルタ仙台は3得点を決めて待望の勝ち点3を獲った

ベガルタ戦試合前の泉中央界隈では、他の陣営の選挙カーとも遭遇したが、某青年候補は窓を閉めて携帯電話中。唖然本人の必死さをアピールせずして戦えるものか。

夜は東京都議選で民主党が第一党に。20代30代の新人が次々とトップ当選。首都東京は、世代交代も進む政治環境の変化を先んじて示してくれているようだ。一人区ではことごとく自民を撃破!! 地方自治体議員として東京都議の方々の活動と政治姿勢にもこれから注目していきたい。自民公明の過半数ならず。先ず首都が政権交代を果たした日。

0907129加えて、保守王国の奈良県でも、奈良市長選挙で民主新人33歳が現職を破った。画期的な今日7月12日。奥山氏の第一声には、岡崎トミ子・桜井充・今野東・郡和子の民主党国会議員団が応援に駆けつけた。勝利間違いなし


7月11日 いよいよ市長選挙へ

2009-07-11 | 国際・政治

003 いよいよ明日から東北の杜の都仙台の新しいリーダーを選択する仙台市長選挙が始まる。期間は2週間。学校は夏休みに入り、投票日の前日は市内各地で夏祭りが開催される日。青葉城の政宗公騎馬像

6人の候補予定者となった。直前に某宗教団体系の40代が表明し、これで20代から60代まで、30代を除く世代からの顔ぶれとなった。藩祖伊達政宗公は仙台市政120周年の時の戦いをどう静観されているのだろうか。

国政の大転換期となる衆議院選挙を控えて、その直前の大きな地方選挙として位置づけられる仙台市長選挙。残念ながら、我が民主党宮城県連は独自候補者を擁立できなかった。

梅原市政4年間の功罪を厳しく精査した上で、市長選挙では、何よりも市民との信頼関係の復元と市職員の職務意欲の回復のためのベターな選択として「奥山えみ子」氏を推すことにしました。御承知のとおり財政運営は極めて厳しく(現行では向こう五年間で1300億円超の予算財源不足)、来年度予算編成も困難な市政を遣り抜いていくには、梅原市政で損なわれたものを先ずもって回復させなければ何も始められない状態なのです。

奥山氏への否定論もあります。「副市長として梅原市政を支える立場でありながら逃げて親分に反旗を翻すとは何事か!」客観的な指摘です。ただ任命者への服従の度合いは、あくまでも両者の関係によるものであると思います。もしも首長と任命された者との主従関係が“絶対的”ならば、それは民主社会ではなくなり某国のように恐ろしいことになります。今回の奥山さんについて語弊を怖れず敢えて言えば、女性ながらもその英断と実行は見事でした。

002 清々しくに染まる春の西公園

只今の厳しさを市民と共有して、市民(議員含む)と共感し合いながら、暮らしやすい、住み続けたい杜の都仙台を、未来に継げていく為の奥山市政実現に向けた戦いが明日から始まります。

その私の立場ながらも他の5候補者の中で御一人、密やかに拍手を送りたい方がいます。元市議会議長の柳橋くにひこ氏(68歳)です。同じ泉区選出の先輩市議として党派を超えて折々に助言をいただいてきました。立候補表明にあたって市議辞職願い提出時には、誠に心がこもった能筆のお手紙も届きました

3回しか経験していない私でも、選挙は人とネットワーク次第を毎度痛感しています。柳橋氏には見事な人(仲間たち)と各所各層を網羅できるネットワークを、泉区のみならず仙台市全域に築き上げてきたからこそ、今回の決断があったのだと思います。そして、本日届いたマニュフェスト「やるっちゃ68歳」。柳橋氏ならではのアピール性とセンスの良さに思わず手をたたきました。

政治家申ことながら人ととしても、どうあらねばならないのか。市長選を徹して今回も柳橋くにひこ先輩から強烈な指導をいただいています。拝


市制施行120周年記念式

2009-07-07 | 国際・政治

Cimg5756 市制施行120周年記念式が仙台国際センターを会場に挙行された。市政特別功労/市政功労/体育指導委員や民生委員の永年表彰など、225名の皆さんが受彰された。特別功労には商工会議所会頭の丸森氏、東北経済連の幕田氏、医師会の千田氏、サッカー協会の伊藤氏、東北大の阿部・吉本両先生をはじめ12名の方々。梅原市長の市制記念式最後となる式辞

まだまだ力不足ではありますが、私も市議会議員10年として表彰を受けさせていただきました。皆様からのお陰様で、市議3期を務めさせていただき、120周年節目の年にこのような機会に恵まれました。感謝と御礼を申し上げます。

Cimg5766 表彰式後、祝賀会に移動。会場には過去の受彰者の皆さん、連合町内会長の皆さん、市政推進にご尽力いただいている各種団体の長の皆さんなども出席されました。

自治功労泉区連合町内会長樋口稔夫ご夫妻、中締め万歳三唱の音頭をとった笠原副市長と。

Cimg5767_2 夜はイズミティにて仙台フィルによる記念コンサートは、この日限定の「展覧会の絵」を演奏。会場は大喝采の渦に。私の3回目の選挙時に、病をおして尽力いただいた澤口清司さんと御一緒することができてとても嬉しく。

仙台国際音楽コンクールも来年は第4回目を迎えますが、仙台フィルがあればこそ開催できる国際大会。前回2007年大会バイオリン部門2位のエリン・キーフ氏との合奏が、また秀逸でした。

主催者あいさつは、本日午後に市長選へ出馬表明した岩崎副市長。「挨拶がうまくないなぁー」の声聞かれる。そこで同氏の浮上策に、平成13年から凍結している「音楽堂」建設を市長選挙の公約に入れてみてははどうか。座席数千席以上のコンサート専用施設は市民の夢。興奮の余韻残る舞台。

仙台市の未来へ選択の時へ!! しっかりやって行こう


7月4日 市長選挙予定者公開討論会

2009-07-04 | 国際・政治

1予定候補者4名による公開討論会が、杜の都仙台を代表するケヤキ並木の定禅寺通りにある「メディアテーク仙台」を会場に行われた。会場は、大半が各陣営関係者で占められていたと思う。

50代後半2人と60代、そして29歳の4名が、2時間にわたって主義主張を相互に発表した。一参加者の立場で私の感想では、奥山氏の一人勝ち。全体的なバランスと具体性、正確性において他者と違っていた。一方で、地元経済と中小企業を憂う柳橋氏の熱弁は、先輩の立ち位置が分かりやすく好感あり

勇気ある姿に期待感があった佐藤君には、先ず「カタカナフルネーム」で第一印象好くなく、発言内容にITとカタカナ言葉が繰り返されていることに褪めた。主張とするトップセールスによる海外企業誘致は、残念ながら現状認識不足。「私の上司は田中康夫」だとする言い出しも同様である。

東北の中枢都市を担う政令市仙台市のトップの選択に、20代50代60代の候補予定者。私自身も含めて、社会の中堅を担っている30代、40代から誰も手を挙げていないのは善くなかった。市民の選択機会が、副市長2人と市議会議員2人の中からというのも他市町村からは仙台市宜しからず也

私の世代からも経済界からも、「火中の栗を拾う」覚悟をもって進み出る者がいなかったことは、特定の誰に対してでもなく、誠に申し訳ないことです。自らそれを為し得ないのだから、せめて選択した人には最大限の責任を負い、仙台市民のため伴走して行きます。選挙戦まであと6日